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第一章 王国編第二部(中等部)

●人物紹介二(王立学院平民分校初等部入学から卒業まで)

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 簡単に人物紹介をしています。名前や性格や特技やスキルや見た目等。
 ※あまりネタバレしないように大事な所は何やかんや等の表現をしています。それと登場人物の年齢は主人公が初等部に入学した十歳の年齢に統一しております。 今回は後編です。


◯ザック

 平民だが、その腕を買われてウィンゲート侯爵家の護衛中にとなる。
 アラン・ウィンゲート護衛中にとある事件に巻き込まれて、クライヴ達と共闘し九死に一生を得る。
 それ以降、クライヴ達の事を気にかけてくれて休日にありがた迷惑な訓練をしてくれる。(リアナとショーンは大喜び)
 性格は、明るいというかチャラくて女性大好き人間。社交場など派手な場所を嫌い、また騎士団とは仲が悪い。クライヴ達を坊主、嬢ちゃんと呼び面倒見が良いお兄さん的存在。クライヴからは呼び捨てされている。
 大盾と槍のスタイルで、ショーンの憧れの存在。
フルプレートで身を包む前衛の盾役で、中級冒険者としても活躍している。
 見た目は緑色の目に緑色の髪、襟足が肩までかかるウルフヘアーで身体はムキムキマッチョで擦り傷の絶えない。日焼けで健康的に黒い。顔は彫りが深く濃い顔(古代ローマ人? 見たいな濃さ)


◯アーロン・ウィンゲート(侯爵 王国の宰相)
 
 マクウィリアズ王国の宰相を務める国王の右腕。中央貴族派の重鎮。国王へ絶対的な忠誠を誓い、その為なら他者を遣い汚れ仕事をさせるという冷酷な一面もある。中堅騎士レベルの長剣の腕前と、他の貴族をまとめ上げるカリスマ性と話術に長けている。サンダースやランパード辺境伯とは仲が良い、と言うかそれぞれのエリアの貴族を抑えて欲しいためという打算的な考えを持っている。
 厳格そうに見えて自分にも他者にも厳しいが、礼には礼で返す義理堅さもある。ちなみに娘には甘い……顔には見せないが甘々である…………
 見た目はブロンドのショートヘアーに茶色の目をした髭を蓄えたダンディーで貫禄のある風貌をしている。


◯メリッサ・ウィンゲート(ウィンゲート侯爵夫人)

 中央貴族派の伯爵家で育ち、幼少期はおてんばな性格であり、幼馴染のアーロンを困らせていた。ちなみにその後アーロンとは恋愛結婚。
 社交会のファッションリーダーとなり、アパレル関連の経営をしているやり手の侯爵夫人。
 夫同様に適材適所に人を使うのが得意で、幼少期の名残かやんわりと夫を尻に敷いている実力者。アリアにはアーサー王太子の婚約者候補を目指して厳しく育てているが、自分が恋愛結婚のため本当は娘にも好きな人と結ばれて欲しいと思っている。
 性格は優しくてしっかり者。
 見た目は深い青髪のロングヘアに青色の目に目元はキツいがクールビューティな顔立ちに、色気だだ漏れのグラマラスなスタイルの持ち主。


◯アラン・ウィンゲート(ウインゲート侯爵家 息子)

 クライヴとリアナのお陰で九死に一生を得る事ができたアリアのお兄さん。
 ピンチの時もクライヴのことを身を案じていたが本人は冷静ではいられなかった。
 普段は父親譲りの頭脳で冷静且つ合理的な判断ができ、堅苦しい話し方で王太子に苦言を呈する役を担う。王太子の頭脳とも呼ばれている。
 しかし中身は乗り物酔いしてしまう馬車が苦手な人……そしてアリアの事が好きなブラコン……
 戦闘力はほぼ皆無だが、自分の力量に合った臨機応変な対応で交渉事や計略等は得意。
 見た目は、茶髪ロングヘアーで少し目つきがキツい茶色の目をしている。自分の目つきを気にして度数の入ってないメガネをしている。運動が苦手で身体も細い。


◯アリア・ウィンゲート(ウィンゲート侯爵家 娘)

前世では幼少期より軍人の父に厳しく育てられていたが、父の戦死によって運命が変わる。
 父の暗殺疑惑の真相をつかむために、cia的なスパイとなったが、父の真相を探り組織の秘密を知り暗殺された元アメリカ人
 その後、転生し誘拐事件後は植物などに興味を持ち、漢方や毒物の知識を身につけ自分を守る術を身につける。それと前世では自由にできなかったオシャレや恋愛を楽しみたいと思っているが、記憶が戻ってから、前世の癖で感情表現を無意識で抑えてクールビューティと呼ばれる。
 性格は基本クールでリアクションが少ないが、女子トークは好きで、仲良くなると本当の自分が持っている明るい性格がでる。貴族平民関係なくみんな平等と考えており、フィーネやリアナとお友達。貴族の社交会では擦り寄ってくる御令嬢とは仲良くなりたくないので、父に迷惑がかからない必要最低限の関わりのみ。ちなみに前世のお陰で文武両道でダンス、情報収集、気配を消す、漢方から毒物まで幅広い調合が可能。この世界にはまだ存在しないが銃火器の扱いに長けており、狙撃は一流の腕前。頭脳も宰相の父親を超えている。
 能力もほぼチートで格闘術ではこの世界では高レベルに達しており、小剣は新人騎士レベル。ナイフの扱いは高レベルで、腰ベルトと太もも用ベルトが繋がったガーターベルトに似た特注のベルトに腰ベルトの両サイドに投げナイフ二本ずつ、前後に一本ずつ装着している。ドレスを着た場合だと前に一本が装着。太ももは右にナイフと投げナイフ二本、左にパリイングダガーと投げナイフ二本装着して可能でベルトはいくつか穴を開けていて金具を通すと長さの調整が可能。
 更に魔法が使えて一分間の詠唱により、低級氷魔法の【ロウフリーズ】によりピンポイントで片足を五秒凍らせる。盗賊系スキルも高レベル(前職スパイの為)
精神系魔法や毒の耐性もある超人……
 そして神様から与えられたギフトと呼ばれる能力もあるのでギフト無しでみんな同じ歳なら多分作中で一番強いキャラ。
 見た目は、青色の目をしていて睫毛が長い。髪型はローズブロンドのミディアムボブから王立学院入学を期にセミロングのゆるふわヘアーになる。
カワイイ可憐な子と言うよりも強さと気品を兼ね備えた綺麗系美少女で、母親メリッサにはあまり似ていなくて祖母に似ているらしい。(祖母がとても綺麗で有名だったので、その容姿が遺伝した)
 ゆくゆくは母親のグラマラスなボディーを受け継ぐ予感……


◯レベッカ・ヘンダーソン(ヘンダーソン子爵家 長女 リアナの姉)

 妹のリアナの意思を尊重してくれる良き姉。温厚だが時には決断力があり、リアナの背中を押してくれた。
 戦力としては皆無で、農業に関する品質改善、作業効率などの研究をしている。
 見た目は青色の髪の色で外はねミディアムヘアー に茶色の目をして、妹と違いどちらかと言うとスレンダーな体型。


◯マルクス・ヘンダーソン(ヘンダーソン子爵 リアナの父)

 妻を次女のリアナ出産時に亡くなって、リアナを妻のような立派な淑女にしようと頑張るも親子の溝は深まるばかり……
 性格は、誠実で堅実に見えるが心の内を明かさない策士。
 見た目は中肉中背で青髪のショートヘアーに茶色の目をしており、顎髭を蓄えた濃い顔つき。


◯カエデ・クサナギ(十歳)
 
 黒髪のボブヘアーの情報からクライヴがアネッサと勘違いして出会う少女。
 何者かに狙われていたところをクライヴに助けてもらう。
 性格は元気いっぱいで笑顔を絶やさない。京都弁のような話し方をする。一人称はうち。
 見た目は変装しているため詳細はわからない。銀髪と少し垂れ目の黒目で、身体は少し小さめだが身長の割に足は長くスタイルは割と良い。

◯イルーラ・エルフィーネ・フォレストリーフ
(森の都フォレストリーフの女王、フィーネの母親)

 閉鎖的なエルフと外の世界に出たがる若いエルフ達の間を取り持つ中立的な考えを持ち女王として都を守っている。
 普段は娘を可愛がる普通の母親。
 性格も穏やかで誰に対しても優しいが、上手に外堀を埋める巧みな話術でクライヴを確実に追い詰められている。


◯ルーナ・エルフィーネ・フォレストリーフ
(十八歳? エルフ)
 フォレストリーフ家の長女でフィーネの外の世界での生活に心配している閉鎖的な考えを持つエルフ。ストーカー事件とクライヴの起こした奇跡? によりクライヴとフィーネをくっつけてさせようと母親と計画する。その後、妹のエアリーナも巻き込み実行する。題して家族になろう作戦。
 見た目はイルーラ女王に似ており、神秘的な美人。三姉妹とも顔がどことなく似ている。
 優しい金色の目に、ブロンドのさらさらストレートのロングヘアー。

◯エアリーナ・エルフィーネ・フォレストリーフィ(十四歳 ハーフエルフ)
 フォレストリーフ家の次女で外の世界で生活する事に反対している妹思いだが閉鎖的な考えを持つハーフエルフ。とあるストーカー事件をきっかけに母親の考えに賛同してクライヴにエアリー姉さんと呼んで良いよとクライヴに言葉のジャブをくり出すようになる。
 見た目はさすが三姉妹。
 顔がどことなく似ており、透き通るようなゴールドの目にブランドのサラサラストレートのロングヘアーにスレンダーな美人な子。
 

◯神父

 お金は人を変える…………何故か勘違いラッパー神父野郎になってしまい、クライヴの王立学院平民分校初等部入学金の為に支えてくれた面影は今はない………………
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