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第一章 王国編第一部(初等部)
エピソード76 冬休み終わりのテスト
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「みなさんお久しぶりです。後期の授業も残り少なくなりましたね。まずは冬休みの宿題を提出して下さいね。明日からは早速テストをしますよ」
担任のダン先生は相変わらず頼りなく、副担任のヘレン先生がこれからの説明をしていた。
久しぶりの学院にクラスメイトのみんなは浮き足立っている中、オレの後ろの方から唸り声が聞こえた。
オレは振り返って見ると、そこにはショーンがお腹を痛めているのか机に額をつけて唸り声を上げていた。
みんなが宿題を教卓に立っているダン先生に渡す中、ショーンは一歩も動く事が出来なかった。
流石にモーガンとリアナも気づき、ショーンの様子の異変に気づいた。
「「ショーン大丈夫か?」」
「ショーン大丈夫?」
ショーンは額を机から離してオレ達に苦痛の表情を見せていた。
モーガンがすぐに動いた。
「ヘレン先生!」
その時、ショーンが小さな声でモーガンを呼び止めようとしたが時すでに遅し、ヘレン先生はショーンの元に駆けつけた。
「どうしたの? ショーンくん?」
「いや……その……」
「一体どうしたの? ハッキリと言いなさい」
ヘレンさんがショーンの身を案じる姿に罪悪感で押し潰されたショーンは自らの口で語った……
「先生、宿題するのを忘れてたんじゃあ……許してくれんかのぉ」
ヘレン先生は心配した顔から豹変して鬼の形相でショーンに大声で言った。
「廊下に立てってなさい!」
その後ショーンは別室でダン先生に宥めながらヘレン先生に怒られる謎の現象の環境下で宿題をするハメとなり、残されたオレ達の午前中は自習時間となった。
結局午前中は殆どマクウィリアズ王生誕祭の話で盛り上がっていた。誰と行くか、どこに行く等みんな計画を立てていた。
(あと二ヶ月後の事だぞ? 早すぎるって)
そして、お昼のランチタイムとなりオレ達は購買部でパンを買っていつもの中庭に移動しようとした………………が周りを囲まれたようだ…………先輩方に……
「クライヴ君、生誕祭に誰かと行く予定は?」
「モーガン君、お姉さんが生誕祭を案内してあげる」
「フィーネちゃんも王都の生誕祭は初めてだろう? 迷子にならないよう一緒に行かないか?」
「リアナ様は下々の人間に触れさせるのは汚らわしいので私達がお守りいたしますわ」
(何で先輩達、リアナだけ様付けで敬語なの?)
「先輩方、お気遣いありがとうございます。ボク達はいつも仲良しのこの五人で行く事にしているのです」
モーガンは上目遣いで感謝を述べた後に最高の笑顔でお断りをした。
先輩達は男女関係なく頬を赤く染めてその場を去った。
モーガンの本気の男の娘に徹するという、あざとさによりオレ達は難を逃れる事ができた。
その後いつもの中庭に行き、オレ達はランチをしながら生誕祭の話をモーガン達に聞いた。
「そう言えば、クライヴとフィーネは初めてだよね」
「あぁ、一ヶ月ぐらい休みになるんだろう」
オレはピンと来てないので、生誕祭の実感が湧かなかった。帝国時代でも行事ごとに参加する事が出来なかったからだ……
オレの反応を見たリアナが昨年の生誕祭を説明してくれた。
「昨年は貴族として参加していたんだが、王国内だけでなく、他国からも使者や貴族が来られて一ヶ月間豪華絢爛なパーティーが続いて、ぼくのような子ども達はこの機会をと他の同年代の子と仲良くなり、子ども同士が仲良くなる事で親同士の付き合いや異性と仲良くなる事で親同士で婚約者と決めたりと、派閥や政略結婚などを見据えた事ばかりで疲れた事しか覚えてないよ」
「何それ? 貴族って大変なのね」
フィーネは不思議そうに言った。
(いやいや、フィーネも王女だから色々大変だろう。イルーラ女王様が心配してただろ)
「ワシは、貴族の事は分からん。じゃけど城下は大変じゃったなぁ。人で溢れ返り、公園には屋台と露店で埋め尽くされるけぇ、驚きじゃったのぉ。それに大通りの服屋のオッサンが飛んだんじゃったけ?
確か次に平民通りの宿屋のオッサンとお爺が飛んだはずじゃ」
ショーンは思い出すように語っていた。
(飛ぶって何?)
「確か、お爺が飛んだ時は危なかったのぉ。しばらく上がってこんからみんなで引き上げたんじゃ。一番活きが良かったのは、神父さんがダントツじゃ」
(だから何? 飛ぶって? 神父が活きが良い? 魚かよ? 謎ワードが炸裂し過ぎだろ)
「まぁ生誕祭を楽しみにするのも良いけど、ボク達はそれよりも明日からのテストを頑張らないとね」
モーガンの言う通り、明日からはテストだ。このテスト期間に限り登校時間がいつもより遅く十時半から出欠確認で、午前と午後それぞれ六十分間のテスト一教科ずつで終了だ。
ちなみに明日の午前は読み書きのテスト、午後は歴史のテストとなっている。
二日目は午前が計算のテスト、午後がホームルームとテスト結果発表という日程となっている。
(王国の歴史だけ復習しとくか、後は問題なさそうだな)
今日の授業は全てテストに関する大事なポイントを学ぶ内容となっていて、この王立学院初等部の難易度は余程の事がない限り悪い点を取る事は無さそうだ一人を除いて……
冬休み入ってからずっとだが、今日から二日間はハッピースマイルポテイトンは臨時休業として、オレ達は学生寮で夕食を食べた後、テスト勉強に向けてそれぞれの部屋に戻った。
しばらくすると、扉をノックする音が聞こえて、返事をする前に扉を開けてきた……こんな事をするのは一人しか知らない。
「フィーネ、どうしたんだ?」
フィーネは少し恥ずかしそうにしており、オレの近くに寄ってきてお願いをした。
「王国の歴史について少し不安なんだけど……その、アンタ教えなさいよ!」
(物事には頼み方があるんだよフィーネ)
フィーネのそんな頼み方に対して、オレは少し悪戯を思いついた。
「こんな時間に返事もしてないのに部屋に入ってくるなんて女の子として危機感を持たないと。オレ達が中等部や高等部になる頃に同じような事をしてたら二人で何をしているのか怪しまれるぞ」
オレの発言に、フィーネは顔を赤くして唇をわなわなと震わせながら怒ってきた。
「ア、ア、アタシは、そんな事考えてないわよ! アンタ、そんな事ばかり考えているの! クライヴの変態!」
そう言い放ちオレの部屋から出て行こうとするが、フィーネは扉の前で立ち止まってオレの方へ振り返った。
その顔はオレに誤解されたと思ったのか少し悲しそうな顔をしていた。
「本当にクライヴに歴史を教えてもらいたかっただけなのに…………」
(ちょ! フィーネのその表情と言葉でオレの胸がドキっとした…………
しかし言っておこう! オレはロリコンではない! しかしこれから歳を重ねると正直自信がなくなってきた…………)
「フィーネ、苦手な所から復習するぞ」
オレはフィーネにそう言うと、フィーネは花が咲いたような悲しい顔から一気に笑顔になった。
「わかってるわよ! 王国の建国についてから教えてよね」
オレはそんなフィーネについ顔が綻んでしまった。
そして案の定、眠たいオレにとっての天敵である朝日がオレを起こしに来る……
しかし今日からは二日間勝負が始まる自分自身との!
だけどやっぱり!
「眠たい」
………………………………………………………………………………つづく
担任のダン先生は相変わらず頼りなく、副担任のヘレン先生がこれからの説明をしていた。
久しぶりの学院にクラスメイトのみんなは浮き足立っている中、オレの後ろの方から唸り声が聞こえた。
オレは振り返って見ると、そこにはショーンがお腹を痛めているのか机に額をつけて唸り声を上げていた。
みんなが宿題を教卓に立っているダン先生に渡す中、ショーンは一歩も動く事が出来なかった。
流石にモーガンとリアナも気づき、ショーンの様子の異変に気づいた。
「「ショーン大丈夫か?」」
「ショーン大丈夫?」
ショーンは額を机から離してオレ達に苦痛の表情を見せていた。
モーガンがすぐに動いた。
「ヘレン先生!」
その時、ショーンが小さな声でモーガンを呼び止めようとしたが時すでに遅し、ヘレン先生はショーンの元に駆けつけた。
「どうしたの? ショーンくん?」
「いや……その……」
「一体どうしたの? ハッキリと言いなさい」
ヘレンさんがショーンの身を案じる姿に罪悪感で押し潰されたショーンは自らの口で語った……
「先生、宿題するのを忘れてたんじゃあ……許してくれんかのぉ」
ヘレン先生は心配した顔から豹変して鬼の形相でショーンに大声で言った。
「廊下に立てってなさい!」
その後ショーンは別室でダン先生に宥めながらヘレン先生に怒られる謎の現象の環境下で宿題をするハメとなり、残されたオレ達の午前中は自習時間となった。
結局午前中は殆どマクウィリアズ王生誕祭の話で盛り上がっていた。誰と行くか、どこに行く等みんな計画を立てていた。
(あと二ヶ月後の事だぞ? 早すぎるって)
そして、お昼のランチタイムとなりオレ達は購買部でパンを買っていつもの中庭に移動しようとした………………が周りを囲まれたようだ…………先輩方に……
「クライヴ君、生誕祭に誰かと行く予定は?」
「モーガン君、お姉さんが生誕祭を案内してあげる」
「フィーネちゃんも王都の生誕祭は初めてだろう? 迷子にならないよう一緒に行かないか?」
「リアナ様は下々の人間に触れさせるのは汚らわしいので私達がお守りいたしますわ」
(何で先輩達、リアナだけ様付けで敬語なの?)
「先輩方、お気遣いありがとうございます。ボク達はいつも仲良しのこの五人で行く事にしているのです」
モーガンは上目遣いで感謝を述べた後に最高の笑顔でお断りをした。
先輩達は男女関係なく頬を赤く染めてその場を去った。
モーガンの本気の男の娘に徹するという、あざとさによりオレ達は難を逃れる事ができた。
その後いつもの中庭に行き、オレ達はランチをしながら生誕祭の話をモーガン達に聞いた。
「そう言えば、クライヴとフィーネは初めてだよね」
「あぁ、一ヶ月ぐらい休みになるんだろう」
オレはピンと来てないので、生誕祭の実感が湧かなかった。帝国時代でも行事ごとに参加する事が出来なかったからだ……
オレの反応を見たリアナが昨年の生誕祭を説明してくれた。
「昨年は貴族として参加していたんだが、王国内だけでなく、他国からも使者や貴族が来られて一ヶ月間豪華絢爛なパーティーが続いて、ぼくのような子ども達はこの機会をと他の同年代の子と仲良くなり、子ども同士が仲良くなる事で親同士の付き合いや異性と仲良くなる事で親同士で婚約者と決めたりと、派閥や政略結婚などを見据えた事ばかりで疲れた事しか覚えてないよ」
「何それ? 貴族って大変なのね」
フィーネは不思議そうに言った。
(いやいや、フィーネも王女だから色々大変だろう。イルーラ女王様が心配してただろ)
「ワシは、貴族の事は分からん。じゃけど城下は大変じゃったなぁ。人で溢れ返り、公園には屋台と露店で埋め尽くされるけぇ、驚きじゃったのぉ。それに大通りの服屋のオッサンが飛んだんじゃったけ?
確か次に平民通りの宿屋のオッサンとお爺が飛んだはずじゃ」
ショーンは思い出すように語っていた。
(飛ぶって何?)
「確か、お爺が飛んだ時は危なかったのぉ。しばらく上がってこんからみんなで引き上げたんじゃ。一番活きが良かったのは、神父さんがダントツじゃ」
(だから何? 飛ぶって? 神父が活きが良い? 魚かよ? 謎ワードが炸裂し過ぎだろ)
「まぁ生誕祭を楽しみにするのも良いけど、ボク達はそれよりも明日からのテストを頑張らないとね」
モーガンの言う通り、明日からはテストだ。このテスト期間に限り登校時間がいつもより遅く十時半から出欠確認で、午前と午後それぞれ六十分間のテスト一教科ずつで終了だ。
ちなみに明日の午前は読み書きのテスト、午後は歴史のテストとなっている。
二日目は午前が計算のテスト、午後がホームルームとテスト結果発表という日程となっている。
(王国の歴史だけ復習しとくか、後は問題なさそうだな)
今日の授業は全てテストに関する大事なポイントを学ぶ内容となっていて、この王立学院初等部の難易度は余程の事がない限り悪い点を取る事は無さそうだ一人を除いて……
冬休み入ってからずっとだが、今日から二日間はハッピースマイルポテイトンは臨時休業として、オレ達は学生寮で夕食を食べた後、テスト勉強に向けてそれぞれの部屋に戻った。
しばらくすると、扉をノックする音が聞こえて、返事をする前に扉を開けてきた……こんな事をするのは一人しか知らない。
「フィーネ、どうしたんだ?」
フィーネは少し恥ずかしそうにしており、オレの近くに寄ってきてお願いをした。
「王国の歴史について少し不安なんだけど……その、アンタ教えなさいよ!」
(物事には頼み方があるんだよフィーネ)
フィーネのそんな頼み方に対して、オレは少し悪戯を思いついた。
「こんな時間に返事もしてないのに部屋に入ってくるなんて女の子として危機感を持たないと。オレ達が中等部や高等部になる頃に同じような事をしてたら二人で何をしているのか怪しまれるぞ」
オレの発言に、フィーネは顔を赤くして唇をわなわなと震わせながら怒ってきた。
「ア、ア、アタシは、そんな事考えてないわよ! アンタ、そんな事ばかり考えているの! クライヴの変態!」
そう言い放ちオレの部屋から出て行こうとするが、フィーネは扉の前で立ち止まってオレの方へ振り返った。
その顔はオレに誤解されたと思ったのか少し悲しそうな顔をしていた。
「本当にクライヴに歴史を教えてもらいたかっただけなのに…………」
(ちょ! フィーネのその表情と言葉でオレの胸がドキっとした…………
しかし言っておこう! オレはロリコンではない! しかしこれから歳を重ねると正直自信がなくなってきた…………)
「フィーネ、苦手な所から復習するぞ」
オレはフィーネにそう言うと、フィーネは花が咲いたような悲しい顔から一気に笑顔になった。
「わかってるわよ! 王国の建国についてから教えてよね」
オレはそんなフィーネについ顔が綻んでしまった。
そして案の定、眠たいオレにとっての天敵である朝日がオレを起こしに来る……
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………………………………………………………………………………つづく
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