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必死かよ

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苦しくて佐々木に縋りついて息を詰める。もはや佐々木の暴挙を止めるような言葉すら出てこない。

「……っ、……く、ぁ、」

オレが苦しそうだからかさすがに佐々木もグイグイ弄ってくることはせずに、ゆっくりとナカを押し広げていく。三本の指がぐぐぐっと押し入ってきてはぐりゅんとナカをかき混ぜて、圧迫感と異物感に鳥肌がたった。全身が震える。息を詰めてそれに耐えていたら酸欠なのかだんだんと朦朧としてきた。

なんか近づいて来た、と思ったら心配そうな佐々木の顔。

「悠真、息して」

「っ、……はぁ……っ」

なんとか喉を開いて新鮮な空気を採り入れる。佐々木はオレの息が整うまで指を動かさずにいてくれる。やっと満足に息が吸えて体が弛緩したところで、佐々木の指が一気にオレの前立腺をごりゅん、と削るように動いた。

「ひあぁっっっ!!!?」

油断していただけに、三本の指の質量でもたらされた衝撃は強烈で、オレの体は大きく跳ねる。

「可愛い。可愛い、悠真」

「あっ、ヤ、……ヒッ、ダメだ……!」

オレのナカで佐々木の指がバラバラに動いて、いろんな刺激がオレのナカを乱していく。もう涙目。ぼやけた視界で見上げた佐々木の表情は、さっきまでの心配そうな雰囲気なんてなかったみたいに、理性すら感じない獰猛なケモノみたいだった。

「ああん、そこ……ッ、ダメ、あんま、ぐりぐり、っ、すんなッ……!」

最初に擦られて時は別にそんなに感じなかった前立腺が、今や火がついたみたいに熱く感じる。佐々木の指がゴリュゴリュとソレを引っ掻いてくると、もうバカみたいに腰が跳ねた。

「おかしく、おかしくなるってぇ……やだ、やだ、佐々木……!」

「ああ、悠真、もっと気持ちよくなって」

もうイってしまいたいのに、佐々木がオレのチンコの根本をぎゅっと握ったままだからイクにイけなくて、オレは無駄に腰を振る。

「死んじゃう、イッ、いくッ、……いきそッ、あ、イかせて、ふあ、……アッ、あ、あ、あ、」

指が急に引き抜かれて、唐突な喪失感と排泄に似た気持ち良さに混乱する。そこに、佐々木の熱いチンコが擦り付けられた。

ケツの割れ目にめちゃくちゃ擦り付けられて、閉じ切らないアナに時々引っかかって今にも入ってきそう。こんなのもう、突っ込まれたも同然だ。でも佐々木の顔が必死過ぎて、止める気にもなれない。

「ああ、どうしよう。すごい、悠真……気持ちいいよッ……!」

「ふあ、あ、あ、オレも……ッ! んんぅ、ケツ、っ、やべぇ……!」

オレのガチガチに勃って反ったチンコの裏側からケツの穴まで、何度も何度も佐々木の熱くて硬くてデッカいのが擦り上げてきて、アナの入口に先っぽが一瞬だけぬりゅ、って入り込むのが頭が痺れるほど気持ちいい。

「ぐ、ああ、あ……っ、悠真、気持ちいい、悠真……っ! 入りたい。入りたい、悠真、お願い……!!」

泣きそうな顔しやがって。必死かよ。

「ごめん、ごめん、悠真。あ、あ、我慢するって言ったけど……できない……っ!」

ぬりゅ、ぬりゅ、ってさっきよりもちょっとずつ、先っぽがナカに入り込んでくる。オレに許されてないからか、すぐに出て行ってはちょっとだけ入ってくるのがおかしくて気持ち良くて。そんなにオレのナカに入りたいのかよ、って満たされたみたいな変な気持ちになってしまった。

なんか泣きそう。

佐々木の苦しそうで泣きそうで、でも堪らなく気持ち良さそうな顔見てたら、こっちまで胸が切なくなる。こんなに求められてるなら、もういいかって気にもなる。蕩けた頭がゴーサインを出した。

「悠真、お願い……入りたい、う、ああっ、入りたい、入りたい……!!!」

「いいぜ、佐々木……来いよ」

うわごとみたいに「入りたい」って訴えてくる佐々木に、許可を出した瞬間。

「ぐ、ああああぁぁぁ!!!」

すげぇ質量が一気に突き入れられた。

「悠真っ! 悠真……っ!!!」

「うああ、バカっ!!! 死ぬっ!!! 死ぬからぁ!!!」

「ご、ごめ……」

ハッとしたように佐々木の進行が止まる。指で慣らされてたとこだってギッチギチでめっちゃ痛いのに、さらにその奥までだいぶ貫かれて、オレはもう息も絶え絶えだ。ぶっちゃけ脂汗がダラダラ出る。

「悠真! 悠真ごめん、大丈夫……?」

「ぐあ……っ、動くなっ!!! 加減しろ、殺す気か!!!」

コイツの堪え性の無さを甘く見てた。理性がちょいちょい飛ぶヤツだって知ってたのに、オレのバカ!!!

「ご、ごめん」

「あああっ!! ぐ、あ、う、動くなって……!」

「ど、どうしたら……」

ヤバい。多分佐々木は抜いてくれようとしたんだろうけど、今は出るために動くのですら無理だ。とりあえずなんとか息を吸って、吐いて、腹んナカを焼いているこのバカデカい異物に慣れようと思うけど、呼吸で腹が動くのすらつらい。

チンコを動かすなって言ったら、佐々木は迷ったあげく、オレの唇やら頬やら首筋やらに優しく触れるだけのキスし始めた。その些細な動きですらケツのアナに響くけど、気持ちは嬉しい。
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