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第二章
第19話
しおりを挟む最近、脚本家の方々が集まる場に顔を出すようになりました。
三文ロートルなので敬遠されがちですが。
デビューしてからの00年代前半までは、まだ脚本教室に通っていたり、仲間内で勉強会もやっていたのです。
でも、00年代の半ばを境に、一切の縁がなくなって。
書けない時期、仕事がない時期があり、そういう時に周りの人たちの活動ぶりを知ると焦ってしまったんです。
才能の差といいますか。
負けてたまるかとライバル視していたのですが、やがて他人と比較してもしょうがない。
向き合うのは書いている自分自身の脚本だと。
そんな感じでずっとやってきました。
だから会うのは監督とプロデューサーくらい。
横のつながりが全然ありませんでした。
だけど20年代に入り、パンデミックやら何やらがあったり、ネットでの募集が盛んになると、そういうのも視野に入れていくうちに、脚本家のグループみたいなのにも参加するようになりました。
一番は情報も含めて、仕事につながるようなものがほしかったこと。
あとは刺激ですね。
相変わらず、周囲の脚本家の皆さんの才能に打ちのめされますが、それもエネルギーにしないと。
それに脚本家にしか分からない悩みの捌け口という場があるのはいいことだと思います。
読み合いや批評までする余裕はないのですが、まだまだ終わるわけにはいかないとしがみついていきます。
三文ロートルなので敬遠されがちですが。
デビューしてからの00年代前半までは、まだ脚本教室に通っていたり、仲間内で勉強会もやっていたのです。
でも、00年代の半ばを境に、一切の縁がなくなって。
書けない時期、仕事がない時期があり、そういう時に周りの人たちの活動ぶりを知ると焦ってしまったんです。
才能の差といいますか。
負けてたまるかとライバル視していたのですが、やがて他人と比較してもしょうがない。
向き合うのは書いている自分自身の脚本だと。
そんな感じでずっとやってきました。
だから会うのは監督とプロデューサーくらい。
横のつながりが全然ありませんでした。
だけど20年代に入り、パンデミックやら何やらがあったり、ネットでの募集が盛んになると、そういうのも視野に入れていくうちに、脚本家のグループみたいなのにも参加するようになりました。
一番は情報も含めて、仕事につながるようなものがほしかったこと。
あとは刺激ですね。
相変わらず、周囲の脚本家の皆さんの才能に打ちのめされますが、それもエネルギーにしないと。
それに脚本家にしか分からない悩みの捌け口という場があるのはいいことだと思います。
読み合いや批評までする余裕はないのですが、まだまだ終わるわけにはいかないとしがみついていきます。
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