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第一章
序章
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シャルスリア王国は大陸の南西にある建国150年足らずの小国だ。
建国以降、賢王に恵まれ大きな戦争もない平和な国に、現在一つだけ問題があった。
シャルスリア王国国王、シャーロット・フェリエールは19歳の若さで王位に就いた。若き王は父王に似て真面目で堅実、誠実で、賢く、武術にも優れている。
容姿も太陽を思わせる金髪に、角度によっては海の色にも見える深い碧色、整った顔立ちは美男と称するに不足はない。
才色兼備なシャーロットだが、女運には恵まれなかった。
シャーロットには現在、正妃がいなかった。
本来であれば王太子時代に婚約者がいるはずだったのだが、主だった貴族に適齢期の未婚の女性がいなかった。さすがに10歳以上年下の、まだ幼児と呼べるような娘を婚約者にするわけにはいかず、かといって平民から適当に、というわけにもいかない。
隣国から姫を娶るという話も挙がったが、相手側に不幸があったとかで破談になり、時同じくして、シャルスリア王国でも先王が病に斃れるという凶事があったことからあっさり流れてしまった。
それが5年前の話である。
しかし体裁だけでもということで、シャーロットは王位に就く際に、とある貴族の傍系のそのまた傍系という、ほぼ平民と大差ないような娘をどこからか見つけてきて側妃に迎えた。
それから2年が経ち、シャーロットはいまだに正妃を迎えていなかった。
「ですから! いい加減隣国でもどこでもいいので、正妃をお迎えください!!」
シャーロットの執務室で声を荒げるのはグライアス・オルガーナ侯爵。先王やシャーロット達の剣術の師でもある彼は、国の威信を大事にする。それはいいのだが、シャーロットにとっては大きなお世話だった。
「私にはティルだけがいればいい」
「ですが、ティルスディア様は正妃になるおつもりがないと聞いていますが?」
嫌味っぽく返すのはエイヒャル・アドリー伯爵。彼もシャーロットが王位に就いてから献身的に支えてくれている人物ではあるが、真面目過ぎて融通が利かないせいか、シャーロットに王妃がいないことでネチネチと嫌味を言ってくる。
「ティルは奥ゆかしいんだ」
そういう問題か? と思わなくもないが、このやり取り自体は3日に一度は行われているため、半ば呆れつつもアドリーは苦言を呈する。
「この際、ティルスディア様の出自はどうでもいいんです。ただ、王がいつまでも正妃を娶らないのは困ります。それに、ティルスディア様を迎えられて早2年。一向にご懐妊の兆しが見えないのも問題かと」
「子供は天からの授かりものだ。焦ったって仕方ないだろう」
それはそうなのだが、だからと言って放置するわけにはいかない。
王の仕事の一つとして、世継ぎは作らねばならないのだから。
「なら、第二王子のサファルティア殿下の婚約が決まればよいのですかな?」
「サフィは駄目だ。病で臥せっているのに無理はさせられない」
現在王位継承権第一位にいるのは、シャーロットの3つ年下の弟である第二王子、サファルティア・フェリエールだが、彼が16歳で社交界デビューしたすぐ後に病で離宮に引きこもっている。
以来、彼の姿を目にしたものはこの2年で片手で数える程度しかいない。
そんな彼に妻を娶って子を産ませるのはさすがにリスクが高い。
シャーロットにはサファルティア以外に兄弟はなく、サファルティア以外に継承権を持つ者は、先王の兄弟の子供たちだが、それも片手で数える程度しかいない。
だからこそ、オルガーナとアドリーは憂いているのだが、肝心のシャーロットはこの通り、側妃ティルスディアにぞっこんで、正妃を娶る気がない。
今日も今日とてシャーロットの説得に失敗した二人は顔を見合わせてため息を吐く。
そのタイミングを見計らって、入り口の扉がノックされる。
「シャーロット陛下、側妃ティルスディア様が謁見を申し出ております」
「構わない、通せ」
先触れの騎士に告げると間もなくして側妃ティルスディア・キャローが入ってくる。
「陛下、急な来訪にもかかわらず謁見の許可ありがとうございます」
シャーロットの最愛の妃は綺麗なカーテシーで挨拶をする。
艶やかな黒い長い髪に、宝石のような碧い瞳。誰もが美しいと認める容姿に、アルトの声は落ち着いていて、妃としての貫禄もある。
これでまだ18歳という若さだから驚きだ。
「ああ! 会いたかった愛しのティル、その愛らしい顔を良く見せておくれ」
シャーロットはオルガーナとアドリーが見ているにも関わらずティルスディアを抱き締めようとするも、さらっと交わされてしまう。
「うふふ、今朝もお会いしたばかりだというのに、何を仰っているのやら」
言外に「恥ずかしいからやめろ」と言ってみるが、シャーロットには効果はなかった。
「恥ずかしがる君も愛らしい。こんなむさ苦しい場所にいるよりも君の膝で昼寝したい」
「お仕事する陛下は素敵です。わたくし、毎日お仕事している陛下が見たいですわ」
シャーロットは少し寂しそうに「そうか」というと椅子に座り直した。
素敵ですと言いながら「働け」という飴と鞭の使い分けの上手さに、オルガーナとアドリーは顔を引き攣らせた。
「あー、相変わらず仲がよろしいようで」
「オルガーナ侯爵、アドリー伯爵もお久しぶりでございます。さて、陛下。わたくしも暇ではありませんので、本題に入ってもよろしいでしょうか」
「聞こう。外ならぬ愛しい妃の言葉だ」
「そう言うのは今結構です。陛下、こちらを」
渡された書類に目を通す。
「これは、私は愛しい君から浮気を勧められているのかな?」
ティルスディアから渡されたのは結婚適齢期を迎えた娘のリストだ。
「そう思っていらっしゃるなら、どうぞ遠慮なくお選びください。わたくしも晴れてお役御免となりますから、即座に王宮を辞させて頂きます。つまり離婚です」
「うっ……悪かった! そう言わないでくれ……。私はティルがいなくなったら生きていけない……」
「わたくしも陛下をお慕いしております。御冗談でもそのようなことを仰られては、側妃と言えども泣いてしまいます」
泣き真似をして見せるティルスディアにオロオロするシャーロットは国王としては何とも情けないが、この国の王族はカカア天下が多いので、ごく一般的な光景だ。先王もそうだったと、オルガーナとアドリーも遠い目をする。
「すまなかった。それで、このリストは?」
「正妃候補だそうです」
「いらない」
「そう仰るのはわかっていましたが、一応陛下のご意思を確認しておいた方がよいと思いまして」
「そもそも、なぜティルのところにこんなものが?」
「わたくしが子を産めないからでしょう。おそらく、わたくしへの当てつけです。もう慣れましたが」
ティルスディアはちらりとオルガーナとアドリーを見る。
二人が相変わらずシャーロットに正妃を娶れと言っているのが分かっているからだろう。
憂い顔のティルスディアをシャーロットは抱き締め、頬を撫でる。
「ティル。私の愛しいティルスディア。そんな顔をしないでくれ。こんなものを作った連中をすぐにでも首にしよう」
「馬鹿なことを仰らないでください、我が愛しの君。これも国の大事なお仕事ですから、仕方ありませんわ」
そう言ってティルスディアは気丈に振舞う。
そうしなければやってられない。シャーロットの寵妃の座を奪われるわけにはいかないのだ。
たとえ、ティルスディアに欠陥があるのだとしても。
「それとサファルティア殿下から書類を預かってまいりました」
話をそらすようにティルスディアが入り口に立っていた侍女を呼ぶと、彼女の腕には書類の束があった。
「サフィからか。ふむ今年の農作物の育成状況を調べるように伝えていたが、さすがに仕事が早いな」
引きこもり王子とはいえ、仕事はしている。その仕事ぶりは病弱とは思えないほど的確で早い。
そんな国王の信頼できる腹心でもある彼を王位に、と考える者は少なくない。
用は済んだとばかりにティルスディアは退室しようとする。
「では、わたくしはこれで」
「ああ、また夜に、私の愛しい人」
シャーロットはティルスディアの頬にキスをすると、ティルスディアは僅かに頬を染める。
「お手柔らかに」
ティルスディアはシャーロットの耳元でそう囁く。ただ、その声は先ほどまでのアルトよりももっと低い男の声だった。
二人は顔を見合わせると互いにしかわからない表情で微笑んだ。
建国以降、賢王に恵まれ大きな戦争もない平和な国に、現在一つだけ問題があった。
シャルスリア王国国王、シャーロット・フェリエールは19歳の若さで王位に就いた。若き王は父王に似て真面目で堅実、誠実で、賢く、武術にも優れている。
容姿も太陽を思わせる金髪に、角度によっては海の色にも見える深い碧色、整った顔立ちは美男と称するに不足はない。
才色兼備なシャーロットだが、女運には恵まれなかった。
シャーロットには現在、正妃がいなかった。
本来であれば王太子時代に婚約者がいるはずだったのだが、主だった貴族に適齢期の未婚の女性がいなかった。さすがに10歳以上年下の、まだ幼児と呼べるような娘を婚約者にするわけにはいかず、かといって平民から適当に、というわけにもいかない。
隣国から姫を娶るという話も挙がったが、相手側に不幸があったとかで破談になり、時同じくして、シャルスリア王国でも先王が病に斃れるという凶事があったことからあっさり流れてしまった。
それが5年前の話である。
しかし体裁だけでもということで、シャーロットは王位に就く際に、とある貴族の傍系のそのまた傍系という、ほぼ平民と大差ないような娘をどこからか見つけてきて側妃に迎えた。
それから2年が経ち、シャーロットはいまだに正妃を迎えていなかった。
「ですから! いい加減隣国でもどこでもいいので、正妃をお迎えください!!」
シャーロットの執務室で声を荒げるのはグライアス・オルガーナ侯爵。先王やシャーロット達の剣術の師でもある彼は、国の威信を大事にする。それはいいのだが、シャーロットにとっては大きなお世話だった。
「私にはティルだけがいればいい」
「ですが、ティルスディア様は正妃になるおつもりがないと聞いていますが?」
嫌味っぽく返すのはエイヒャル・アドリー伯爵。彼もシャーロットが王位に就いてから献身的に支えてくれている人物ではあるが、真面目過ぎて融通が利かないせいか、シャーロットに王妃がいないことでネチネチと嫌味を言ってくる。
「ティルは奥ゆかしいんだ」
そういう問題か? と思わなくもないが、このやり取り自体は3日に一度は行われているため、半ば呆れつつもアドリーは苦言を呈する。
「この際、ティルスディア様の出自はどうでもいいんです。ただ、王がいつまでも正妃を娶らないのは困ります。それに、ティルスディア様を迎えられて早2年。一向にご懐妊の兆しが見えないのも問題かと」
「子供は天からの授かりものだ。焦ったって仕方ないだろう」
それはそうなのだが、だからと言って放置するわけにはいかない。
王の仕事の一つとして、世継ぎは作らねばならないのだから。
「なら、第二王子のサファルティア殿下の婚約が決まればよいのですかな?」
「サフィは駄目だ。病で臥せっているのに無理はさせられない」
現在王位継承権第一位にいるのは、シャーロットの3つ年下の弟である第二王子、サファルティア・フェリエールだが、彼が16歳で社交界デビューしたすぐ後に病で離宮に引きこもっている。
以来、彼の姿を目にしたものはこの2年で片手で数える程度しかいない。
そんな彼に妻を娶って子を産ませるのはさすがにリスクが高い。
シャーロットにはサファルティア以外に兄弟はなく、サファルティア以外に継承権を持つ者は、先王の兄弟の子供たちだが、それも片手で数える程度しかいない。
だからこそ、オルガーナとアドリーは憂いているのだが、肝心のシャーロットはこの通り、側妃ティルスディアにぞっこんで、正妃を娶る気がない。
今日も今日とてシャーロットの説得に失敗した二人は顔を見合わせてため息を吐く。
そのタイミングを見計らって、入り口の扉がノックされる。
「シャーロット陛下、側妃ティルスディア様が謁見を申し出ております」
「構わない、通せ」
先触れの騎士に告げると間もなくして側妃ティルスディア・キャローが入ってくる。
「陛下、急な来訪にもかかわらず謁見の許可ありがとうございます」
シャーロットの最愛の妃は綺麗なカーテシーで挨拶をする。
艶やかな黒い長い髪に、宝石のような碧い瞳。誰もが美しいと認める容姿に、アルトの声は落ち着いていて、妃としての貫禄もある。
これでまだ18歳という若さだから驚きだ。
「ああ! 会いたかった愛しのティル、その愛らしい顔を良く見せておくれ」
シャーロットはオルガーナとアドリーが見ているにも関わらずティルスディアを抱き締めようとするも、さらっと交わされてしまう。
「うふふ、今朝もお会いしたばかりだというのに、何を仰っているのやら」
言外に「恥ずかしいからやめろ」と言ってみるが、シャーロットには効果はなかった。
「恥ずかしがる君も愛らしい。こんなむさ苦しい場所にいるよりも君の膝で昼寝したい」
「お仕事する陛下は素敵です。わたくし、毎日お仕事している陛下が見たいですわ」
シャーロットは少し寂しそうに「そうか」というと椅子に座り直した。
素敵ですと言いながら「働け」という飴と鞭の使い分けの上手さに、オルガーナとアドリーは顔を引き攣らせた。
「あー、相変わらず仲がよろしいようで」
「オルガーナ侯爵、アドリー伯爵もお久しぶりでございます。さて、陛下。わたくしも暇ではありませんので、本題に入ってもよろしいでしょうか」
「聞こう。外ならぬ愛しい妃の言葉だ」
「そう言うのは今結構です。陛下、こちらを」
渡された書類に目を通す。
「これは、私は愛しい君から浮気を勧められているのかな?」
ティルスディアから渡されたのは結婚適齢期を迎えた娘のリストだ。
「そう思っていらっしゃるなら、どうぞ遠慮なくお選びください。わたくしも晴れてお役御免となりますから、即座に王宮を辞させて頂きます。つまり離婚です」
「うっ……悪かった! そう言わないでくれ……。私はティルがいなくなったら生きていけない……」
「わたくしも陛下をお慕いしております。御冗談でもそのようなことを仰られては、側妃と言えども泣いてしまいます」
泣き真似をして見せるティルスディアにオロオロするシャーロットは国王としては何とも情けないが、この国の王族はカカア天下が多いので、ごく一般的な光景だ。先王もそうだったと、オルガーナとアドリーも遠い目をする。
「すまなかった。それで、このリストは?」
「正妃候補だそうです」
「いらない」
「そう仰るのはわかっていましたが、一応陛下のご意思を確認しておいた方がよいと思いまして」
「そもそも、なぜティルのところにこんなものが?」
「わたくしが子を産めないからでしょう。おそらく、わたくしへの当てつけです。もう慣れましたが」
ティルスディアはちらりとオルガーナとアドリーを見る。
二人が相変わらずシャーロットに正妃を娶れと言っているのが分かっているからだろう。
憂い顔のティルスディアをシャーロットは抱き締め、頬を撫でる。
「ティル。私の愛しいティルスディア。そんな顔をしないでくれ。こんなものを作った連中をすぐにでも首にしよう」
「馬鹿なことを仰らないでください、我が愛しの君。これも国の大事なお仕事ですから、仕方ありませんわ」
そう言ってティルスディアは気丈に振舞う。
そうしなければやってられない。シャーロットの寵妃の座を奪われるわけにはいかないのだ。
たとえ、ティルスディアに欠陥があるのだとしても。
「それとサファルティア殿下から書類を預かってまいりました」
話をそらすようにティルスディアが入り口に立っていた侍女を呼ぶと、彼女の腕には書類の束があった。
「サフィからか。ふむ今年の農作物の育成状況を調べるように伝えていたが、さすがに仕事が早いな」
引きこもり王子とはいえ、仕事はしている。その仕事ぶりは病弱とは思えないほど的確で早い。
そんな国王の信頼できる腹心でもある彼を王位に、と考える者は少なくない。
用は済んだとばかりにティルスディアは退室しようとする。
「では、わたくしはこれで」
「ああ、また夜に、私の愛しい人」
シャーロットはティルスディアの頬にキスをすると、ティルスディアは僅かに頬を染める。
「お手柔らかに」
ティルスディアはシャーロットの耳元でそう囁く。ただ、その声は先ほどまでのアルトよりももっと低い男の声だった。
二人は顔を見合わせると互いにしかわからない表情で微笑んだ。
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