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寂しがりやな可愛い彼
第十六話 ※
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光留が後天性カントボーイ化
「では、光留君、いつも通り横になってください」
光留は言われた通り、示されたベッドで横になる。
花月の家にお呼ばれして、霊力の抑制をして貰うようになって早くも1年が過ぎた。
(花月が一人暮らしってのは意外だったな)
月夜の前世の恋人であり、光留にとっては前世の初恋の人だった月花の生まれ変わりである羽里花月は、月夜達双子の一学年下で、地方出身だ。わざわざ実家から遠く離れた学校に通うのは大変なため、アパートを借りて一人暮らしをしている。
本当は、再会してからすぐに双子たちと一緒に暮らす予定だったが、なかなかいい物件が見つからず、いまだに同棲できていない。
「月夜様はゼミで遅くなるって言ってましたし、待たずに早速始めましょう」
「うん、よろしく」
「それでは、光留君、自分の中にある霊力を意識して、ゆっくりと……」
花月が胸の上に手を置き、光留の霊力の流れがわかるように誘導する。
「必要な分だけ内に留めて。留めた分は今の光留君では抑え続けるのは無理ですから、僕がフォローします。留めきれなかった分は、しんどいかもしれないですが、一度暴走状態にします。もっとも、光留君の霊力はご自身でも自覚されている通り、性欲に結びついてますので、発散させれば問題ありません」
花月に言われた通り、光留は自分の霊力が心臓あたりを中心に集めて、箱に仕舞うようなイメージをする。
箱に入りきる容量には限りがある。入りきらなかった分はあえて無理矢理押し込めようとはせず、流れるままにしておく。すると急激に体温が上がり、息が苦しくなる。
「はっ、ぁ……」
「熱が出てきましたね。たぶんまだ上がりますが、そのままで。これから僕の方で留めた霊力を一時的に固定します。慣れれば自分でここまでの作業が出来るようになりますので、感覚を忘れずにいてください」
花月の手からポゥと淡いミルク色の光が溢れる。光留の身体に入ると、箱を包むように覆う。
(あったかい……)
柔らかな布団に包まれているような感覚。花月は毎回丁寧に説明してくれるが、既に何度かしているので、光留も少しずつだが、わかるようになってきていた。
ピリッ……。
(……?)
不意に電流が走ったような弱い刺激があった。
発熱しているせいだろうかと、その時は思った。
「光留君の霊力と合わさって、溶けて、ゆっくりと全身に行き渡らせるイメージで」
本来必要な分だけを染み込ませるように、血液のように全身を巡らせる。
「今日はここまでですね。だいぶ熱が上がってますし、今日はどうします? 僕が先に口でしますか? というか、しますね」
光留は素直に頷く。
熱で身体が怠い。必要な作業とはいえ、わざと霊力を暴走状態にしているのだ。おそらく体温も40度近く出ているが、一度射精せば2度下がることは経験済みだ。
花月も恥じらうことなく、慣れた手付きで光留のズボンと下着を脱がせる。
「あら?」
脱がせた花月は目を疑った。
「はぁ、っ、はっ、な、に?」
光留はぼんやりする頭で花月の声を拾う。
「光留君、君、いつ去勢したんですか?」
「は?」
一瞬、熱で聞き間違えているのかと思った。
そもそも必要ないのに、去勢なんて恐ろしいことが出来るほど光留は男を捨てていない。
「でも、おちんちん無いです」
そんなバカな、と光留は笑い飛ばそうとするが熱で失敗する。代わりに確認しようと緩慢な動作で起き上がる。
「そんなわけ……」
「ほら」
花月が光留に見せるために身体を起こす手伝いをする。
そして、光留は自分の下半身を見て卒倒した。
「うそだろぉ……」
昼までは確かにそこにあったのだ。光留の男の象徴が。だが、今は花月の言う通り何故か消えている。代わりに女性器が付いていた。
いっそこのまま気を失ってしまいたい。
きっとこれは夢だ、そうに違いない。
「うーん、僕の霊力と上手く混ざりすぎたのかもしれません。ほら、僕の前世は女性なので、人より少し陰の気が強いんです。とはいえ、こんな現象は初めてです」
「元に戻るのか?」
「一時的なものだと思います。人間の霊力はそこまで万能ではありませんから。ああ、そうか、“月夜様”のルーツは神様ですし、光留君はその頃の影響もあって霊力過多なので、僕の霊力と混ざりすぎた結果、身体が女性に近づいてしまったんですね。でも、さっきも言ったとおり一時的なものなので、暴走が治まってしばらくすれば元に戻るはずです」
花月の推察に光留は少しホッとする。
一生このまま、というのはさすがに辛い。
「でも、繰り返せば元に戻らなくなる可能性はありますね。……ふふ、そうしたら光留君には僕の子を産んでもらいましょう。もちろん、責任は取りますから安心してください」
という、花月の不穏な発言に光留はゾッとした。
いや、決して花月の子が欲しくないとかそういうわけではなく、自身に起きている不可思議な現象に参っているだけだ。
「とりあえず、霊力の暴走をなんとかしましょうか。さすがにこれ以上放っておけば本当に身体が危険ですから」
「う、うん……」
「光留君はそのままで大丈夫ですよ。さっきよりもまた少し上がってるはずですから、動くのも辛いと思いますし、僕に任せて、気持ち良くなることだけを考えてください」
花月の言う通り、身体は怠く、そろそろ指を動かすのも辛い。
再びベッドに横になり、覆いかぶさってくる花月のキスを受け入れる。
「ふ、んぁ……はぁ……ん……」
「熱で感覚が鈍くなってますね……」
花月が心配そうに光留の首筋を撫でる。
「ん、でも、花月の手、冷たくて気持ちいい……」
「僕は比較的体温高い方なのですが……。少し急いだほうがいいかもしれませんね」
本当であれば、じっくり丁寧に愛撫して、焦らして、気持ちよくして、と段階を踏みたいところだが、そんな悠長なことをしている余裕はなさそうだ。
花月は光留の額にキスをしてから、下肢へと移動する。光留の足を広げさせ、まだ閉じたままの秘唇を指で撫でる。
「ん、ンン、な、に?」
「ここに僕のを入れるんです。まだ全然濡れてませんし、ちゃんと解さないと、ものすごく痛いですから」
「ええー」
光留も女性との経験は無いが、知識としては知っている。
とはいえ、慣れない光留にとってすぐに感じるものでもない。花月はベッドサイドに置いてあるローションを開けると、光留の秘唇と自身の指にかける。
「これで多少はマシなはず……」
花月の濡れた指が光留の秘唇に入り込む。
(狭い、それに、熱い……)
処女なうえに発熱しているのだから当たり前だが、このナカを自分の形に出来たら、と花月の雄の部分が刺激される。
くちゅくちゅとローションのぬめりを借りながら、指でナカを慎重に広げる。
「ん、何か、変な感じ……」
「お尻とはちょっと違いますからね。女性はこちらで男性を受け入れるのが普通ですから、もう少し慣れると気持ち良くなりますよ」
ナカを解しながら光留のシャツを上までたくし上げ、熱で赤くなっている乳首を摘んだり捏ねたりする。
「ぁん、ふ、ぁ……あっ!」
「気持ちいいですか? ふふ、たくさん弄ってるのに、キレイな色」
「んん、花月の方が、はっ、キレイ、だけど……」
「喋る余裕があるなら良かった。指、増やしますね」
2本目が入ってきて、ぐちゅぐちゅと掻き回される。
アナルとは違う感覚にゾワゾワとした快感が微弱な電流のようにナカを刺激する。
「あ、あ……んん、はっ、ぁ……」
「少し濡れてきましたが、まだ足りませんね。ふふ、では、そろそろこちらも。あ、ありました。光留君の可愛いクリちゃんが」
「ひぁっ! あ、やっ、そこっ!」
花月が親指で探り当てたクリトリスをくりくりと捏ね回す。敏感なそこは、触れられると堪らない刺激になる。
「あ、ああっ! そんなっ、ひっ! 強いのっ……!」
「気持ちいいですよね? 女性の弱いところのひとつですし。ああ、勃起してぷっくりして可愛い」
ナカを搔き回しながら、側面を撫でたり、潰して、引っ掻くと光留の身体がびくびくと震える。
「んんっ、きもち、けど……あぁんっ! はっ、なんか、変っ、あ、あぁ……くる、きちゃっ……あ、あっ!」
「イきそうですね。ふふ、いっぱいぐりぐりしてあげます」
「あっ、あっ! ナカといっしょ、だめっ! はっ、あ、ああっ!!」
固くなったクリを弄られ、ビクン! と光留の身体が跳ねる。
ナカから愛液がドロリと溢れる。
「上手にイけましたね。でも、まだ足りません」
花月はまだイった余韻に浸っている光留の下肢に顔を近づけ、固くなっているクリを口に含む。
「ひっ! あ、ぁ……やぁっ! まだ、まだイってるからぁ! あ、ああっ! ああっ!」
ヌルヌルした舌で捏ね回され、吸われて甘噛みされると堪らない。ビリビリと指以上に強い刺激に、光留の腰が跳ねる。
「あは、すごい。さっきよりも蜜がいっぱい……。はぁ、美味しい……ん、もっと……」
じゅるじゅると音を立てながら溢れる愛液を啜られながら、舌が内壁を広げる。ぞくぞくして、お腹の奥が疼く。
「あーッ! あっ、あっ! ひぁっ! またイクっ、イッちゃう!」
「たくさんイってください」
ぎゅっとクリを強めに摘んで根元から擦り上げる。
「ああーーッ!!」
ガクガクと震えながら光留が絶頂する。
「気持ちいいですね? ふふふ、ナカもだいぶ柔らかくなってきましたし」
いつの間にか指が三本に増え、花月の手を濡らしていた。
「は、ぁ……か、づき……もっ……」
「はい。僕もそろそろ限界です」
花月は自身のペニスを出すとピタリと光留の割れ目に擦り付ける。
「ぁ……」
二度イかせて貰ったおかげか、霊力の暴走による熱は下がり始めている。そのせいで直に感じる花月の熱に光留はごくりと喉を鳴らす。
「本当はコンドームつけたほうがいいんですが、女の人は男の人と違って、絶頂時に放出するものがないので、代わりに陽の気で陰の気を中和させるんです。光留君は本来男の子ですし、今回の現象も一時的なものですから孕むことはないと思いますので、このまま挿入れますね」
光留はこくりと頷く。
早く、早くその熱が欲しい。
擬似的に出来た子宮が、きゅんきゅんして、雄を強請っているのがわかる。
「はやく、花月の、ここにちょうだい?」
光留が自身の腹を撫で、誘うように微笑む。
いやらしくて可愛くて、花月の理性がぷつりと切れた。
「ああああっ!!」
ずぷっ! と光留のナカに花月が埋められる。
「はっ、光留君のナカ、熱くて狭くて、ぬるぬるしてる。気持ちいい……」
アナルの感触とはまた違う締め付けや感触。
ぐちゅぐちゅと掻き回すたびに愛液が溢れ、絡みついてくる。処女だということも忘れ、自分本位に動きたくなる。
「あっ、あっ、すごっ、ひゃんっ! きもちっ、あんっ!」
ナカを擦られるたびにゾクゾクする。
「はっ、光留君は、やっぱり、淫乱ですね。んっ、女性でも、最初から、ここが気持ちいいと感じる人は、少ないそうですからっ」
ぬちゅっぐちゅっ、ずぷっずちゅっと水音が響く。
何かを探すような動きだが、いつもと違うだけでも気持ちいい。
「あんっ、あ、あ、いいっ、あっ! ひぅっ! あ、そこっ! ああっ!!」
花月のペニスの先端がある場所を掠めると、光留の身体がビクンと跳ねる。
「見つけた。ここですね、光留君の弱い場所」
「ひぃっ! あ、あっ! そこばっかりぃ……、ひんっ! あ、ああっ! そんなっ、ごりごりされたらっ、またっ!!」
「何度でもイって大丈夫ですよ。今の光留君は、イくのがお仕事ですから」
ぐりっと強めに擦り上げると、光留はシーツを掴んで仰け反る。
「ああーーッ!! あ、またっ、らめっ、まら、イって……」
「そうですね。僕も一度……」
ごちゅごちゅと何度か強く突かれると、びゅくびゅくと花月の飛沫をナカで感じた。
「あ、あふ……ん、花月の……」
「はい。まだ出しますからね、寝ちゃだめですよ」
「んんっ! あ、ひゃっ!」
一度花月のものが抜かれ、うつ伏せにさせられると「よいしょ」という掛け声と同時に花月の膝に座る。
いわゆる背面座位という体位になり、後ろから膝を抱えられると、ピタリと秘唇に花月の竿が触れる。
「んっ、花月の、まだ、熱い……」
「はい。君のナカにもっと出したくて。ほら見てください」
花月の示す方を見ると、姿見がおいてあり、股を広げた光留の姿がよく見えた。
「ぁ、あ……、あぁ……」
快感で蕩けた表情や、本当に無くなってしまった男の象徴の代わりに現れた女性器。あまりのいやらしさに目眩がする。
「わかりますか? ここがぱくぱくして、早く僕が欲しいって、言ってるの。綺麗なピンク色で、熱くてトロトロな光留君のナカに」
軽く揺すられて、先程ナカを擦られた快感を思い出すと、腹の奥がきゅうっと疼いた。
「おちんちんの代わりの、可愛いクリちゃんも、美味しそうです」
耳元で囁かれながら、クリを摘んで引っ張られるとたまらない。
「~~~~っ!!」
「僕も前世は女の子でしたからわかります。ここ、気持ちいいですよね? ぞくぞくして、気持ちよくて、お腹がきゅんきゅんして、好きな人の精液で満たして欲しいって。でも、光留君は男の子ですから」
そう言って、花月は光留のアナルに触れる。
すっかり二人の雄の形を覚えたそこは、光留の愛液と花月の精液で濡れて、触れると物欲しげにひくひくと動く。
「ねぇ、どっちがいいですか? ここで女の子になるのと、いつもみたいに、男の子なのに、女の子みたいに気持ちよくなるのと」
「っ、ぁ……」
花月の方が背が低いので、背後から覗き込む花月を見下ろすことになる。至近距離で見る花月は、普段の女顔とはかけ離れたオスの顔をしていて、光留はドキドキする。
「教えてください。光留君は、どっちがいいですか?」
敬語なのに有無を言わせない花月の言葉に、光留はごくりと息を呑む。
今さっき、女の快感を知ったばかりだ。
この先に興味がないと言えば嘘になる。
何より、この身体は一時的なものに過ぎない。好きな人がいっしょにいてくれるなら、恐れるものはない。
「光留君」
唇を撫でられる。
甘い声に、逆らえない。
「は、ぁ……花月の、女の子にして……、んぅっ! ふ、ぁっ!」
小さな声で呟くと花月に噛みつかれるようにキスされる。
「可愛い、光留君。はっ、後で月夜様もいっぱい可愛がってくれると思いますが、今は、僕だけの光留君です」
「ん、いっぱい、きて……、ひああああぁぁっ!」
ぐちゅんっ! と光留のナカに花月が入ってくる。
「あっ、あっ、あっ! さっきより、んぁっ、深いっ、あんっ!」
「きもち、光留君のナカ……はぁ、ほら、僕と光留君が繋がってるのも、よく見えます」
結合部とお腹を撫でられ、光留の擬似的な子宮がきゅうっと切なく締め付ける。
首筋を吸われ、ピンと主張する乳首も捏ねられると、無意識に腰が揺れる。
早くナカを熱い精液で満たして欲しい――。
「ん、あ、月夜様からですね」
突然、花月のスマホの着信音が室内に鳴り響く。
「へぁ? つ、くよ? んゃっ、ゆすら、ないでぇ……」
花月がゆさゆさと光留を揺するとびくびく震える。
その様子を楽しみながら、花月は月夜からの電話に出る。
「はい、花月です」
『ああ、俺だ。もうすぐそちらに着くが、光留は大丈夫か?』
「はい、霊力の方は大丈夫です。熱も下がって落ち着いてきてますし」
『そうか』
月夜の安堵した声に、花月も微笑ましく思う。
「あ、ダメですよ、自分で弄ったら。メッです」
「やぁ……クリちゃん気持ちいい、ん、ん……」
「虐めてあげますから、そんな顔しないでください」
電話越し聞かされる会話に、月夜は小さく息をつく。
『今日は花月が上か?』
「はい。というか、月夜様も早く来てください。光留君の身体、面白いことになってますから」
「ひぅっ! あ。あぁんっ! おまんことクリちゃん両方、らめぇ……ひぁんっ!」
「いいくせに。ほら、いっぱい溢れて来ましたよ。月夜様にも聞いてもらいます?」
「ふぇ……? あ、つく、よ? ぁんっ!」
『いやらしい声だな』
「んんっ、だってぇ……」
「ふふ、来てからのお楽しみです。玄関空いてますから、そのまま上がっていただいて大丈夫です」
『わかった』
通話が切れ、しばらくすると花月の住むアパートに着いた月夜は中に入る。
「では、光留君、いつも通り横になってください」
光留は言われた通り、示されたベッドで横になる。
花月の家にお呼ばれして、霊力の抑制をして貰うようになって早くも1年が過ぎた。
(花月が一人暮らしってのは意外だったな)
月夜の前世の恋人であり、光留にとっては前世の初恋の人だった月花の生まれ変わりである羽里花月は、月夜達双子の一学年下で、地方出身だ。わざわざ実家から遠く離れた学校に通うのは大変なため、アパートを借りて一人暮らしをしている。
本当は、再会してからすぐに双子たちと一緒に暮らす予定だったが、なかなかいい物件が見つからず、いまだに同棲できていない。
「月夜様はゼミで遅くなるって言ってましたし、待たずに早速始めましょう」
「うん、よろしく」
「それでは、光留君、自分の中にある霊力を意識して、ゆっくりと……」
花月が胸の上に手を置き、光留の霊力の流れがわかるように誘導する。
「必要な分だけ内に留めて。留めた分は今の光留君では抑え続けるのは無理ですから、僕がフォローします。留めきれなかった分は、しんどいかもしれないですが、一度暴走状態にします。もっとも、光留君の霊力はご自身でも自覚されている通り、性欲に結びついてますので、発散させれば問題ありません」
花月に言われた通り、光留は自分の霊力が心臓あたりを中心に集めて、箱に仕舞うようなイメージをする。
箱に入りきる容量には限りがある。入りきらなかった分はあえて無理矢理押し込めようとはせず、流れるままにしておく。すると急激に体温が上がり、息が苦しくなる。
「はっ、ぁ……」
「熱が出てきましたね。たぶんまだ上がりますが、そのままで。これから僕の方で留めた霊力を一時的に固定します。慣れれば自分でここまでの作業が出来るようになりますので、感覚を忘れずにいてください」
花月の手からポゥと淡いミルク色の光が溢れる。光留の身体に入ると、箱を包むように覆う。
(あったかい……)
柔らかな布団に包まれているような感覚。花月は毎回丁寧に説明してくれるが、既に何度かしているので、光留も少しずつだが、わかるようになってきていた。
ピリッ……。
(……?)
不意に電流が走ったような弱い刺激があった。
発熱しているせいだろうかと、その時は思った。
「光留君の霊力と合わさって、溶けて、ゆっくりと全身に行き渡らせるイメージで」
本来必要な分だけを染み込ませるように、血液のように全身を巡らせる。
「今日はここまでですね。だいぶ熱が上がってますし、今日はどうします? 僕が先に口でしますか? というか、しますね」
光留は素直に頷く。
熱で身体が怠い。必要な作業とはいえ、わざと霊力を暴走状態にしているのだ。おそらく体温も40度近く出ているが、一度射精せば2度下がることは経験済みだ。
花月も恥じらうことなく、慣れた手付きで光留のズボンと下着を脱がせる。
「あら?」
脱がせた花月は目を疑った。
「はぁ、っ、はっ、な、に?」
光留はぼんやりする頭で花月の声を拾う。
「光留君、君、いつ去勢したんですか?」
「は?」
一瞬、熱で聞き間違えているのかと思った。
そもそも必要ないのに、去勢なんて恐ろしいことが出来るほど光留は男を捨てていない。
「でも、おちんちん無いです」
そんなバカな、と光留は笑い飛ばそうとするが熱で失敗する。代わりに確認しようと緩慢な動作で起き上がる。
「そんなわけ……」
「ほら」
花月が光留に見せるために身体を起こす手伝いをする。
そして、光留は自分の下半身を見て卒倒した。
「うそだろぉ……」
昼までは確かにそこにあったのだ。光留の男の象徴が。だが、今は花月の言う通り何故か消えている。代わりに女性器が付いていた。
いっそこのまま気を失ってしまいたい。
きっとこれは夢だ、そうに違いない。
「うーん、僕の霊力と上手く混ざりすぎたのかもしれません。ほら、僕の前世は女性なので、人より少し陰の気が強いんです。とはいえ、こんな現象は初めてです」
「元に戻るのか?」
「一時的なものだと思います。人間の霊力はそこまで万能ではありませんから。ああ、そうか、“月夜様”のルーツは神様ですし、光留君はその頃の影響もあって霊力過多なので、僕の霊力と混ざりすぎた結果、身体が女性に近づいてしまったんですね。でも、さっきも言ったとおり一時的なものなので、暴走が治まってしばらくすれば元に戻るはずです」
花月の推察に光留は少しホッとする。
一生このまま、というのはさすがに辛い。
「でも、繰り返せば元に戻らなくなる可能性はありますね。……ふふ、そうしたら光留君には僕の子を産んでもらいましょう。もちろん、責任は取りますから安心してください」
という、花月の不穏な発言に光留はゾッとした。
いや、決して花月の子が欲しくないとかそういうわけではなく、自身に起きている不可思議な現象に参っているだけだ。
「とりあえず、霊力の暴走をなんとかしましょうか。さすがにこれ以上放っておけば本当に身体が危険ですから」
「う、うん……」
「光留君はそのままで大丈夫ですよ。さっきよりもまた少し上がってるはずですから、動くのも辛いと思いますし、僕に任せて、気持ち良くなることだけを考えてください」
花月の言う通り、身体は怠く、そろそろ指を動かすのも辛い。
再びベッドに横になり、覆いかぶさってくる花月のキスを受け入れる。
「ふ、んぁ……はぁ……ん……」
「熱で感覚が鈍くなってますね……」
花月が心配そうに光留の首筋を撫でる。
「ん、でも、花月の手、冷たくて気持ちいい……」
「僕は比較的体温高い方なのですが……。少し急いだほうがいいかもしれませんね」
本当であれば、じっくり丁寧に愛撫して、焦らして、気持ちよくして、と段階を踏みたいところだが、そんな悠長なことをしている余裕はなさそうだ。
花月は光留の額にキスをしてから、下肢へと移動する。光留の足を広げさせ、まだ閉じたままの秘唇を指で撫でる。
「ん、ンン、な、に?」
「ここに僕のを入れるんです。まだ全然濡れてませんし、ちゃんと解さないと、ものすごく痛いですから」
「ええー」
光留も女性との経験は無いが、知識としては知っている。
とはいえ、慣れない光留にとってすぐに感じるものでもない。花月はベッドサイドに置いてあるローションを開けると、光留の秘唇と自身の指にかける。
「これで多少はマシなはず……」
花月の濡れた指が光留の秘唇に入り込む。
(狭い、それに、熱い……)
処女なうえに発熱しているのだから当たり前だが、このナカを自分の形に出来たら、と花月の雄の部分が刺激される。
くちゅくちゅとローションのぬめりを借りながら、指でナカを慎重に広げる。
「ん、何か、変な感じ……」
「お尻とはちょっと違いますからね。女性はこちらで男性を受け入れるのが普通ですから、もう少し慣れると気持ち良くなりますよ」
ナカを解しながら光留のシャツを上までたくし上げ、熱で赤くなっている乳首を摘んだり捏ねたりする。
「ぁん、ふ、ぁ……あっ!」
「気持ちいいですか? ふふ、たくさん弄ってるのに、キレイな色」
「んん、花月の方が、はっ、キレイ、だけど……」
「喋る余裕があるなら良かった。指、増やしますね」
2本目が入ってきて、ぐちゅぐちゅと掻き回される。
アナルとは違う感覚にゾワゾワとした快感が微弱な電流のようにナカを刺激する。
「あ、あ……んん、はっ、ぁ……」
「少し濡れてきましたが、まだ足りませんね。ふふ、では、そろそろこちらも。あ、ありました。光留君の可愛いクリちゃんが」
「ひぁっ! あ、やっ、そこっ!」
花月が親指で探り当てたクリトリスをくりくりと捏ね回す。敏感なそこは、触れられると堪らない刺激になる。
「あ、ああっ! そんなっ、ひっ! 強いのっ……!」
「気持ちいいですよね? 女性の弱いところのひとつですし。ああ、勃起してぷっくりして可愛い」
ナカを搔き回しながら、側面を撫でたり、潰して、引っ掻くと光留の身体がびくびくと震える。
「んんっ、きもち、けど……あぁんっ! はっ、なんか、変っ、あ、あぁ……くる、きちゃっ……あ、あっ!」
「イきそうですね。ふふ、いっぱいぐりぐりしてあげます」
「あっ、あっ! ナカといっしょ、だめっ! はっ、あ、ああっ!!」
固くなったクリを弄られ、ビクン! と光留の身体が跳ねる。
ナカから愛液がドロリと溢れる。
「上手にイけましたね。でも、まだ足りません」
花月はまだイった余韻に浸っている光留の下肢に顔を近づけ、固くなっているクリを口に含む。
「ひっ! あ、ぁ……やぁっ! まだ、まだイってるからぁ! あ、ああっ! ああっ!」
ヌルヌルした舌で捏ね回され、吸われて甘噛みされると堪らない。ビリビリと指以上に強い刺激に、光留の腰が跳ねる。
「あは、すごい。さっきよりも蜜がいっぱい……。はぁ、美味しい……ん、もっと……」
じゅるじゅると音を立てながら溢れる愛液を啜られながら、舌が内壁を広げる。ぞくぞくして、お腹の奥が疼く。
「あーッ! あっ、あっ! ひぁっ! またイクっ、イッちゃう!」
「たくさんイってください」
ぎゅっとクリを強めに摘んで根元から擦り上げる。
「ああーーッ!!」
ガクガクと震えながら光留が絶頂する。
「気持ちいいですね? ふふふ、ナカもだいぶ柔らかくなってきましたし」
いつの間にか指が三本に増え、花月の手を濡らしていた。
「は、ぁ……か、づき……もっ……」
「はい。僕もそろそろ限界です」
花月は自身のペニスを出すとピタリと光留の割れ目に擦り付ける。
「ぁ……」
二度イかせて貰ったおかげか、霊力の暴走による熱は下がり始めている。そのせいで直に感じる花月の熱に光留はごくりと喉を鳴らす。
「本当はコンドームつけたほうがいいんですが、女の人は男の人と違って、絶頂時に放出するものがないので、代わりに陽の気で陰の気を中和させるんです。光留君は本来男の子ですし、今回の現象も一時的なものですから孕むことはないと思いますので、このまま挿入れますね」
光留はこくりと頷く。
早く、早くその熱が欲しい。
擬似的に出来た子宮が、きゅんきゅんして、雄を強請っているのがわかる。
「はやく、花月の、ここにちょうだい?」
光留が自身の腹を撫で、誘うように微笑む。
いやらしくて可愛くて、花月の理性がぷつりと切れた。
「ああああっ!!」
ずぷっ! と光留のナカに花月が埋められる。
「はっ、光留君のナカ、熱くて狭くて、ぬるぬるしてる。気持ちいい……」
アナルの感触とはまた違う締め付けや感触。
ぐちゅぐちゅと掻き回すたびに愛液が溢れ、絡みついてくる。処女だということも忘れ、自分本位に動きたくなる。
「あっ、あっ、すごっ、ひゃんっ! きもちっ、あんっ!」
ナカを擦られるたびにゾクゾクする。
「はっ、光留君は、やっぱり、淫乱ですね。んっ、女性でも、最初から、ここが気持ちいいと感じる人は、少ないそうですからっ」
ぬちゅっぐちゅっ、ずぷっずちゅっと水音が響く。
何かを探すような動きだが、いつもと違うだけでも気持ちいい。
「あんっ、あ、あ、いいっ、あっ! ひぅっ! あ、そこっ! ああっ!!」
花月のペニスの先端がある場所を掠めると、光留の身体がビクンと跳ねる。
「見つけた。ここですね、光留君の弱い場所」
「ひぃっ! あ、あっ! そこばっかりぃ……、ひんっ! あ、ああっ! そんなっ、ごりごりされたらっ、またっ!!」
「何度でもイって大丈夫ですよ。今の光留君は、イくのがお仕事ですから」
ぐりっと強めに擦り上げると、光留はシーツを掴んで仰け反る。
「ああーーッ!! あ、またっ、らめっ、まら、イって……」
「そうですね。僕も一度……」
ごちゅごちゅと何度か強く突かれると、びゅくびゅくと花月の飛沫をナカで感じた。
「あ、あふ……ん、花月の……」
「はい。まだ出しますからね、寝ちゃだめですよ」
「んんっ! あ、ひゃっ!」
一度花月のものが抜かれ、うつ伏せにさせられると「よいしょ」という掛け声と同時に花月の膝に座る。
いわゆる背面座位という体位になり、後ろから膝を抱えられると、ピタリと秘唇に花月の竿が触れる。
「んっ、花月の、まだ、熱い……」
「はい。君のナカにもっと出したくて。ほら見てください」
花月の示す方を見ると、姿見がおいてあり、股を広げた光留の姿がよく見えた。
「ぁ、あ……、あぁ……」
快感で蕩けた表情や、本当に無くなってしまった男の象徴の代わりに現れた女性器。あまりのいやらしさに目眩がする。
「わかりますか? ここがぱくぱくして、早く僕が欲しいって、言ってるの。綺麗なピンク色で、熱くてトロトロな光留君のナカに」
軽く揺すられて、先程ナカを擦られた快感を思い出すと、腹の奥がきゅうっと疼いた。
「おちんちんの代わりの、可愛いクリちゃんも、美味しそうです」
耳元で囁かれながら、クリを摘んで引っ張られるとたまらない。
「~~~~っ!!」
「僕も前世は女の子でしたからわかります。ここ、気持ちいいですよね? ぞくぞくして、気持ちよくて、お腹がきゅんきゅんして、好きな人の精液で満たして欲しいって。でも、光留君は男の子ですから」
そう言って、花月は光留のアナルに触れる。
すっかり二人の雄の形を覚えたそこは、光留の愛液と花月の精液で濡れて、触れると物欲しげにひくひくと動く。
「ねぇ、どっちがいいですか? ここで女の子になるのと、いつもみたいに、男の子なのに、女の子みたいに気持ちよくなるのと」
「っ、ぁ……」
花月の方が背が低いので、背後から覗き込む花月を見下ろすことになる。至近距離で見る花月は、普段の女顔とはかけ離れたオスの顔をしていて、光留はドキドキする。
「教えてください。光留君は、どっちがいいですか?」
敬語なのに有無を言わせない花月の言葉に、光留はごくりと息を呑む。
今さっき、女の快感を知ったばかりだ。
この先に興味がないと言えば嘘になる。
何より、この身体は一時的なものに過ぎない。好きな人がいっしょにいてくれるなら、恐れるものはない。
「光留君」
唇を撫でられる。
甘い声に、逆らえない。
「は、ぁ……花月の、女の子にして……、んぅっ! ふ、ぁっ!」
小さな声で呟くと花月に噛みつかれるようにキスされる。
「可愛い、光留君。はっ、後で月夜様もいっぱい可愛がってくれると思いますが、今は、僕だけの光留君です」
「ん、いっぱい、きて……、ひああああぁぁっ!」
ぐちゅんっ! と光留のナカに花月が入ってくる。
「あっ、あっ、あっ! さっきより、んぁっ、深いっ、あんっ!」
「きもち、光留君のナカ……はぁ、ほら、僕と光留君が繋がってるのも、よく見えます」
結合部とお腹を撫でられ、光留の擬似的な子宮がきゅうっと切なく締め付ける。
首筋を吸われ、ピンと主張する乳首も捏ねられると、無意識に腰が揺れる。
早くナカを熱い精液で満たして欲しい――。
「ん、あ、月夜様からですね」
突然、花月のスマホの着信音が室内に鳴り響く。
「へぁ? つ、くよ? んゃっ、ゆすら、ないでぇ……」
花月がゆさゆさと光留を揺するとびくびく震える。
その様子を楽しみながら、花月は月夜からの電話に出る。
「はい、花月です」
『ああ、俺だ。もうすぐそちらに着くが、光留は大丈夫か?』
「はい、霊力の方は大丈夫です。熱も下がって落ち着いてきてますし」
『そうか』
月夜の安堵した声に、花月も微笑ましく思う。
「あ、ダメですよ、自分で弄ったら。メッです」
「やぁ……クリちゃん気持ちいい、ん、ん……」
「虐めてあげますから、そんな顔しないでください」
電話越し聞かされる会話に、月夜は小さく息をつく。
『今日は花月が上か?』
「はい。というか、月夜様も早く来てください。光留君の身体、面白いことになってますから」
「ひぅっ! あ。あぁんっ! おまんことクリちゃん両方、らめぇ……ひぁんっ!」
「いいくせに。ほら、いっぱい溢れて来ましたよ。月夜様にも聞いてもらいます?」
「ふぇ……? あ、つく、よ? ぁんっ!」
『いやらしい声だな』
「んんっ、だってぇ……」
「ふふ、来てからのお楽しみです。玄関空いてますから、そのまま上がっていただいて大丈夫です」
『わかった』
通話が切れ、しばらくすると花月の住むアパートに着いた月夜は中に入る。
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