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再会とこれから

第十一話

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「さて、花月。お前はどうしたい?」
 海水でべたつく身体を綺麗にした後、3人が揃ってベッドルームに入ると、月夜が花月に尋ねる。
「僕ですか?」
「今のお前は童貞処女だろう? 光留も童貞だしな」
「うるさい。月夜が掘らせてくれないからだろ」
「お前の体力がなさすぎて、結局俺が動くならこっちの方が楽だからな」
「お2人は本当に仲良しさんですねえ」
 花月がのほほんと笑う。
「僕としてはどちらでも構いませんが、男性の身体は初めてなのでお手柔らかにしていただけると助かります」
 月夜と光留は顔を見合わせる。
「なら、月夜が抱いてやればいんじゃない? その方が花月も慣れないうちは安心だろうし」
「そしたら光留君は?」
「俺のナカ入れてもいいし、なんなら口でするけど? 俺上手いよ、多分」
 光留は指で輪を作り、口元にあててパカリと口を開ける。
 蕩けた光留を見ているせいか、余計にいやらしく見えてしまう。
「淫乱」
「月夜のせいだからな」
 月夜が揶揄うように言えば、光留は恨みがましく月夜を見る。
 それから花月を気遣うように見る。
「もし、月夜が嫌なら俺が抱いてもいいけど、月夜の言う通りそっちは初めてだから上手くできないかも」
「俺と光留の上下関係は既に決まっている。だが、これから花月と一緒にするうえで光留とも一応話し合って、お前の希望に合わせるようにした。だから好きなのを選べばいい。それで互いを恨んだりすることはない」
 花月と付き合う中で、肉欲込みで好きだということは月夜も光留も確認済みだ。特に光留がやらかしているためその辺りは月夜も慎重になっていることから、2人の中でも花月にあわせることは共通認識だった。
 花月も3人ですること自体は異論はない。むしろちょっとだけ楽しみだと思っている。だけど今世では月夜と光留は既に出来上がった関係だ。そこに自分が入ることに引け目を感じないわけではない。だから、2人の気遣いは嬉しかった。
「では、最初は月夜様にお願いしてもいいですか?」
「もちろん」
「光留君は……」
「口でやらせてよ。花月の味覚えたいし」
 上目遣いで強請られると、花月も一つとはいえ年上の男性にきゅんとしてしまう。


「ん、ぁ……はぁ……んんっ……」
 月夜に後ろから抱きしめられながら、花月のアナルには既に二本の指が入っている、
 ナカを広げられるとゾワゾワする。
「はぁ……花月の、思ってたより、ん、おっき……おいし……はむ、ん、ん……」
「ひぁっ! そこで、しゃべらないでっ……」
 光留は自己申告した通り、おそらく口淫が上手い。比べたことがないからわからないが、最初なんの反応を示していなかった陰茎があっという間に芯を持った。
 欲情した光留の表情、口の中の熱さも、舌や手の使い方、喉の痙攣も全てが気持ちいい。慣れないアナルの感覚も前の快楽に塗り潰される。
「気持ち良さそうだな、後ろもよく締まる。まあ、光留の口淫は、自分で言うだけのことはあるからな」
 無意識に腰が浮いていたのか、光留は一度口を離して、手でちゅこちゅこと擦りながら花月に見せつけるように裏筋に舌を這わせる。
「はっ、あは、俺の喉まんこ、ふっ、花月の好きに、していいよ? いっぱい、ん、喉突いて、気持ち良くなって?」
 そういうと、光留はひと息に喉奥まで陰茎を咥え込む。
「ひぁぁっ! あ、あっ、そんな奥でっ! や、腰、とまんなっ……ああっ!」
 光留の頭を掴んで引き剥がしたいのに、身体はさらなる快楽を求めて、口の中を犯す。
 光留も嫌がるどころか、うっとりと花月の熱を咥えたまま舌で愛撫し、喉を締め付ける。
「ん、ふぁ……んんっ、きも、ひ……じゅる、あっ、んんっ!!」
「あ、ああっ! 出ちゃう出ちゃうっ!」
「出してやれ、花月」
 月夜に耳元で囁かれると、ナカの前立腺を指が掠める。
「ひっ! あ、あ、やっ、そこ、擦っちゃ……ひぁんっ! 両方、いっしょはっ、ああっ、イくイくっ! ああっ!!」
 花月が絶頂すると、光留の口の中へと射精する。
「ん、んく、ん……」
「光留」
 粘度の高い精液を一度に飲むことは出来ず、残滓を搾り取りながら喉を動かしていると月夜に呼ばれる。
(全部飲みたかったけど、仕方ないか……)
 月夜の意図に気づいて、光留は月夜の頰を両手で掴むと、高い位置から唾液混じりの花月の精液を落とす。
 月夜は口を開けてそれを受け止める。
 それを見せられた花月は顔が熱くなる。
 月夜が足りないとばかりに光留の後頭部を掴んで口の中に舌を挿し込むと、根こそぎ奪うように口内を弄る。
「んんっ! はっ、ちょ、んむっ!」
「はぁ、悪くない。だが随分濃いな」
 満足するまで光留の口の中を弄った月夜が濡れた唇を舌で拭う。それがまたいやらしい。
「マジ信じらんねぇ。花月の精液全部持ってかれた……。俺ほとんど飲めてないのに……。もう一回ちょうだい?」
 光留が再び花月の股間に顔を埋めようとすると、手で隠されてしまう。
「花月、手退けて」
「だ、ダメ……」
「気持ち良くなかった?」
 しゅんとする光留は子犬みたいに可愛いが、ここで甘い顔をしたら大変なことになる。そんな気がした。
「あ、あの……き、気持ちよすぎて、ダメ……です……」
 顔を真っ赤にして恥ずかしがる花月に、光留も月夜もきゅんとする。
「……そんな可愛い顔されたらな。いいよ、また今度させて」
 花月の頬と唇にキスをしてから、少し離れる。
「んぁっ!」
 花月のアナルから月夜の指が抜ける。
 月夜は花月にキスをしてから、光留に花月を預ける。
「光留、ちゃんと支えておけよ」
「はぁい」
 花月を正面から抱きとめる。
「痛かったら俺のこと噛んでいいから」
「え……?」
 月夜に腰を掴まれ高く上げさせる。
挿入れるぞ」
 月夜の熱が、花月のアナルに添えられる。
「あ、ああっ! はっ、ぁ……すご、あつぃ……」
 ぐっと腰を押し付けられ、ナカへと入ってくる。
「はっ、よく締まる」
「大丈夫? 痛くない?」
 光留に頭を撫でられ、心配そうに覗き込まれる。
「ん、平気……はぁ……ぁ、月夜様の熱も、光留君の手も、気持ちいい……」
 とろんと溶けた表情の花月。あまりの可愛らしさに正面で見ていた光留にはクリティカルヒットする。
「ちょ、マジで勘弁して……」
 先程の口淫で光留自身も痛いくらいに張り詰めている。おかげで後ろが疼いて仕方ない。
「花月、動くぞ」
「は、いっ! あ、あ、あっ! んぅっ、はっ、あんっ!」
「っ、あっ、花月の、擦れてっ……んんっ!」
 月夜が揺するたびに、花月の陰茎と光留の陰茎が擦れ合う。
「気持ちいいな、花月」
「ふぁっ! あ、あぁ……きも、ち……んっ、ナカこすられて、ひぅっ! まえも……あんっ、光留、くんの、あついの、きもち、ぃあっ!!」
 初めての花月に合わせてゆっくりとした動きだが、その分月夜の形と熱を覚え込まされるようで、ゾクゾクする。
「花月」
「んんっ、ふぁ、あっ! んふ、はぁ、ふ、ん……」
 光留にキスされながら、陰茎同士が触れ合うように握られる。びくびくと震えて、今にも果てそうだが、刺激が足りない。花月にも今は両方から与えられる快楽にいっぱいいっぱいで、気遣う余裕はない。
「あ、ああっ! そこっ、こすっちゃ……ひぁんっ、あ、あんっ! いいっ、きもちっ、あぁんっ!」
 前立腺を擦られ、花月は今まで感じたことない快感に、光留の背中に爪を立てる。
「んっ、は、花月可愛い……。必死にしがみついてきて……はっ、今ので、ちょっとイった」
「このドM」
「月夜が鬼畜すぎるんだよ。なぁ?」
「ぇ、あんっ! あ、やぁっ……あ、あっ! ンンッ!」
 後ろから月夜にキスされ、花月の陰茎は張り詰めていて、もうすぐイきそうだ。
 徐々にピストンする動きが速くなり、花月も喘ぐばかりになっている。
「花月の、熱くてきもちっ……はぁ、おれも……」
 花月と二人分を握って光留も腰を揺らす。裏筋同士がこすれあって気持ち良い。
「あ、ああっ! らめっらめっ、イくっ、きちゃう、イくイくイくっ! イくぅぅ~~っ!!」
 花月のナカが痙攣して、ぎゅっと締め付ける。同時に月夜が射精し、光留は花月の陰茎の先端を指で引っ掻いて射精させる。光留の腹にぶち撒けられた精液を光留は掬い取って口に含む。
「んふ、おいし……。お疲れ様、花月」
 ナカから月夜が抜け、光留に頭を撫でられると気持ちよくて眠たくなるが、花月の腹にあたった光留の陰茎はまだ熱を持っていた。
「光留、君……もしかして……」
「ああ、うん。でも、花月はしんどいだろ? 受け手側の負担は、俺もわかるからさ」
 だから気にするなと光留は言うが、それでは3人でする意味がない。
「光留、無理するな」
「そうです。光留君のここ、すごく欲しそう……」
 ひくひくと開閉する光留のアナルに、花月の指が触れる。
「あ、ちょっと!」
「入れていいですよね?」
「いいけど、おま、まだイった……って、うそぉ……」
 花月の陰茎はまた熱を孕んで芯を持っていた。
 口淫していた時から思っていたが、花月のそれは月夜よりは小さいもの、そこそこの大きさがある。
 光留はごくりと喉を鳴らす。
「ふふ、光留君のエッチなお顔見てたら、元気になっちゃいました」
 足を抱えられ、光留のヒクつくアナルに花月のペニスが触れる。
「ぁ……」
「僕の童貞、もらってください」
 そんなこと言われたらときめいてしまう。
 花月はさっきの蕩けた表情とは打って変わり、獲物を見つけた肉食獣のようにギラついていて、お腹の奥がキュンキュンする。
「ん、花月のちんぽ、ここにちょうだい?」
 光留は自ら尻穴を広げると、ずぷりといきなり奥まで入れられる。
「んあぁっ! あ、花月の、ひぁんっ、奥まで……あっ、あぁっ!」
「はっ、すごい。光留君のナカ、熱くて、柔らかくて、溶けちゃいそう……」
「光留、こっちも」
 月夜に男根を差し出され、光留はためらうことなく口に含む。
「ん、ふ、ぁ、ああっ、ん~~ッ!」
 月夜とは違う動き。だけど確実に光留をイかせようとする少し荒っぽいピストン運動も、喉の奥を突いてくれるのも気持ち良すぎて頭の中が快感で埋め尽くされる。
「あ、はっ、ンぅ……、ふぁっ! あ゙あ゙~~ッ!」
「すごい締め付け。ここが、光留君のいいところ?」
 前立腺を執拗に責められ、光留の身体がびくびくと震える。
「光留はもっと奥を好む。この辺りとか」
 月夜に腹を押され、光留がビクンッと震え、びゅくっと精液を吹き出す。
「ん゙ん゙~~ッ!!」
「っ、あっ、すご、押されただけで、こんな……可愛い、ですね。じゃあ僕も……」
 花月のペニスが雁首まで引き抜かれる。
「ぁ、まって、まだイって……ア゙ア゙ア゙ア゙~~~~ッ!!」
 光留が慌てて懇願するも、花月はそれを無視してばちゅん! と最奥まで貫く。
「ぅ、あ……ああ、花月の、おくまで……きて、ぁ、あ、んぷっ!」
「気持ちいいのはいいが、こちらも忘れるなよ?」
「ん゙ん゙~っ!!」
 結腸の入口辺りをぐりぐりと捏ね回されると堪らない。口の中の月夜の熱も相まって、気持ちよすぎて頭がおかしくなりそうだ。
「ふっ、んぁ、ぁ……ふ、んむっ、はっ、はぁっ、んぐっ!!」
「光留君のナカ、吸い付いてきて、はぁっ、も、射精そう……」
 花月のペニスが膨らんで、光留のナカいっぱいになる。突けば締め付けて、引くと引き止めるかのように内壁が絡みついてくる。
 光留は、花月の腰に足を絡めて引き寄せ、出して欲しいと視線で訴える。
「なら、こちらももっと奥まで突いてやろう」
 月夜は光留の頭を抑え、少し乱暴に喉奥を突く。
「ぐ、おぇっ……あ、あ゙あ゙、ン゙ン゙、ン、うぷっ、ぁ、ンンーーーッ!!」
 光留の全身がガクガク震え、頭の奥がチカチカする。
 どちゅん! と強くナカを突き上げられると押し上げられるように、光留の陰茎からはぷしゅぷしゅと潮を吹き上げる。結腸に花月の精液が叩きつけられ、喉が痙攣して、月夜が喉奥で射精する。直接喉に流し込まれた精液は唾液と絡まって引っかかるのが苦しくて溺れそうになるが、それすらも気持ちいい。
「っ、げほっ、はっ、かはっ、はぁ……はぁ……うぇっ、はぁ……ぁ……」
「まだ終わりじゃないぞ」
「ぇ……?」
 月夜の鬼のような台詞を理解する前に、花月と光留の位置が入れ替わる。
「今度は僕に、光留君の童貞くださいね?」
「は? ちょ、月夜、何処触って……」
 月夜が光留の背後に回り、光留のペニスを花月のアナルに添える。
「今は力が入らないだろうから、手伝ってやる」
「え、まだ、むり……ひぃぃっ!!」
「んぁっ! はっ、ぁ……、ふふ、光留君のが、んっ、入って……って、あれ、光留君、イッてます?」
 月夜に腰を押され、花月のナカにペニスが押し込まれると、衝撃に耐えきれず花月のナカで潮を吹く。
「ぁう……ぁ……ぁ……」
 花月が光留の顔を覗き込むと、感じすぎているのか蕩けていて喘ぐように呼吸している。
「可愛い、光留君」
 光留を抱きしめて、頭を撫でながら頬や唇にキスをする。
 しばらく動かずにいれば光留も落ち着いてきて、ゆるゆると腰を動かし始める。
「ふっ、ん……はぁ、きもち……ぁんっ!」
「はっ、ぁ、花月のナカ、きもちぃ……あ、ぁっ……」
 ぱちゅぱちゅとゆっくりではあるものの、ピストン運動を繰り返せば気持ち良くて、2人して喘ぐ。
「光留、入れるぞ」
「へぁ? アアアアアアーーーーッ!!」
 月夜が後ろから声をかけると、光留のアナルに月夜の肉棒が押し込まれる。
「あぁっ! あ、あ、らめらめっ! りょうほうはっ!! ひぁあああっ!! あっ、はげしっ、むりむりっ! やらぁっ!!」
「やだというわりには気持ちよさそうだな? 絡みついてくる」
 ガツガツと責め立てられると、花月にもその振動が伝わり、ナカを擦られ堪らない。
「あ、あんっ! 光留君、ひゃっ! 月夜様と、違う、動きで、はぁ、んっ、突いてくるの、あっ、きもち……んっ、あ、もっと……あぁんっ!」
 花月も自ら腰を振って光留を責め立てる。
 腰を引けば月夜の熱が奥に入り、突き出せば花月が陰茎を締め付け、月夜のものが抜けていく感触にゾクゾクする。
 前も後ろも気持ちよすぎて何も考えられない。
「ほら、光留。もっと奥まで入れてやろうな?」
 月夜がぐっと腰を進めると、結腸に届く。花月の精液と光留の腸液、月夜の先走りが混ざってぐちゃぐちゃといやらしい音がする。
「お、お……ふ、ぅ……あ、奥まで、きて……ああっ、あ、あ、ふ、ンンッ!」
「光留君、こっちも忘れちゃ、あんっ、だめですよ。ふぁっ、あっ!」
 花月と舌を絡めてキスをする。全身が性感帯になったようにどこに触れられても気持ちいい。
「そういえば、今日はまだこっちは可愛がっていなかったな」
 思い出したように月夜が言うと、背骨を月夜の指が辿り、前へくるとピンと立った乳首を指で摘まんだり、引っ掻いたり、押し潰したりする。
「やぁっ! いま、ちくび、らめっ、ひぅっ!、あ、いっぱい、きもち、からぁっ! ああっ、あああああっ!!」
 びくびくと震えながら光留が絶頂する。
「もしかして、出さずにイってます? んんっ、すごく、熱くて、あんっ、びくびくしてるのに、ふぁ、何にも出てない、あ、可愛い……」
「光留は淫乱だからな。もっとも、もう俺たち以外では満足できないだろうが」
「ふふっ、やっぱり光留君はそっちの人だったんですね」
 月夜が長いストロークで光留の奥を突き上げる。
「あああ~~~ッ!! まらいっへる、イって、イってるのにぃ……あぁっ! 後ろゴリゴリしにゃいれっ、あ、あっ、ちんぽきゅうきゅうしないれっ! ひぁあああああっ、まらいっちゃ、いっちゃうからぁっ!!」
「光留君、んんっ、えっち、すぎますっ、きゃっ! 僕も、イっちゃいますっ、あ、あ~~~ッ!」
「俺のもちゃんと飲めよ?」
「あー! あ、あ、イく、イくぅ、んあああああっ!!」
 花月が達するとぎゅうぎゅうと前が締め付けられ、月夜にナカに出され、光留も花月のナカで絶頂する。
 頭の奥が弾けたような気がして、光留の意識はそこで途切れた。
「はぁ、んっ、はぁっ……こんどは、んっ、いっぱいでました、ね。んっ、きもちいぃ……。光留君?」
「気絶したか」
「みたいですね」
 ぐったりと花月に凭れかかる光留の頭を撫で、月夜は光留から自身を抜くと、光留を抱いて花月から抜いてやると隣のベッドに寝かせる。
「さて、光留は当分起きてこないだろうが、どうする?」
「光留君にはまた今度、二人きりの時に相手してもらいます。とても虐めがいがありそうですし」
「お前もいい性格している」
「光留君が可愛すぎるのがいけません、月夜様が溺愛したくなるのもわかります」
「だろう? 起きたらまた可愛がってやればいい」
「そうします。でも、僕としてはもう少し楽しみたいです」
 そう言って花月は月夜に抱きつく。
「ああ、俺の可愛い花月」
 月夜は花月を抱き締めるとベッドへ押し倒した。
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