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旅に危険はつきものだ
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しおりを挟む「そういえば!」
挨拶を終えた所で、近藤が何かを思い出したかのように声を上げた。
その声に皆が注目する
「先ほど編成表を頂戴してきたのだ!」
そう言い持っていた表を取り出し、見えるように広げた
近藤勇・山南敬助・土方歳三・永倉新八・沖田総司・原田左之助・藤堂平助・桜蘭楓は3番隊1
井上源三郎は同じ3番隊だが2と割り振られていた。
偶然か必然か…
楓は近藤達と同じ隊に割り振られていた。
それを見た沖田が一番に声をかける
「桜蘭さんも同じ隊ですね♪」
「はい!よろしくお願いします。」
この先どうなるか不安な中で、見知らぬ浪士達と一緒に旅を共にするより
見知った者達が居ることで少し不安が軽くなったきがした。
しかし、その事にあまりいい顔をしていない男が一人。
土方だ。
「足を引っ張るなよ?」
土方はあまり桜蘭をよく思っていないらしい
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