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剣客
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しおりを挟む"近藤さん"
そう呼ばれた男は、楓に気づくと
大きな口を開け、豪快に笑いながら挨拶をしてくれた。
「私は近藤 勇(コンドウ イサミ)と申す!
いやぁ!さっきの試合を見せてもらったのだが、凄いなぁぁ~!
まさかこの江戸にこれ程の剣客がまだ居たとはなぁ!!!」
「近藤…さんですかー…私は桜蘭楓と言います。
いえいえ、私なんてまだまだですよ」
豪快に笑う近藤に合わせ作り笑顔を見せるが、楓の心臓はバクバクと脈打っていた。
近藤 勇
後に新撰組の頭、局長になる男
土方 歳三
後に鬼の副長と呼ばれる男
沖田 総司
後の新撰組で一二を争う剣客
師匠と自分が憧れた剣客達が目の前に居るのだ。
この時代に来る前は
よく「もしも、新撰組の○○に会えたら○○したい」だの師匠と語り合ったものだった…
しかし、まさかその時が来てしまうとは思っても見なかった為 動揺する。
「お前…
俺達の事を知っているようだな?」
そんな楓の動揺に敏感に反応する者がいた
土方だ。
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