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第7話 妹と俺の突起物
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「それでさー!」
あの天龍声おばけを倒し、しばらくした日。
俺は家へ向かって歩いていた。もう少しすると到着し、妹が隣で楽しそうに話している。
すると、反対側の道から見慣れた顔が歩いてきた。
「よっ! 結城!」
この気楽に話しかけてくる、美少女? と学校で言われている女子の名は『白川 真凛(しらかわ まりん)』。
そして、俺の幼馴染だ。
身長は165cm程あり綺麗な黒髪だ。髪は後ろで結んである。
今日は、パジャマのようなゆるふわっとした服装の上にだらーんとしたパーカーを着ている。
片手に持つ、ジュースを見た感じコンビニにでも行ったのではないだろうか。
「よっ! どこに行ってたんだ?」
「何っ!? 私の情報を聞き出すつもり!? ストーカー!? うわっ!!」
と、両手で身体を震わせながら、よじよじと左右に体を傾ける。
同じ高校のやつらなら「可愛い!!」とか、言うのかもしれないが俺にとってはただただ気持ち悪いだけだった。
ていうか。
「ここ近所だから、地味に大きい声で言うのやめてくれない!?!?」
「んっ……、声は抑えた方がいい?」
「同じだー!」
「はいはい、ふふ。ごめんてー! コンビニだけどー、結城は?」
「ん、あぁ……モン……」
って、言えるかぁ!! どんなキチガイだよ!! モンスターを倒しに――頭おかしいやろ!!
「えーっと……」
俺が何も言えずに考えていると、後ろにいた妹が俺の裾を強く握る。
「あ、何? 言いづらい感じー? ははっ! なんかごめん!」
「べ、別にそういう訳じゃ……」
「妹とデートなんて恥ずかしくて言えないよねー! あ、美優もごめんねー」
すると、妹が俺の前に出てくる。
「ち、違うし!!」
そう叫ぶ妹の耳は真っ赤になっていた。
何を必死にならなくてもいいのに……。それで通しておけよ。
妹とデート……でいいよな?
遊園地……デート。
「ぴぎゃぁあ!」
妹は意味のわからないことを叫び始める。猫の威嚇のようでもあった。
そして、妹の裾を握る手は一段と強くなっていた。
「こらこら、やめろよ」
「い、いいじゃん」
上目遣い……だと?!
やばい、変なことを考えてしまった……。
俺の股間はむくりむくりと大きくなる。……普通にごめん。
「ふふ。美優ちゃん、可愛いー! 結城とやましいことをしてた訳じゃないんでしょ? なら、いいじゃん」
と、くすくす笑う。
すると、妹は俺の方を振り返り真っ赤な顔を膨らませる。
……可愛いかよ!
俺に付いている突起部が更に一段階グレードアップする。
その真っ赤な顔の妹と俺の顔が向き合う。……なんか照れてきたぞ!?
俺がそう思い、目を逸らした瞬間……。
「……!?」
俺の股間に暖かさを感じる。
別に股間があれして熱くなっている場合では無い。
妹の暖かさを受け、更に股間はグレードアップする。
「……えっ、えっ?!」
真凛は驚き戸惑いを隠せなくなっていた。
そりゃあ、そうだ。小さい頃ならともかく。高校生の兄に中三の妹が公衆の面前で抱きつき始めたのだから。
「、、美優さん……?」
真正面? というより、抱きつき真下から見える妹の上目遣いは涙目に変わっていた。
ここで俺の凸は更にグレードアップする。
……いや、これは可愛い。妹ぉ!!!!
俺は心で叫び尽くす。
「あ、あのー……お前と妹ちゃんってそういう関係……だったの?!」
「いやいやいや! 違うからな!?」
「違……うよ!!」
妹が俺の胸に向かって叫ぶ。
……可愛いかよ!
「はいはい。分かりましたー……。じゃ、これで!!」
「ちょ、待っ……!!」
真凛は俺の声を無視して、どこかへ逃亡してしまった。
学校で変なこと言わなきゃいいけど……。
「あの……兄ちゃん……?」
可愛い!! なんなの、今日の妹!? 別人?? 気持ち悪い!!
「少し言いたい事があるから……早く家に帰ろうか」
妹のさっきまでの泣きっ面はどこに言ったのか、俺から離れると悪戯な笑顔を見せた。いや……怒ってる? 真意はイマイチ分からなかった。
あの天龍声おばけを倒し、しばらくした日。
俺は家へ向かって歩いていた。もう少しすると到着し、妹が隣で楽しそうに話している。
すると、反対側の道から見慣れた顔が歩いてきた。
「よっ! 結城!」
この気楽に話しかけてくる、美少女? と学校で言われている女子の名は『白川 真凛(しらかわ まりん)』。
そして、俺の幼馴染だ。
身長は165cm程あり綺麗な黒髪だ。髪は後ろで結んである。
今日は、パジャマのようなゆるふわっとした服装の上にだらーんとしたパーカーを着ている。
片手に持つ、ジュースを見た感じコンビニにでも行ったのではないだろうか。
「よっ! どこに行ってたんだ?」
「何っ!? 私の情報を聞き出すつもり!? ストーカー!? うわっ!!」
と、両手で身体を震わせながら、よじよじと左右に体を傾ける。
同じ高校のやつらなら「可愛い!!」とか、言うのかもしれないが俺にとってはただただ気持ち悪いだけだった。
ていうか。
「ここ近所だから、地味に大きい声で言うのやめてくれない!?!?」
「んっ……、声は抑えた方がいい?」
「同じだー!」
「はいはい、ふふ。ごめんてー! コンビニだけどー、結城は?」
「ん、あぁ……モン……」
って、言えるかぁ!! どんなキチガイだよ!! モンスターを倒しに――頭おかしいやろ!!
「えーっと……」
俺が何も言えずに考えていると、後ろにいた妹が俺の裾を強く握る。
「あ、何? 言いづらい感じー? ははっ! なんかごめん!」
「べ、別にそういう訳じゃ……」
「妹とデートなんて恥ずかしくて言えないよねー! あ、美優もごめんねー」
すると、妹が俺の前に出てくる。
「ち、違うし!!」
そう叫ぶ妹の耳は真っ赤になっていた。
何を必死にならなくてもいいのに……。それで通しておけよ。
妹とデート……でいいよな?
遊園地……デート。
「ぴぎゃぁあ!」
妹は意味のわからないことを叫び始める。猫の威嚇のようでもあった。
そして、妹の裾を握る手は一段と強くなっていた。
「こらこら、やめろよ」
「い、いいじゃん」
上目遣い……だと?!
やばい、変なことを考えてしまった……。
俺の股間はむくりむくりと大きくなる。……普通にごめん。
「ふふ。美優ちゃん、可愛いー! 結城とやましいことをしてた訳じゃないんでしょ? なら、いいじゃん」
と、くすくす笑う。
すると、妹は俺の方を振り返り真っ赤な顔を膨らませる。
……可愛いかよ!
俺に付いている突起部が更に一段階グレードアップする。
その真っ赤な顔の妹と俺の顔が向き合う。……なんか照れてきたぞ!?
俺がそう思い、目を逸らした瞬間……。
「……!?」
俺の股間に暖かさを感じる。
別に股間があれして熱くなっている場合では無い。
妹の暖かさを受け、更に股間はグレードアップする。
「……えっ、えっ?!」
真凛は驚き戸惑いを隠せなくなっていた。
そりゃあ、そうだ。小さい頃ならともかく。高校生の兄に中三の妹が公衆の面前で抱きつき始めたのだから。
「、、美優さん……?」
真正面? というより、抱きつき真下から見える妹の上目遣いは涙目に変わっていた。
ここで俺の凸は更にグレードアップする。
……いや、これは可愛い。妹ぉ!!!!
俺は心で叫び尽くす。
「あ、あのー……お前と妹ちゃんってそういう関係……だったの?!」
「いやいやいや! 違うからな!?」
「違……うよ!!」
妹が俺の胸に向かって叫ぶ。
……可愛いかよ!
「はいはい。分かりましたー……。じゃ、これで!!」
「ちょ、待っ……!!」
真凛は俺の声を無視して、どこかへ逃亡してしまった。
学校で変なこと言わなきゃいいけど……。
「あの……兄ちゃん……?」
可愛い!! なんなの、今日の妹!? 別人?? 気持ち悪い!!
「少し言いたい事があるから……早く家に帰ろうか」
妹のさっきまでの泣きっ面はどこに言ったのか、俺から離れると悪戯な笑顔を見せた。いや……怒ってる? 真意はイマイチ分からなかった。
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