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第21夜 夏の終わり
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♪ 夏の終わり~ 夏の終わりには~ ♪
*季節外れでスミマセン。この原稿を書いているのは8月下旬でした。
え?
いきなり何だって?
この季節、ラジオから森山直太朗さんの『夏の終わり』が聞こえてくると、つい一緒に口ずさんでしまいますよね。
♪ なぁ~つの お~わ~……えっ? 早く始めろって?
コ、コホン。
あらためまして皆さんこんばんは。
枕崎純之助です。
本日は8月31日です。
いよいよ夏も終わりですね。
昔から僕は夏が終わってしまうことに寂しさを感じずにはいられないんです。
子供の頃は夏って家族・親戚で集まって静岡まで2泊3日の海水浴旅行に行くことが恒例となっていたり、部活の合宿で富士五湖に出かけたりと、とにかく夏は僕にとって最高に楽しい特別な季節でした。
だから子供の頃の僕にとって夏の終わりは本当に寂しい時期だったんです。
夏が終わってしまうことを残念がり、楽しかった夏の思い出に浸っては寂しい思いを募らせておりました。
いや別に8月31日の夜まで夏休みの宿題を泣きながらやっていたから夏の終わりが嫌いってわけじゃありません本当です。
さすがにこの年齢になると「毎日暑いし早く終わんねえかな夏」とか思ったりしますが、それでも心に刻み込まれた夏の終わりの寂しさは、毎年僕を感傷的にさせます。
電車に乗って遠いところへ行ってしまう恋人を見送るかのように胸が締め付けられるのです。(何の話だ)
だけど夏に限らず、何かが終わって次の何かが始まる瞬間って、僕は新しいことが始まるドキドキ感よりも古いものが終わってしまう寂しさをより強く感じてしまうんですよね。
高校卒業の時も大学への進学に対するワクワク感よりも、終わってしまう高校生活を残念がっていたことをよく覚えています。
何かが終わる瞬間って寂しいですよね。
だから世の中、人気ドラマが最終回を迎えたりすると『○○ロス』という話が出たりするんでしょうね。
極端な話をすれば僕なんか『Z○P!』が終わって『スッ○リ』が始まるあの番組切り替えの瞬間すら寂しいくらいですから。(だから何の話だ)
そんな僕が最高に寂しいなと思うのは、日曜日の夜、ラジオが終わってしまう瞬間です。
ご存知の方も多いかと思いますが、ラジオって日曜日の深夜は設備の保守・メンテナンスなどの都合で放送をお休みしますよね。
日曜最後の番組が終わって静かな音楽が流れ始め、やがて『こちらは○○放送。JOホニャララ』みたいなアナウンスが聞こえて来て、その後『試験放送を開始します』とか言ってピロピロ~とか謎の音が聞こえてきたりします。
そして最後にはピーという虚しい音が流れ続けたりするんです。
一週間続いたラジオ放送の終わりの瞬間です。
「ラジオ? おいラジオ! 目を開けろよ! 俺をおいて逝くなんて許さねえぞ! ラジオォォォォォ!」(アホ)
この瞬間がたまらなく寂しい!
文明社会が終わってしまったかのような、1人取り残されてしまったかのような寂しさに襲われます。(大げさ)
ボリュームを上げ下げしようとも、ただひたすら試験放送のピー音が流れるのみ。
「キレイな音してるだろ? 死んでるんだぜ」(死んでない)
まあ翌朝、月曜早朝5時頃には放送が再開されるので、死んでると言うよりは寝ているというべきですが、僕としては……
「ね~え~。ラジオったらもう寝ちゃうの? ねえってば~」
と欲求不満の奥様のような気持ちです。(いい加減にしろ)
共感していただけますでしょうか。(するわけあるか)
まあもちろん月曜日の朝から仕事だったりしますので、最近はめっきり夜のラジオは聞かなくなりましたが、そんな風に何かが過ぎ去ってしまうのは寂しいことなのです。
これはいくつ年を重ねてもそう感じてしまいます。
過ぎ去っていく時間の中で、そんな寂しさを重ねながら、人は自分の人生の残り時間を過ごしていくのでしょうね。
え?
最後だけシリアスになってもダメだって?
た、たまにはカッコよく〆させてくれよ!
さて、皆さん今年の夏はいかがでしたでしょうか。
僕は外出自粛でどこにも出かけませんでしたが、親戚やら知人からスイカをたくさん送ってもらえたので、ひたすらスイカを食べまくった夏でした。
食べ過ぎて、もうスイカはいいよって思ってましたが、いざ夏が終わると思うと最後にもう一度スイカを食べておきたいって思うようになりました。
夏の終わりに最後のスイカを食べるべく、買いにいくとしますか。
皆さんもこの夏やり残したことはありませんか?
学生の皆さんはサッサと宿題を終わらせましょうね。(おまえが言うな)
それでは皆さん。
今宵は僕の歌声とともにお眠り下さい。
おやすみなさい。
いい夢を。
♪ 夏の終わり~ 夏の終わりには~ ただスイカが食べたくな~るの ♪
(森山直太朗さんゴメンナサイ)
*季節外れでスミマセン。この原稿を書いているのは8月下旬でした。
え?
いきなり何だって?
この季節、ラジオから森山直太朗さんの『夏の終わり』が聞こえてくると、つい一緒に口ずさんでしまいますよね。
♪ なぁ~つの お~わ~……えっ? 早く始めろって?
コ、コホン。
あらためまして皆さんこんばんは。
枕崎純之助です。
本日は8月31日です。
いよいよ夏も終わりですね。
昔から僕は夏が終わってしまうことに寂しさを感じずにはいられないんです。
子供の頃は夏って家族・親戚で集まって静岡まで2泊3日の海水浴旅行に行くことが恒例となっていたり、部活の合宿で富士五湖に出かけたりと、とにかく夏は僕にとって最高に楽しい特別な季節でした。
だから子供の頃の僕にとって夏の終わりは本当に寂しい時期だったんです。
夏が終わってしまうことを残念がり、楽しかった夏の思い出に浸っては寂しい思いを募らせておりました。
いや別に8月31日の夜まで夏休みの宿題を泣きながらやっていたから夏の終わりが嫌いってわけじゃありません本当です。
さすがにこの年齢になると「毎日暑いし早く終わんねえかな夏」とか思ったりしますが、それでも心に刻み込まれた夏の終わりの寂しさは、毎年僕を感傷的にさせます。
電車に乗って遠いところへ行ってしまう恋人を見送るかのように胸が締め付けられるのです。(何の話だ)
だけど夏に限らず、何かが終わって次の何かが始まる瞬間って、僕は新しいことが始まるドキドキ感よりも古いものが終わってしまう寂しさをより強く感じてしまうんですよね。
高校卒業の時も大学への進学に対するワクワク感よりも、終わってしまう高校生活を残念がっていたことをよく覚えています。
何かが終わる瞬間って寂しいですよね。
だから世の中、人気ドラマが最終回を迎えたりすると『○○ロス』という話が出たりするんでしょうね。
極端な話をすれば僕なんか『Z○P!』が終わって『スッ○リ』が始まるあの番組切り替えの瞬間すら寂しいくらいですから。(だから何の話だ)
そんな僕が最高に寂しいなと思うのは、日曜日の夜、ラジオが終わってしまう瞬間です。
ご存知の方も多いかと思いますが、ラジオって日曜日の深夜は設備の保守・メンテナンスなどの都合で放送をお休みしますよね。
日曜最後の番組が終わって静かな音楽が流れ始め、やがて『こちらは○○放送。JOホニャララ』みたいなアナウンスが聞こえて来て、その後『試験放送を開始します』とか言ってピロピロ~とか謎の音が聞こえてきたりします。
そして最後にはピーという虚しい音が流れ続けたりするんです。
一週間続いたラジオ放送の終わりの瞬間です。
「ラジオ? おいラジオ! 目を開けろよ! 俺をおいて逝くなんて許さねえぞ! ラジオォォォォォ!」(アホ)
この瞬間がたまらなく寂しい!
文明社会が終わってしまったかのような、1人取り残されてしまったかのような寂しさに襲われます。(大げさ)
ボリュームを上げ下げしようとも、ただひたすら試験放送のピー音が流れるのみ。
「キレイな音してるだろ? 死んでるんだぜ」(死んでない)
まあ翌朝、月曜早朝5時頃には放送が再開されるので、死んでると言うよりは寝ているというべきですが、僕としては……
「ね~え~。ラジオったらもう寝ちゃうの? ねえってば~」
と欲求不満の奥様のような気持ちです。(いい加減にしろ)
共感していただけますでしょうか。(するわけあるか)
まあもちろん月曜日の朝から仕事だったりしますので、最近はめっきり夜のラジオは聞かなくなりましたが、そんな風に何かが過ぎ去ってしまうのは寂しいことなのです。
これはいくつ年を重ねてもそう感じてしまいます。
過ぎ去っていく時間の中で、そんな寂しさを重ねながら、人は自分の人生の残り時間を過ごしていくのでしょうね。
え?
最後だけシリアスになってもダメだって?
た、たまにはカッコよく〆させてくれよ!
さて、皆さん今年の夏はいかがでしたでしょうか。
僕は外出自粛でどこにも出かけませんでしたが、親戚やら知人からスイカをたくさん送ってもらえたので、ひたすらスイカを食べまくった夏でした。
食べ過ぎて、もうスイカはいいよって思ってましたが、いざ夏が終わると思うと最後にもう一度スイカを食べておきたいって思うようになりました。
夏の終わりに最後のスイカを食べるべく、買いにいくとしますか。
皆さんもこの夏やり残したことはありませんか?
学生の皆さんはサッサと宿題を終わらせましょうね。(おまえが言うな)
それでは皆さん。
今宵は僕の歌声とともにお眠り下さい。
おやすみなさい。
いい夢を。
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