Pillow Talk

枕崎 純之助

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第14夜 執筆こそ我が人生の精神安定剤

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 皆さん、こんばんは。
 枕崎まくらざき純之助です。

 さて、今夜は久々に小説の話をしたいと思います。

 小説を書き続けていると、自分にとって嬉しい瞬間とストレスがたまる瞬間が何なのか、とてもハッキリしてきます。
 僕にとって嬉しい時とはどんな時か。
 それはもう考えるまでもなく小説の執筆が順調な時ですね。
 アイデアが頭の中に浮かび、執筆に対する集中力も十分な時、それは僕にとって至福の時間です。

 逆にストレスがたまるのは、執筆が進まない時やそもそも執筆する時間が満足に確保できない時です。
 アイデアが浮かばず、執筆に対する集中力も散漫になり、日々の所用に追われて執筆の時間が取れない時など、イライラがつのります。

 ああもう!
 こんなことしている場合じゃないのに!
 ってな感じにね。

 ですが僕も社会的生活というものを営んでおりますので、日がな一日小説ばかりを書いていればいいというわけではありません。
 土日は休みで月曜日からまた一週間の仕事や学校の授業が始まる人も多いかと思います。
 僕もその1人です。
(土日も関係なく働いていた人たちゴメンなさい。本当にお疲れさまです)

 ネットを見るとTwitterなどで「月曜日から仕事」「月曜日から学校」というワードでぼやいている人が後を絶ちません。
 皆さん憂鬱ゆううつなんですよね。
 分かります。
 僕もです。
 休みが明けて仕事や学業が始まる時は誰でもそうなりますよね。

 これだけたくさんの人が明日が来るのを憂鬱ゆううつに思っていたら、思〇期症候群やエン〇レスエイト的現象が起きて何度も土日が繰り返されそうです。
 はぁ~。
 ゴジラでも上陸して仕事が休みにならないかなぁ~。
 なんてアホな妄想したりして。

 ここ数日、そんなことを考えていた僕ですが、今日は少し心持ちが違います。
 私事ですが、実は数ヵ月前から執筆中だった作品が佳境を迎えてまいりまして、もう少しでクライマックスというところまで進んでまいりました。
 冬頃の連載投稿開始に向けて、作品を完結させたくてウズウズしているんです。
 休みが終わっても、明日から辛い仕事でも……



 それだけで生きていけます。
 
 
 作品世界が出来上がっていく。
 キャラクターたちが活躍の場を待っている。
 そんな作品を誰かに見せたくてウズウズしている。
 
 作品作りに対するそういう気持ちが僕を救ってくれるんです。
 休みが明けて明日から仕事が始まるという憂鬱ゆううつなはずの一日に、明日からもがんばろう、という気持ちを僕に与えてくれるんです。
 だから僕はたとえPVが少なかろうが、賞に落選しようが、小説を書くことをやめたりはしません。
 もし、今後小説を書くのが辛くなってしまった時は、今日のこの話を自分で読み返して気持ちを奮い立たせようと思います。
 ま、多くの人に楽しんでもらえる作品を作れるかどうかは自分の努力次第ですが、小説を書きたいという気持ちは僕にとってかけがえのない精神安定剤なんです。

 皆さんにはそういう精神安定剤がありますか?
 辛い現実に立ち向かう力を与えてくれる何かがあれば、きっと人は生きていけます。
 もしそれがある人はそれを人生の宝物として大切にして下さい。
 まだ見つかっていない人はこれからいくらでも見つけられるチャンスが転がっているってことですからラッキーですよ。
 
 というお話でした。
 さて、そろそろ季節の変わり目ですから皆様も体調には気をつけてお過ごし下さい。

 またいつかの夜にお会いしましょう。
 今宵こよいもいい夢を。
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