7 / 84
第107話 若者たちを導く手
しおりを挟む
翌朝。
まだ日が昇らぬうちに到着したネル、オリアーナ、エステルの3名は、日の出を待ってブリジットの宿を訪れた。
ブリジット、ボルド、プリシラの他にベラやソニア、そしてエリカとハリエットが集まる宿の前では、3人を代表してエステルがブリジットの前に跪いている。
「お待たせいたしました。誉れ高き学舎【ユーフェミア】所属のエステルと他2名。ブリジットのお呼び立てに馳せ参じました」
そんなエステルの態度に、背後でネルは苛立ったように顔を歪めて跪く。
その隣ではオリアーナが足元に目線を落としたまま跪いている。
彼女は右手に一頭の黒熊狼を繋いだ縄を持ち、その左肩には一羽の鷹が止まっている。
ブリジットは鷹揚に頷き、3人に立ち上がるように告げた。
「よく来てくれた。エステル、ネル、オリアーナ。急に呼び立ててすまないな」
「とんでもございません。ブリジットからの緊急招集とあらば、いついかなる時でも駆けつけます」
そんなエステルの言葉にブリジットは内心で苦笑した。
彼女はウィレミナの元で学び、その知識は学舎の学徒の中でも随一と言っていいほど幅広く深い。
そして女王ら目上の者に対する礼節も弁えている。
だがその顔の裏に虚栄心や自分より下と見なした者を蔑む傲慢さが隠れていることをブリジットは見抜いていた。
彼女を招いた夕餉の会でもそれを感じたものだ。
おそらく彼女はこの先、その優秀さでダニア政府の中枢を担う存在となっていくだろう。
その一方でその性格から敵を多く作るかもしれないという懸念の拭えぬ人物だった。
そしてそのエステルの背後に立つ長身の女、オリアーナ。
彼女の横に立つ黒熊狼と肩に止まる鷹はどちらもよく訓練されていて、おとなしく控えている。
獣への愛情とその信頼関係の確立は、獣使隊の中においても随一と言っていいだろうと、獣使隊の隊長を務めるアデラが言っていた。
ただアデラが頭を悩ませているのは、オリアーナの極端な社交性の無さだった。
彼女は他人とほどんど交流しない。
必要最低限の会話すらしようともしないため、獣使隊の中でも周囲の仲間から浮いて孤立していた。
隊長のアデラもダニアの女にしては珍しく穏やかな気性であったため、若い頃は周囲と馴染めずに困っていたが、オリアーナはアデラよりも遥かに困った状況だった。
アデラがもっと仲間と交流を持つようにそれとなく説得しているが、オリアーナは聞く耳を持たないらしい。
ブリジットが招いた夕餉の会でもほとんど口を開かなかった。
だがブリジットもボルドもそんな彼女を責めることも悪く思うこともなかった。
2人とも女王とその夫として、多くのダニアの女たちを見て来た。
勇猛なダニアの女たちと言ってもその性格はさまざまなのだ。
アデラのように戦いを好まぬ穏やかな性格の者もいる。
それは悪いことではないのだ。
オリアーナも獣使いという一点においては群を抜いて優秀だった。
そんな彼女の長所を伸ばすように上の者が配慮をしてやれば、オリアーナは相当な戦力になり得るはずだった。
(しかし……この中で一番厄介なのがアイツか)
ブリジットは弓兵のネルに目を向ける。
彼女はさも3人の代表であるかのように振る舞うエステルの背中を憎々しげに睨みつけていた。
首に縄を付けられることを嫌う野犬のような目だ。
先ほども跪きながらも、その顔には何者にも膝を屈しない強情さがありありと表れていた。
ネルを夕餉の会に呼んだ時はひと悶着あったことをブリジットは内心で苦笑しつつ思い返す。
最初はおとなしく食事をしていたネルだが、酒が入り始めると徐々にくだを巻くようになり、自分の待遇に対する不満をツラツラとブリジットやボルドに愚痴り出した。
さてどうしたものかとブリジットがボルドを見ると、もう少しそのままでとボルドが目で合図してきたので、ネルの言い分を好きなだけ吐き出させたのだ。
もっと実戦的な場所で働きたい。
上司である双子の弓兵ナタリーとナタリアが口うるさい。
仲間たちが気に食わない。
そして……戦のある時代に現役戦士でいたかった。
そうした本音を酒の勢いに任せて吐き出した挙句、ネルは飲み過ぎてテーブルにつっ伏して眠ってしまったのだった。
ブリジットとボルドが目を丸くして顔を見合わせていると、青い顔をしたナタリーとナタリアが飛び込んできた。
そしてブリジットらに平謝りしながら、ネルを抱え上げて退散していったのだ。
ネル本人は酒を飲み始めた辺りから記憶がないらしく、無礼極まりないブリジットへの失言の数々はまったく覚えていないとのことだった。
もちろんブリジットは苦笑しながらすべてを不問に処した。
そうした一連の出来事を経て、彼女たちを推薦したボルドの考えは何となく分かる。
彼女たちはそれぞれが抱える精神的な難点を克服して成長すれば、ダニアにとって他に替えの利かない貴重な人材になってくれるだろう。
ボルドは彼女たちが今回の作戦行動の中で成長し、その能力の特異さを発揮してエミルを救出してくれることを期待しているのだ。
だが、今この時点でエミルを救うための人材としては厳しいものがある。
(せめてプリシラを含めたこのじゃじゃ馬たちを導いてくれる者がいれば……)
そう思いながらブリジットは昨夜のボルドとの会話を思い返した。
ボルドは言ったのだ。
自分がプリシラたちについていくと。
エミルを探すために黒髪術者の力が必要となるし、若い彼女たちを導く大人が必要だからと。
ブリジットは反対したかった。
だが、確かにボルドしかいないと思った。
若いプリシラたちを率いていける大人で、なおかつ黒髪術者の力を持つ者など他にはいないのだ。
ボルドはブリジットに目を向けて優しげに微笑みながら頷く。
それを見たブリジットは覚悟を決めて一歩前に出た。
「おまえたちももうすでに聞いていると思うが、我が息子のエミルが敵の手によって攫われた可能性が高い。そこでエミルを探し出して救出するための捜索隊を組織する」
そう言うとブリジットはプリシラやエリカ、そしてハリエットに目を向けた。
3人は一歩前に出る。
「捜索隊に参加するのはプリシラ、エリカ、ハリエット、エステル、ネル、オリアーナ。そしてこの6名の指導役として……」
ブリジットがそう言いかけたその時……ボルドが一歩前に足を踏み出そうとしたその時……その場に声が響き渡った。
「その役はワタシにお任せいただけませんか?」
その声に一同が後方を振り返る。
するとそこには旅装に身を包んだ1人の赤毛の女の姿があった。
ダニアの女としては小柄なその女を見たブリジットとボルドは、その女の馴染み深い姿に思わず声を上げる。
「……アーシュラ!」
「アーシュラさん!」
アーシュラ。
クローディアの腹心の部下として常にその傍に控え、現在はクローディアの秘書官を務めている女だ。
かつてはクローディアのために偵察や暗殺などを手掛けていた、その道の達人である。
そして何より特筆すべきは、彼女は赤毛でありながら黒髪術者の力を持つ稀有な人材なのだ。
ブリジットもボルドもまさにこれは天の恵みだと思った。
百戦錬磨の経験と知識を持ち、謀略や実行力においては並び立つ者が無いほどの人材。
なおかつ黒髪術者としての力を有しており、エミルを探すために適した能力を持つ彼女は、若者たちを導いてこの作戦を成功させるためにこれ以上ないくらいの適役だった。
アーシュラはブリジットの前に跪くと恭しく頭を垂れて言う。
「クローディアに申しつけられ、参上いたしました。ブリジット。お命じ下さい。ワタシが彼女たちを導き、必ずやエミル様をお2人の元へ連れて帰ります」
そう言うとアーシュラは顔を上げる。
ブリジットやボルドが見慣れたその顔は、30歳を過ぎた年齢を感じさせぬ若々しさと、積み重ねた経験からくる自信に彩られているのだった。
まだ日が昇らぬうちに到着したネル、オリアーナ、エステルの3名は、日の出を待ってブリジットの宿を訪れた。
ブリジット、ボルド、プリシラの他にベラやソニア、そしてエリカとハリエットが集まる宿の前では、3人を代表してエステルがブリジットの前に跪いている。
「お待たせいたしました。誉れ高き学舎【ユーフェミア】所属のエステルと他2名。ブリジットのお呼び立てに馳せ参じました」
そんなエステルの態度に、背後でネルは苛立ったように顔を歪めて跪く。
その隣ではオリアーナが足元に目線を落としたまま跪いている。
彼女は右手に一頭の黒熊狼を繋いだ縄を持ち、その左肩には一羽の鷹が止まっている。
ブリジットは鷹揚に頷き、3人に立ち上がるように告げた。
「よく来てくれた。エステル、ネル、オリアーナ。急に呼び立ててすまないな」
「とんでもございません。ブリジットからの緊急招集とあらば、いついかなる時でも駆けつけます」
そんなエステルの言葉にブリジットは内心で苦笑した。
彼女はウィレミナの元で学び、その知識は学舎の学徒の中でも随一と言っていいほど幅広く深い。
そして女王ら目上の者に対する礼節も弁えている。
だがその顔の裏に虚栄心や自分より下と見なした者を蔑む傲慢さが隠れていることをブリジットは見抜いていた。
彼女を招いた夕餉の会でもそれを感じたものだ。
おそらく彼女はこの先、その優秀さでダニア政府の中枢を担う存在となっていくだろう。
その一方でその性格から敵を多く作るかもしれないという懸念の拭えぬ人物だった。
そしてそのエステルの背後に立つ長身の女、オリアーナ。
彼女の横に立つ黒熊狼と肩に止まる鷹はどちらもよく訓練されていて、おとなしく控えている。
獣への愛情とその信頼関係の確立は、獣使隊の中においても随一と言っていいだろうと、獣使隊の隊長を務めるアデラが言っていた。
ただアデラが頭を悩ませているのは、オリアーナの極端な社交性の無さだった。
彼女は他人とほどんど交流しない。
必要最低限の会話すらしようともしないため、獣使隊の中でも周囲の仲間から浮いて孤立していた。
隊長のアデラもダニアの女にしては珍しく穏やかな気性であったため、若い頃は周囲と馴染めずに困っていたが、オリアーナはアデラよりも遥かに困った状況だった。
アデラがもっと仲間と交流を持つようにそれとなく説得しているが、オリアーナは聞く耳を持たないらしい。
ブリジットが招いた夕餉の会でもほとんど口を開かなかった。
だがブリジットもボルドもそんな彼女を責めることも悪く思うこともなかった。
2人とも女王とその夫として、多くのダニアの女たちを見て来た。
勇猛なダニアの女たちと言ってもその性格はさまざまなのだ。
アデラのように戦いを好まぬ穏やかな性格の者もいる。
それは悪いことではないのだ。
オリアーナも獣使いという一点においては群を抜いて優秀だった。
そんな彼女の長所を伸ばすように上の者が配慮をしてやれば、オリアーナは相当な戦力になり得るはずだった。
(しかし……この中で一番厄介なのがアイツか)
ブリジットは弓兵のネルに目を向ける。
彼女はさも3人の代表であるかのように振る舞うエステルの背中を憎々しげに睨みつけていた。
首に縄を付けられることを嫌う野犬のような目だ。
先ほども跪きながらも、その顔には何者にも膝を屈しない強情さがありありと表れていた。
ネルを夕餉の会に呼んだ時はひと悶着あったことをブリジットは内心で苦笑しつつ思い返す。
最初はおとなしく食事をしていたネルだが、酒が入り始めると徐々にくだを巻くようになり、自分の待遇に対する不満をツラツラとブリジットやボルドに愚痴り出した。
さてどうしたものかとブリジットがボルドを見ると、もう少しそのままでとボルドが目で合図してきたので、ネルの言い分を好きなだけ吐き出させたのだ。
もっと実戦的な場所で働きたい。
上司である双子の弓兵ナタリーとナタリアが口うるさい。
仲間たちが気に食わない。
そして……戦のある時代に現役戦士でいたかった。
そうした本音を酒の勢いに任せて吐き出した挙句、ネルは飲み過ぎてテーブルにつっ伏して眠ってしまったのだった。
ブリジットとボルドが目を丸くして顔を見合わせていると、青い顔をしたナタリーとナタリアが飛び込んできた。
そしてブリジットらに平謝りしながら、ネルを抱え上げて退散していったのだ。
ネル本人は酒を飲み始めた辺りから記憶がないらしく、無礼極まりないブリジットへの失言の数々はまったく覚えていないとのことだった。
もちろんブリジットは苦笑しながらすべてを不問に処した。
そうした一連の出来事を経て、彼女たちを推薦したボルドの考えは何となく分かる。
彼女たちはそれぞれが抱える精神的な難点を克服して成長すれば、ダニアにとって他に替えの利かない貴重な人材になってくれるだろう。
ボルドは彼女たちが今回の作戦行動の中で成長し、その能力の特異さを発揮してエミルを救出してくれることを期待しているのだ。
だが、今この時点でエミルを救うための人材としては厳しいものがある。
(せめてプリシラを含めたこのじゃじゃ馬たちを導いてくれる者がいれば……)
そう思いながらブリジットは昨夜のボルドとの会話を思い返した。
ボルドは言ったのだ。
自分がプリシラたちについていくと。
エミルを探すために黒髪術者の力が必要となるし、若い彼女たちを導く大人が必要だからと。
ブリジットは反対したかった。
だが、確かにボルドしかいないと思った。
若いプリシラたちを率いていける大人で、なおかつ黒髪術者の力を持つ者など他にはいないのだ。
ボルドはブリジットに目を向けて優しげに微笑みながら頷く。
それを見たブリジットは覚悟を決めて一歩前に出た。
「おまえたちももうすでに聞いていると思うが、我が息子のエミルが敵の手によって攫われた可能性が高い。そこでエミルを探し出して救出するための捜索隊を組織する」
そう言うとブリジットはプリシラやエリカ、そしてハリエットに目を向けた。
3人は一歩前に出る。
「捜索隊に参加するのはプリシラ、エリカ、ハリエット、エステル、ネル、オリアーナ。そしてこの6名の指導役として……」
ブリジットがそう言いかけたその時……ボルドが一歩前に足を踏み出そうとしたその時……その場に声が響き渡った。
「その役はワタシにお任せいただけませんか?」
その声に一同が後方を振り返る。
するとそこには旅装に身を包んだ1人の赤毛の女の姿があった。
ダニアの女としては小柄なその女を見たブリジットとボルドは、その女の馴染み深い姿に思わず声を上げる。
「……アーシュラ!」
「アーシュラさん!」
アーシュラ。
クローディアの腹心の部下として常にその傍に控え、現在はクローディアの秘書官を務めている女だ。
かつてはクローディアのために偵察や暗殺などを手掛けていた、その道の達人である。
そして何より特筆すべきは、彼女は赤毛でありながら黒髪術者の力を持つ稀有な人材なのだ。
ブリジットもボルドもまさにこれは天の恵みだと思った。
百戦錬磨の経験と知識を持ち、謀略や実行力においては並び立つ者が無いほどの人材。
なおかつ黒髪術者としての力を有しており、エミルを探すために適した能力を持つ彼女は、若者たちを導いてこの作戦を成功させるためにこれ以上ないくらいの適役だった。
アーシュラはブリジットの前に跪くと恭しく頭を垂れて言う。
「クローディアに申しつけられ、参上いたしました。ブリジット。お命じ下さい。ワタシが彼女たちを導き、必ずやエミル様をお2人の元へ連れて帰ります」
そう言うとアーシュラは顔を上げる。
ブリジットやボルドが見慣れたその顔は、30歳を過ぎた年齢を感じさせぬ若々しさと、積み重ねた経験からくる自信に彩られているのだった。
0
お気に入りに追加
0
あなたにおすすめの小説

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由
フルーツパフェ
大衆娯楽
クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。
トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。
いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。
考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。
赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。
言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。
たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。
ドマゾネスの掟 ~ドMな褐色少女は僕に責められたがっている~
桂
ファンタジー
探検家の主人公は伝説の部族ドマゾネスを探すために密林の奥へ進むが道に迷ってしまう。
そんな彼をドマゾネスの少女カリナが発見してドマゾネスの村に連れていく。
そして、目覚めた彼はドマゾネスたちから歓迎され、子種を求められるのだった。

夫から「用済み」と言われ追い出されましたけれども
神々廻
恋愛
2人でいつも通り朝食をとっていたら、「お前はもう用済みだ。門の前に最低限の荷物をまとめさせた。朝食をとったら出ていけ」
と言われてしまいました。夫とは恋愛結婚だと思っていたのですが違ったようです。
大人しく出ていきますが、後悔しないで下さいね。
文字数が少ないのでサクッと読めます。お気に入り登録、コメントください!

あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます
おぜいくと
恋愛
「あなたの秘密を知ってしまったから私は消えます。さようなら」
そう書き残してエアリーはいなくなった……
緑豊かな高原地帯にあるデニスミール王国の王子ロイスは、来月にエアリーと結婚式を挙げる予定だった。エアリーは隣国アーランドの王女で、元々は政略結婚が目的で引き合わされたのだが、誰にでも平等に接するエアリーの姿勢や穢れを知らない澄んだ目に俺は惹かれた。俺はエアリーに素直な気持ちを伝え、王家に代々伝わる指輪を渡した。エアリーはとても喜んでくれた。俺は早めにエアリーを呼び寄せた。デニスミールでの暮らしに慣れてほしかったからだ。初めは人見知りを発揮していたエアリーだったが、次第に打ち解けていった。
そう思っていたのに。
エアリーは突然姿を消した。俺が渡した指輪を置いて……
※ストーリーは、ロイスとエアリーそれぞれの視点で交互に進みます。


とある高校の淫らで背徳的な日常
神谷 愛
恋愛
とある高校に在籍する少女の話。
クラスメイトに手を出し、教師に手を出し、あちこちで好き放題している彼女の日常。
後輩も先輩も、教師も彼女の前では一匹の雌に過ぎなかった。
ノクターンとかにもある
お気に入りをしてくれると喜ぶ。
感想を貰ったら踊り狂って喜ぶ。
してくれたら次の投稿が早くなるかも、しれない。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる