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そのさん
しおりを挟む今日も、王子達のお話の続きをしましょう。
ミネン王子がアイテムの改良品を持って、ルルイ王子の部屋を訪れています。
「お待たせ。改良品が出来上がったから、今日からこっちを使ってくれ。“絹子さん”は、使われる場所に合わせて、最適温度化するようにしたし、チョコレート味を付けてみた。“お清さん”は、腸内がスッキリした時に、ピーチの香りがするようにしたぞ。味や香りは他にも付けられるからリクエストがあれば言ってくれよ。」
「パートナーに聞いてみるね。昨日は、アイテムについて何も報告することはないと思っていたけど、“絹子さん”のお陰で大変スムーズに入るって、パートナーが言ってたよ。僕、ちょっと飛んじゃっていたから、今思い出した。」
「指の数本や舌ぐらいじゃなぁ、スムーズだろうよ。ちょっと飛んだって、それだけでイカされたのか?」
「イカされてはないけど、お尻を揉む手と、中を擦る指と舌になかなかキタよ。2時間でナニがスムーズに入っちゃったくらいだもんね。そりゃあ、圧迫感は半端なかったけど、二日目にして全部入ったのって、けっこうすごいよね?」
「んん?2時間だったのはわかったが、何が全部入ったって?」
「何がって、パートナーのナニだよ。抜いた時に見たけど、超・極太だったよ。あんなの入ってもお尻って切れないんだね。自分の入口?出口?の強靭さにびっくりしたよ。あ、でも、きっとパートナーが上手なんだろうね。」
「二日目にしてその仕上がり!しかもノロケ話化してるし。快楽、そして、コミュニケーション、ばっちりじゃないか!ルルイのパートナー恐るべし!――しかし、ルルイ達のペースに合わせたら、俺のパートナーは確実に失神するな。」
「そこは、お互いのペースでいいんじゃない?僕もまだイカされてはいないしさ。敏感なパートナーなんでしょ?イカすのが早いのはミネンの方かもよ?」
「うーん。それはどうだろうな。俺も今日は入れてみるか。じゃ、ルルイ、改良品の感じはどうだったか、また教えてくれよな。」
「わかった。終わった後に報告できそうなら、部屋を訪れるよ。」
昨晩と同じ時間に、ルルイ王子の部屋へラドフがやってきました。
「ラドフ、今日もよろしくね。改良品が出来上がったんだ。最適温度化するし、香りや味も付いたよ。今日からこっちを使うから、気が付いたことがあれば遠慮なく言ってね。手順は一緒で、今日は出していいから、お互いに気持ちよくなろうね。また、揉み始めた時間を覚えておいてね。」
「かしこまりました。“絹子さん”はチョコレート味でございますか?」
「そうだよ。ラドフはチョコレート好き?」
「好きでございます。甘すぎず、苦すぎず、美味しいチョコレートの味がいたします。」
「よかった。他の味も付けられるからリクエストあったら言ってね。っふぅ。」
「かしこまりました。“お清さん”は、ピーチの香りでございますか?」
「んっ。そうだよ。鼻を付けて嗅がれると、びくんっとしちゃうね。香りのリクエストもしてね。」
「いい香りでございます。かしこまりました。」
「んっ。ひやっとしなかったよ。最適温度化したんだね。体勢はどうする?このままうつぶせから始めて、その後しがみつけばいい?」
「そうでございますね。あの体勢でお入れするよりも、ルルイ様の背面からお入れした方が楽かと存じます。昨晩は気が回らず、大変申し訳ございません。」
「そうなんだ。何かにしがみつきたかったし、あれはあれで平気だったからいいよ。」
「ありがとうございます。それと、一つお聞きしたいことがございます。」
「何でも聞いて。」
「お触れしてもいいのは、お尻だけでございましょうか?」
「出さずにお尻だけでイケるようになりたいから、とりあえず僕のナニには触れないで欲しいかな。」
「かしこまりました。そこにはお触れしない前提での提案でございますが、お胸やお耳、おみ足などにお触れすることを許していただけますでしょうか?」
「いいよ。僕も、初めからお尻だけイジくってすぐにイケるようになるとは思ってないから。僕の気持ちいいところをいろいろ試してみて。」
「かしこまりました。では、うつぶせのままから始めてまいります。お入れするのは背面からでございますが、ルルイ様にお触れするために適宜体勢を変えさせていただきます。」
「よろしく頼むよ。」
***
「んっ!はぁ!はぁあ!いろんな、んん!ところが、あ!あぁ!きもちぃ。ふわぁぁ!」
「チュッ。ジュルル。そうでございますか。ピチャ。チュル。」
「んっくぅ!もう、あ!うぅ!入れる?はっ!ん!あ…!」
「ジュー。クチュ。そろそろ。ピチャ。チュウゥ。よろしいでしょうか?ジュルン。」
「あっ!あぁ!いいよ。はぁぁ!んんん…!!すーっ!入ってきた。くぅっ!はっ!すーっ!おおきぃ。すーっ!ふっ!ふっ!」
「チュッ。お辛くは。クチュ。ペチャペチャ。ございませんでしょうか?ピチャ。クポッ。」
「はっ!んぁ!平気。あぁぁ!ん!あ……っ!!出たり、くっ!あ!入ったり、あぁぁ!する。ん!そこ、はあぁ!擦れる、んっっく!すごい、はっ!あっ!感じる。ふ!ふっ!いい、んんん!くぅ!そこ。ふわっ!あ!」
「チュルル。クポッ。このままお擦りいたします。チュッチュッ。クチュッ。ズポッ。」
「あ!あ!はぁ…!そこ。んんくぅ!そこ。あぁぁぁ!ふっ!ふっっ!いい。ん!くっ!いい。はぁぁ!あぁぁ!!」
「グポッ。ジュッ。ペチャ。一度出しますのでその後休憩いたしましょう。クポクポッ。ズッ。チュッ。ンッ。」
「はっ!はぁっ!ふっ!なんか、あ!ぁあ!くる。んぁ!んっ!くる。くっ!あぁぁ!あついの、んくっ!はぁぁ!きた。あ…!は!んん!」
「はぁ…!はぁ…!なんかイケそうだった。ふぅ!ラドフのが出たのはわかったよ。ふ…!」
「そうでございますか。“絹子さん”は出したものを消失させてしまうのですね。出した感覚はございましたが、何度かお擦りした時も、お抜きした後に中を確認させていただいた時も、出てくるものはなく、残っているものもございませんでした。中の香りはピーチのままですし、浄化もされておりますね。どうぞ、お水をお飲みください。」
「はぁ…。水が美味しいよ。ふぅ。落ち着いた。それはすごいね。何回くらいまでその効果は続くんだろ?スムーズさは損なわれずに出したものは消失するから、体力と気力さえあれば、少量で連続して使えるようだけど。」
「そうでございますね。ルルイ様がお辛くないようでしたら、連続でお試しいたしましょうか?」
「使い心地を試さなきゃならないからね。辛くなったら中断してもらうから、それまではよろしく頼むよ。」
「かしこまりました。」
「ふっ!ふぅっ!あっ!あぁぁ!これで、んん!くぅ!何回?あ…!あぁ!くる。ふぅ!うぅ!くる。はぁ!はっ!くる。ふわっ!あぅ!出したら、くっ!んくっ!あっ!中断、あっ…!して。あぁぁ!はぁぁ!あぁぁぁ…!!あ!!!」
「ルルイ様、大丈夫でございますか?お水を飲まれますか?」
「はぁ?あぁ!ふぅ。ちょっとイケた気がする。はぁ…。はぁ…。水が美味しいよ。ふぅ。落ち着いた。ところで何回出した?効果は続いている?スムーズさは変わらないけど。」
「連続では5回でございます。計6回でございましたが、消失の効果も続いておりますね。ここまでで4時間経っておりますが、お疲れはございませんでしょうか?」
「はぁ。驚きの時間だね。そういえば、けっこうへろへろだな。今日はこれくらいにするか。ラドフに軽く拭いてもらうだけで、身体はキレイになるし、このアイテムすごいね。使い心地について何かある?」
「そうでございますね。効果の点では、気持ちを高める効果を二つに付けてもいいかもしれませんね。コミュニケーションで高めていくことがベストですが、高まりにくい状況では、そういった効果があると快楽が得やすいのではないでしょうか?」
「なるほど。僕達には必要ないけど、そういった状況に対応できると使う幅が広がるなぁ。中毒性がなく、安心して使えるものならいいよね。香りや味のリクエストはある?」
「そうでございますね。精油に使われる香りを付けてみたらいかがでしょうか?味はスイーツ系で何種類かと、甘い物が苦手でも楽しめるように、スープ系の味を付けてみたらいかがでしょうか?」
「おもしろそうだね。参考にするよ。今日はラドフも相当疲れただろ?ゆっくり休んで、また明日もよろしくね。」
「平気でございます。かしこまりました。それでは、失礼いたします。」
今晩の役目を終えて、ラドフが退室していきました。
「はー。今日もハードだった。報告は無理だな。明日することにして、もう寝よう。」
ルルイ王子お疲れ様でした。
今日はミネン王子の方も少しだけ覗いてみましょうか。
「あぁ!あぁ!あぁ!ミネン様、あぁ~ん!!」
「ここまでほぐしたら入るだろ。メイリュートきつかったら言えよ。」
「あっ!あっ!んんん~~!ふっとい!あぁ~んっ!んっ!んっ!」
「くっ!ほら、口開けろ。口の中舐め回してやる。これ好きだろ、力抜け。」
「あん!すきっ!んっ!んっ!あぁ~ん!ミネン様~!んんん~~~!!あ~ん!」
ミネン王子もお疲れ様です。
さてさて、夜も更けてきたことですし、今日のお話はここまでとしましょうか。
続きはまた別の日に。
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