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第二話-6
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駄菓子屋を訪れた次の日。
雫は、有菜に連れられ詐欺の受け子として逮捕した宇宙人の取り調べに駆り出されていた。
「あの~何で俺も付いていかなきゃならんのですか?泉パイセン。」
「なんでって。雫君はZ課のスパイでしょ。
だったら、私に協力するのが筋じゃない。」
「はあ~」深い溜息をつく雫。
早く有菜から離れなければZ課に自分が、Z課の隠密ではないことがバレてしまう為、どうすれば別れられるか考えていると、上を向いている群衆に出くわした。
『何事?』
二人は、群衆の視線の先に目を向けると、屋上にいる鍋山 長五郎が今にも飛び降り自殺しようとしていた。
「すいません!通してください!」有菜が群衆を搔き分けてビルに入ろうとする。
雫は、それを後ろから見ていると有菜が振り返り言った。
「雫君も行くよ!」
「はぁー」けだるそうに付いていく。
屋上に上がると、雫と有菜達以外に説得するような人間は居なかった。
「早まっちゃダメ!」
有菜が止めているをの横で聞いていた雫は、ありきたりな台詞だなと思った。
「こ、来ないでけれ!」鍋山が叫ぶ。
「何があったか知らないけど死んだら駄目よ。」
少しずつ鍋山に近づいて行く有菜。
「もう疲れた。こんな星来るんじゃなかった。」涙を流す鍋山。
有菜は、どうやったら彼を踏みとどまらされるか必死に考える。
そんな時、雫の歌う声が聞こえてきた。
「母ちゃんが~」
「ちょっと!こんな時に何歌ってんのよ!」
注意する有菜を他所に歌い続ける雫。
鍋山は、歌を聞き故郷の母を思い出し嗚咽を漏らし号泣し始めた。
「母ちゃん。」
鍋山は屋上の縁から足を下ろし雫達の方へと向いた。
「良かった~」有菜はその場にへたり込んだ。
「すいません。すいません。」鍋山は有菜に謝り続ける。
雫達は、場所を変えて鍋山の話を聞くことになった。
三人は近くにあった喫茶店で話をする事にした。
「名前を聞かせてもらっても良い?」有菜が最初に切り出した。
「鍋山 長五郎(なべやま ちょうごろう)って言います。」
「あんた、ダンチェ星人だろ。」と雫。
「はい。」頷く鍋山。
「ダンチェ星人?」困り顔の有菜。
「Z課の人間なのにダンチェ星人も知らねえのかよ。」
「知らなくて悪かったね。」
「うっ‼」
隣に座っている雫にエルボーをお見舞いする有菜。
“はいは~い、ナレーションばーい!
雫君がダウンした隙に、ダンチェ星人について解説するけんね。
ダンチェ星人は、銀河系のはずれにある片田舎の星・ダンチェ星の宇宙人。
そんでね、この星はここ10年で急激に発展してきている星になると。
金の星と呼ばれるダンチェ星人の若者が宇宙各地の星々へと出稼ぎに出たり、宇宙人技能実習生として別の星の技能を学ぶために先進的な星へ留学したりしているそんな星の人達で~す。
ここで、読者の質問コーナー。
T県U市在住 ジャーモ星人 8歳からの質問です。
ミズタマンに出てくる宇宙人は、普段どの様な姿をしているのですか?
それはね、宇宙人には色んな種類がいるからね。
地球人と同じヒューマノイドタイプもいれば、エイリアンのような粘液ダラダラ流してるような奴もいるけん。
で、エイリアンのようなヒューマノイドタイプではない宇宙人は、地球人に変装してるけん。
だから、この作品に登場する宇宙人は基本地球人の姿をしているから。
理解できたかな?
では、本編どうぞ~”
「それで、長五郎くんはどうしてこの星へ?」
「はい、オラは宇宙人技能実習生としてこの星へと来たんすけど・・・」
「来たんすけど?」有菜が聞き返す。
「僕がいた実習先がその~」
「その?」
「あの~つまり~」何か隠したい感じの長五郎。
「人に言えない職場ってことだろ。」雫が長五郎のフォローに入る。
「何よそれ。」
長五郎に目を向ける有菜。
長五郎は、気まずそうな顔をしている。
「すいません‼」大きな声を出し二人に謝る長五郎。
『何々?』二人の声が重なる。
「オ、オラ。詐欺の片棒を担いでいて。
自分のしている事に嫌気が指しちまって逃げ出したんです。」
「長五郎君は、詐欺をしていたってこと?
技能実習生なのに?」首を傾げる有菜。
「技能実習先が、詐欺を行っていたってだけだろ。」
何故か、冷静な雫。
「それが問題なのよ!」語気が強くなる有菜。
「そんでさ、あんたは詐欺でどれ位儲けたの?」雫が質問をする。
「オラ、こんな喋りだから全然成績良くなくって・・・
一件しか成功しなかったんだす。
上司には怒られるし・・・」
「それが嫌で逃げてきたとね。」
「違うでしょ。詐欺の片棒担ぐのが嫌で逃げて来たんでしょ。」
有菜が長五郎に確認する。
「それもありますが、えっと・・・」
そこで雫は気づいた、自分達が長五郎に自己紹介していなかった事に。
「あ、そうか申し訳ない。
自己紹介がまだやったね。
俺は、水田 雫。
あんたと同じ宇宙人だ。」
雫は有菜に自己紹介するよう目で促す。
「私の名前は、泉 有菜。
この星の警察官。」
「えっ、警察⁉」取り乱す長五郎。
「安心して、別に長五郎君をどうこうしようとしているわけじゃないから。」
そう言って有菜は、長五郎を宥める。
「はあ。」長五郎は納得していなかった。
「そんなことよりさ、続きを聞かせてよ。」
「はい、逃げ出したのは水田さんが言うように上司に怒られるのが嫌だったのもあって」
「これからどうするの?」雫が質問をする。
「取り敢えず、自首しようかなと。」
「じゃあ、俺が付き添ったるわ。
この星のことわざで‘善は急げ’言うてな。」席を立とうとする雫。
「ちょっと待ってよ。私のこと忘れてない?」
「嗚呼、泉パイセンは取り調べに行きなよ。」
「なんで雫君が命令するわけ?」
「はいはい。長五郎とやら行くぞ。」
そのまま長五郎を連れて喫茶店を後にした。
伝票を有菜に託して。
雫は、有菜に連れられ詐欺の受け子として逮捕した宇宙人の取り調べに駆り出されていた。
「あの~何で俺も付いていかなきゃならんのですか?泉パイセン。」
「なんでって。雫君はZ課のスパイでしょ。
だったら、私に協力するのが筋じゃない。」
「はあ~」深い溜息をつく雫。
早く有菜から離れなければZ課に自分が、Z課の隠密ではないことがバレてしまう為、どうすれば別れられるか考えていると、上を向いている群衆に出くわした。
『何事?』
二人は、群衆の視線の先に目を向けると、屋上にいる鍋山 長五郎が今にも飛び降り自殺しようとしていた。
「すいません!通してください!」有菜が群衆を搔き分けてビルに入ろうとする。
雫は、それを後ろから見ていると有菜が振り返り言った。
「雫君も行くよ!」
「はぁー」けだるそうに付いていく。
屋上に上がると、雫と有菜達以外に説得するような人間は居なかった。
「早まっちゃダメ!」
有菜が止めているをの横で聞いていた雫は、ありきたりな台詞だなと思った。
「こ、来ないでけれ!」鍋山が叫ぶ。
「何があったか知らないけど死んだら駄目よ。」
少しずつ鍋山に近づいて行く有菜。
「もう疲れた。こんな星来るんじゃなかった。」涙を流す鍋山。
有菜は、どうやったら彼を踏みとどまらされるか必死に考える。
そんな時、雫の歌う声が聞こえてきた。
「母ちゃんが~」
「ちょっと!こんな時に何歌ってんのよ!」
注意する有菜を他所に歌い続ける雫。
鍋山は、歌を聞き故郷の母を思い出し嗚咽を漏らし号泣し始めた。
「母ちゃん。」
鍋山は屋上の縁から足を下ろし雫達の方へと向いた。
「良かった~」有菜はその場にへたり込んだ。
「すいません。すいません。」鍋山は有菜に謝り続ける。
雫達は、場所を変えて鍋山の話を聞くことになった。
三人は近くにあった喫茶店で話をする事にした。
「名前を聞かせてもらっても良い?」有菜が最初に切り出した。
「鍋山 長五郎(なべやま ちょうごろう)って言います。」
「あんた、ダンチェ星人だろ。」と雫。
「はい。」頷く鍋山。
「ダンチェ星人?」困り顔の有菜。
「Z課の人間なのにダンチェ星人も知らねえのかよ。」
「知らなくて悪かったね。」
「うっ‼」
隣に座っている雫にエルボーをお見舞いする有菜。
“はいは~い、ナレーションばーい!
雫君がダウンした隙に、ダンチェ星人について解説するけんね。
ダンチェ星人は、銀河系のはずれにある片田舎の星・ダンチェ星の宇宙人。
そんでね、この星はここ10年で急激に発展してきている星になると。
金の星と呼ばれるダンチェ星人の若者が宇宙各地の星々へと出稼ぎに出たり、宇宙人技能実習生として別の星の技能を学ぶために先進的な星へ留学したりしているそんな星の人達で~す。
ここで、読者の質問コーナー。
T県U市在住 ジャーモ星人 8歳からの質問です。
ミズタマンに出てくる宇宙人は、普段どの様な姿をしているのですか?
それはね、宇宙人には色んな種類がいるからね。
地球人と同じヒューマノイドタイプもいれば、エイリアンのような粘液ダラダラ流してるような奴もいるけん。
で、エイリアンのようなヒューマノイドタイプではない宇宙人は、地球人に変装してるけん。
だから、この作品に登場する宇宙人は基本地球人の姿をしているから。
理解できたかな?
では、本編どうぞ~”
「それで、長五郎くんはどうしてこの星へ?」
「はい、オラは宇宙人技能実習生としてこの星へと来たんすけど・・・」
「来たんすけど?」有菜が聞き返す。
「僕がいた実習先がその~」
「その?」
「あの~つまり~」何か隠したい感じの長五郎。
「人に言えない職場ってことだろ。」雫が長五郎のフォローに入る。
「何よそれ。」
長五郎に目を向ける有菜。
長五郎は、気まずそうな顔をしている。
「すいません‼」大きな声を出し二人に謝る長五郎。
『何々?』二人の声が重なる。
「オ、オラ。詐欺の片棒を担いでいて。
自分のしている事に嫌気が指しちまって逃げ出したんです。」
「長五郎君は、詐欺をしていたってこと?
技能実習生なのに?」首を傾げる有菜。
「技能実習先が、詐欺を行っていたってだけだろ。」
何故か、冷静な雫。
「それが問題なのよ!」語気が強くなる有菜。
「そんでさ、あんたは詐欺でどれ位儲けたの?」雫が質問をする。
「オラ、こんな喋りだから全然成績良くなくって・・・
一件しか成功しなかったんだす。
上司には怒られるし・・・」
「それが嫌で逃げてきたとね。」
「違うでしょ。詐欺の片棒担ぐのが嫌で逃げて来たんでしょ。」
有菜が長五郎に確認する。
「それもありますが、えっと・・・」
そこで雫は気づいた、自分達が長五郎に自己紹介していなかった事に。
「あ、そうか申し訳ない。
自己紹介がまだやったね。
俺は、水田 雫。
あんたと同じ宇宙人だ。」
雫は有菜に自己紹介するよう目で促す。
「私の名前は、泉 有菜。
この星の警察官。」
「えっ、警察⁉」取り乱す長五郎。
「安心して、別に長五郎君をどうこうしようとしているわけじゃないから。」
そう言って有菜は、長五郎を宥める。
「はあ。」長五郎は納得していなかった。
「そんなことよりさ、続きを聞かせてよ。」
「はい、逃げ出したのは水田さんが言うように上司に怒られるのが嫌だったのもあって」
「これからどうするの?」雫が質問をする。
「取り敢えず、自首しようかなと。」
「じゃあ、俺が付き添ったるわ。
この星のことわざで‘善は急げ’言うてな。」席を立とうとする雫。
「ちょっと待ってよ。私のこと忘れてない?」
「嗚呼、泉パイセンは取り調べに行きなよ。」
「なんで雫君が命令するわけ?」
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