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第308話:冒険者の営業
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☆間宮 零人sides☆
双頭竜を宿に迎えてから、しばらくの時が過ぎた。
リックの馬鹿の発言で調子が悪くなったため、今は俺とルカが借りている一室で休んでいる。
荷物は運び終わったため、滞在時よりもガランとした景観になってしまった。
「双頭竜、それはナディアさんが作ってくれたスープよ。
どう、美味しい!?」
「…………」
「あっ! 今コクンって頷きましたよ!
えへへ~♡ 良かったですねナディアさん!」
「わ、分かったから。
少しくらい静かに食べさせてあげたらどうなんだ…?」
「よう、オレが作った串焼き肉も食ってくれや。
今日のは自信作なんだ」
「そうなんか? どれどれ俺ちゃんにも…」
「おめェに食えとは言ってねェ!」
下から聞こえてくる喧騒…シルヴィアとミアを中心に、かなり盛り上がっているようだ。
「魔物と心を通わせる…か」
みんなの声をBGMに、俺はベットに寝そべり、朝一番イザークが掛けた言葉を反芻していた。
イザーク…いや、前にテオも同じことを言っていた気がする。
二人とも俺の言語能力について絶賛していた。
今までは自動翻訳してくれて便利な力だなーってくらいにしか思っていなかったけど、よく考えてみればこれも立派な〝武器〟なのでは…?
実際、この力が無ければ『裏武闘会』で、魔物と協力してルカとセリーヌを助け出すことが不可能だったはず。
例え相手と敵対していたとしても、言葉を交わせれば、交渉から取引…励ますことも叱ることもできる…たしかに強力な『力』だ。
…でも、魔族に関しては、言葉が通じても結局殺し合いに発展してしまう…。
カーティスや白竜など、誇り高い竜ですら協力関係を結べるのにだ。
この矛盾はいったい何処にあるのだろうか?
コンコン
考えを巡らせていると、扉のノック音が響いた。
誰だろう?
「はーい、空いてるぜ」
「邪魔するぞレイト」
おや、珍しい…。
アリサの弟の、カンバクちゃんじゃないか。
宿内にいるためか、現在の姿は人族から魔人族に戻っている。
頭部から生やした角と無駄にサラサラなブリーチベースのストレートヘアー。
端正な顔つきと相まって、よく見ればかなりのイケメンだ。
…黒い眼はちっと怖いけど。
「おつかれーバクちゃん。
どうした、お前も逃げてきた感じか?」
「誰がバクちゃんだ!
お前が気安く僕にあだ名を付けたせいで、セリーヌや一部の者たちからその名で呼ばれるんだぞ!
訂正しろこのドラゴンマニア!」
「ああっ!? てめっ!
この世で最も最悪なネーミングしやがった!」
部屋に入るなり、互いに顔を真っ赤にしてブンプン怒ってしまったカンバクと俺。
……そうだ、コイツとアリサだけは唯一魔族で協力関係を結べた存在だ。
せっかくだし、俺がさっき考えていたこと相談してみようか。
「まったく…飄々とした物腰の割に変なところで繊細な性格をしているな、お前は」
「そういうてめぇはいつも眉間にシワ寄せて青筋立ててばかりだな。
あんまキレてると血圧検査で引っかかるぜ?」
「また訳の分からんことを…」
カンバクは近くの椅子を引きずって、俺のベットの横れ着席した。
…まあいいか。
とりあえず話を切り出して…
「「ところで」」
バッティング!!!
「な、なんだよ?」
「お、お前こそなんだ? 先に言っていいぞ」
「いやお前から言えって」
互いに発言権を譲り合い、おかしな雰囲気になってしまった。
するとカンバクが先に折れ、咳払いを一つ打った。
「オホン…僕たち『反乱団』は姉さんが(勝手に)『蒼の旅団』と手を結んだとはいえ、まだまだ魔王と闘うには戦力が足りないのが現状だ。
よってこれから僕らは、この大陸を巡って更なる協力者を募り、『魔族の国』と渡り合えるぐらいの勢力へ成長させる予定だ」
「そ、そうか…。
大陸中を巡るってかなり長い旅になりそうだな」
俺たちは隣国から出発したにも関わらず、ドノヴァンに辿り着くまですげえ時間が掛かった。
王都で足止めされてなきゃもう少し早く着いたかもしれんが…。
「…それについては僕に少し考えがあってな。
上手くいけば、紅の魔王が復活する前にすべての準備を整えられるはずだ」
「そうなの?
あ、つか魔王っていつ復活するんだ?」
「…まだなんとも言えん。
少なくともまだ数ヶ月くらいは猶予はあると睨んでいるが…」
腕を組んで、窓に視線を投げるカンバク。
…正直、俺としてはあんまりこの姉弟に無茶はしてほしくないというのが本音だ。
せっかく見つけた『撃の宝石』の契約候補者…。
万が一のことがあっては大変だ。
「カンバク。
俺たちは一旦本拠地の『理の国』へ戻る。
金欠だし、しばらく金を稼ぐつもりだ。
んで、もし何かそっちで困り事があったらここに連絡くれ。
これ、俺ん家の住所。レガリアにあっから」
冒険者カードの営業用複製…名刺をカンバクへ手渡す。
このように冒険者は、依頼を達成したあと自分の連絡先が書かれた名刺を渡す。
『新人』『堅』問わず、冒険者の〝指名〟が入るクエストはかなりの高額案件が多いからだ。
…俺はドラゴン討伐の依頼が来たら嫌なので、絶対に営業はしないけど。
今回は特別だ。
「ありがとう。ん? 『マミヤ邸』…?
…おい、なんかおかしな住所名だぞ」
「言うな。それでちゃんと合ってるんだよ。
門は開けとくからいつでも遊びにきな」
「…? ああ、分かった。さて、次はお前だ。
何か僕に言おうとしなかったか?」
カンバクはしっかりと俺の目を見て真剣に話を聞く姿勢を取る。
「あー、その…だな…」
………………………。
よくよく考えたら…こいつに聞くの色々とダメじゃね?
『なんでお前と仲良くなれたのに、ラドンとかイザベラとは仲良くなれないのー?』
これ言ったら絶対またキレるな。
つーかなにより俺が恥ずかしい。
うん、やっぱ聞くのやめた。
「どうした? 遠慮するな」
「え、えと…お前の姉ちゃんって彼氏いるの?」
…やっべ!!
焦ってミアにした質問と同じやつ出しちゃった!
「そんなの居るわけがないだろう!?
貴様まさか…!? 姉さんは絶対にやらんぞ!」
「ああいや! 今の間違えた! 間違えたんだ!」
この何気なく放ったひと言が、のちにとんでもない事態を引き起こすことを、こん時の俺にはまだ知る由もなかった。
双頭竜を宿に迎えてから、しばらくの時が過ぎた。
リックの馬鹿の発言で調子が悪くなったため、今は俺とルカが借りている一室で休んでいる。
荷物は運び終わったため、滞在時よりもガランとした景観になってしまった。
「双頭竜、それはナディアさんが作ってくれたスープよ。
どう、美味しい!?」
「…………」
「あっ! 今コクンって頷きましたよ!
えへへ~♡ 良かったですねナディアさん!」
「わ、分かったから。
少しくらい静かに食べさせてあげたらどうなんだ…?」
「よう、オレが作った串焼き肉も食ってくれや。
今日のは自信作なんだ」
「そうなんか? どれどれ俺ちゃんにも…」
「おめェに食えとは言ってねェ!」
下から聞こえてくる喧騒…シルヴィアとミアを中心に、かなり盛り上がっているようだ。
「魔物と心を通わせる…か」
みんなの声をBGMに、俺はベットに寝そべり、朝一番イザークが掛けた言葉を反芻していた。
イザーク…いや、前にテオも同じことを言っていた気がする。
二人とも俺の言語能力について絶賛していた。
今までは自動翻訳してくれて便利な力だなーってくらいにしか思っていなかったけど、よく考えてみればこれも立派な〝武器〟なのでは…?
実際、この力が無ければ『裏武闘会』で、魔物と協力してルカとセリーヌを助け出すことが不可能だったはず。
例え相手と敵対していたとしても、言葉を交わせれば、交渉から取引…励ますことも叱ることもできる…たしかに強力な『力』だ。
…でも、魔族に関しては、言葉が通じても結局殺し合いに発展してしまう…。
カーティスや白竜など、誇り高い竜ですら協力関係を結べるのにだ。
この矛盾はいったい何処にあるのだろうか?
コンコン
考えを巡らせていると、扉のノック音が響いた。
誰だろう?
「はーい、空いてるぜ」
「邪魔するぞレイト」
おや、珍しい…。
アリサの弟の、カンバクちゃんじゃないか。
宿内にいるためか、現在の姿は人族から魔人族に戻っている。
頭部から生やした角と無駄にサラサラなブリーチベースのストレートヘアー。
端正な顔つきと相まって、よく見ればかなりのイケメンだ。
…黒い眼はちっと怖いけど。
「おつかれーバクちゃん。
どうした、お前も逃げてきた感じか?」
「誰がバクちゃんだ!
お前が気安く僕にあだ名を付けたせいで、セリーヌや一部の者たちからその名で呼ばれるんだぞ!
訂正しろこのドラゴンマニア!」
「ああっ!? てめっ!
この世で最も最悪なネーミングしやがった!」
部屋に入るなり、互いに顔を真っ赤にしてブンプン怒ってしまったカンバクと俺。
……そうだ、コイツとアリサだけは唯一魔族で協力関係を結べた存在だ。
せっかくだし、俺がさっき考えていたこと相談してみようか。
「まったく…飄々とした物腰の割に変なところで繊細な性格をしているな、お前は」
「そういうてめぇはいつも眉間にシワ寄せて青筋立ててばかりだな。
あんまキレてると血圧検査で引っかかるぜ?」
「また訳の分からんことを…」
カンバクは近くの椅子を引きずって、俺のベットの横れ着席した。
…まあいいか。
とりあえず話を切り出して…
「「ところで」」
バッティング!!!
「な、なんだよ?」
「お、お前こそなんだ? 先に言っていいぞ」
「いやお前から言えって」
互いに発言権を譲り合い、おかしな雰囲気になってしまった。
するとカンバクが先に折れ、咳払いを一つ打った。
「オホン…僕たち『反乱団』は姉さんが(勝手に)『蒼の旅団』と手を結んだとはいえ、まだまだ魔王と闘うには戦力が足りないのが現状だ。
よってこれから僕らは、この大陸を巡って更なる協力者を募り、『魔族の国』と渡り合えるぐらいの勢力へ成長させる予定だ」
「そ、そうか…。
大陸中を巡るってかなり長い旅になりそうだな」
俺たちは隣国から出発したにも関わらず、ドノヴァンに辿り着くまですげえ時間が掛かった。
王都で足止めされてなきゃもう少し早く着いたかもしれんが…。
「…それについては僕に少し考えがあってな。
上手くいけば、紅の魔王が復活する前にすべての準備を整えられるはずだ」
「そうなの?
あ、つか魔王っていつ復活するんだ?」
「…まだなんとも言えん。
少なくともまだ数ヶ月くらいは猶予はあると睨んでいるが…」
腕を組んで、窓に視線を投げるカンバク。
…正直、俺としてはあんまりこの姉弟に無茶はしてほしくないというのが本音だ。
せっかく見つけた『撃の宝石』の契約候補者…。
万が一のことがあっては大変だ。
「カンバク。
俺たちは一旦本拠地の『理の国』へ戻る。
金欠だし、しばらく金を稼ぐつもりだ。
んで、もし何かそっちで困り事があったらここに連絡くれ。
これ、俺ん家の住所。レガリアにあっから」
冒険者カードの営業用複製…名刺をカンバクへ手渡す。
このように冒険者は、依頼を達成したあと自分の連絡先が書かれた名刺を渡す。
『新人』『堅』問わず、冒険者の〝指名〟が入るクエストはかなりの高額案件が多いからだ。
…俺はドラゴン討伐の依頼が来たら嫌なので、絶対に営業はしないけど。
今回は特別だ。
「ありがとう。ん? 『マミヤ邸』…?
…おい、なんかおかしな住所名だぞ」
「言うな。それでちゃんと合ってるんだよ。
門は開けとくからいつでも遊びにきな」
「…? ああ、分かった。さて、次はお前だ。
何か僕に言おうとしなかったか?」
カンバクはしっかりと俺の目を見て真剣に話を聞く姿勢を取る。
「あー、その…だな…」
………………………。
よくよく考えたら…こいつに聞くの色々とダメじゃね?
『なんでお前と仲良くなれたのに、ラドンとかイザベラとは仲良くなれないのー?』
これ言ったら絶対またキレるな。
つーかなにより俺が恥ずかしい。
うん、やっぱ聞くのやめた。
「どうした? 遠慮するな」
「え、えと…お前の姉ちゃんって彼氏いるの?」
…やっべ!!
焦ってミアにした質問と同じやつ出しちゃった!
「そんなの居るわけがないだろう!?
貴様まさか…!? 姉さんは絶対にやらんぞ!」
「ああいや! 今の間違えた! 間違えたんだ!」
この何気なく放ったひと言が、のちにとんでもない事態を引き起こすことを、こん時の俺にはまだ知る由もなかった。
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