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第121話:ダブルダウン
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闘技者たちを見送った後、俺たちは簡単に身支度を整えた。
カジノの職員ロッカーに新品の制服があるということで、動けるやつは全員服を取っ替えている。
いまのボロボロの服で街を歩くのは目立つだろうから正直助かったぜ。
ちなみにザベっさんは、現在いるメンバーの中でいちばんダメージが酷いので、休憩室で休んでいる。
ルカと話しているみたいだ。
そして俺が最初に着替え終わったので先に遊び場へ戻ると、話し声が聞こえてきた。
「それでは引き続きご援助を!?」
「もちろんよぉ。
ここは私の生き甲斐だもの」
「ありがとう…ございます…!
何と言えば良いのか…」
「詳しい話はノーストン支配人が目覚めたら相談しましょう。
今夜はあなたもゆっくり休みなさいな」
お酒を提供するバーカウンターでアシュリーとアンナさん何か話してるみたいだ。
俺は涙ぐんでいるアシュリーの肩を叩いた。
「よぉ、どうしたそんな顔クシャクシャにして」
「聞いてくださいレイト君!
私たちのカジノを立て直すための支援を、フェザリィ様が直々にしてくださるんです!
今までもかなりの額を出資していだだいているのに…」
「おお、良かったじゃんか。
アンナさん、さすがギルド長なだけあって羽振りが良いですね」
「うふふ、お金は貯めてばかりいないで、ちゃんと使ってあげないと経済も回らないし、運気も回ってこないのよ♡
レイト君はちゃんとお金使ってる?」
「やー、俺は派手に金消費することはあまり…。
住んでる家の生活費だけで結構いってましてね」
多分、贅沢を求めすぎると自動的にスキル『零人くんの不幸』が発動する気がするんですよ。
以前、モネから教わったことがある。
運気には『波』があると。
そして俺の『波』はうねりが激し過ぎるって、彼女から呆れられた。
「そんな凄いお家に住んでいるの?
……あっ…、もしかして…」
「その反応だとアンナさんもあの屋敷に住んでたみたいですね。
昔は『ロラン邸』って呼ばれてたんでしたっけ?
そこに俺ら全員で住んでるんですよ」
「まぁ、そうなの!
『ロラン邸』…ああ、懐かしいわねぇ」
アンナさんはかつて『紅の魔王』と闘ったメンバーの一人。
当時はその屋敷を隠れ家かつ修練の場として利用していたらしい。
あれを隠れ家と言うには些か派手なような気がするけど。
話が分からずキョトンとしているアシュリーに教えてあげると、ケモ耳をピンと立たせて興奮気味に目をキラキラさせた。
「ええ!そんなすごいお宅なんですか!?
今度、遊び行ってもいいですか?」
「別にいいけど大したもの出せないぞ?
休日の時はあいつら地下のトレーニングルームで暴れてるし」
「そ、そうなんですか…?
さすが魔王に挑もうとするメンバーなだけありますね…」
どうやらアシュリーは体育会系が苦手みたいだ。
俺も前は苦手だったけど、ガルド村の暑苦しい野郎どもによってあのノリに慣れてしまった。
環境は人を変えることがよぉく分かったぜ。
「それにしても…本気なのレイト君?
紅の魔王はそこらの魔族なんて比較にならないくらい異次元の強さなのよ。
いくら同じ宝石の力を持ってるあなたでも…」
ニコニコしている顔から一転、今度は真剣な眼差しでアンナさんは訊いてきた。
魔王の話はフレイの親父から散々聞かされている。
今さらだ。
「……俺はやるしかないんですよ。
俺が元の世界に帰るための手がかりがルカの兄貴…『紅の宝石』だけなんで。
ルカのためにも絶対に助けてやらないと」
「そう…。
でも、あの男…ウィルムの言うことを全部聞いてちゃダメよ。
あなたはまだ若いんだから、私のような大人にいっぱい頼って、たくさん甘えなさい」
ギュッ
「…えっ…フム…!?アンナさん…?」
「わ、わー!スゴい大胆ですね…」
アンナさんは優しい言葉と一緒に俺の頭を包み込んだ。
彼女の豊満な胸に埋められている…。
や、柔らか…!
「んふふ、ヨシヨシ…」
うおお、頭まで撫でられた!
アンナさんめっちゃええ香りする…っ!!
ああ、なんて幸せなんだ…。
今日必死に頑張って良かった…!
ガチャ
俺がされるがままに抱き締められていると、まるでそのタイミングを見越したようにヤツらが現れた。
「レイトー、こっちも着替え終わって…
……何をしているのかしら…?」
「ほう、さすがマミヤ殿…。
出会った女性は全て口説き落とす…。
惚れ惚れするような手腕だな」
ほら、俺が少しでも幸福を得るとすぐにこうなるんだよ。
モネが呆れる理由だ。
フレイとナディアさんに引き剥がされてしまった俺は、鷲獅子なんかよりも数倍キツい『おしおき』を食らった。
☆☆☆
みんなの支度が終わり、ようやく帰る準備が整った。
アンナさんも途中まで俺らに同行するようだ。
怪我人のザベっさんは、本人の希望もあり再度俺の肩を貸している状態。
ジオンも疲れてるみたいだししょうがない。
「それじゃあ、アシュリー。
俺たちもそろそろ退散するよ。
達者でなー」
「…そんな寂しいこと言わないでください。
まるでもう会えないみたいじゃないですか…」
アシュリーに軽く挨拶をすると、すごい悲しそうな顔になってしまった。
ええ…俺、別にそんなつもりじゃ…。
どう誤解を解くか悩んでいると、横にいるボロボロのメイドが声を掛けた。
「アシュリーさん」
「は、はいっ?なんでしょう…?」
ザベっさんがアシュリーの名を呼ぶと、彼女は一瞬身体を震わせた。
なんでそんな反応に…って、ああ、そっか。
俺だけじゃなくてザベっさんも騙したもんな…。
きっと彼女の居心地は悪いだろう。
スッ…
相変わらず無表情のまま、おもむろに包帯が巻かれた片方の手を彼女に差し出した。
どうしたんだ?
「あなたとの勝負…。
次は他のゲームで申し込みます。
私の『挑戦』、受けてください」
「……!」
ザベっさん…。
その言葉に、彼女の目元から雫が零れ落ちる。
そしてアシュリーは手を取った。
「うう…っ!はい…っ、もちろんです…!
貴方様との再戦を心より、お待ちしております…。
センチュリー様…!」
カジノの職員ロッカーに新品の制服があるということで、動けるやつは全員服を取っ替えている。
いまのボロボロの服で街を歩くのは目立つだろうから正直助かったぜ。
ちなみにザベっさんは、現在いるメンバーの中でいちばんダメージが酷いので、休憩室で休んでいる。
ルカと話しているみたいだ。
そして俺が最初に着替え終わったので先に遊び場へ戻ると、話し声が聞こえてきた。
「それでは引き続きご援助を!?」
「もちろんよぉ。
ここは私の生き甲斐だもの」
「ありがとう…ございます…!
何と言えば良いのか…」
「詳しい話はノーストン支配人が目覚めたら相談しましょう。
今夜はあなたもゆっくり休みなさいな」
お酒を提供するバーカウンターでアシュリーとアンナさん何か話してるみたいだ。
俺は涙ぐんでいるアシュリーの肩を叩いた。
「よぉ、どうしたそんな顔クシャクシャにして」
「聞いてくださいレイト君!
私たちのカジノを立て直すための支援を、フェザリィ様が直々にしてくださるんです!
今までもかなりの額を出資していだだいているのに…」
「おお、良かったじゃんか。
アンナさん、さすがギルド長なだけあって羽振りが良いですね」
「うふふ、お金は貯めてばかりいないで、ちゃんと使ってあげないと経済も回らないし、運気も回ってこないのよ♡
レイト君はちゃんとお金使ってる?」
「やー、俺は派手に金消費することはあまり…。
住んでる家の生活費だけで結構いってましてね」
多分、贅沢を求めすぎると自動的にスキル『零人くんの不幸』が発動する気がするんですよ。
以前、モネから教わったことがある。
運気には『波』があると。
そして俺の『波』はうねりが激し過ぎるって、彼女から呆れられた。
「そんな凄いお家に住んでいるの?
……あっ…、もしかして…」
「その反応だとアンナさんもあの屋敷に住んでたみたいですね。
昔は『ロラン邸』って呼ばれてたんでしたっけ?
そこに俺ら全員で住んでるんですよ」
「まぁ、そうなの!
『ロラン邸』…ああ、懐かしいわねぇ」
アンナさんはかつて『紅の魔王』と闘ったメンバーの一人。
当時はその屋敷を隠れ家かつ修練の場として利用していたらしい。
あれを隠れ家と言うには些か派手なような気がするけど。
話が分からずキョトンとしているアシュリーに教えてあげると、ケモ耳をピンと立たせて興奮気味に目をキラキラさせた。
「ええ!そんなすごいお宅なんですか!?
今度、遊び行ってもいいですか?」
「別にいいけど大したもの出せないぞ?
休日の時はあいつら地下のトレーニングルームで暴れてるし」
「そ、そうなんですか…?
さすが魔王に挑もうとするメンバーなだけありますね…」
どうやらアシュリーは体育会系が苦手みたいだ。
俺も前は苦手だったけど、ガルド村の暑苦しい野郎どもによってあのノリに慣れてしまった。
環境は人を変えることがよぉく分かったぜ。
「それにしても…本気なのレイト君?
紅の魔王はそこらの魔族なんて比較にならないくらい異次元の強さなのよ。
いくら同じ宝石の力を持ってるあなたでも…」
ニコニコしている顔から一転、今度は真剣な眼差しでアンナさんは訊いてきた。
魔王の話はフレイの親父から散々聞かされている。
今さらだ。
「……俺はやるしかないんですよ。
俺が元の世界に帰るための手がかりがルカの兄貴…『紅の宝石』だけなんで。
ルカのためにも絶対に助けてやらないと」
「そう…。
でも、あの男…ウィルムの言うことを全部聞いてちゃダメよ。
あなたはまだ若いんだから、私のような大人にいっぱい頼って、たくさん甘えなさい」
ギュッ
「…えっ…フム…!?アンナさん…?」
「わ、わー!スゴい大胆ですね…」
アンナさんは優しい言葉と一緒に俺の頭を包み込んだ。
彼女の豊満な胸に埋められている…。
や、柔らか…!
「んふふ、ヨシヨシ…」
うおお、頭まで撫でられた!
アンナさんめっちゃええ香りする…っ!!
ああ、なんて幸せなんだ…。
今日必死に頑張って良かった…!
ガチャ
俺がされるがままに抱き締められていると、まるでそのタイミングを見越したようにヤツらが現れた。
「レイトー、こっちも着替え終わって…
……何をしているのかしら…?」
「ほう、さすがマミヤ殿…。
出会った女性は全て口説き落とす…。
惚れ惚れするような手腕だな」
ほら、俺が少しでも幸福を得るとすぐにこうなるんだよ。
モネが呆れる理由だ。
フレイとナディアさんに引き剥がされてしまった俺は、鷲獅子なんかよりも数倍キツい『おしおき』を食らった。
☆☆☆
みんなの支度が終わり、ようやく帰る準備が整った。
アンナさんも途中まで俺らに同行するようだ。
怪我人のザベっさんは、本人の希望もあり再度俺の肩を貸している状態。
ジオンも疲れてるみたいだししょうがない。
「それじゃあ、アシュリー。
俺たちもそろそろ退散するよ。
達者でなー」
「…そんな寂しいこと言わないでください。
まるでもう会えないみたいじゃないですか…」
アシュリーに軽く挨拶をすると、すごい悲しそうな顔になってしまった。
ええ…俺、別にそんなつもりじゃ…。
どう誤解を解くか悩んでいると、横にいるボロボロのメイドが声を掛けた。
「アシュリーさん」
「は、はいっ?なんでしょう…?」
ザベっさんがアシュリーの名を呼ぶと、彼女は一瞬身体を震わせた。
なんでそんな反応に…って、ああ、そっか。
俺だけじゃなくてザベっさんも騙したもんな…。
きっと彼女の居心地は悪いだろう。
スッ…
相変わらず無表情のまま、おもむろに包帯が巻かれた片方の手を彼女に差し出した。
どうしたんだ?
「あなたとの勝負…。
次は他のゲームで申し込みます。
私の『挑戦』、受けてください」
「……!」
ザベっさん…。
その言葉に、彼女の目元から雫が零れ落ちる。
そしてアシュリーは手を取った。
「うう…っ!はい…っ、もちろんです…!
貴方様との再戦を心より、お待ちしております…。
センチュリー様…!」
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※検討の結果、「ざまぁ要素あり」タグを追加しました。
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