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変容①
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ドアをノックする。
宮川高城の部屋だ。
当然、出てくるのも宮川高城だ。
「あら、真昼さん。何かしら用かしら?」
「うん、少しお話ししたくて。入っても良いかな」
「ええ、どうぞ」
真昼は部屋に入る。そして鍵を掛ける。
高城は椅子に腰掛けるように案内して、真昼もそれに従う。高城は部屋の備え付けのポッドでお湯を沸かしてお茶を入れる。
「お茶菓子がないのが残念だけど、どうぞ」
「ありがとう」
真昼はお茶を飲む。
「それで、真昼さんはどんな御用なの?」
「うん、はっきり言うとさ。今日高城ちゃん役立たずだったよね」
高城の笑顔が凍りつく。そして目を伏せて頷いた。
「そうね。恥ずかしい話だけど」
「それでフォーミュラフロントは機能不全に陥ったよね。引っ張る筈の先輩がお互いしか支えあってないないから後輩達は戸惑って動けない。高城ちゃんが動けなくなれば叶流星ちゃんは必ず心配して守りに入る。これでフォーミュラフロントは終わりだよ」
「……まだ一年生には荷が重いわ」
「違うよね。悪いのは動けなる高城ちゃんと、それを見て真っ先に援護に行く流星ちゃんの判断だよ。二人が悪いの。後輩は悪くないの。少なくとも瑠衣ちゃんは実力が伴ってないだけなの」
「何が言いたいの?」
流石に直球に二人を責める真昼の口調に苛立つものがあったようだ。
「言いたい事があるならはっきり言ったらどう?」
「もう言ったよ。高城ちゃんは役立たずだよねって。短期決戦が得意ならまだわかる。けど短期決戦しかできない衛士なんて不完全も良いところだよ。いつも短期決戦ってわけにはいかない。長期戦を強いられる瞬間が来る。その時に高城ちゃんは戦えません、フォーミュラフロントは戦えませんって言うのやめてほしいんだよね」
「……でも実際に今までは戦えてるわ」
「これからも同じ保証はないよね? というか、今日ギガント級がやってきたばかりでよくそう言えるね。高城ちゃんはこのまま衛士として流星ちゃんといれば流星ちゃんを殺すよ」
「流星を、殺す?」
真昼は高城に詰め寄る。
「神凪の理念はわかるよ。戦いたくない戦いはしない。けどデストロイヤーがそれを尊重してくれると思わないでね? デストロイヤーは人間を殺す為に何でもするよ。普通にこちらの事情を無視して襲ってくるよ。高城ちゃんは無力な状態で戦場に立って流星ちゃんから守れて死ぬの」
真昼は立ち上がって高城の首を絞める。高城は反射的に真昼の手を掴むがビクともしない。高城は酸欠になりながら必死に暴れるが真昼の力の前に太刀打ちできない。
「無力だから死ぬの。力があれば生き残れるの。高城ちゃんは流星ちゃんを殺したい? 助けてもらって庇ってもらって逃げ出して流星ちゃんがバラバラにされるのを見たいの?」
「嫌」
「何?」
「嫌、そんなの。流星を失いたくない」
「でも現実問題、高城ちゃんは流星ちゃんと並び立つ力は無いよね。衛士を止めるしか無いよね。そうすれば流星ちゃんは新しい友達を得て楽しく過ごすんだろうね。そこに高城ちゃんの居場所は存在しない」
「流星の隣に、違う誰かが?」
「だって、流星ちゃんと共に戦うのは貴方じゃない誰かだ。力が足りないから、体に傷があるから、だから流星ちゃんの隣にいることはできない」
「そんッ、なの、嫌だ。流星は! 流星は私と一緒にッ!」
高城は涙を流しながら足掻く。真昼の腕に爪を突き立ててどうにか逃れようとするが真昼の手は高城の首を締め付ける。そしてそのまま机に頭を叩きつける。
何度も叩きつける。
額が割れて、血が溢れ出る。
そして真昼は耳元で呟く。
「無理なんだよ、このままじゃあ。高城ちゃんは流星ちゃんと一緒に歩む未来は存在しない。一片足りたもね。二人とも死ぬか、孤独に死ぬか。そのどちらかだ」
「嫌ッ! 流星と一緒にいたい! お婆ちゃんになってもずっといるって……ッ!」
「そんなに一緒にいたいんだね。もし、方法があるとしたら、どんな方法でも受け入れる?」
「流星と一緒にいられるならッ!」
「わかった。じゃあ私が助けてあげる」
「え?」
高城の意識は朦朧としていた。首を絞める事で酸欠になり、机に叩きつけられて痛みが至高を奪う。視界が揺れて、真昼の姿をまともに見る事ができない。
「高城ちゃん、貴方は今日、生まれ変わるの。その生誕をお祝いするよ」
首元に鋭い痛みが走り、意識が遠のいていった。
真昼は、首を絞めて完全に気を失った高城を抱えて、窓から外に出る。そして空を駆けて、GE.HE.NA.の端末に連絡した集合地点に向かった。
そこには大型のガンシップと白いヘリが停まっていた。周囲には武装した兵士がいる。
空から現れた真昼に、兵士は銃口を向けるが、味方識別信号で真昼だと判断すると、銃口を下ろして、白いヘリに招き入れる。白いヘリの中はカプセルになっており、手足を拘束して口に酸素マスクをつけて、目隠しをする。
「ここで見張ってるから横浜基地まで飛ばして」
『わかりました』
ヘリが動き出す。
真昼は息を吐いて、力を抜いた。
ホテルでは宮川高城の容体が急変して苦しみ出したので、横浜基地へ輸送して治療するという話になるように指示を出した。
現在GE.HE.NA.の最重要にして最先端の技術がある横浜基地。アストラ級が管理する安定したネストからの魔力供給によって様々な実験が可能となり、ハイレベルな研究者達が集まっている。
その分、警戒は厳重で、親GE.HE.NA.訓練校から外征として常時対応できるように戦力が配備されている程だ。
横浜基地に着くと、宮川高城の入ったポットが手術室へ送り込まれていく。複数の研究者達がその中に入り、ステータスの管理やシステムの最終チェックを行なっている。
これから行われるのは、前人未到の新たなる時代の幕開けを象徴するセレモニーなのだ。
「ステータス、オールグリーン」
「各メーター、チェック良し」
「システム順調に稼働中」
「被験者、宮川高城の手術後の最終予測データは許容範囲内」
「魔力の係数安定」
「脳波異常なし」
「バイタルチェック、安定」
「電力供給、基準値を維持」
真昼は研究者達が手術の準備をする様子を眺めている。
手術室には無数の機械腕が忙しなく動き回っている。また使われる機材などが次々と搬入されていく。
「真昼様、何か飲み物はお持ちしますか?」
「……貴方は?」
「はっ、私はイェーガー女学院1年アトランティス所属風村優珂です。今回は横浜基地の研究員の護衛で外征任務として参加しています」
「飲み物はいいや。優珂ちゃんこそ、護衛の任務は良いの?」
「今は休憩時間ですので」
「そう。じゃあ一緒に見ていく? この実験を。これが成功すれば貴方も私もこの手術を受ける事になるし」
「それは大変光栄ですが、私は既に強化衛士です。更なる強化はデストロイヤー化してしまうと……」
「それを覆す実験だからね、これは。今の強化衛士はデストロイヤー細胞を人間に植え付けてデストロイヤー化させる事で力を得ている。けれど今回の実験はデストロイヤーを人間にする事で元々の凶悪なヒュージの性能を落として人間に近づける実験なの」
「しかし、それだと意味がないのでは?」
「デストロイヤーの性能は高い。それこそギガント級やアストラ級は衛士すら超越する存在。多少弱くなっても性能は人間を超えているよ。そして常に人間化し続ける細胞と侵食するデストロイヤー細胞は対消滅して精神は安定する」
「夢の技術、ですね」
「さぁ、始まるよ」
手術室で寝かされていた宮川高城のカプセルが開く。そして服を切り裂き剥いでいく。裸になった宮川高城の体に無数の薬品が注射され、チューブが繋がれる。そして大きな刃が皮膚を裂いていく。そこに追加されるのは『腕』だった。
「何ですか、あれ」
「デストロイヤー細胞から人間の遺伝子を抽出して作り出した人造衛士の腕……のコピー。その細胞はあらゆる性質を備えるデストロイヤーの特性を引き継ぎ、全ての人間に適合する」
『腕』が切り裂かれて、体がバラバラになった宮川高城の体に設置されていく。すると細胞達は生き物のように蠢いて、宮川高城の体を急速に修繕し始める。
人間とは思えないような肉塊となり、破裂して分裂してを繰り返す。そしてそれが繰り返された結果、宮川高城は傷一つない綺麗な体で横たわっていた。
研究員が叫ぶ。
「チェック!」
「バイタル安定」
「脳波安定」
「ステータス、オールグリーン」
「脈拍に異常なし」
「デストロイヤー化の兆候なし」
「ブーステッドスキル・リシェネーターと魔力リフレクターの存在を検知。予定通りです」
「数値は予想グラフを進行中」
「規定値を順調に推移しています」
その報告は手術と実験の成功を意味していた。
「諸君、ご苦労! 実験は成功だ! あとは経過観察だけ怠らないように!」
『了解』
研究者達の異様な熱気に包まれる中に、優珂は真昼に問う。
「一体何が、起きているんですか?」
「人類の反撃の狼煙が上がったんだ。今ここで」
真昼は花のように口元を歪めた。
宮川高城の部屋だ。
当然、出てくるのも宮川高城だ。
「あら、真昼さん。何かしら用かしら?」
「うん、少しお話ししたくて。入っても良いかな」
「ええ、どうぞ」
真昼は部屋に入る。そして鍵を掛ける。
高城は椅子に腰掛けるように案内して、真昼もそれに従う。高城は部屋の備え付けのポッドでお湯を沸かしてお茶を入れる。
「お茶菓子がないのが残念だけど、どうぞ」
「ありがとう」
真昼はお茶を飲む。
「それで、真昼さんはどんな御用なの?」
「うん、はっきり言うとさ。今日高城ちゃん役立たずだったよね」
高城の笑顔が凍りつく。そして目を伏せて頷いた。
「そうね。恥ずかしい話だけど」
「それでフォーミュラフロントは機能不全に陥ったよね。引っ張る筈の先輩がお互いしか支えあってないないから後輩達は戸惑って動けない。高城ちゃんが動けなくなれば叶流星ちゃんは必ず心配して守りに入る。これでフォーミュラフロントは終わりだよ」
「……まだ一年生には荷が重いわ」
「違うよね。悪いのは動けなる高城ちゃんと、それを見て真っ先に援護に行く流星ちゃんの判断だよ。二人が悪いの。後輩は悪くないの。少なくとも瑠衣ちゃんは実力が伴ってないだけなの」
「何が言いたいの?」
流石に直球に二人を責める真昼の口調に苛立つものがあったようだ。
「言いたい事があるならはっきり言ったらどう?」
「もう言ったよ。高城ちゃんは役立たずだよねって。短期決戦が得意ならまだわかる。けど短期決戦しかできない衛士なんて不完全も良いところだよ。いつも短期決戦ってわけにはいかない。長期戦を強いられる瞬間が来る。その時に高城ちゃんは戦えません、フォーミュラフロントは戦えませんって言うのやめてほしいんだよね」
「……でも実際に今までは戦えてるわ」
「これからも同じ保証はないよね? というか、今日ギガント級がやってきたばかりでよくそう言えるね。高城ちゃんはこのまま衛士として流星ちゃんといれば流星ちゃんを殺すよ」
「流星を、殺す?」
真昼は高城に詰め寄る。
「神凪の理念はわかるよ。戦いたくない戦いはしない。けどデストロイヤーがそれを尊重してくれると思わないでね? デストロイヤーは人間を殺す為に何でもするよ。普通にこちらの事情を無視して襲ってくるよ。高城ちゃんは無力な状態で戦場に立って流星ちゃんから守れて死ぬの」
真昼は立ち上がって高城の首を絞める。高城は反射的に真昼の手を掴むがビクともしない。高城は酸欠になりながら必死に暴れるが真昼の力の前に太刀打ちできない。
「無力だから死ぬの。力があれば生き残れるの。高城ちゃんは流星ちゃんを殺したい? 助けてもらって庇ってもらって逃げ出して流星ちゃんがバラバラにされるのを見たいの?」
「嫌」
「何?」
「嫌、そんなの。流星を失いたくない」
「でも現実問題、高城ちゃんは流星ちゃんと並び立つ力は無いよね。衛士を止めるしか無いよね。そうすれば流星ちゃんは新しい友達を得て楽しく過ごすんだろうね。そこに高城ちゃんの居場所は存在しない」
「流星の隣に、違う誰かが?」
「だって、流星ちゃんと共に戦うのは貴方じゃない誰かだ。力が足りないから、体に傷があるから、だから流星ちゃんの隣にいることはできない」
「そんッ、なの、嫌だ。流星は! 流星は私と一緒にッ!」
高城は涙を流しながら足掻く。真昼の腕に爪を突き立ててどうにか逃れようとするが真昼の手は高城の首を締め付ける。そしてそのまま机に頭を叩きつける。
何度も叩きつける。
額が割れて、血が溢れ出る。
そして真昼は耳元で呟く。
「無理なんだよ、このままじゃあ。高城ちゃんは流星ちゃんと一緒に歩む未来は存在しない。一片足りたもね。二人とも死ぬか、孤独に死ぬか。そのどちらかだ」
「嫌ッ! 流星と一緒にいたい! お婆ちゃんになってもずっといるって……ッ!」
「そんなに一緒にいたいんだね。もし、方法があるとしたら、どんな方法でも受け入れる?」
「流星と一緒にいられるならッ!」
「わかった。じゃあ私が助けてあげる」
「え?」
高城の意識は朦朧としていた。首を絞める事で酸欠になり、机に叩きつけられて痛みが至高を奪う。視界が揺れて、真昼の姿をまともに見る事ができない。
「高城ちゃん、貴方は今日、生まれ変わるの。その生誕をお祝いするよ」
首元に鋭い痛みが走り、意識が遠のいていった。
真昼は、首を絞めて完全に気を失った高城を抱えて、窓から外に出る。そして空を駆けて、GE.HE.NA.の端末に連絡した集合地点に向かった。
そこには大型のガンシップと白いヘリが停まっていた。周囲には武装した兵士がいる。
空から現れた真昼に、兵士は銃口を向けるが、味方識別信号で真昼だと判断すると、銃口を下ろして、白いヘリに招き入れる。白いヘリの中はカプセルになっており、手足を拘束して口に酸素マスクをつけて、目隠しをする。
「ここで見張ってるから横浜基地まで飛ばして」
『わかりました』
ヘリが動き出す。
真昼は息を吐いて、力を抜いた。
ホテルでは宮川高城の容体が急変して苦しみ出したので、横浜基地へ輸送して治療するという話になるように指示を出した。
現在GE.HE.NA.の最重要にして最先端の技術がある横浜基地。アストラ級が管理する安定したネストからの魔力供給によって様々な実験が可能となり、ハイレベルな研究者達が集まっている。
その分、警戒は厳重で、親GE.HE.NA.訓練校から外征として常時対応できるように戦力が配備されている程だ。
横浜基地に着くと、宮川高城の入ったポットが手術室へ送り込まれていく。複数の研究者達がその中に入り、ステータスの管理やシステムの最終チェックを行なっている。
これから行われるのは、前人未到の新たなる時代の幕開けを象徴するセレモニーなのだ。
「ステータス、オールグリーン」
「各メーター、チェック良し」
「システム順調に稼働中」
「被験者、宮川高城の手術後の最終予測データは許容範囲内」
「魔力の係数安定」
「脳波異常なし」
「バイタルチェック、安定」
「電力供給、基準値を維持」
真昼は研究者達が手術の準備をする様子を眺めている。
手術室には無数の機械腕が忙しなく動き回っている。また使われる機材などが次々と搬入されていく。
「真昼様、何か飲み物はお持ちしますか?」
「……貴方は?」
「はっ、私はイェーガー女学院1年アトランティス所属風村優珂です。今回は横浜基地の研究員の護衛で外征任務として参加しています」
「飲み物はいいや。優珂ちゃんこそ、護衛の任務は良いの?」
「今は休憩時間ですので」
「そう。じゃあ一緒に見ていく? この実験を。これが成功すれば貴方も私もこの手術を受ける事になるし」
「それは大変光栄ですが、私は既に強化衛士です。更なる強化はデストロイヤー化してしまうと……」
「それを覆す実験だからね、これは。今の強化衛士はデストロイヤー細胞を人間に植え付けてデストロイヤー化させる事で力を得ている。けれど今回の実験はデストロイヤーを人間にする事で元々の凶悪なヒュージの性能を落として人間に近づける実験なの」
「しかし、それだと意味がないのでは?」
「デストロイヤーの性能は高い。それこそギガント級やアストラ級は衛士すら超越する存在。多少弱くなっても性能は人間を超えているよ。そして常に人間化し続ける細胞と侵食するデストロイヤー細胞は対消滅して精神は安定する」
「夢の技術、ですね」
「さぁ、始まるよ」
手術室で寝かされていた宮川高城のカプセルが開く。そして服を切り裂き剥いでいく。裸になった宮川高城の体に無数の薬品が注射され、チューブが繋がれる。そして大きな刃が皮膚を裂いていく。そこに追加されるのは『腕』だった。
「何ですか、あれ」
「デストロイヤー細胞から人間の遺伝子を抽出して作り出した人造衛士の腕……のコピー。その細胞はあらゆる性質を備えるデストロイヤーの特性を引き継ぎ、全ての人間に適合する」
『腕』が切り裂かれて、体がバラバラになった宮川高城の体に設置されていく。すると細胞達は生き物のように蠢いて、宮川高城の体を急速に修繕し始める。
人間とは思えないような肉塊となり、破裂して分裂してを繰り返す。そしてそれが繰り返された結果、宮川高城は傷一つない綺麗な体で横たわっていた。
研究員が叫ぶ。
「チェック!」
「バイタル安定」
「脳波安定」
「ステータス、オールグリーン」
「脈拍に異常なし」
「デストロイヤー化の兆候なし」
「ブーステッドスキル・リシェネーターと魔力リフレクターの存在を検知。予定通りです」
「数値は予想グラフを進行中」
「規定値を順調に推移しています」
その報告は手術と実験の成功を意味していた。
「諸君、ご苦労! 実験は成功だ! あとは経過観察だけ怠らないように!」
『了解』
研究者達の異様な熱気に包まれる中に、優珂は真昼に問う。
「一体何が、起きているんですか?」
「人類の反撃の狼煙が上がったんだ。今ここで」
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