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77話
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混沌の世界に入ってすでに1週間ほど立っていたが、俺達4人は混沌蟲と出会う事なく順調に旅をしていた。
夕方になり辺りもだいぶ暗くなってきたため、見晴らしのいい草原で休む事にした。
「今日はこの辺りで宿を取る事にするか。見張りはいつものローテーションでいいな」
俺達4人は眠る時、2時間事に見張りを交代して睡眠を取っていた。
特に何事もなく、見張り役は俺の番に回ってきた。
俺は辺りを探索しながら周囲を警戒。
「今だに混沌蟲と出会う事なく順調に進む事が出来ているな。いくら俺がパワーアップしたとはいえ、混沌蟲は恐ろしい力を持っている。なるべくなら出会いたくないものだが・・・普通の虫なら石の下にいたりするから混沌蟲も隠れていたりするのかな」
俺は何気なく回りに落ちていた石を拾い上げる。
拾い上げた石の下にはダンゴムシが隠れていた。
「やっぱり普通の虫なら隠れているんだな」
その瞬間、ダンゴムシは禍々しい魔力を発して人型の大きさになった。
「我が名は魔人キビ、我に何用じゃ!!」
魔人キビは手に大きな火を灯し始めた。
「ニンゲン如きが我を起こしおって許さん」
「六鬼亜門・鬼火」
見た事ない不思議な力。この力は危険だ!
俺は瞬時に『サイカのリンゴポーション』と『オウリンのリンゴポーション』と『ジョナ・ゴールド・クリムゾン』ポーションをアイテム収納から取り出し飲んだ。
「サイカ、オウリン、ジョナ・ゴールド・クリムゾン」
俺は激しくほとばしる金のオーラを身に纏い、白金の爪を具現化して目の前の鬼火を空間ごと斬り裂いた。
「ニンゲン如きが我の鬼火を消し去るとはな。だがその程度の力で我を倒せるかな」
魔人キビは身体を丸くして身を守り始めた。
「やってやる!」
俺は白金の爪で空間を裂き、斬りかかったが魔人キビの身体は堅い殻で覆われていて空間を斬り裂く爪でも攻撃の刃は通らなかった。
「なんだその攻撃は?その程度の力でよくこの混沌の世界に来れたものだな。弱き者は死ぬがいい!!」
「六鬼亜門・鬼火車」
魔人キビは丸くなった状態から鬼火を出し自身の身体にまとわりつかせて、回転し始め襲いかかってきた。
俺は鬼火車をギリギリで避けて反撃に打ってでる。
両手に風を集め威圧をかけて圧縮していった。
「射殺し、打ち殺し、噛み殺す白金の竜巻の牙『ゴルゴ・ダ・ファング・空間断絶・風天抜刀牙』」
圧縮された風は具現化し、ドーナツ状に渦を描くように白金のドクロの牙が魔人キビに襲いかかった。
しかし魔人キビにはダメージを与える事は出来ず、魔人キビは鬼火車で再び襲いかかってくる。
「マズい!!」
俺は技を出したばかりで体勢を崩していて避けられない状態。
その時、アルファの声が聞こえてきた。
「白帝砲・バズーカ」
超圧縮された竜巻の風が魔人キビを襲い、魔人キビは吹き飛ばされた。
「トリスのその技はまだまだ未熟みたいだな。それだと混沌の世界では通用しないぞ」
「トリス兄ちゃん1人で楽しんでズルいよ」
「トリス、大丈夫?」
騒ぎに気付いた3人が駆けつけてきた。
「我を吹き飛ばすとはお前達は強そうだな、久しぶりに本気を出してやるぜ!!」
魔人キビは再び鬼火を纏い回転をし始めた。
夕方になり辺りもだいぶ暗くなってきたため、見晴らしのいい草原で休む事にした。
「今日はこの辺りで宿を取る事にするか。見張りはいつものローテーションでいいな」
俺達4人は眠る時、2時間事に見張りを交代して睡眠を取っていた。
特に何事もなく、見張り役は俺の番に回ってきた。
俺は辺りを探索しながら周囲を警戒。
「今だに混沌蟲と出会う事なく順調に進む事が出来ているな。いくら俺がパワーアップしたとはいえ、混沌蟲は恐ろしい力を持っている。なるべくなら出会いたくないものだが・・・普通の虫なら石の下にいたりするから混沌蟲も隠れていたりするのかな」
俺は何気なく回りに落ちていた石を拾い上げる。
拾い上げた石の下にはダンゴムシが隠れていた。
「やっぱり普通の虫なら隠れているんだな」
その瞬間、ダンゴムシは禍々しい魔力を発して人型の大きさになった。
「我が名は魔人キビ、我に何用じゃ!!」
魔人キビは手に大きな火を灯し始めた。
「ニンゲン如きが我を起こしおって許さん」
「六鬼亜門・鬼火」
見た事ない不思議な力。この力は危険だ!
俺は瞬時に『サイカのリンゴポーション』と『オウリンのリンゴポーション』と『ジョナ・ゴールド・クリムゾン』ポーションをアイテム収納から取り出し飲んだ。
「サイカ、オウリン、ジョナ・ゴールド・クリムゾン」
俺は激しくほとばしる金のオーラを身に纏い、白金の爪を具現化して目の前の鬼火を空間ごと斬り裂いた。
「ニンゲン如きが我の鬼火を消し去るとはな。だがその程度の力で我を倒せるかな」
魔人キビは身体を丸くして身を守り始めた。
「やってやる!」
俺は白金の爪で空間を裂き、斬りかかったが魔人キビの身体は堅い殻で覆われていて空間を斬り裂く爪でも攻撃の刃は通らなかった。
「なんだその攻撃は?その程度の力でよくこの混沌の世界に来れたものだな。弱き者は死ぬがいい!!」
「六鬼亜門・鬼火車」
魔人キビは丸くなった状態から鬼火を出し自身の身体にまとわりつかせて、回転し始め襲いかかってきた。
俺は鬼火車をギリギリで避けて反撃に打ってでる。
両手に風を集め威圧をかけて圧縮していった。
「射殺し、打ち殺し、噛み殺す白金の竜巻の牙『ゴルゴ・ダ・ファング・空間断絶・風天抜刀牙』」
圧縮された風は具現化し、ドーナツ状に渦を描くように白金のドクロの牙が魔人キビに襲いかかった。
しかし魔人キビにはダメージを与える事は出来ず、魔人キビは鬼火車で再び襲いかかってくる。
「マズい!!」
俺は技を出したばかりで体勢を崩していて避けられない状態。
その時、アルファの声が聞こえてきた。
「白帝砲・バズーカ」
超圧縮された竜巻の風が魔人キビを襲い、魔人キビは吹き飛ばされた。
「トリスのその技はまだまだ未熟みたいだな。それだと混沌の世界では通用しないぞ」
「トリス兄ちゃん1人で楽しんでズルいよ」
「トリス、大丈夫?」
騒ぎに気付いた3人が駆けつけてきた。
「我を吹き飛ばすとはお前達は強そうだな、久しぶりに本気を出してやるぜ!!」
魔人キビは再び鬼火を纏い回転をし始めた。
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