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51話
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次の日の朝
~~~
「死の山は青き森から北東の方に行けばあるっていってたな。さっそく行くか!ゴルゴ・ダ・フェザー」
俺は白い大きな羽を広げて死の山に向かった。
「大きな山が見えてきたな。あそこのふもとにテウスがいるんだな」
ふもと付近で地上に降りて辺りを探索し始める。
「あそこの空間には違和感があるな」
山の入り口で空間が歪んで見えるところを見つけ、俺は近づいていった。
「これは強力な威圧で空間が歪んで見えているんだな。でもこのくらいなら今の俺なら余裕で大丈夫だな」
俺は威圧に苦をする事もなく、その歪んだ空間の中に入っていった。
「僕の修行の邪魔をするのは誰だい?」
懐かしい声が聞こえてきた。
「久しぶりだな、俺だよ。トリスだよ!」
「トリス兄ちゃんがなんでここに?!」
「俺は今Sランク挑戦者で岩イノシシを倒しに北の王国にきたんだが、なんだか魔物達の様子がおかしくてな。それでここにテウスがいるっていうから何か知らないかと思って来てみたんだ!」
「それでこんなところまで来たんだ。それにしてもトリス兄ちゃんだいぶ強くなったね!後で少し手合わせしてよ」
「あぁ、今の俺の実力はSランクの勇者のテウスから見て、どの程度なのか俺も知りたいからな!」
「わかった。じゃあ手加減は無用だね」
「その方がいいかもな。よろしくな」
「よろしくね!魔物達の話に戻すけど、魔物達が暴走している原因は五色鳥のお供鳥の『ブルーオウル』が行方不明になっているからなんだ。北の王国は五色鳥が守護する地。五色鳥のお供鳥でもある知恵の象徴『ブルーオウル』の不在の影響が大きくて、獣達が知恵をなくし暴走しているんだ!」
「それでこんな状況になっていたんだな」
「うん。五色鳥は【魔法】スキルを司る四獣でもあるから僕は修行をするために来たんだけど、今は五色鳥の生態調査もかねてこの場所にいるんだ!」
「テウスも修行かぁ。じゃあさっそく手合わせ願おうか」
「いいよ!この死の山なら多少地形に影響出ようと関係ないからね」
こうして久しぶりに再会したテウスと手合わせをする事となった。
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「死の山は青き森から北東の方に行けばあるっていってたな。さっそく行くか!ゴルゴ・ダ・フェザー」
俺は白い大きな羽を広げて死の山に向かった。
「大きな山が見えてきたな。あそこのふもとにテウスがいるんだな」
ふもと付近で地上に降りて辺りを探索し始める。
「あそこの空間には違和感があるな」
山の入り口で空間が歪んで見えるところを見つけ、俺は近づいていった。
「これは強力な威圧で空間が歪んで見えているんだな。でもこのくらいなら今の俺なら余裕で大丈夫だな」
俺は威圧に苦をする事もなく、その歪んだ空間の中に入っていった。
「僕の修行の邪魔をするのは誰だい?」
懐かしい声が聞こえてきた。
「久しぶりだな、俺だよ。トリスだよ!」
「トリス兄ちゃんがなんでここに?!」
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「それでこんなところまで来たんだ。それにしてもトリス兄ちゃんだいぶ強くなったね!後で少し手合わせしてよ」
「あぁ、今の俺の実力はSランクの勇者のテウスから見て、どの程度なのか俺も知りたいからな!」
「わかった。じゃあ手加減は無用だね」
「その方がいいかもな。よろしくな」
「よろしくね!魔物達の話に戻すけど、魔物達が暴走している原因は五色鳥のお供鳥の『ブルーオウル』が行方不明になっているからなんだ。北の王国は五色鳥が守護する地。五色鳥のお供鳥でもある知恵の象徴『ブルーオウル』の不在の影響が大きくて、獣達が知恵をなくし暴走しているんだ!」
「それでこんな状況になっていたんだな」
「うん。五色鳥は【魔法】スキルを司る四獣でもあるから僕は修行をするために来たんだけど、今は五色鳥の生態調査もかねてこの場所にいるんだ!」
「テウスも修行かぁ。じゃあさっそく手合わせ願おうか」
「いいよ!この死の山なら多少地形に影響出ようと関係ないからね」
こうして久しぶりに再会したテウスと手合わせをする事となった。
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