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22話
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ボクがカゲトラさんを連れてきた場所。
それはアクアマリン湖。
天使の翼を使っているので今は水龍の出てくる離れ小島に到着している。
「ここは水龍のところか」
「はい。カゲトラさんは経験値トレードでレベルを上げるのは反対ですけど、デスペナの分の経験値を補填するのはオッケーですか?」
「ん?どういう事だ・・・あー、そういう事か。必殺の一撃で死んで水龍を倒せという事か。ここに連れてきたという事はハヤトくんは水龍を倒したんだよな?」
「はい」
「そうか・・・っていうかちょっと待ってくれ。デスペナの分の経験値を補填するって事は死を恐れる必要がなくなるという事でもあるのか」
「そう言われるとそうですね」
「ふむふむ」
カゲトラさんがなんか考え込んでいるぞ。
「ダイヤのマークの存在意義が分かってきたかもしれないぞ」
「どういう事ですか」
「ダイヤのマークはアイテムドロップ関連で生産職でもあるクラブのマークを手助けするという事は誰でも簡単にわかる事だろう」
「そうですね」
「だけどダイヤのマークは戦闘職のスペードのマークとハートのマークにはほとんど関わりがないと思われていて、戦闘関連では邪魔者扱いされてきた」
「はい」
「だけど今のハヤトくんが出来る事を考えたらどうだ」
「ボクが出来る事ですか?経験値を1兆稼げる事ですか?」
「それだけじゃないぞ。お金も稼げるという事だ。ダイヤのマーク専用スキルは経験値消費スキルで、スペードのマークはHP消費スキル。ハートのマークの専用スキルはおそらくお金を消費するスキルだろう」
「お金を消費するスキルですか?MPじゃないんですか?」
「ハートのマークは愛を表す。ハヤトくんは愛はお金で買えるという名言があるのは知っているかい?」
「なんとなく聞いた事あるような気がします」
「効率を求める魔法使い達はMPポーションを買ってMPを回復させている。マネーポーションとも揶揄されるやり方だ」
「ポーションガブ飲みスタイルともいうやつですね」
「あぁそうだ。今のハヤトくんならお金を稼げるからハートのマーク専用スキルにも対応できるだろう」
「たしかにそれなら・・・」
スペードのマークは死を表す。デスペナで失う経験値はボクが補填できる。
ハートのマークは愛を表す。MP回復のために失うお金はボクが補填できる。
クラブのマークは知識を表す。生産に必要なアイテムの調達はボクができる。
「これから先の事を考えたらダイヤのマークは必要不可欠な人材になる。そのトップにいるのがハヤトくん、君だ」
ボクがトップ・・・でもボクがやりたいのは・・・
「ボクはただの検証好きです。トップと言われてもボクはこれから先も検証メインでやっていくつもりです」
「そうか。ちょうど3番隊隊長の座が空いたから、うちのクランに来てもらいたかったがその感じだと無理そうだな」
3番隊隊長の座かぁ。ちょっとだけ、本当にちょっとだけならなってみたい気もするが、そんな気持ちだと迷惑をかけるのは目に見えてわかる事だ。
「お誘い頂いて恐縮ですが、その話はお断りさせてもらいたいです」
「わかった。クランに入るのは無理でもハヤトくんに手伝って欲しい事はあったりする。その時は協力を頼みたい。もちろんハヤトくんが何か検証でこちらに協力を頼みたい時はこちらもそれ相応の対応はするつもりだ」
検証の手助けしてもらえるのはありがたいな。
「ギブアンドテイクっていうやつですね」
「あぁ、そうだ。よろしく頼む」
「はい、よろしくお願いします」
「話がそれてしまったが、水龍を必殺の一撃で倒せばいいんだよな」
「はい。お願いします」
カゲトラさんが離れ小島にある鳥居をくぐると水龍が姿を現した。
「小僧よ、何用でここまで来た?」
「倒しにきました」
「我を倒す力を身につけてきたようだな。よかろう来るがよい」
なんかボクの時とちょっとセリフが違うような気がするな。
「デッドパワー発動、必殺の一撃」
カゲトラさんに鎌を持った死神のエフェクトが見えるようになった。
「行けー」
死神のエフェクトは水龍の身体を真っ二つにする。だが水龍は消え去る様子は感じられない。
そしてカゲトラさんの元に戻ってきた死神のエフェクトはカゲトラさんの身体を真っ二つにして、カゲトラさんは死んでしまった。
といってもその場で復活を選んで生き返るカゲトラさん。
「死を恐れずに立ち向かう勇気は立派だ。お主にはこの称号とアイテムを授けるとしよう。好きなモノを選べ」
カゲトラさんのスマホからシステムメッセージの音がなるのでカゲトラさんはスマホを確認。
やっぱりボクの時とはセリフが違う。ボクは水龍を倒した時には称号をもらっていない。
「おい、なんかすごい事になってるぞ。どれもすごいモノばかりだな。水龍剣、水龍の杖、雨雲の指輪に1000兆リン。ちなみにだがハヤトくんは何を選んだ?」
「えっ、ボクですか。ボクは雨雲の指輪を選びました」
「ん?1000兆リンを選ばなかったのはなぜだい?」
「ボクなら頑張れば1000兆を稼げるけど、雨雲の指輪は二度と手に入れる事が出来ないと思いまして、雨雲の指輪にしました」
「そうか。まぁ、それだけじゃないだろ。チヅルさんに好意を持っているんだろ」
カゲトラさんにはバレてるみたいだ。
「え、あ、はい。まぁそうですね」
「青春って感じだな。じゃあ俺は1000兆リンを選択してハヤトくんに上げるよ」
えっ、なんでそうなるの?
「ちょっ、ちょっと待ってください。水龍剣を選べば火魔法特化のアミさんには負ける要素がなくなります。なんで水龍剣を選ばないんですか?」
「だって俺、闇魔法しか使わないから」
「闇魔法にはたしか闇と水の複合魔法もありますよね?カゲトラさんなら複合魔法でも扱える実力はあるはずです」
「まぁ出来ない事もないだろうが、複合魔法になると面倒くさいんだよね」
「でもそれだとアミさんに勝てなくなるじゃないですか」
「ハヤトくんのおかげで勝てるようになったから大丈夫だよ」
「えっ、ボクのおかげってどういう事ですか?」
「さっき見習いスペードの称号というモノをもらった。その効果はデッドパワーの自身の動きを遅くするというデメリットを失くすというモノ。デッドパワーを使って普通に動けるならアミには負けないよ」
「そういう事ですか」
「だからお礼に1000兆リンを受け取ってくれ」
「さすがに額が大きすぎます。クランを大きくするのに使えばいいじゃないですか?」
「クランはみんなと協力して大きくしていくからハヤトくんが気にかける事はない。それにハヤトくんならカジノの超VIPでこのお金を使うんじゃないのかい?」
「えっ、なんでそれを知ってるんですか?」
「俺もカジノで天使の翼を交換して超VIPになってるから知ってるだけだよ」
さすがトップオブトップ。1兆リンの天使の翼をすでに持っているんだね。
「そういう事であれば、そのお金ありがたく頂きたいと思います」
スマホを取り出しカゲトラさんとトレード開始。
ボクからはデスペナで失った分の経験値を渡し、カゲトラさんからは1000兆リンのトレード。
この1000兆リンで3級ダイヤへの昇級条件でもあるエクスペリエンストランプ(クラブ)お試し品を手に入れる事が出来る。
「ありがとうございました」
「こちらこそありがとう。今日はお疲れ様」
「お疲れ様でした。それではボクはこれで失礼いたします」
「おう、気をつけてな」
ボクはカゲトラさんに別れの挨拶をして、天使の翼を使い、カジノに移動した。
それはアクアマリン湖。
天使の翼を使っているので今は水龍の出てくる離れ小島に到着している。
「ここは水龍のところか」
「はい。カゲトラさんは経験値トレードでレベルを上げるのは反対ですけど、デスペナの分の経験値を補填するのはオッケーですか?」
「ん?どういう事だ・・・あー、そういう事か。必殺の一撃で死んで水龍を倒せという事か。ここに連れてきたという事はハヤトくんは水龍を倒したんだよな?」
「はい」
「そうか・・・っていうかちょっと待ってくれ。デスペナの分の経験値を補填するって事は死を恐れる必要がなくなるという事でもあるのか」
「そう言われるとそうですね」
「ふむふむ」
カゲトラさんがなんか考え込んでいるぞ。
「ダイヤのマークの存在意義が分かってきたかもしれないぞ」
「どういう事ですか」
「ダイヤのマークはアイテムドロップ関連で生産職でもあるクラブのマークを手助けするという事は誰でも簡単にわかる事だろう」
「そうですね」
「だけどダイヤのマークは戦闘職のスペードのマークとハートのマークにはほとんど関わりがないと思われていて、戦闘関連では邪魔者扱いされてきた」
「はい」
「だけど今のハヤトくんが出来る事を考えたらどうだ」
「ボクが出来る事ですか?経験値を1兆稼げる事ですか?」
「それだけじゃないぞ。お金も稼げるという事だ。ダイヤのマーク専用スキルは経験値消費スキルで、スペードのマークはHP消費スキル。ハートのマークの専用スキルはおそらくお金を消費するスキルだろう」
「お金を消費するスキルですか?MPじゃないんですか?」
「ハートのマークは愛を表す。ハヤトくんは愛はお金で買えるという名言があるのは知っているかい?」
「なんとなく聞いた事あるような気がします」
「効率を求める魔法使い達はMPポーションを買ってMPを回復させている。マネーポーションとも揶揄されるやり方だ」
「ポーションガブ飲みスタイルともいうやつですね」
「あぁそうだ。今のハヤトくんならお金を稼げるからハートのマーク専用スキルにも対応できるだろう」
「たしかにそれなら・・・」
スペードのマークは死を表す。デスペナで失う経験値はボクが補填できる。
ハートのマークは愛を表す。MP回復のために失うお金はボクが補填できる。
クラブのマークは知識を表す。生産に必要なアイテムの調達はボクができる。
「これから先の事を考えたらダイヤのマークは必要不可欠な人材になる。そのトップにいるのがハヤトくん、君だ」
ボクがトップ・・・でもボクがやりたいのは・・・
「ボクはただの検証好きです。トップと言われてもボクはこれから先も検証メインでやっていくつもりです」
「そうか。ちょうど3番隊隊長の座が空いたから、うちのクランに来てもらいたかったがその感じだと無理そうだな」
3番隊隊長の座かぁ。ちょっとだけ、本当にちょっとだけならなってみたい気もするが、そんな気持ちだと迷惑をかけるのは目に見えてわかる事だ。
「お誘い頂いて恐縮ですが、その話はお断りさせてもらいたいです」
「わかった。クランに入るのは無理でもハヤトくんに手伝って欲しい事はあったりする。その時は協力を頼みたい。もちろんハヤトくんが何か検証でこちらに協力を頼みたい時はこちらもそれ相応の対応はするつもりだ」
検証の手助けしてもらえるのはありがたいな。
「ギブアンドテイクっていうやつですね」
「あぁ、そうだ。よろしく頼む」
「はい、よろしくお願いします」
「話がそれてしまったが、水龍を必殺の一撃で倒せばいいんだよな」
「はい。お願いします」
カゲトラさんが離れ小島にある鳥居をくぐると水龍が姿を現した。
「小僧よ、何用でここまで来た?」
「倒しにきました」
「我を倒す力を身につけてきたようだな。よかろう来るがよい」
なんかボクの時とちょっとセリフが違うような気がするな。
「デッドパワー発動、必殺の一撃」
カゲトラさんに鎌を持った死神のエフェクトが見えるようになった。
「行けー」
死神のエフェクトは水龍の身体を真っ二つにする。だが水龍は消え去る様子は感じられない。
そしてカゲトラさんの元に戻ってきた死神のエフェクトはカゲトラさんの身体を真っ二つにして、カゲトラさんは死んでしまった。
といってもその場で復活を選んで生き返るカゲトラさん。
「死を恐れずに立ち向かう勇気は立派だ。お主にはこの称号とアイテムを授けるとしよう。好きなモノを選べ」
カゲトラさんのスマホからシステムメッセージの音がなるのでカゲトラさんはスマホを確認。
やっぱりボクの時とはセリフが違う。ボクは水龍を倒した時には称号をもらっていない。
「おい、なんかすごい事になってるぞ。どれもすごいモノばかりだな。水龍剣、水龍の杖、雨雲の指輪に1000兆リン。ちなみにだがハヤトくんは何を選んだ?」
「えっ、ボクですか。ボクは雨雲の指輪を選びました」
「ん?1000兆リンを選ばなかったのはなぜだい?」
「ボクなら頑張れば1000兆を稼げるけど、雨雲の指輪は二度と手に入れる事が出来ないと思いまして、雨雲の指輪にしました」
「そうか。まぁ、それだけじゃないだろ。チヅルさんに好意を持っているんだろ」
カゲトラさんにはバレてるみたいだ。
「え、あ、はい。まぁそうですね」
「青春って感じだな。じゃあ俺は1000兆リンを選択してハヤトくんに上げるよ」
えっ、なんでそうなるの?
「ちょっ、ちょっと待ってください。水龍剣を選べば火魔法特化のアミさんには負ける要素がなくなります。なんで水龍剣を選ばないんですか?」
「だって俺、闇魔法しか使わないから」
「闇魔法にはたしか闇と水の複合魔法もありますよね?カゲトラさんなら複合魔法でも扱える実力はあるはずです」
「まぁ出来ない事もないだろうが、複合魔法になると面倒くさいんだよね」
「でもそれだとアミさんに勝てなくなるじゃないですか」
「ハヤトくんのおかげで勝てるようになったから大丈夫だよ」
「えっ、ボクのおかげってどういう事ですか?」
「さっき見習いスペードの称号というモノをもらった。その効果はデッドパワーの自身の動きを遅くするというデメリットを失くすというモノ。デッドパワーを使って普通に動けるならアミには負けないよ」
「そういう事ですか」
「だからお礼に1000兆リンを受け取ってくれ」
「さすがに額が大きすぎます。クランを大きくするのに使えばいいじゃないですか?」
「クランはみんなと協力して大きくしていくからハヤトくんが気にかける事はない。それにハヤトくんならカジノの超VIPでこのお金を使うんじゃないのかい?」
「えっ、なんでそれを知ってるんですか?」
「俺もカジノで天使の翼を交換して超VIPになってるから知ってるだけだよ」
さすがトップオブトップ。1兆リンの天使の翼をすでに持っているんだね。
「そういう事であれば、そのお金ありがたく頂きたいと思います」
スマホを取り出しカゲトラさんとトレード開始。
ボクからはデスペナで失った分の経験値を渡し、カゲトラさんからは1000兆リンのトレード。
この1000兆リンで3級ダイヤへの昇級条件でもあるエクスペリエンストランプ(クラブ)お試し品を手に入れる事が出来る。
「ありがとうございました」
「こちらこそありがとう。今日はお疲れ様」
「お疲れ様でした。それではボクはこれで失礼いたします」
「おう、気をつけてな」
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