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13話
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ギルドを出たボク達はカジノに向かい始める。
「カジノへの行き方ですが、まずは天使の羽を使ってスナハラの街に行きます。その街のハズレに建物があり、そこがカジノになっているみたいです」
「わかりました。じゃあ早速行ってみましょう」
ボク達は天使の羽を使い、スナハラの街に到着。
スナハラの街は砂漠地帯の中にある街。街のハズレにギラギラに光る大きなピラミッド型の建物があり、そこに多くの人が集まっているのが見える。
チカクの街の周りには鉱山が多くあるので山に囲まれた街だったが、スナハラの街の周りには砂漠が広がるばかりで他に何もない。
「あそこのピラミッド型の建物がカジノみたいですね」
「そうみたいですね。なんだか派手な格好した人もいれば、ボロボロになってやつれてうなだれている人もいますね」
「とりあえずそういうのは気にせずにカジノに行ってみましょう」
スナハラの街の入り口から見ても大きい建物だと思っていたが、実際近くまでピラミッド型の建物に来るとその大きさに圧倒されるくらい迫力があるカジノ。
カジノの入り口に来ると警備員が立っていた。
「いらっしゃいませ。初めての方は年齢確認が必要な施設となっております。スマホをこちらにセットしてください」
ボク達は言われるがままに警備員さんが手に持っていた機械にスマホをセット。
「年齢確認出来ました。カジノは適度に楽しむ遊びです。のめり込みに注意して下さい」
「はい」
のめり込んで借金して破滅していく人がいるのがギャンブル。
ボクはそうならないように注意しよう。
カジノの中に入って、すぐに目に入ったのは受付の人。
「いらっしゃいませ、当施設は初めてでいらっしゃいますね。注意事項がございますので施設の説明をさせてもらいます」
「はい」
「一階にはパチンコとパチスロの機械がおいてあります。二階はルーレットやポーカーなどが出来るようになっておりますが、こちらはVIP専門となっております。VIPは10億リン以上の取引がある方が対象となっております。またVIP限定の景品もご用意しております」
VIP専門のギャンブルもあってVIP限定の景品もあるんだな。
「はい」
「景品交換はこちらの受付でも行う事も出来ますし、一階にあるパチンコ、パチスロの各機械のところでもスマホ操作で景品交換が出来るようになっております」
「はい」
「他にも注意事項はございますが、各機械でも見る事が出来ますので各自でご確認ください。説明は以上になります」
「ありがとうございました。早速景品交換したいのですがよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です。お持ちのスマホをこちらにセットしてください」
スマホを取り出し、目の前に出された機械にセットすると景品一覧がズラッと表示される。
「私も景品交換したいのでよろしいですか」
「チヅルさんも何か交換したいモノあったんですか?」
「はい。生産の熟練度を上げれる装備品があるんですよ。10億リンするモノだったので遠い存在だと思っていましたが、ハヤトさんのおかげで手に入れる事が出来そうです」
このゲームではスキルレベルの他に熟練度というモノがある。
生産職の人であればスキルレベルはアイテムを作成出来るかどうかだけのモノで、そのアイテムの作成成功率に影響するのは熟練度の方である。
ショートソードであれば作成可能スキルレベルは1で作成指数は100となっている。
作成指数×熟練度でアイテム作成成功率が決まる。
ロングソードは作成可能スキルレベル5で作成指数は50。なので熟練度が2あると確実に作れる。
例えばボクが鍛冶スキルレベルを200に上げて強い武器を作ろうとしても、熟練度が1しかないので強い武器はほぼ作成出来ない。
生産職の人は数をこなして、地道に熟練度を上げるのだが、これが大変なのだ。
アイテムには品質というモノもあるのだが、品質がどうやって決まるのかはまだわかっていない。そのため検証している人もいるみたい。
「10億リンなら生産者の手袋っていうのが熟練度上げるやつなんだね」
今は天使の翼を交換するからお金足りなくなるけど、またダイヤモンドタートル倒してお金稼いだら、フクロウくんのためにゲットしておくか。
「ボクは天使の翼を交換します」
スマホをポチポチして1兆リンと天使の翼を交換。
チヅルさんもスマホをポチポチして生産者の手袋をゲットしたみたいだ。
「ハヤト様、チヅル様、10億リンの取引があったためVIPルームに行く事が出来るようになりました。またハヤト様は1兆リンの取引があったので超VIP限定のアイテムも交換可能となりました」
「「超VIP!!」」
「超VIP限定アイテムって何ですかね」
チヅルさんはワクワクしながらボクが確認するのを待っている。
「・・・最低でも100兆リンからですけど、チヅルさんも見てみます?」
「あっ、いえ、結構です」
有能なアイテムもあるのだが金額が高すぎる。
1000兆リンで交換可能なエクスペリエンストランプ(クラブ)お試し品。というモノがある。
だが1000兆リンというのはダイヤモンドタートルを何度も倒してお金を稼いでも、遥か遠い存在だ。
そういえばダイヤモンド(巨大)をゲットしてテンションが上がりすぎていたために、忘れていたが2級ダイヤの称号をゲットしていたんだ。
ボクはスマホを操作して2級ダイヤの称号の詳細を確認。
2級ダイヤの称号・ウルトラレアがドロップするようになる。
3級ダイヤへの昇級条件・エクスペリエンストランプ(クラブ)お試し品を手に入れる。
「あっ、これならいけるかも」
「ハヤトさん、どうかしましたか?」
「あ、いえなんでもないです」
これからチヅルさんも生産の方でいろいろと忙しくなるだろう。これ以上はボクの検証に付き合う必要はない。
「天使の翼を手に入れた事ですし、ボクはこれからプラチナメタルスライム倒してきて経験値稼いできますね」
「お願いします。じゃあ私はチカクの街のギルドに戻って待っていますね」
「わかりました」
ボクはカジノを出て、天使の翼を使いプラチナ山の頂上付近に移動した。
「カジノへの行き方ですが、まずは天使の羽を使ってスナハラの街に行きます。その街のハズレに建物があり、そこがカジノになっているみたいです」
「わかりました。じゃあ早速行ってみましょう」
ボク達は天使の羽を使い、スナハラの街に到着。
スナハラの街は砂漠地帯の中にある街。街のハズレにギラギラに光る大きなピラミッド型の建物があり、そこに多くの人が集まっているのが見える。
チカクの街の周りには鉱山が多くあるので山に囲まれた街だったが、スナハラの街の周りには砂漠が広がるばかりで他に何もない。
「あそこのピラミッド型の建物がカジノみたいですね」
「そうみたいですね。なんだか派手な格好した人もいれば、ボロボロになってやつれてうなだれている人もいますね」
「とりあえずそういうのは気にせずにカジノに行ってみましょう」
スナハラの街の入り口から見ても大きい建物だと思っていたが、実際近くまでピラミッド型の建物に来るとその大きさに圧倒されるくらい迫力があるカジノ。
カジノの入り口に来ると警備員が立っていた。
「いらっしゃいませ。初めての方は年齢確認が必要な施設となっております。スマホをこちらにセットしてください」
ボク達は言われるがままに警備員さんが手に持っていた機械にスマホをセット。
「年齢確認出来ました。カジノは適度に楽しむ遊びです。のめり込みに注意して下さい」
「はい」
のめり込んで借金して破滅していく人がいるのがギャンブル。
ボクはそうならないように注意しよう。
カジノの中に入って、すぐに目に入ったのは受付の人。
「いらっしゃいませ、当施設は初めてでいらっしゃいますね。注意事項がございますので施設の説明をさせてもらいます」
「はい」
「一階にはパチンコとパチスロの機械がおいてあります。二階はルーレットやポーカーなどが出来るようになっておりますが、こちらはVIP専門となっております。VIPは10億リン以上の取引がある方が対象となっております。またVIP限定の景品もご用意しております」
VIP専門のギャンブルもあってVIP限定の景品もあるんだな。
「はい」
「景品交換はこちらの受付でも行う事も出来ますし、一階にあるパチンコ、パチスロの各機械のところでもスマホ操作で景品交換が出来るようになっております」
「はい」
「他にも注意事項はございますが、各機械でも見る事が出来ますので各自でご確認ください。説明は以上になります」
「ありがとうございました。早速景品交換したいのですがよろしいでしょうか?」
「はい、大丈夫です。お持ちのスマホをこちらにセットしてください」
スマホを取り出し、目の前に出された機械にセットすると景品一覧がズラッと表示される。
「私も景品交換したいのでよろしいですか」
「チヅルさんも何か交換したいモノあったんですか?」
「はい。生産の熟練度を上げれる装備品があるんですよ。10億リンするモノだったので遠い存在だと思っていましたが、ハヤトさんのおかげで手に入れる事が出来そうです」
このゲームではスキルレベルの他に熟練度というモノがある。
生産職の人であればスキルレベルはアイテムを作成出来るかどうかだけのモノで、そのアイテムの作成成功率に影響するのは熟練度の方である。
ショートソードであれば作成可能スキルレベルは1で作成指数は100となっている。
作成指数×熟練度でアイテム作成成功率が決まる。
ロングソードは作成可能スキルレベル5で作成指数は50。なので熟練度が2あると確実に作れる。
例えばボクが鍛冶スキルレベルを200に上げて強い武器を作ろうとしても、熟練度が1しかないので強い武器はほぼ作成出来ない。
生産職の人は数をこなして、地道に熟練度を上げるのだが、これが大変なのだ。
アイテムには品質というモノもあるのだが、品質がどうやって決まるのかはまだわかっていない。そのため検証している人もいるみたい。
「10億リンなら生産者の手袋っていうのが熟練度上げるやつなんだね」
今は天使の翼を交換するからお金足りなくなるけど、またダイヤモンドタートル倒してお金稼いだら、フクロウくんのためにゲットしておくか。
「ボクは天使の翼を交換します」
スマホをポチポチして1兆リンと天使の翼を交換。
チヅルさんもスマホをポチポチして生産者の手袋をゲットしたみたいだ。
「ハヤト様、チヅル様、10億リンの取引があったためVIPルームに行く事が出来るようになりました。またハヤト様は1兆リンの取引があったので超VIP限定のアイテムも交換可能となりました」
「「超VIP!!」」
「超VIP限定アイテムって何ですかね」
チヅルさんはワクワクしながらボクが確認するのを待っている。
「・・・最低でも100兆リンからですけど、チヅルさんも見てみます?」
「あっ、いえ、結構です」
有能なアイテムもあるのだが金額が高すぎる。
1000兆リンで交換可能なエクスペリエンストランプ(クラブ)お試し品。というモノがある。
だが1000兆リンというのはダイヤモンドタートルを何度も倒してお金を稼いでも、遥か遠い存在だ。
そういえばダイヤモンド(巨大)をゲットしてテンションが上がりすぎていたために、忘れていたが2級ダイヤの称号をゲットしていたんだ。
ボクはスマホを操作して2級ダイヤの称号の詳細を確認。
2級ダイヤの称号・ウルトラレアがドロップするようになる。
3級ダイヤへの昇級条件・エクスペリエンストランプ(クラブ)お試し品を手に入れる。
「あっ、これならいけるかも」
「ハヤトさん、どうかしましたか?」
「あ、いえなんでもないです」
これからチヅルさんも生産の方でいろいろと忙しくなるだろう。これ以上はボクの検証に付き合う必要はない。
「天使の翼を手に入れた事ですし、ボクはこれからプラチナメタルスライム倒してきて経験値稼いできますね」
「お願いします。じゃあ私はチカクの街のギルドに戻って待っていますね」
「わかりました」
ボクはカジノを出て、天使の翼を使いプラチナ山の頂上付近に移動した。
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