72 / 82
第5章 太陽と月の力
72話 カゲトラの反乱
しおりを挟む
突然、合同クランの解散を告げられたボク。
「な、なんで解散するんでしょうか?」
「それは後で私から説明するわ」
「それじゃあ俺らは帰るわ。お疲れ様でした」
「お、お疲れ様でした」
マリナさんが話を遮ると、会議室にいたカゲトラさんとカリナさん、シャドータイガーの幹部の朝田ミオさんとアマゾネスポワールの幹部の火野アミさんも席を立ち、退室していく。
「フー、これからどうしようかな………」
「マリナさん、ボクがいない間に一体何があったんですか?」
「んー、何から説明したらいいかな。えーとね、実は…………」
まずはアマゾネスポワールの幹部の火野アミさんはアマゾネスポワールのクランを抜けて、シャドータイガーの幹部の朝田ミオさんと新しいクランを立ち上がる話から始まった。
そして、その新しいクランにマリナさんの妹のカリナさんも合流するという事。そして、そのクランに大手クランのブラックドラゴンの幹部の葛西ケンタロウさんと葛西ホクトさんの2人も合流するという事。そこにレッドタイガーの幹部も合流するとの事。
「そ、そんな……」
「で、これは私の推測だけど………」
この一連の流れを裏で取り仕切ったのは、カゲトラさんと生産クラン大手のホワイトスネークのリーダーの蛇白レミさんという事だった。
「リュウイチやコジロウもだけど、私達も舐められたものよね。だけど、実際問題としてこれからどうしたらいいかな……」
マリナさんのクランや大手クランもそうだが、実務的にクランを取り仕切ったりしていたのは幹部や幹部候補生。その幹部達が一斉に抜ける事という事はその負担はリーダーに全部のしかかってくる。
「あっ、リュウイチからメッセージ来てる……これから大手クランのリーダー会議をハヤトくんのところの会議室で行いたいってきてる…とりあえずオッケーで返事するね」
「あっ、はい」
…………1時間後。
「みんなお疲れ様。みんなもわかっていると思うが、カゲトラが反乱を起こした。と言ってもカゲトラは自分は無関係で自分も被害者ヅラをするだろう。まぁそんなのはいつもの事だから気にする必要はないが、幹部連中がいなくなった事は正直痛いところだ」
「で、リュウイチはどうするつもりだ?」
話出したのは大手魔法使いクランのリーダーのコジロウさん。
「俺は別にどうもしねぇよ。怪しい感じはあったからそれなりに対応出来るように段取りは組んでたし」
「はー、そういう事はこっちにも伝えて欲しいもんだな。で、この感じだとブラックドラゴンの新しい幹部はメリーさんになる感じか?」
「えっ、私ですか?」
「あぁ、そうだな。メリーさんは今はもう立派なオンリーワンの技能を身につけたからな。メリーさん、幹部をやってくれるかい?」
「私で良ければ、ぜひお願いします」
メリーさんの目にはうっすらと涙。
「じゃあ僕のところの新しい幹部はアイナにしようかな。やってくれるかい?」
「はい!お願いします」
アイナさんは満面の笑み。
「これで実務的なところはなんとかなるとしても太陽の塔の攻略は新クランに持っていかれそうだな」
「まぁ、それは仕方ない事だろう。大手クランが新クランを潰しにかかるのは格好悪い事だしな」
えっ、太陽の塔の攻略はもうしないつもりなんだ。あと少しで攻略出来そうなのに、なんとかならないもんかな。
「ハヤトくん、何か言いたそうだが……」
「あっ、いえ、なんでもありません」
「そうか……もし、何か頼りたい事があったら頼ってくれて構わないからな。もちろん、それで俺とハヤトくんとの間にある貸し借りはなくなると思ってくれ。逆に言うと貸し借りでの話だから、俺はハヤトくんの頼みならなんでもやるぞって事だからな」
そういう事であるなら………
「俺は次の段取り考えながら、太陽の塔の攻略終わるの待って、ソロで太陽の塔攻略する事にする。だからこの3日間は予定を入れないで待ってる事にするわ」
それならば………
「じゃあ僕もソロで攻略しようかな」
「私達は4人で攻略しようか」
「そうだね」
「それが良さそうですね」
マリナさん、アイナさん、メリーさんは4人パーティー用の太陽の塔の扉に入るつもりだ。
「ハヤトくん、それでいいよね?」
「あっ、いや、ボクは……」
「ん?どうかしたの?」
「ハヤトくんにはハヤトくんの段取りがあるんだよ。そうだな…マリナ達はチヅルと一緒にパーティーを組んでくれないだろうか」
チヅルさんって誰だろ?
「チヅルと一緒にかぁ……わかったわ」
「ねぇ、マリナ。チヅルって誰?」
「後でここに呼んできちんと紹介するよ」
「とりあえず会議はこんなところでいいかな?」
「あっ、ちょっといいですか?」
「ハヤトくん、なんだい?」
「太陽の塔の17層目に出てきたモンスターなんですけど…」
「火属性じゃなくて水属性の攻撃だったんだろ?」
「えっ、あっ、はい」
「マリナから聞いたよ。真っ赤に燃え盛るモンスターの攻撃で水耐性しかないブループラチナアーマーを装備しているハヤトくんが死ななかった事を考えると、そのモンスターの攻撃は水属性だ」
なんだ、リュウイチさんはわかってたのか。
「リュウイチ、それってどういう事よ。火耐性が足りなくて私達は死んだんじゃないの?」
「15層目と16層目のモンスターを考えたら、このくらいわかるだろ?どちらも水属性のモンスターを出してるんだよ」
15層目の青猿も16層目の氷ゴリラも水属性の攻撃をしてくるモンスター。そう考えると17層目も水属性の攻撃をしてくるって読み取れるって事なんだな。
「そっかぁ。15層目と16層目のモンスターの意味ってそういう事だったんだ」
「まぁカゲトラ達がこの事に気付いているかはわからないが、反乱を起こしたんだから言う必要もないだろう」
「そうだね」
「という事で3日後の太陽の塔の攻略はカゲトラ達が出来なかった場合、ナルミとシロウに任せたからな」
「わかったわ」
「わかりました」
大手遠距離クランの亀白ナルミさんと亀白シロウさんが返事をすると会議は終了。
リュウイチさん達が退室すると入れ替わるように女性が入ってきた。
「はじめまして、白鳥チヅルです。リュウイチさんの下で純生産職として活動しておりました。ハヤトさんの下でハヤトさんのやり方を勉強した方がいいと言われてやって参りました。よろしくお願いします」
えっ、こんな事リュウイチさんから何も聞いてなかったんだけど……
「よろしくね」
「よろしくー」
「よろしくお願いします」
「よ、よろしくお願いします」
「そういう事でございますので、私もここを第2クランにいたしますね」
えっ、えーーーーー!!!
「な、なんで解散するんでしょうか?」
「それは後で私から説明するわ」
「それじゃあ俺らは帰るわ。お疲れ様でした」
「お、お疲れ様でした」
マリナさんが話を遮ると、会議室にいたカゲトラさんとカリナさん、シャドータイガーの幹部の朝田ミオさんとアマゾネスポワールの幹部の火野アミさんも席を立ち、退室していく。
「フー、これからどうしようかな………」
「マリナさん、ボクがいない間に一体何があったんですか?」
「んー、何から説明したらいいかな。えーとね、実は…………」
まずはアマゾネスポワールの幹部の火野アミさんはアマゾネスポワールのクランを抜けて、シャドータイガーの幹部の朝田ミオさんと新しいクランを立ち上がる話から始まった。
そして、その新しいクランにマリナさんの妹のカリナさんも合流するという事。そして、そのクランに大手クランのブラックドラゴンの幹部の葛西ケンタロウさんと葛西ホクトさんの2人も合流するという事。そこにレッドタイガーの幹部も合流するとの事。
「そ、そんな……」
「で、これは私の推測だけど………」
この一連の流れを裏で取り仕切ったのは、カゲトラさんと生産クラン大手のホワイトスネークのリーダーの蛇白レミさんという事だった。
「リュウイチやコジロウもだけど、私達も舐められたものよね。だけど、実際問題としてこれからどうしたらいいかな……」
マリナさんのクランや大手クランもそうだが、実務的にクランを取り仕切ったりしていたのは幹部や幹部候補生。その幹部達が一斉に抜ける事という事はその負担はリーダーに全部のしかかってくる。
「あっ、リュウイチからメッセージ来てる……これから大手クランのリーダー会議をハヤトくんのところの会議室で行いたいってきてる…とりあえずオッケーで返事するね」
「あっ、はい」
…………1時間後。
「みんなお疲れ様。みんなもわかっていると思うが、カゲトラが反乱を起こした。と言ってもカゲトラは自分は無関係で自分も被害者ヅラをするだろう。まぁそんなのはいつもの事だから気にする必要はないが、幹部連中がいなくなった事は正直痛いところだ」
「で、リュウイチはどうするつもりだ?」
話出したのは大手魔法使いクランのリーダーのコジロウさん。
「俺は別にどうもしねぇよ。怪しい感じはあったからそれなりに対応出来るように段取りは組んでたし」
「はー、そういう事はこっちにも伝えて欲しいもんだな。で、この感じだとブラックドラゴンの新しい幹部はメリーさんになる感じか?」
「えっ、私ですか?」
「あぁ、そうだな。メリーさんは今はもう立派なオンリーワンの技能を身につけたからな。メリーさん、幹部をやってくれるかい?」
「私で良ければ、ぜひお願いします」
メリーさんの目にはうっすらと涙。
「じゃあ僕のところの新しい幹部はアイナにしようかな。やってくれるかい?」
「はい!お願いします」
アイナさんは満面の笑み。
「これで実務的なところはなんとかなるとしても太陽の塔の攻略は新クランに持っていかれそうだな」
「まぁ、それは仕方ない事だろう。大手クランが新クランを潰しにかかるのは格好悪い事だしな」
えっ、太陽の塔の攻略はもうしないつもりなんだ。あと少しで攻略出来そうなのに、なんとかならないもんかな。
「ハヤトくん、何か言いたそうだが……」
「あっ、いえ、なんでもありません」
「そうか……もし、何か頼りたい事があったら頼ってくれて構わないからな。もちろん、それで俺とハヤトくんとの間にある貸し借りはなくなると思ってくれ。逆に言うと貸し借りでの話だから、俺はハヤトくんの頼みならなんでもやるぞって事だからな」
そういう事であるなら………
「俺は次の段取り考えながら、太陽の塔の攻略終わるの待って、ソロで太陽の塔攻略する事にする。だからこの3日間は予定を入れないで待ってる事にするわ」
それならば………
「じゃあ僕もソロで攻略しようかな」
「私達は4人で攻略しようか」
「そうだね」
「それが良さそうですね」
マリナさん、アイナさん、メリーさんは4人パーティー用の太陽の塔の扉に入るつもりだ。
「ハヤトくん、それでいいよね?」
「あっ、いや、ボクは……」
「ん?どうかしたの?」
「ハヤトくんにはハヤトくんの段取りがあるんだよ。そうだな…マリナ達はチヅルと一緒にパーティーを組んでくれないだろうか」
チヅルさんって誰だろ?
「チヅルと一緒にかぁ……わかったわ」
「ねぇ、マリナ。チヅルって誰?」
「後でここに呼んできちんと紹介するよ」
「とりあえず会議はこんなところでいいかな?」
「あっ、ちょっといいですか?」
「ハヤトくん、なんだい?」
「太陽の塔の17層目に出てきたモンスターなんですけど…」
「火属性じゃなくて水属性の攻撃だったんだろ?」
「えっ、あっ、はい」
「マリナから聞いたよ。真っ赤に燃え盛るモンスターの攻撃で水耐性しかないブループラチナアーマーを装備しているハヤトくんが死ななかった事を考えると、そのモンスターの攻撃は水属性だ」
なんだ、リュウイチさんはわかってたのか。
「リュウイチ、それってどういう事よ。火耐性が足りなくて私達は死んだんじゃないの?」
「15層目と16層目のモンスターを考えたら、このくらいわかるだろ?どちらも水属性のモンスターを出してるんだよ」
15層目の青猿も16層目の氷ゴリラも水属性の攻撃をしてくるモンスター。そう考えると17層目も水属性の攻撃をしてくるって読み取れるって事なんだな。
「そっかぁ。15層目と16層目のモンスターの意味ってそういう事だったんだ」
「まぁカゲトラ達がこの事に気付いているかはわからないが、反乱を起こしたんだから言う必要もないだろう」
「そうだね」
「という事で3日後の太陽の塔の攻略はカゲトラ達が出来なかった場合、ナルミとシロウに任せたからな」
「わかったわ」
「わかりました」
大手遠距離クランの亀白ナルミさんと亀白シロウさんが返事をすると会議は終了。
リュウイチさん達が退室すると入れ替わるように女性が入ってきた。
「はじめまして、白鳥チヅルです。リュウイチさんの下で純生産職として活動しておりました。ハヤトさんの下でハヤトさんのやり方を勉強した方がいいと言われてやって参りました。よろしくお願いします」
えっ、こんな事リュウイチさんから何も聞いてなかったんだけど……
「よろしくね」
「よろしくー」
「よろしくお願いします」
「よ、よろしくお願いします」
「そういう事でございますので、私もここを第2クランにいたしますね」
えっ、えーーーーー!!!
1
お気に入りに追加
1,410
あなたにおすすめの小説
愛していました。待っていました。でもさようなら。
彩柚月
ファンタジー
魔の森を挟んだ先の大きい街に出稼ぎに行った夫。待てども待てども帰らない夫を探しに妻は魔の森に脚を踏み入れた。
やっと辿り着いた先で見たあなたは、幸せそうでした。
最悪のゴミスキルと断言されたジョブとスキルばかり山盛りから始めるVRMMO
無謀突撃娘
ファンタジー
始めまして、僕は西園寺薫。
名前は凄く女の子なんだけど男です。とある私立の学校に通っています。容姿や行動がすごく女の子でよく間違えられるんだけどさほど気にしてないかな。
小説を読むことと手芸が得意です。あとは料理を少々出来るぐらい。
特徴?う~ん、生まれた日にちがものすごい運気の良い星ってぐらいかな。
姉二人が最新のVRMMOとか言うのを話題に出してきたんだ。
ゲームなんてしたこともなく説明書もチンプンカンプンで何も分からなかったけど「何でも出来る、何でもなれる」という宣伝文句とゲーム実況を見て始めることにしたんだ。
スキルなどはβ版の時に最悪スキルゴミスキルと認知されているスキルばかりです、今のゲームでは普通ぐらいの認知はされていると思いますがこの小説の中ではゴミにしかならない無用スキルとして認知されいます。
そのあたりのことを理解して読んでいただけると幸いです。
運極ちゃんの珍道中!〜APの意味がわからなかったのでとりあえず運に極振りしました〜
斑鳩 鳰
ファンタジー
今話題のVRMMOゲーム"Another World Online"通称AWO。リアルをとことん追求した設計に、壮大なグラフィック。多種多様なスキルで戦闘方法は無限大。
ひょんなことからAWOの第二陣としてプレイすることになった女子高生天草大空は、チュートリアルの段階で、AP振り分けの意味が分からず困ってしまう。
「この中じゃあ、運が一番大切だよね。」
とりあえず運に極振りした大空は、既に有名人になってしまった双子の弟や幼馴染の誘いを断り、ソロプレーヤーとしてほのぼのAWOの世界を回ることにした。
それからレベルが上がってもAPを運に振り続ける大空のもとに個性の強い仲間ができて...
どこか抜けている少女が道端で出会った仲間たちと旅をするほのぼの逆ハーコメディー
一次小説処女作です。ツッコミどころ満載のあまあま設定です。
作者はぐつぐつに煮たお豆腐よりもやわやわなメンタルなのでお手柔らかにお願いします。
沢山寝たい少女のVRMMORPG〜武器と防具は枕とパジャマ?!〜
雪雪ノ雪
ファンタジー
世界初のフルダイブ型のVRゲーム『Second World Online』通称SWO。
剣と魔法の世界で冒険をするVRMMORPGだ。
このゲームの1番の特徴は『ゲーム内での3時間は現実世界の1時間である』というもの。
これを知った少女、明日香 睡月(あすか すいげつ)は
「このゲームをやれば沢山寝れる!!」
と言いこのゲームを始める。
ゲームを始めてすぐ、ある問題点に気づく。
「お金がないと、宿に泊まれない!!ベットで寝れない!!....敷布団でもいいけど」
何とかお金を稼ぐ方法を考えた明日香がとった行動は
「そうだ!!寝ながら戦えばお金も経験値も入って一石三鳥!!」
武器は枕で防具はパジャマ!!少女のVRMMORPGの旅が今始まる!!
..........寝ながら。
現実逃避のために逃げ込んだVRMMOの世界で、私はかわいいテイムモンスターたちに囲まれてゲームの世界を堪能する
にがりの少なかった豆腐
ファンタジー
この作品は 旧題:金運に恵まれたが人運に恵まれなかった俺は、現実逃避するためにフルダイブVRゲームの世界に逃げ込んだ
の内容を一部変更し修正加筆したものになります。
宝くじにより大金を手に入れた主人公だったが、それを皮切りに周囲の人間関係が悪化し、色々あった結果、現実の生活に見切りを付け、溜まっていた鬱憤をVRゲームの世界で好き勝手やって晴らすことを決めた。
そして、課金したりかわいいテイムモンスターといちゃいちゃしたり、なんて事をしている内にダンジョンを手に入れたりする主人公の物語。
※ 異世界転移や転生、ログアウト不可物の話ではありません ※
※修正前から主人公の性別が変わっているので注意。
※男主人公バージョンはカクヨムにあります
ーOnly Life Onlineーで生産職中心に遊んでたらトッププレイヤーの仲間入り
星月 ライド
ファンタジー
親友の勧めで遊び、マイペースに進めていたら何故かトッププレイヤーになっていた!?
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
注意事項
※主人公リアルチート
暴力・流血表現
VRMMO
一応ファンタジー
もふもふにご注意ください。
【第1章完結】デスペナのないVRMMOで一度も死ななかった生産職のボクは最強になりました。
鳥山正人
ファンタジー
デスペナのないフルダイブ型VRMMOゲームで一度も死ななかったボク、三上ハヤトがノーデスボーナスを授かり最強になる物語。
鍛冶スキルや錬金スキルを使っていく、まったり系生産職のお話です。
まったり更新でやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いします。
「DADAN WEB小説コンテスト」1次選考通過しました。
モノ作りに没頭していたら、いつの間にかトッププレイヤーになっていた件
こばやん2号
ファンタジー
高校一年生の夏休み、既に宿題を終えた山田彰(やまだあきら)は、美人で巨乳な幼馴染の森杉保奈美(もりすぎほなみ)にとあるゲームを一緒にやらないかと誘われる。
だが、あるトラウマから彼女と一緒にゲームをすることを断った彰だったが、そのゲームが自分の好きなクラフト系のゲームであることに気付いた。
好きなジャンルのゲームという誘惑に勝てず、保奈美には内緒でゲームを始めてみると、あれよあれよという間にトッププレイヤーとして認知されてしまっていた。
これは、ずっと一人でプレイしてきたクラフト系ゲーマーが、多人数参加型のオンラインゲームに参加した結果どうなるのかと描いた無自覚系やらかしVRMMO物語である。
※更新頻度は不定期ですが、よければどうぞ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる