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第3章 時は金なり
43話 第4章考察
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マイハウスに戻ってきたボク。時刻は夕方。これからアイナさんの新しい武器を作るとなると、ちょっと難しい時間。なのでこれから第4章について考察をしていこうと思う。
女神アテナの代名詞と言えば、輝く青い目の他にアイギスの盾というものがある。
アイギスの盾は山羊の皮で出来ている防具なので、第3章は西の王国にいる羊エリアがメインになると思っていたが、違っていた。
っていうか第2章でも羊エリア行って第3章でも羊エリアに行ってたら、羊の出番多すぎだろって話だ。
第2章は南の王国には夢見の風羽の採取くらいであまり関係ないと思っていたが、結果的にはハートのクイーンの国に行く事になった。
第3章は西の王国で輝く青い目を求めて、金白虎関連のストーリー。
なら第4章は北の王国がメインになるはずだ。北の王国には海エリアがあり、その先には船の入手で行けるようになる北の大地エリアがある。
おそらく第4章はそこに行くだろう。
このゲームには元ネタとなっているものが存在する。多くのゲームや漫画などでも元ネタというモノはあるもの。
某有名な海賊漫画の主人公の能力はインド神話のハヌマーンがモデルとも言われていたりする。
その海賊漫画は海の彼方にある財宝を目指して進むストーリー。このストーリーはギリシャ神話のアルゴナウタイの話にも似ていたりする。
アルゴナウタイは海の彼方にある黄金の羊を求めて船の旅に出る神話。
だからこのゲームでは海を超えた先にある北の大地にいる黄金の羊からアイギスの盾を作れるのではないかと思ってる。
ちなみにだが、アルゴナウタイに出てくる魔女キルケーは人を化け物に変える能力を持っている。魔女キルケーは太陽神の血を引く魔女。
もし、あの海賊漫画のあの人が魔女キルケーを元ネタにしているなら、あの人には悪魔の実を作る能力があるのかもしれない。
そして魔女キルケーの姪としてコルキス国の王女メーデイアという人が出てくる。この王女はアルゴナウタイの船に乗ったりもしている。
もし、あの海賊漫画の砂漠の国の王女がこの王女メーデイアを元ネタにしているなら、いろいろと繋がってくるものがあるかもしれない。
って、海賊漫画の考察になってしまってるな。第4章の考察に戻るとしよう。
北の大地エリアにいる黄金の羊。この黄金の羊は空を飛ぶ事も出来るという。そう考えると、もしかしたら第5章になったら船は空を飛ぶ船になるかもしれないな。
あの海賊漫画での最終地点がアルゴナウタイの黄金の羊を元ネタにしているのだとしたら、ラフテルは実はラムテイル、羊のシッポかもしれない。
海賊漫画の実写版ドラマでは執事のメリーさんは死んだようにも思えるが、ちゃんと死んだという描写はない。これはきっと考察されないようにするための作者のミスリード。
海賊漫画の0巻には執事のメリーさんが将来こんな船を作りたいなという描写がある。主人公達にその船を譲ったんだから、次の船を作っているかもしれない。次の船はもちろん空を飛び宇宙まで行ける船。
海賊の漫画の作者ならきっと0巻にも壮大な伏線を張っていると思う。海賊といえばラム酒というイメージもある。羊のラムとラム酒のラムは英語で書くとつづりは違うけど、もしかしたら本当に…………
ってまた海賊漫画の考察になってるやないかーい。
今度こそ、本当に第4章の考察をしていこう。
北の王国エリアにネズミと馬の死獣がいる。ネズミの死獣、七福の虹鼠。七福といえば七福神の乗る船がパッと思い浮かぶ。
他に思いつくものといえばタイタニック号とネズミ。ネズミは沈没する船には乗らないそうだ。
もしかしたら第4章は船に七福の虹鼠を乗せるストーリーになるかもしれないな。
もう一体の死獣、星天の天馬。星天という事は星座が関係するかもしれない。そして星座にはアルゴナウタイが元になっているアルゴ座というものがある。
アルゴ座は船の形をしているのだが、非常に大きな星座なので、現在は3つの星座に分けられている。竜骨座、帆座、とも座。
竜骨は船の底にある重要な部分でここが破損すると船としてはヤバくなるので廃棄しないといけない状態になる………ヤバい、また海賊漫画の考察をしそうだった。
帆座は船の帆、とも座は船の船尾を表している。
「よし、ここまで考察出来たのなら、あとは情報屋から情報を聞いてみよう」
スマホを取り出し情報屋から情報収集。
『どんな情報をお求めでございますか?』
『アルゴー船について教えてください』
『(1万リンの情報)アルゴー船は北の王国エリアにある海エリアを超える事が出来る船』
『(10万リンの情報)アルゴー船は星天の天馬の許可がなければ製造できない』
「ヨシ、ドンピシャだ」
『アルゴー船を作るための材料を教えてください』
『アルゴー船を作るためには…………』
~~~
「ヨシ、ここまでわかったならあとは材料を集めて第4章が始まるのを待つだけだな」
明日はモンスター育成が終わった金眼の現場猫と金の歯車を作る作業が始まる。きっとこれは大変な作業になるだろう。
「ヨシ、今日はもう寝るとするか」
ボクは超フカフカのベッドに行き、眠りについた。
女神アテナの代名詞と言えば、輝く青い目の他にアイギスの盾というものがある。
アイギスの盾は山羊の皮で出来ている防具なので、第3章は西の王国にいる羊エリアがメインになると思っていたが、違っていた。
っていうか第2章でも羊エリア行って第3章でも羊エリアに行ってたら、羊の出番多すぎだろって話だ。
第2章は南の王国には夢見の風羽の採取くらいであまり関係ないと思っていたが、結果的にはハートのクイーンの国に行く事になった。
第3章は西の王国で輝く青い目を求めて、金白虎関連のストーリー。
なら第4章は北の王国がメインになるはずだ。北の王国には海エリアがあり、その先には船の入手で行けるようになる北の大地エリアがある。
おそらく第4章はそこに行くだろう。
このゲームには元ネタとなっているものが存在する。多くのゲームや漫画などでも元ネタというモノはあるもの。
某有名な海賊漫画の主人公の能力はインド神話のハヌマーンがモデルとも言われていたりする。
その海賊漫画は海の彼方にある財宝を目指して進むストーリー。このストーリーはギリシャ神話のアルゴナウタイの話にも似ていたりする。
アルゴナウタイは海の彼方にある黄金の羊を求めて船の旅に出る神話。
だからこのゲームでは海を超えた先にある北の大地にいる黄金の羊からアイギスの盾を作れるのではないかと思ってる。
ちなみにだが、アルゴナウタイに出てくる魔女キルケーは人を化け物に変える能力を持っている。魔女キルケーは太陽神の血を引く魔女。
もし、あの海賊漫画のあの人が魔女キルケーを元ネタにしているなら、あの人には悪魔の実を作る能力があるのかもしれない。
そして魔女キルケーの姪としてコルキス国の王女メーデイアという人が出てくる。この王女はアルゴナウタイの船に乗ったりもしている。
もし、あの海賊漫画の砂漠の国の王女がこの王女メーデイアを元ネタにしているなら、いろいろと繋がってくるものがあるかもしれない。
って、海賊漫画の考察になってしまってるな。第4章の考察に戻るとしよう。
北の大地エリアにいる黄金の羊。この黄金の羊は空を飛ぶ事も出来るという。そう考えると、もしかしたら第5章になったら船は空を飛ぶ船になるかもしれないな。
あの海賊漫画での最終地点がアルゴナウタイの黄金の羊を元ネタにしているのだとしたら、ラフテルは実はラムテイル、羊のシッポかもしれない。
海賊漫画の実写版ドラマでは執事のメリーさんは死んだようにも思えるが、ちゃんと死んだという描写はない。これはきっと考察されないようにするための作者のミスリード。
海賊漫画の0巻には執事のメリーさんが将来こんな船を作りたいなという描写がある。主人公達にその船を譲ったんだから、次の船を作っているかもしれない。次の船はもちろん空を飛び宇宙まで行ける船。
海賊の漫画の作者ならきっと0巻にも壮大な伏線を張っていると思う。海賊といえばラム酒というイメージもある。羊のラムとラム酒のラムは英語で書くとつづりは違うけど、もしかしたら本当に…………
ってまた海賊漫画の考察になってるやないかーい。
今度こそ、本当に第4章の考察をしていこう。
北の王国エリアにネズミと馬の死獣がいる。ネズミの死獣、七福の虹鼠。七福といえば七福神の乗る船がパッと思い浮かぶ。
他に思いつくものといえばタイタニック号とネズミ。ネズミは沈没する船には乗らないそうだ。
もしかしたら第4章は船に七福の虹鼠を乗せるストーリーになるかもしれないな。
もう一体の死獣、星天の天馬。星天という事は星座が関係するかもしれない。そして星座にはアルゴナウタイが元になっているアルゴ座というものがある。
アルゴ座は船の形をしているのだが、非常に大きな星座なので、現在は3つの星座に分けられている。竜骨座、帆座、とも座。
竜骨は船の底にある重要な部分でここが破損すると船としてはヤバくなるので廃棄しないといけない状態になる………ヤバい、また海賊漫画の考察をしそうだった。
帆座は船の帆、とも座は船の船尾を表している。
「よし、ここまで考察出来たのなら、あとは情報屋から情報を聞いてみよう」
スマホを取り出し情報屋から情報収集。
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『(1万リンの情報)アルゴー船は北の王国エリアにある海エリアを超える事が出来る船』
『(10万リンの情報)アルゴー船は星天の天馬の許可がなければ製造できない』
「ヨシ、ドンピシャだ」
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「ヨシ、ここまでわかったならあとは材料を集めて第4章が始まるのを待つだけだな」
明日はモンスター育成が終わった金眼の現場猫と金の歯車を作る作業が始まる。きっとこれは大変な作業になるだろう。
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