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第1章 アテナ復活
22話 クラン設立
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マイハウスに戻ってきたボク。
ピコン
スマホに通知音。マリナさんからメッセージだ。
『派遣されてくる人との待ち合わせは明日の朝8時に東の王国の酒場でだそうだ。っていうかこういうやり取りって結構面倒くさいな。って事で私にもいい武器お願いね(ハート)』
チクショー、こういうお願いの時だけハートマークを使いやがって。トップアイドルのマリナさんにハートマークを使われたら、その願い叶えるに決まってるじゃん。
というよりマリナさんにプレゼントする武器は決まっている。永久凍土ゴーレムを倒せる武器。
燃える氷の杖は雑魚モンスターの凍土ゴーレムを倒せる。この武器は冷凍メタン灰土と百火カマドの木の枝を使って作る武器。
燃える氷の杖のワンランク上の武器、灼熱の氷の杖。この武器なら永久凍土ゴーレムを倒せる。
さらにワンランク上の武器もある。その武器は灼熱の永久凍土の杖。冷凍メタン灰土と溶岩真珠とアラスカサーベルウルフの牙を使って作る武器。
アラスカサーベルウルフはオオカミ平原にはいないモンスター。北の王国の海エリアを船で超えて辿り着く北の大地エリアにいるモンスター。
船の入手方法がまだわからないので、アラスカサーベルウルフの牙を手に入れるのはまだ先の事。
今やるべき事は派遣されてくる人の武器作り。
ブラックドラゴンから派遣されてくる人だから、作る武器は剣。リュウイチさんにプレゼントした武器よりランクの低いゴールドスリーソードを作る予定。ゴールドスリーソードはアダマンタイトとゴールドプラチナメタルを使った武器。
「アダマンタイトのインゴットは出来ているから、ゴールドプラチナメタルのインゴット作りだな」
以前、ゴールドプラチナメタルを焼成した時はミスをして温度計を壊したため、自動焼成機能は使えない。
「一点集中スキル・オン」
「鋳造作業・開始」
ボクは炉の温度計と時計を見ながら、魔力を流し込んでゆっくりと温度を上げていく。
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は185度、時計は40分。
温度計は525度、時計は68分。
温度計は965度、時計は110分。
温度計は1065度、時計は100分。
温度計は3214度、時計は36分。
「鋳造作業・終了」
焼成炉から溶けたゴールドプラチナメタルを取り出し、インゴットの型に流し込む。
ゴールドプラチナメタルのインゴット、99%の最高品質。
「そのままゴールドスリーソードの作成だ」
「成形作業・開始」
アダマンタイトのインゴットとゴールドプラチナメタルを作業台の上へ。アダマンタイトのインゴットの上にゴールドプラチナメタルを置いて、魔力を通してコネコネしてよく混ぜ合わせる。
「こんなもんかな」
よく混ぜ合わせたインゴットに魔力を通して剣の型に流し込む。
「成形作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
ゴールドスリーソード、99%の最高品質。
「よし、完成だ。錬金もやりたいところだが派遣されてくる人のスキル構成がわからないと無駄になる可能性もあるから、これは後にしよう」
「さてとそろそろ寝るにはいい時間だ。と思ったけど、これからの事を考えるとMPポーション作りはしておいた方がいいな」
ボクはスマホを取り出し、マーケットを検索。購入したの青薬草。
神品質の魔力水の入った神の錬金鍋に青薬草を投入。100個の2級MPポーションの完成。
「よし、明日きちんと起きれるか不安っていうのもあるから今日はもう寝よう。って思ったけど、さっきマーケットの検索で青って打ち込んだ時に気になるモノがあったぞ」
再びスマホを取り出し、マーケットを検索。青と打ち込むと青に関するアイテムがズラッと並ぶ。
マーケットの検索で気になったアイテム。それは青眼の白虎の目、ブルーアイズホワイトタイガーの目だ。
「もうこのアイテムも市場に出回っているんだな。って値段が高いな。2000万リンもするのかよ。っていうか出品数が1000個ってどうなってるんだよ」
と思っていたが、見ている間に数がどんどん減っていく。
「ウソ、この値段でも買う人いるんだ」
あっという間に完売。その売り上げは200億リン。
「200億リンの売り上げってすごいな……っていうか、これってもしかして……」
以前、ボクは亀白ナルミにブループラチナの矢を2000万リンで売った。矢は1000本1セットの消耗品。
2000万リンで買った矢で200億リンの売り上げ。
亀白ナルミはお金を表すダイヤのマークを選んでいる人。ホテル経営の件といい、今回の件といい、やっぱりトップに立つだけの人ではあるんだな。こういうところは見習うべきところでもある。
「よし、いい加減もう寝よう」
ボクは5時と6時と7時にタイマーをかけて、超フカフカのベッドで就寝。
~~~
ピピピ、ピピピ、ピピピ
「もう5時か、なんだかまだ眠いな……ってもう7時じゃん」
5時と6時のアラームに気付かず、7時のアラームで起床。
急いで支度して、東の王国の酒場へ移動。着いたのは7時30分。人を待たせるのがイヤだから早めに到着。中に入ると、人はまばらで待ち合わせをしてる感じの人は誰もいない。
そういえば、クラン作りの手続きはやってくれるって言ってたけど、クランの名前くらいは自分で決めないといけないよなぁ。何にしようかな。
ピコン
スマホに通知音。
[吉田メリー様よりメッセージが届いています]
吉田メリーさん?あっ!もしかして専任の人かな?来てる事に全然気付かなかったよ。で、どこにいるんだろ。
『私、メリーさん。今あなたの後ろにいるの』
えっ!
後ろを振り向かなくても誰かがいる気配がしている。
「三上ハヤトさんですよね。驚かせてすみません。でもこのメッセージは掴みのネタとしては鉄板なんですよ」
たしかにそうだろうね。と思い振り向くとそこには30代の綺麗なお姉さんって感じの女の人。
ヤバい、こんな綺麗な人が専任だと思うとなんかドキドキする。
「三上ハヤトでふ。よろしくお願いします」
綺麗な人を前にした時の緊張とドキドキで噛んでしまった。
「吉田メリーでふ。よろしくお願いします」
ヤバい。マネされてしまった。
…………
ちょっとの沈黙。メリーさんから話し始める気配はない。
どうしよう。何か話さないと。って思っても何を話したらいいのかわからない。どうしよう。
「あ、あ、あの、クランの名前ですが『ヘルメスの旅人』にしようと思っています」
よし、クランの名前は噛まずに言えたぞ。テンパる必要はないんだ。このままクランの話をしてればいい。
「かしこまりました。それではクランハウスの方はどのくらいの規模にいたしますか?」
「あー、それに関しては今どのくらいにしたらいいか悩んでいまして……いい感じの大きさってどのくらいですかね?」
クランハウスは主に3種類。
100万リンで6畳の応接室と6畳のフリールームが2つあるタイプ。5~6人程度の小規模クラン向けのクランハウス。
3000万リンで6畳の応接室と12畳の会議室、6畳のフリールームが6つあるタイプ。20~30人程度のクラン向けのクランハウス。
1億リンのクランハウスになると3階立てのクランハウスになる。1階は60畳のフリースペース。2階は6畳の応接室が4つ、12畳の会議室が3つ。3階は6畳のフリールームが10。100人程度のクラン向け。
どのクラスのクランハウスでも同じ種類の部屋の壁は自由に有り無しをいつでも設定出来る。
100万リンのクランハウスだと2つのフリールームは壁なしにして、1LDKにする人が多いみたい。
これ以上になるとオリジナルクランハウスになり、自分達でカスタマイズしていく事になる。
あまりにも小さいクランハウスだと威厳がないし。かといってクランメンバーもいないのに大きなクランハウスだけ準備してても格好が悪い。でもリュウイチさんにもらったお金もあるし1億のクランハウスの方がいいのかな。
「そうですね。私の個人的な意見にはなりますが、3000万リンのクランハウスでどうでしょうか。これから私はこちらのクランハウスに常駐する形になります。その時に100万リンのクランハウスではハヤトさんと私の個人スペースがない感じになり、それだとちょっと息苦しさも出てくるかなって思います」
たしかにそう言われればそうかもな。
「じゃあ3000万リンのクランハウスでお願いします。内装もメリーさんにお任せしてもいいですかね?」
「大丈夫ですよ。予算はどのくらいまでとかってありますか?」
予算か……決めてなかったな。とりあえずクランハウスに鍛冶場や錬金設備を2つ増設してとか考えるとこのくらいでいいかな。
「2000万リンでどうですかね。生産設備の方は2つ増設を考えているんですが、足りないですかね?」
「生産設備を2つ増設ですね。マイハウスの設備と合わせて、3つの生産設備で今後活動していくという事でよろしかったですか?」
クランハウスに生産設備を置いた場合、クランリーダーのマイハウスにある生産設備と同じ性能にする事が出来る。なので新たに神の鍛冶場や神の錬金鍋を準備する必要はない。
「はい」
「それですともう1000万リンは欲しいところです。どうしますか?生産設備を1つ削りますか?」
「追加で1000万リン出しますので、よろしくお願いします」
「かしこまりました。細かいところの内装などはこちらの方で手配いたします」
「わかりました。よろしくお願いします」
メリーさんはスマホを取り出したのでボクもスマホを取り出す。
「まずはフレンド登録お願いします。その後のクラン設立に関してはこちらの方で行います」
ボクの3人目のフレンドは吉田メリーさん。
「それとサンダーラムの討伐の件ですが、本日はクラン設立で忙しくなりますので明日以降でお願いします」
「わかりました。よろしくお願いします。あっ、ちなみにですけどメリーさんのスキル構成はどんな感じですか?」
「私のスキル構成は、近距離スキル、強身スキル、重装スキル、魔法スキル、集中スキル。定番の魔法剣士です。これから私はクラン設立の手続きをしてきますね。それではまた明日」
「わかりました。よろしくお願いします」
ボクはメリーさんをいなくなるのをお見送り。
「メリーさんは魔法剣士か。じゃあ錬金付与はあれがいいかな。段取りを良くして無駄のない動きをして行こう」
ボクは白ワシの羽毛を使い北の王国へと移動した。
ピコン
スマホに通知音。マリナさんからメッセージだ。
『派遣されてくる人との待ち合わせは明日の朝8時に東の王国の酒場でだそうだ。っていうかこういうやり取りって結構面倒くさいな。って事で私にもいい武器お願いね(ハート)』
チクショー、こういうお願いの時だけハートマークを使いやがって。トップアイドルのマリナさんにハートマークを使われたら、その願い叶えるに決まってるじゃん。
というよりマリナさんにプレゼントする武器は決まっている。永久凍土ゴーレムを倒せる武器。
燃える氷の杖は雑魚モンスターの凍土ゴーレムを倒せる。この武器は冷凍メタン灰土と百火カマドの木の枝を使って作る武器。
燃える氷の杖のワンランク上の武器、灼熱の氷の杖。この武器なら永久凍土ゴーレムを倒せる。
さらにワンランク上の武器もある。その武器は灼熱の永久凍土の杖。冷凍メタン灰土と溶岩真珠とアラスカサーベルウルフの牙を使って作る武器。
アラスカサーベルウルフはオオカミ平原にはいないモンスター。北の王国の海エリアを船で超えて辿り着く北の大地エリアにいるモンスター。
船の入手方法がまだわからないので、アラスカサーベルウルフの牙を手に入れるのはまだ先の事。
今やるべき事は派遣されてくる人の武器作り。
ブラックドラゴンから派遣されてくる人だから、作る武器は剣。リュウイチさんにプレゼントした武器よりランクの低いゴールドスリーソードを作る予定。ゴールドスリーソードはアダマンタイトとゴールドプラチナメタルを使った武器。
「アダマンタイトのインゴットは出来ているから、ゴールドプラチナメタルのインゴット作りだな」
以前、ゴールドプラチナメタルを焼成した時はミスをして温度計を壊したため、自動焼成機能は使えない。
「一点集中スキル・オン」
「鋳造作業・開始」
ボクは炉の温度計と時計を見ながら、魔力を流し込んでゆっくりと温度を上げていく。
すると温度計と時計に輝く点が見える。
温度計は185度、時計は40分。
温度計は525度、時計は68分。
温度計は965度、時計は110分。
温度計は1065度、時計は100分。
温度計は3214度、時計は36分。
「鋳造作業・終了」
焼成炉から溶けたゴールドプラチナメタルを取り出し、インゴットの型に流し込む。
ゴールドプラチナメタルのインゴット、99%の最高品質。
「そのままゴールドスリーソードの作成だ」
「成形作業・開始」
アダマンタイトのインゴットとゴールドプラチナメタルを作業台の上へ。アダマンタイトのインゴットの上にゴールドプラチナメタルを置いて、魔力を通してコネコネしてよく混ぜ合わせる。
「こんなもんかな」
よく混ぜ合わせたインゴットに魔力を通して剣の型に流し込む。
「成形作業・終了」
「一点集中スキル・オフ」
ゴールドスリーソード、99%の最高品質。
「よし、完成だ。錬金もやりたいところだが派遣されてくる人のスキル構成がわからないと無駄になる可能性もあるから、これは後にしよう」
「さてとそろそろ寝るにはいい時間だ。と思ったけど、これからの事を考えるとMPポーション作りはしておいた方がいいな」
ボクはスマホを取り出し、マーケットを検索。購入したの青薬草。
神品質の魔力水の入った神の錬金鍋に青薬草を投入。100個の2級MPポーションの完成。
「よし、明日きちんと起きれるか不安っていうのもあるから今日はもう寝よう。って思ったけど、さっきマーケットの検索で青って打ち込んだ時に気になるモノがあったぞ」
再びスマホを取り出し、マーケットを検索。青と打ち込むと青に関するアイテムがズラッと並ぶ。
マーケットの検索で気になったアイテム。それは青眼の白虎の目、ブルーアイズホワイトタイガーの目だ。
「もうこのアイテムも市場に出回っているんだな。って値段が高いな。2000万リンもするのかよ。っていうか出品数が1000個ってどうなってるんだよ」
と思っていたが、見ている間に数がどんどん減っていく。
「ウソ、この値段でも買う人いるんだ」
あっという間に完売。その売り上げは200億リン。
「200億リンの売り上げってすごいな……っていうか、これってもしかして……」
以前、ボクは亀白ナルミにブループラチナの矢を2000万リンで売った。矢は1000本1セットの消耗品。
2000万リンで買った矢で200億リンの売り上げ。
亀白ナルミはお金を表すダイヤのマークを選んでいる人。ホテル経営の件といい、今回の件といい、やっぱりトップに立つだけの人ではあるんだな。こういうところは見習うべきところでもある。
「よし、いい加減もう寝よう」
ボクは5時と6時と7時にタイマーをかけて、超フカフカのベッドで就寝。
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ピピピ、ピピピ、ピピピ
「もう5時か、なんだかまだ眠いな……ってもう7時じゃん」
5時と6時のアラームに気付かず、7時のアラームで起床。
急いで支度して、東の王国の酒場へ移動。着いたのは7時30分。人を待たせるのがイヤだから早めに到着。中に入ると、人はまばらで待ち合わせをしてる感じの人は誰もいない。
そういえば、クラン作りの手続きはやってくれるって言ってたけど、クランの名前くらいは自分で決めないといけないよなぁ。何にしようかな。
ピコン
スマホに通知音。
[吉田メリー様よりメッセージが届いています]
吉田メリーさん?あっ!もしかして専任の人かな?来てる事に全然気付かなかったよ。で、どこにいるんだろ。
『私、メリーさん。今あなたの後ろにいるの』
えっ!
後ろを振り向かなくても誰かがいる気配がしている。
「三上ハヤトさんですよね。驚かせてすみません。でもこのメッセージは掴みのネタとしては鉄板なんですよ」
たしかにそうだろうね。と思い振り向くとそこには30代の綺麗なお姉さんって感じの女の人。
ヤバい、こんな綺麗な人が専任だと思うとなんかドキドキする。
「三上ハヤトでふ。よろしくお願いします」
綺麗な人を前にした時の緊張とドキドキで噛んでしまった。
「吉田メリーでふ。よろしくお願いします」
ヤバい。マネされてしまった。
…………
ちょっとの沈黙。メリーさんから話し始める気配はない。
どうしよう。何か話さないと。って思っても何を話したらいいのかわからない。どうしよう。
「あ、あ、あの、クランの名前ですが『ヘルメスの旅人』にしようと思っています」
よし、クランの名前は噛まずに言えたぞ。テンパる必要はないんだ。このままクランの話をしてればいい。
「かしこまりました。それではクランハウスの方はどのくらいの規模にいたしますか?」
「あー、それに関しては今どのくらいにしたらいいか悩んでいまして……いい感じの大きさってどのくらいですかね?」
クランハウスは主に3種類。
100万リンで6畳の応接室と6畳のフリールームが2つあるタイプ。5~6人程度の小規模クラン向けのクランハウス。
3000万リンで6畳の応接室と12畳の会議室、6畳のフリールームが6つあるタイプ。20~30人程度のクラン向けのクランハウス。
1億リンのクランハウスになると3階立てのクランハウスになる。1階は60畳のフリースペース。2階は6畳の応接室が4つ、12畳の会議室が3つ。3階は6畳のフリールームが10。100人程度のクラン向け。
どのクラスのクランハウスでも同じ種類の部屋の壁は自由に有り無しをいつでも設定出来る。
100万リンのクランハウスだと2つのフリールームは壁なしにして、1LDKにする人が多いみたい。
これ以上になるとオリジナルクランハウスになり、自分達でカスタマイズしていく事になる。
あまりにも小さいクランハウスだと威厳がないし。かといってクランメンバーもいないのに大きなクランハウスだけ準備してても格好が悪い。でもリュウイチさんにもらったお金もあるし1億のクランハウスの方がいいのかな。
「そうですね。私の個人的な意見にはなりますが、3000万リンのクランハウスでどうでしょうか。これから私はこちらのクランハウスに常駐する形になります。その時に100万リンのクランハウスではハヤトさんと私の個人スペースがない感じになり、それだとちょっと息苦しさも出てくるかなって思います」
たしかにそう言われればそうかもな。
「じゃあ3000万リンのクランハウスでお願いします。内装もメリーさんにお任せしてもいいですかね?」
「大丈夫ですよ。予算はどのくらいまでとかってありますか?」
予算か……決めてなかったな。とりあえずクランハウスに鍛冶場や錬金設備を2つ増設してとか考えるとこのくらいでいいかな。
「2000万リンでどうですかね。生産設備の方は2つ増設を考えているんですが、足りないですかね?」
「生産設備を2つ増設ですね。マイハウスの設備と合わせて、3つの生産設備で今後活動していくという事でよろしかったですか?」
クランハウスに生産設備を置いた場合、クランリーダーのマイハウスにある生産設備と同じ性能にする事が出来る。なので新たに神の鍛冶場や神の錬金鍋を準備する必要はない。
「はい」
「それですともう1000万リンは欲しいところです。どうしますか?生産設備を1つ削りますか?」
「追加で1000万リン出しますので、よろしくお願いします」
「かしこまりました。細かいところの内装などはこちらの方で手配いたします」
「わかりました。よろしくお願いします」
メリーさんはスマホを取り出したのでボクもスマホを取り出す。
「まずはフレンド登録お願いします。その後のクラン設立に関してはこちらの方で行います」
ボクの3人目のフレンドは吉田メリーさん。
「それとサンダーラムの討伐の件ですが、本日はクラン設立で忙しくなりますので明日以降でお願いします」
「わかりました。よろしくお願いします。あっ、ちなみにですけどメリーさんのスキル構成はどんな感じですか?」
「私のスキル構成は、近距離スキル、強身スキル、重装スキル、魔法スキル、集中スキル。定番の魔法剣士です。これから私はクラン設立の手続きをしてきますね。それではまた明日」
「わかりました。よろしくお願いします」
ボクはメリーさんをいなくなるのをお見送り。
「メリーさんは魔法剣士か。じゃあ錬金付与はあれがいいかな。段取りを良くして無駄のない動きをして行こう」
ボクは白ワシの羽毛を使い北の王国へと移動した。
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