4 / 6
一章
4話 リア充と街と
しおりを挟む「うぇーい!」
桜樹瑠偉は昼間っからキマっていた。右手には半分ぐらい空けている泡盛・菊ノ露のボトル。左腕はピュアマリンこと青山涼子の肩に添えられている。
「うぇいうぇーい!」
戦友であり親友の青山が持っていた酒瓶をラッパ飲み。あろうことか与那国島の強いお酒、どなんである。クバに巻かれたそれは60度もある強い酒だ。肝臓の出来が本土とは段違いに強い沖縄人が飲む強い酒である。
「泡盛、さいこー!」
「たまんえねなー! おい!」
2人は沖縄の宮古島にある原っぱにいた。そこで沖縄の中学生たちと車座になって酒を回し飲みして酌み交わす、オトーリという酒盛りの真っ最中だった。
肝臓がとんでもなく強い沖縄の子供達は、度数の強い酒をがばがばと飲んでも素面だった。酒豪のリリピュア達に負けぬ内臓を持っている。普通の中学生が泡盛を飲むと、多分死ぬ。
リリピュアは全員、この島で正月を過ごす事に決めていた。沖縄本島ははっきりいってつまらんとアドバイスした、青山の意見を聞いてである。
「うーん。最近味がうすくなってるなー、どなんは」
泡盛に喜ぶ2人に比して幾分か冷ややかな感想を述べるのは、平良第四中学に通う嘉手刈さんである。青山の古い友達である。濃ゆくなった『ゆきえ』みたいな美少女だが、酒を飲んでも沈着冷静だった。
「りょうこ。これでおいしいと思えるなんて、舌が退化しちゃった?」
「うまい泡盛でうええいいー、と喜んでいるところに水を差すなよォ!」
「本土に行ってだいぶたるんじゃったみたいだね。瑠偉ちゃんも安酒ばっかり飲んでないで、舌を耕しなよー?」
「なんくるないさー! うぇえいいいー!」
ああこりゃだめだ。嘉手刈さんはへたくそなカチャーシーを踊り始めた2人と、それに混じるお調子者の男子達に呆れて鼻で笑ってしまった。
「さて問題は、もう1人とそのおつれさんだ」
酔っぱらって「うぇええいいい!」とパリピする美少女たちはまだいいのだ。問題は松坂ともう1人だ。
その2人は黄金色のマイクロビキニという格好で真昼間の白い砂浜にいた。脂ぎったおっさん連中に取り囲まれ、これまた日本本土とは違う猛烈な腰遣いを体験して絶頂顔でイキ狂っていた。
「ぬおおおおおおっ♡」
「おほおおおおおっ♡」
1人は黄色いリリピュアことピュアサンシャインの松坂季美子である。紐ビキニのパンツの片方のリボンを外し、ちょっとめくれたところから正常位でチンポにガン突かれてよがり狂っている。
「ぬぼおおおおおおっ♡」
凄まじく強いピストンである。太さも並ではない。日焼けしたおっさんの黒い肌に負けぬ金剛棒は、松坂の膣を容赦なく責める。ヤワい女じゃとっくの昔に舌をかみ切って死ぬぐらいの激しさだ。
「しゅごしゅぎいいいい♡」
けれども空手の有段者で痛いのに慣れている松坂には、「とてもきもちいい♡」としか感じられなかった。しかも伝説の戦士でもある。このピストン、アタシじゃなきゃ受け止めきれないよ。瑠偉たちに比べて華奢な身体でもゴン突きファックを楽しめていたのだ。
もう一方の、松坂よりも激しく「ぬべええええええ♡」と白目を剥いてアクメ顔する少女がいた。おっぱいこそぺらぺらだが背が高い。170ぐらいある。顔立ちは高校生ぐらいか。高い偏差値の大学を受験して受かりそうな、怜悧で知性ある顔立ちにはなんだか眼鏡が似合いそうだった。
「おほ♡ おほ♡ おほおおおおっ♡♡」
その少女も、種付けプレスファックがたまらなく大好きだ。もっとこねて♡ ついて♡ 松坂よりも激しいのを所望。眼鏡を掛けたら凄腕美人経理みたいに見えそうな彼女は、長い髪を振り乱して砂だらけにしながらもっとと求めた。
「激しく♡ ぶちこわして♡ おねがい♡ おねがいだから♡ きにしないでいいから♡」
よだれを垂らし、泡をふきながらも叫び続ける。松坂の相手がチンポを抜いた。マイクロビキニをまとった彼女の胸に濃ゆいのがかかった。
一息入れようと彼女はもう1人の男に渡された『忠孝』の瓶を取り、ぐびっと飲むと隣でばちゅんばちゅんとやられている少女に呼びかけた。
「女王様、楽しんでますねー! 気持よかったらピースしてくださいよー?」
女王と呼ばれた少女はにひ、と笑ってダブルピースを。怜悧な顔がぼやけてしまった。
「人間界、サイコー。これだからやめられないの……」
この人物こそが妖精界の女王である。名前はクィーンだ。そのまんま。長らく悪の帝国に捕らえられ、帝国が博多の中州に置いていた、生で中出しがデフォルトのソープランドで働かされていた。去年の11月ぐらいにリリピュア達に助けられた。
「やっぱ妖精界の女王ってことあるだけ、まんこも女王っすねー」
男達がなかなか離してくれない。松坂が10分につき1人で1発だが、女王の場合は20分も30分もしがみついてきて4発5発を飲み込まされる。
「えへへー♡」
「すーっかりだらしねえ雌の顔ですね。でもとってもきれいでかわいいです♡」
「そうかしら~♡ うひゅひゅひゅ♡」
「美人なのはマジですよ。中州のソープ時代にとんでもなく売れっ子だったの、なんとなくだけどわかりますよ」
「うれし~♡ ピース♡ ピース♡」
女王はとっても中イキがしやすい身体だった。しかも名器で肌はもちもち。すらりとしているが極上の体だ。男達を夢中にする美貌と性の特質があれば、日本軍は太平洋戦争で勝てただろう、と保証できるぐらいだ。よくわからない言い方だが。
松坂は一休み、と言って立ち上がった。ビキニの紐を外していたから割れ目が出てしまった。やりまくって出来上がってビラビラがのぞいてしまっている。
右手の指をくいっとやると、もう1人のおっさんに煙草をもらった。バイオレットというきついタバコだ。そいつをすぱーっ。ハイライトを1日に6箱吸っても肺がんにならない、リリピュアだからこそ出来るたしなみである。
「いやあ。やった後の一休みの一服は、たまらねえっすねえ……」
隣の正常位ガン突きピストンは続いていた。
「わ、わたしは♡ おちんぽをおまんこで吸っているだけでいいのっ♡」
流石は女王のおまんこである。彼女の恥丘はとっくに白い大洪水を起こしていたが、まだまだ続いていた。泡立っていていやらしい音を響き渡り続けている。宮古島の白い砂浜と青い空の中で。最高の姫初めセックスだ。
1服吸い終えると松坂はパンツを脱ぎ捨てて砂浜の上に尻を付けた。さて、続きをしようじゃないか。煙草をくれたおっさんが「ほらよっ」と、ぱっつんぱっつんのボクサーブリーフを彼女の顔に近づけた。
「どう? くさいか?」
「すんすん……たまんねえです♡」
「まずはしゃぶって欲しいんだが、いいかい?」
「焦らすのも大好きですよ、あたし♡」
カウパーで濡れたブリーフを鼻でさする。むわんとしたにおいが彼女の鼻孔にささった。蒸れてくさいそれは秘所を濡れさせ、ラヴィアを興奮させてくれる。
「じゃあ、いただきますね……」
松坂はブリーフをつかんだ。そこに原っぱから嘉手刈さんの呼ぶ声が。
「おおーい! おおおおーい! たいへんよーっ!」
何が起きた。見て、と嘉手刈はスマホの動画サイトを松坂に見せる。新宿区で化け物が暴れまわっているニュースのライブ配信だった。
「ちぇっ! またかよ!」
「リリピュアなんでしょ? さっさと行かなきゃ!」
「ルイせんぱいとリョウコせんぱいは?」
「みんながウコン茶を飲ませてアルコールを吐かせているところよ!」
さあ、早く行って!
とんだ正月だ。まったく、悪の帝国には休みというものを知らんのか。しかし新宿まではひとっ飛びである。何故なら、すぐ側に妖精どもより頼れる妖精界の女王様がいるのだ。
「ああああー♡」
「女王様、仕事ですよ!」
「あああ……へ?」
「悪の帝国が暴れているんですよ! これから出発しますんで、力を貸してください!」
「むすーっ!」
女王はふくれっ面だ。せっかくのアクメ祭りなのに何てことしやがるんだ。起き上がり、膣から精液を垂らしながらも仕事モードに入る。向こうから変身したばかりのピュアブロッサムとピュアマリンが、たいへん蒼い顔をしながら駆けてやって来るのを目にした。
「うぬぬう、許せん、悪の帝国め! ……やっちゃいなさい、伝説の戦士たち!」
新春。かくしてリリピュア達は新宿に現れた怪物と戦う事に。今度の敵はおぞましいほど強い。
しかし激闘で大いにボコらされていた最中、彼女達は女王の力で新たなフォームを得て見事討ち倒すのだが……。
そのくだりは需要が無さそうなので、ここで語りを終わりとさせていただくことにしよう。
完
□ □ □ □ □
本作はここでおしまいです。お付き合いくださり、ありがとうございました。
桜樹瑠偉は昼間っからキマっていた。右手には半分ぐらい空けている泡盛・菊ノ露のボトル。左腕はピュアマリンこと青山涼子の肩に添えられている。
「うぇいうぇーい!」
戦友であり親友の青山が持っていた酒瓶をラッパ飲み。あろうことか与那国島の強いお酒、どなんである。クバに巻かれたそれは60度もある強い酒だ。肝臓の出来が本土とは段違いに強い沖縄人が飲む強い酒である。
「泡盛、さいこー!」
「たまんえねなー! おい!」
2人は沖縄の宮古島にある原っぱにいた。そこで沖縄の中学生たちと車座になって酒を回し飲みして酌み交わす、オトーリという酒盛りの真っ最中だった。
肝臓がとんでもなく強い沖縄の子供達は、度数の強い酒をがばがばと飲んでも素面だった。酒豪のリリピュア達に負けぬ内臓を持っている。普通の中学生が泡盛を飲むと、多分死ぬ。
リリピュアは全員、この島で正月を過ごす事に決めていた。沖縄本島ははっきりいってつまらんとアドバイスした、青山の意見を聞いてである。
「うーん。最近味がうすくなってるなー、どなんは」
泡盛に喜ぶ2人に比して幾分か冷ややかな感想を述べるのは、平良第四中学に通う嘉手刈さんである。青山の古い友達である。濃ゆくなった『ゆきえ』みたいな美少女だが、酒を飲んでも沈着冷静だった。
「りょうこ。これでおいしいと思えるなんて、舌が退化しちゃった?」
「うまい泡盛でうええいいー、と喜んでいるところに水を差すなよォ!」
「本土に行ってだいぶたるんじゃったみたいだね。瑠偉ちゃんも安酒ばっかり飲んでないで、舌を耕しなよー?」
「なんくるないさー! うぇえいいいー!」
ああこりゃだめだ。嘉手刈さんはへたくそなカチャーシーを踊り始めた2人と、それに混じるお調子者の男子達に呆れて鼻で笑ってしまった。
「さて問題は、もう1人とそのおつれさんだ」
酔っぱらって「うぇええいいい!」とパリピする美少女たちはまだいいのだ。問題は松坂ともう1人だ。
その2人は黄金色のマイクロビキニという格好で真昼間の白い砂浜にいた。脂ぎったおっさん連中に取り囲まれ、これまた日本本土とは違う猛烈な腰遣いを体験して絶頂顔でイキ狂っていた。
「ぬおおおおおおっ♡」
「おほおおおおおっ♡」
1人は黄色いリリピュアことピュアサンシャインの松坂季美子である。紐ビキニのパンツの片方のリボンを外し、ちょっとめくれたところから正常位でチンポにガン突かれてよがり狂っている。
「ぬぼおおおおおおっ♡」
凄まじく強いピストンである。太さも並ではない。日焼けしたおっさんの黒い肌に負けぬ金剛棒は、松坂の膣を容赦なく責める。ヤワい女じゃとっくの昔に舌をかみ切って死ぬぐらいの激しさだ。
「しゅごしゅぎいいいい♡」
けれども空手の有段者で痛いのに慣れている松坂には、「とてもきもちいい♡」としか感じられなかった。しかも伝説の戦士でもある。このピストン、アタシじゃなきゃ受け止めきれないよ。瑠偉たちに比べて華奢な身体でもゴン突きファックを楽しめていたのだ。
もう一方の、松坂よりも激しく「ぬべええええええ♡」と白目を剥いてアクメ顔する少女がいた。おっぱいこそぺらぺらだが背が高い。170ぐらいある。顔立ちは高校生ぐらいか。高い偏差値の大学を受験して受かりそうな、怜悧で知性ある顔立ちにはなんだか眼鏡が似合いそうだった。
「おほ♡ おほ♡ おほおおおおっ♡♡」
その少女も、種付けプレスファックがたまらなく大好きだ。もっとこねて♡ ついて♡ 松坂よりも激しいのを所望。眼鏡を掛けたら凄腕美人経理みたいに見えそうな彼女は、長い髪を振り乱して砂だらけにしながらもっとと求めた。
「激しく♡ ぶちこわして♡ おねがい♡ おねがいだから♡ きにしないでいいから♡」
よだれを垂らし、泡をふきながらも叫び続ける。松坂の相手がチンポを抜いた。マイクロビキニをまとった彼女の胸に濃ゆいのがかかった。
一息入れようと彼女はもう1人の男に渡された『忠孝』の瓶を取り、ぐびっと飲むと隣でばちゅんばちゅんとやられている少女に呼びかけた。
「女王様、楽しんでますねー! 気持よかったらピースしてくださいよー?」
女王と呼ばれた少女はにひ、と笑ってダブルピースを。怜悧な顔がぼやけてしまった。
「人間界、サイコー。これだからやめられないの……」
この人物こそが妖精界の女王である。名前はクィーンだ。そのまんま。長らく悪の帝国に捕らえられ、帝国が博多の中州に置いていた、生で中出しがデフォルトのソープランドで働かされていた。去年の11月ぐらいにリリピュア達に助けられた。
「やっぱ妖精界の女王ってことあるだけ、まんこも女王っすねー」
男達がなかなか離してくれない。松坂が10分につき1人で1発だが、女王の場合は20分も30分もしがみついてきて4発5発を飲み込まされる。
「えへへー♡」
「すーっかりだらしねえ雌の顔ですね。でもとってもきれいでかわいいです♡」
「そうかしら~♡ うひゅひゅひゅ♡」
「美人なのはマジですよ。中州のソープ時代にとんでもなく売れっ子だったの、なんとなくだけどわかりますよ」
「うれし~♡ ピース♡ ピース♡」
女王はとっても中イキがしやすい身体だった。しかも名器で肌はもちもち。すらりとしているが極上の体だ。男達を夢中にする美貌と性の特質があれば、日本軍は太平洋戦争で勝てただろう、と保証できるぐらいだ。よくわからない言い方だが。
松坂は一休み、と言って立ち上がった。ビキニの紐を外していたから割れ目が出てしまった。やりまくって出来上がってビラビラがのぞいてしまっている。
右手の指をくいっとやると、もう1人のおっさんに煙草をもらった。バイオレットというきついタバコだ。そいつをすぱーっ。ハイライトを1日に6箱吸っても肺がんにならない、リリピュアだからこそ出来るたしなみである。
「いやあ。やった後の一休みの一服は、たまらねえっすねえ……」
隣の正常位ガン突きピストンは続いていた。
「わ、わたしは♡ おちんぽをおまんこで吸っているだけでいいのっ♡」
流石は女王のおまんこである。彼女の恥丘はとっくに白い大洪水を起こしていたが、まだまだ続いていた。泡立っていていやらしい音を響き渡り続けている。宮古島の白い砂浜と青い空の中で。最高の姫初めセックスだ。
1服吸い終えると松坂はパンツを脱ぎ捨てて砂浜の上に尻を付けた。さて、続きをしようじゃないか。煙草をくれたおっさんが「ほらよっ」と、ぱっつんぱっつんのボクサーブリーフを彼女の顔に近づけた。
「どう? くさいか?」
「すんすん……たまんねえです♡」
「まずはしゃぶって欲しいんだが、いいかい?」
「焦らすのも大好きですよ、あたし♡」
カウパーで濡れたブリーフを鼻でさする。むわんとしたにおいが彼女の鼻孔にささった。蒸れてくさいそれは秘所を濡れさせ、ラヴィアを興奮させてくれる。
「じゃあ、いただきますね……」
松坂はブリーフをつかんだ。そこに原っぱから嘉手刈さんの呼ぶ声が。
「おおーい! おおおおーい! たいへんよーっ!」
何が起きた。見て、と嘉手刈はスマホの動画サイトを松坂に見せる。新宿区で化け物が暴れまわっているニュースのライブ配信だった。
「ちぇっ! またかよ!」
「リリピュアなんでしょ? さっさと行かなきゃ!」
「ルイせんぱいとリョウコせんぱいは?」
「みんながウコン茶を飲ませてアルコールを吐かせているところよ!」
さあ、早く行って!
とんだ正月だ。まったく、悪の帝国には休みというものを知らんのか。しかし新宿まではひとっ飛びである。何故なら、すぐ側に妖精どもより頼れる妖精界の女王様がいるのだ。
「ああああー♡」
「女王様、仕事ですよ!」
「あああ……へ?」
「悪の帝国が暴れているんですよ! これから出発しますんで、力を貸してください!」
「むすーっ!」
女王はふくれっ面だ。せっかくのアクメ祭りなのに何てことしやがるんだ。起き上がり、膣から精液を垂らしながらも仕事モードに入る。向こうから変身したばかりのピュアブロッサムとピュアマリンが、たいへん蒼い顔をしながら駆けてやって来るのを目にした。
「うぬぬう、許せん、悪の帝国め! ……やっちゃいなさい、伝説の戦士たち!」
新春。かくしてリリピュア達は新宿に現れた怪物と戦う事に。今度の敵はおぞましいほど強い。
しかし激闘で大いにボコらされていた最中、彼女達は女王の力で新たなフォームを得て見事討ち倒すのだが……。
そのくだりは需要が無さそうなので、ここで語りを終わりとさせていただくことにしよう。
完
□ □ □ □ □
本作はここでおしまいです。お付き合いくださり、ありがとうございました。
0
お気に入りに追加
19
あなたにおすすめの小説
王子を身籠りました
青の雀
恋愛
婚約者である王太子から、毒を盛って殺そうとした冤罪をかけられ収監されるが、その時すでに王太子の子供を身籠っていたセレンティー。
王太子に黙って、出産するも子供の容姿が王家特有の金髪金眼だった。
再び、王太子が毒を盛られ、死にかけた時、我が子と対面するが…というお話。
私は心を捨てました 〜「お前なんかどうでもいい」と言ったあなた、どうして今更なのですか?〜
月橋りら
恋愛
私に婚約の打診をしてきたのは、ルイス・フォン・ラグリー侯爵子息。
だが、彼には幼い頃から大切に想う少女がいたーー。
「お前なんかどうでもいい」 そうあなたが言ったから。
私は心を捨てたのに。
あなたはいきなり許しを乞うてきた。
そして優しくしてくるようになった。
ーー私が想いを捨てた後で。
どうして今更なのですかーー。
*この小説はカクヨム様、エブリスタ様でも連載しております。
【完結】もう…我慢しなくても良いですよね?
アノマロカリス
ファンタジー
マーテルリア・フローレンス公爵令嬢は、幼い頃から自国の第一王子との婚約が決まっていて幼少の頃から厳しい教育を施されていた。
泣き言は許されず、笑みを浮かべる事も許されず、お茶会にすら参加させて貰えずに常に完璧な淑女を求められて教育をされて来た。
16歳の成人の義を過ぎてから王子との婚約発表の場で、事あろうことか王子は聖女に選ばれたという男爵令嬢を連れて来て私との婚約を破棄して、男爵令嬢と婚約する事を選んだ。
マーテルリアの幼少からの血の滲むような努力は、一瞬で崩壊してしまった。
あぁ、今迄の苦労は一体なんの為に…
もう…我慢しなくても良いですよね?
この物語は、「虐げられる生活を曽祖母の秘術でざまぁして差し上げますわ!」の続編です。
前作の登場人物達も多数登場する予定です。
マーテルリアのイラストを変更致しました。

もう死んでしまった私へ
ツカノ
恋愛
私には前世の記憶がある。
幼い頃に母と死別すれば最愛の妻が短命になった原因だとして父から厭われ、婚約者には初対面から冷遇された挙げ句に彼の最愛の聖女を虐げたと断罪されて塵のように捨てられてしまった彼女の悲しい記憶。それなのに、今世の世界で聖女も元婚約者も存在が煙のように消えているのは、何故なのでしょうか?
今世で幸せに暮らしているのに、聖女のそっくりさんや謎の婚約者候補が現れて大変です!!
ゆるゆる設定です。


完結 愛のない結婚ですが、何も問題ありません旦那様!
音爽(ネソウ)
恋愛
「私と契約しないか」そう言われた幼い貧乏令嬢14歳は頷く他なかった。
愛人を秘匿してきた公爵は世間を欺くための結婚だと言う、白い結婚を望むのならばそれも由と言われた。
「優遇された契約婚になにを躊躇うことがあるでしょう」令嬢は快く承諾したのである。
ところがいざ結婚してみると令嬢は勤勉で朗らかに笑い、たちまち屋敷の者たちを魅了してしまう。
「奥様はとても素晴らしい、誰彼隔てなく優しくして下さる」
従者たちの噂を耳にした公爵は奥方に興味を持ち始め……
5年も苦しんだのだから、もうスッキリ幸せになってもいいですよね?
gacchi
恋愛
13歳の学園入学時から5年、第一王子と婚約しているミレーヌは王子妃教育に疲れていた。好きでもない王子のために苦労する意味ってあるんでしょうか。
そんなミレーヌに王子は新しい恋人を連れて
「婚約解消してくれる?優しいミレーヌなら許してくれるよね?」
もう私、こんな婚約者忘れてスッキリ幸せになってもいいですよね?
3/5 1章完結しました。おまけの後、2章になります。
4/4 完結しました。奨励賞受賞ありがとうございました。
1章が書籍になりました。

【完結】20年後の真実
ゴールデンフィッシュメダル
恋愛
公爵令息のマリウスがが婚約者タチアナに婚約破棄を言い渡した。
マリウスは子爵令嬢のゾフィーとの恋に溺れ、婚約者を蔑ろにしていた。
それから20年。
マリウスはゾフィーと結婚し、タチアナは伯爵夫人となっていた。
そして、娘の恋愛を機にマリウスは婚約破棄騒動の真実を知る。
おじさんが昔を思い出しながらもだもだするだけのお話です。
全4話書き上げ済み。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる