食 〜違いの分かる男〜

浅野淳一

文字の大きさ
上 下
4 / 4
麺類

うどん満月 陣原駅前店

しおりを挟む
 北九州市八幡西区にある『うどん満月』へ行ってきた。ここへは二度目の来店である。扉を開け中へ入る。時刻は昼の一時を過ぎていて、月曜ということもあり待つことなく座れた。前回と同様に店の汚さが目につく。入り口右手に有る冷蔵庫か冷凍庫かは分からないが、その銀色の庫の扉に小麦粉がベッタリと付いている。店員の黒い制服にも小麦粉たっぷり。前掛けは汚れがヒドく、不衛生さがただよう。食べる以前にゲンナリしてくる。テーブルにメニューがなく、カウンターへ取りに行く。客への目配り気配りが足りない。水は常温で冷水ではない。暑い時期はがっかりするだろう。
 福岡では定番の『ごぼ天うどん』と『おにぎり』を注文。先におにぎりが来たので食べ始める。ごはん以外の微妙なニオイが感じられる。素手で握っているのであれば、石鹸のニオイかもしれない。残念。ほどなくごぼ天うどんが来た。スープを飲む。昆布のダシが際立つことなく、バランスがいい。麺は若干の黄色で半透明の細麺。つるりとした食感と弱めのコシ。麺自体は柔らかく優しい。ごぼ天は『豊前裏打会』定番の、容器からはみ出す大きさ。最後のスープを飲み干して、若干塩分が強いと感じる。
 うどんは『美味しい』と評価できる。だが他の減点要素が多く、次に行くかといえば行かないであろう。人気の割に雑な面が目に付き『手抜き』の印象が強い。改善して欲しいものだ。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

女性は知らない男子トイレの話2

黒いテレキャス
エッセイ・ノンフィクション
男子トイレで一部男どもがやらかしてる、いかがなモノか?と思われる事について

小さく身近にあるもの

エルマ
エッセイ・ノンフィクション
全くのド素人でお恥ずかしいですが、気が向いた時に綴っていこうと思います。フリースタイルな文です。

絵にしてみたい一日

ロム猫
エッセイ・ノンフィクション
 ロム猫一家が織りなす些細な日常。  ほっこりと、そしてちょっと可笑しい日々を綴ってみました。  ゆるい気持ちで読んで下さい。

Breathe 〜僕の生きてきた時間〜

いろすどりあ
エッセイ・ノンフィクション
この物語は事実に基づいたフィクションです。 『僕』はごく平凡な家庭に生まれ、ごく普通の生活を送ってきた。…あの時までは。 幸せな日々を送ることができますように…

【完結】貴方の為の恋愛参考書

雪則
エッセイ・ノンフィクション
どうしたら憧れの彼を落とせるの? 長く付き合う秘訣は?など そんな恋愛に対する悩みを解決するための参考書。 これを読めば貴方は恋愛上級者。 一度読めば必ず恋愛に対する考え方が変わるはずです。 読んで損はないはずです。 ちなみに記述の内容は必ずしもすべての人に当てはまるものではありません。 ですがほとんどの恋愛に当てはまることではあります。 なのでタイトルのようにこれは恋愛の参考書だと思って呼んで頂ければと思います。 あとは応用の仕方次第で貴方の恋愛は飛躍的な変化を迎えることでしょう。 共感できたら意見等レビューでいただきたいです。 もし、私の解釈や伝え方が、 面白いと思って頂けたのなら 『痩せる!なるほどダイエット!』 も合わせて読んで頂けると幸いです。

トイレ・の・事

桐原まどか
エッセイ・ノンフィクション
エッセイです。 トイレ。緊急事態の場合もあるでしょうが、落ち着いて欲しいです。

食事のバランス: 健康との闘い

O.K
エッセイ・ノンフィクション
主人公のユウキは毎日サラダだけを食べていたが、ある日肉や魚を食べるようになり、それ以降肉や魚ばかりを食べるようになり、健康が損なわれていく。医師の警告を無視し続けた結果、健康を害してしまうが、バランスの取れた食事に戻ることで回復。経験を共有し、健康的な食事の大切さを広める。

義母ンヌのほほえみ

カプチーノ
エッセイ・ノンフィクション
優しい笑顔と、どこか品のある義母。 以前は尊敬の気持ちすらあった。 しかし、夫との結婚が決まった瞬間から始まった姑からの数々の攻撃。 女の戦いはどこでもいつでも繰り広げられる… 嫁もただでは済ませない…!? びっくり・ゾクゾク…実話のストーリーをお届けします。

処理中です...