大阪のつむじ風

献残屋藤吉郎

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気ままな川柳、俳句、、時には短歌

気ままな川柳、俳句、、時には短歌

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歌集「気ままな川柳、俳句、、時には短歌」原作者 献残屋藤吉郎


1)気ままな川柳、俳句、、時には短歌

「暑い朝 きらきら光る 朝顔が」

「夕暮れに 泣き渡る声 せみ時雨」

「照りつける 地面に跳ねる 打ち水が」

〇思いつき短歌

 「がんがんと 肌に染みこむ 陽のひかり

   痛い痛いと 悲鳴飛び出す」


 「夏の日の 夕暮れ時に 風吹いて
    かなかなかなと 泣く声涼し」
  

2)気ままな川柳、俳句、、時には短歌、、、二日目


「街へ行く 行きはよいよい 日暮らしが」

「自家用で 帰りはバスだ とぼとぼと」

「夏の午後 歩く古城 風吹いて」

〇思いつき短歌

「古の 侍たちが 裃で

   歩く古城 見るは石垣」

「バス待ちて 暑い暑いで 汗をかき

   やっと来たかと 行く先違い」


3)気ままな川柳、俳句、時には短歌、、三日目

「壊れたよ 治してくれと せがむ妻」

「目が覚めて 薬くすりと 飲む病」

「日に日にと 元気になって 笑顔出る」

〇思いつき短歌

「食欲が 出る出る日々に 美味しくて

   笑顔綻び 朝顔開く」


「朝散歩 小道に咲いた 紫の

  小さなはこべ 懐かしい川」


4)気ままな川柳,俳句、、時には短歌

「疲れたな 歩く姿の 仁王立」

「用事すみ 聞こえる蝉の 夕涼み」

「夏の日の 夕立来る 打ち水も」

〇思いつき短歌

「歩きすぎ 汗をかきかき 夏の日に

  聞こえる蝉の 声さわやかに」


「眠い朝 しょぼしょぼと こする目に

   開かない眼 更に開かない」 


5)気ままな川柳、俳句、時

「年取れば 怖いこわいと 骨折れる」

「なぜだろう 貯めたつもりの 少なさに」

「朝露の 光る雫の 美しさ」

〇思いつき短歌

「やりたいが 焦る気持ちの もどかしさ
  
     はやる心の  雷落ちて」


「夏が過ぎ  やがてくるくる 秋の風

   思いは遥か 冬の木枯らし」


6)気ままな川柳、俳句、、時には短歌

「涼しさが 肌に伝わる 朝のつゆ」

「日差しさす じりじり肌に 小麦肌」

「夏が過ぎ 日差しが遠く 影薄し」


〇思いつき短歌

「誰が呼ぶ 日暮らし鳴いて 風そよぐ

    木々の間に 母の面影」


「墓参り 歩く田舎の 畦道に

  真っ赤に咲いた 彼岸花かな」



 
7)気ままな川柳、俳句、時たま短歌

「眠れない 心に迷い 月灯り」

「暗闇に 明かりが一つ おぼろ

「ぼんやりと 霞む灯りは 三日月か」

〇思いつき短歌

「暑い夏 汗が滴る ひまわりが

   大きく咲いた 天を仰いで」


「夕暮れに 山道歩き 木々の風

    頬をつたわり ひと時の冷」



8)気ままな川柳、俳句、、たまには短歌

「喧嘩する 夫婦愛とは 朝露か」

「優しさは 散して咲かす 桜花」

「思いやり 流す涙の 笹の舟」

〇思いつき短歌

「夫婦花 刺した一凛 床の間に

   置かれた花の 心寂しく」


「浮かれ世に 騒いでみても 嘘の花

     ひっそり咲いた 日陰花かな」

 


9)気ままな川柳、俳句、時は短歌

「夫婦とは 喧嘩もするが 花が咲く」

「手綱には 色々あるが 白と赤」

「雨に咲く あじさいの花 涙川」

〇思いつき短歌

「この野郎 思う時あり 愛おしく

    なんでだろう 恋女房が」

「走る世の 移り変わりの 色景色

   心も走る 定め決まらず」 
 

10)気ままな川柳、俳句、、時には短歌


「台風が 起こす嵐の 色模様」

「雨多く 変わった景色 流川」

「なんだよな 夕べの夢も 雨の中」

 
〇思いつき短歌

「時代雨 なんでこんなに 崖くずれ

    一夜あければ 闇の中かな」


「怖ろしい 雨風が吹き 川溢れ

    変わる姿の 我がふるさとよ」


11)気ままな川柳、俳句、、時は短歌

「いつまでも  咲かせていたい 人の華」

「人の欲 どこまで欲しい 花の数」

「人の波 寄せては返す 桜花」

〇思いつき短歌

「残月の 夏酔い夜の 人恋し
 
   団扇扇いで 縁台涼み」

「夏祭り 暑さしきりに 水をかけ」

    担ぐ神輿の 威勢よさかな」



12)気ままな川柳、俳句、、時には短歌

「夜に寝る 夜中に起きて 咲く花は」

「朝早く 目覚めて起きる 朝顔か」
 
 
「昼寝ては  夕方起きる 夕顔の」


〇思いつき短歌

「鈴虫が 鳴く夜の風 爽やかに

   心落ち着く 秋の夜長に」


「夜の風 さわさわさわと 流れ行く

     心も移り 秋の月かな」
 
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