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官僚

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短編小説「官僚」原作 献残屋藤吉郎


1)国家公務員と地方公務員

櫻吹雪が舞う4月には日本の国には大学を始め、多種多様な学校があり、櫻を愛でながら入学をしたり、卒業をしたりしている。
櫻の花は綺麗だ、、、咲くときも散る時も、人の心を和ませ、感動をさせる。
日本の櫻は本当に美しい、、、
そんな櫻花に送られて、社会に旅立つ夢大きな若人たち、、また、これから夢に燃えて勉学に励む青年たち、、、いろいろだ、、、
そんな中で、最近は国家公務員を希望する者が減少しているという、、何か、安定職業に不安があるような世間に疑問が湧く。
国家公務員と云われる「官僚」に変化が起こているのかも知れない。
今までだったら、「官僚」は「安定収入」「将来保障」などがあって、、日本においては安心安定職業であった筈である。
しかし、そうは言っても狭き門であることには違いない。
そして、襟を正して「官僚への路」を歩き始めた人間にも、黒い魔の手は伸びるのであった、
一歩間違うと、、官僚ほど権力者には弱いのだった。
出来れば、、強く正々堂々と生きて欲しいものだ、、、国家権力を持った「高級官僚」には、
「正義の刃」を振るって貰いたい、、、


2)高級官僚の道は険しく

日本の高級官僚は大変だ、、第三者から見ると「安定収入」と云われてはいるが、、所詮は宮使いであるから、、官僚にもいろいろな事情があるようだ。
国家官僚と言っても、、国会などでの対応などを見ていると、、国会議員というか、閣僚大臣に指示をされて、顎でつかわれている、、、
その反面、、省庁に戻ると、、一般市民には、、閣僚大臣にこき使われるためか、威厳を持って居直るところが見られる。
権力を与えられた「特権」かも知れないが、、もう少し、丁寧に、親切に対応したらと思われるのだが、、、見識もあり、知識もあるのは分かっているが、、庶民には優しくして欲しい。。
官僚の数ある中には、権力を傘にして、その地位を利用して、悪行をする者もいる。
考えてみれば始末が悪い、、、
国会での言い訳も、閣僚よりも弁が立ち、、よく見ていると、官僚に操られているような気もするのだが、、、
国会議員が閣僚が答弁する原稿は全て、、各省庁の官僚が作成して、、そ見ながら読んでいるにだけであり、、官僚に、思うように動かされているのが現実である。
裏を返せば、、日本国家は優秀な官僚が動かしている。
従がって。悪知恵の働く官僚が、、云うことを聞くふりをして、、黙々と国家を動かしているのかも知れない、、、本当の悪は「官僚」その物かも知れない。。。


3)日本の国の悪業は「官僚」かも知れない

日本の国にはいろいろな職業の人間がいろいろな欲望に掛かれれて、藻掻き喘いでいる。。
政治家になり、、権力者を目掛けて、人を蹴落としながら、、人の欲の川を泳いでいる者、、、学生時代には勉学に励み、、国家公務員を目指して、、成績優秀な「番号札」を手に入れるために、高級官僚試験に挑戦している。民間の場合も少しでも就職試験で、いい成績を残して、より良い会社を目指して頑張る姿勢は良いと思う、、、
はみ出した半端者にもやくざ道があり、、それぞれに出世を目指しているから、面白い、、、
人の世界とは不思議であり、、面白い。。。
しかし、一たび、時が経つと、、人は変わる、、、出世道に載った人間は、、それなりに競争があり、、人が人では無くなるような、、、そして、、出世の為なら、、他人を蹴落としても這いがるのが人のようだ、、、それでも、救われることがある、、人生の出世道を弾けて、、人間らしく生きる者もいる。
全てが、社会の出世道を走っていたら、、人間世界は崩れてしまいそうであり、、、競争する人間が少ないからいいのかも知れない。
しかし、目の色を変えて、、我先にと争っている人間の目は「血走り」よくよく見れば、、人間葛藤の世界で生きているような者は、、生きているようで「死んだ魚の目」をしている様だ。
この世の悪を平気で行えるような「高級官僚」の目は「冷たい目」をしている、、、
なりたく無いものだ、、、そんな人間には、、、、
どんなに官僚として出世をして、権力を握っても、、政治家には叶わないような気もする。。
政治家を頭で使っている官僚と云えども、、権力者には利用される。。。
哀しい話だが、、、現実には悪徳知恵者である政治家には歯が立たないようでもあるが、、中には切れ者もいるようだ、、、
要するに「政治家」と「官僚」は狸と狐の化かし愛かも知れない、、、、さむかった
官僚の中には裁判官、検事、警察官というように司法に携わる者が多いので、、それらが悪知恵に長けて、悪徳政治家「権力者」と、、絡み合って、この世の悪事をするのだから、始末が悪い。


4)建長寺太一警部になり、、贈収賄、脱税特捜班班長になる。。

危険な刑事と云われて、警視庁特捜班から沖縄、北海道と飛ばされていた「建長寺太一」も警部になり、、警視庁特別班「贈収賄、脱税」担当の班長まで昇給した。
本来なら。高級官僚の道を歩む警察官であったが、、法治国家の制度に立ち向かい、、その出世の道を阻まれていたが、、現場実績を積み、、遅咲きの警部となり、、責任ある班長職を得たのであった。
久し振りに、定年退職した西園寺警部を訪ねた。
「今晩わ、、ご無沙汰しています、、」と、、我が家に帰った気分であつた。
「おお、、太一か、、聞いたよ、、、おめでとう、、班長就任、、、あはは、、あはは、、良かった」と、、心から喜んでくれた。
西園寺家の夕食を共にした,,,奥さんが、、「太一さん、、そろそろ、お嫁さん貰わなくてはね、、」と、、云いながら、、お酌をしてくれた。
その日は少しばかり、、飲みすぎて、、西園寺家に泊まった。
次の朝は寒かった、、今年も、後一か月で終わるという、、冬の木枯らしが吹き荒れる寒い。寒い朝だった、、、「太一さん、、風邪を引かないように、、、」と、西園寺夫婦に送り出された。
警視庁特捜課に着いた、太一警部は気を引き締め、、これからの贈収賄、脱税事件に突進する覚悟を新たにした。
最近の脱税や贈収賄事件には、必ず、と言っていいくらい「官僚」が絡み、、悪徳政治家と云われる権力者が絡んでくる、、そして、全面には知恵者ぶった官僚が顔を出してくるのであった。
更に、始末が悪いのは警察官僚と云われる、貴族幹部がしゃしゃり出てくることである。。後ろに控える権力者や、政治官僚たちが、、自分たちで作った法制を捻じ曲げて来るから、ふざけた野郎たちである。
それらと対峙しなくてはならないのだから、、厄介であった。
警察の中にも司法関係にも良識ある者もいるが、表立っての対抗がなかなか出来なかった。
そんな不正に立ちむかえる警察官である「太一警部」であることを知っている、者たちの願いでもあった。出世を考えない、司法の番人である「太一警部」は希望の星でもあった。


5)太一警部、吠える

太一警部は、新設した「贈収賄、脱税特捜部」の所属、警察官8名の前で、訓示をした、、、
「みんなに、、云っておくことがある、、俺の今回の特捜班に入った者は
出世を考えるなよ、、この贈収賄、脱税特捜班の業務は、どうしても。政治家や、高級官僚が絡むので、横槍や、上層部からの圧力が入るから、、出世からは外れると思うので、警察官僚としての出世道を望むものは、今から転属願いを出してくれ、、、恨みもしない、、当たり前のことだから、申し出、その結論が出てから、俺の業務は始まるから、、
そして。次の朝に特捜班に出勤してきたのは5名だった、、太一はこれで良いと思ったのである。
「これから、、取り締まる贈収賄、脱税特捜班は、、徹底的に摘発して、逮捕したからには、必ず、起訴して、執行猶予はない、、有罪判決にするまでの証拠固めをするから、、覚悟して、捜査に当たって欲しい、、いいな、、」
と、、太一警部は厳命を下した。
誰が何と云おうと、、曲げない、、圧力には屈しない、、覚悟で、警察官に誇りを持つ事だけを伝えた。
警察の中に、どんな圧力にも応じない、、屈強な捜査軍団があってもいいのではないのか、、と、、考える太一警部であった。
「馬鹿野郎、、、ふざけるな、、」と居直る、太一軍団であり、、「贈収賄、脱税特捜班」は警察仲間の注目の的であった。
此の特捜班を煙たがる連中もいた、、「すぐに、解散になるからと、、」、、、
そんな風はどこ吹く風と、太一の贈収賄、脱税特捜班は動き出した。


6)贈収賄、脱税特捜は地下一回の資料室の中に設けられた。。。

太一警部の率いる「贈収賄、脱税特捜班」は、日の当たらない捜査室を与えらてたが、、太一は一向に気にしていなかった。
独自に捜査が出来ることに感謝していた、、太一の権力者や悪行に対する姿勢を、特に買っていた、、「警視庁副総監」大前田多三郎は太一警部に特別権限を与えて、その捜査を他部署からの干渉を受けることなく、出来る環境を創ってくれたのであった。
そんなこともあって、太一警部はその旺盛な行動力を振るに動かして、、行動を開始した。資料室の中に捜査室があることにより、、過去の未解決事件も調べることが出来たので、、まずは、過去の大きな脱税事件や、、贈収賄事件を調べたのである。
太一警部は過去の贈収賄事件で、、その判決に時間がかかり、、不起訴、取り下げ事件などを特に捜査員ん調べさせた。
更に「執行猶予事件」に目を通して、部下にも勉強にもなるからと、再確認をさせたいた。。。
太一警部は「執行猶予」になった、事件で納得がいかなかったことがあり、、判決を覆すことは出来ないが、、それらの事件を再読していた。
本音を云えば、、何か、、方法は無いものか、、悪行を、法律を潜りぬけて、世の中に大手を振っている「本当の悪人」を許せなかったのである。
執拗に太一警部は調べた。。高級官僚ぐるみで、、法律を悪用して、、何が「執行猶予」だよ、、
「馬鹿野郎、、悪行だよ、、脱税をして、、ごまかすな、、、ちゃんと刑に服せよ」と、、云いたい、、、
しかし、この世はままならぬ、、金持ちが、権力者が、、金力や権力を振るって、
知恵者である官僚を牛耳ってしまっている、、、もしかすると、、高級官僚が己の
欲望の為に、、権力者を利用しているのかも知れない。


7)地下資料室で、不起訴処分の事件を見直す。。。

太一警部は不起訴処分の事件を見直すと、、これもか、、これもかというほどに「嫌疑不十分」で不起訴になったり「執行猶予処分」になっている贈収賄事件や脱税事件があった。
まったく、ふざけた話であり、、日本の司法のいい加減さが見えて来て、太一警部は腹が立ち、憤りを覚えた。
他の捜査員たちも呆れた、、「本当に凄いですね、、贈収賄、脱税に関しては笊法ですね、、、なんか、、捜査がばかばかしくなりますよ、、」と、、、愚痴も聞けた。
とにかく、調べろ、、、そして、、不起訴の分だけでも拾い上げろと指示を出した、太一警部であった。
判決をひっくり返すのは難しいが、、不起訴分だけは再調査ができるからと、、
太一警部たちは不起訴資料を創り上げた。
又。執行猶予中に関しては、、やはり、、資料を創り上げて、、追跡調査をさせたのである。。執行猶予中のミスを見つけるために、、、
太一警部は、、どうしても、贈収賄事件や脱税事件を起こして、、「犯罪を犯していないような善人面の悪人を許せなかった」のであった。
不起訴処分や執行猶予中の人間たちの、秘密捜査を始めたのであった。
取り合えず、、最近では大きな脱税や贈収賄容疑があって、執行猶予になっている、オリンピック関係の事件を調べ始めた。
高級官僚と企業人の癒着を徹底的に再捜査を開始した太一警部であった。


8)執行猶予中の判決を受けた受刑者を秘密裏に調べる、、、、


「執行猶予」という判決を受けると、、但し書きがつく、、、「この刑を受けてから3年とか、5年と」の間は法律を犯してはならないと、、
しかし、現実には権力者の力で、、高級官僚の圧力というか、、横槍が入って、、捻じ曲げられてしまうことが多い、、、
しかし、それらの力が作用しな場合は、執行を執り消されて、執行されるから可笑しい、、
そんな時に、警視庁高級官僚の力が動いたり,,検察庁官僚の力で、それらが捻じ曲げられることがあるから、、不思議なのだ。
検事や警察官になる前には、学業に燃えて、頑張った人間が、出世世界に足を踏み入れると、、悪行検事、悪行警察官になるから、、、面白い、、、
それでも、ひたすら、、司法に携わる者は多い、、出世欲に駈られて、法を曲げる者の方が少ないのが救われる、
然し。人とは「金」には弱い、、更に「名誉欲」には弱いものだ。
日本の国会答弁を見ていても、、出て来て答弁する者のいい加減さは可笑しい。。
小学生の答弁より劣る。
もう少し、まともに話せよ、、、と、、云いたい。
しどろもどろと、、何を云っているか分からない、、、
しゃべらないのが、、良い官僚であるような、、、ふざけた話だ、、出て来るな。。だよ。。
政治家と官僚の下手な芝居など見たくはない、、馬鹿野郎と言いたい。。


9)太一警部の贈収賄、脱税特捜課、、動く


太一警部は京都大学を卒業して、警察官僚の道を歩くことが出来たのであるが、敢えて、現場捜査から警察官の道を選んだのであった。父親も時の自由党幹事長であり、権力者が付いていたので、いくらでも出世の警察官僚へ進むことが出来た。
しかし、反骨精神が旺盛だったために。現場畑をあることにしたのであった。
その為に.警察組織の歪んだ権力によって、煮え湯を飲まされたのであるが、、目げずに抗って生きて来た。
そして、、「今に見てろ、、警察組織の腐った奴らを叩きだしてやる」と、思いながら、警察官としての誇りだけは捨てずに、踏ん張って来たのであった。
捨てる神あれば拾う神もありで、、今回の警視庁副総裁「大前田多三郎」に、特務権限を持たされて、贈収賄、脱税特捜班を持たされたのである。
そして、、「思い切り、、やってくれ、、本当の悪人を逃がすなよ、、、」と、、励まされての就任であった。
警視副総監は、太一警部の父である、時の自由党検事長建長寺議員には恩義があり、更にその男義に感服していたのであった。
そして。太一警部の検察官としての生き様を見ていたので、信頼が出来た、、、彼なら、腐った警視庁体質や、、検察組織に活力を入れられると信じていたのである。
太一警部の部下にも、、見ていて、なんとなくやりそうに感じていた、、、5人の部下は警部補が3人と巡査部長二人の捜査体制ではあるが、、太一警部に心酔していた。
太一警部の捜査方針通りに、初めから「出世欲」を捨てさせて、、只、警察官としての誇りを持って、、世の中を悪事から守っていくことに心掛けていた。い
この世の悪事から、、悪行から、警察が守らないで、誰が守るのだと、、、
政治家や出世欲に塗れた「高級官僚」から、、その官僚たちと癒着する悪業商人、経済人から、一般国民を誰が守っていくのだと、吠えたい。。
「まだ、まだ、、警察を舐めるなよ、、」と、叫びたいのであった。
太一警部は今までの「執行猶予」付で、世の中を歩いている奴らを許さないぞ、、と、、心に誓った。


10)贈収賄事件や脱税事件は、、国家権力のさじ加減で、、、

この世はふざけた仕組みがまかり通っているから、、不思議だ、、、金がある奴、権力者と云われる人種は特別だった、、、なんで、、たまたま、金を持っているから,,権力者との関係があるから、、、そんな馬鹿なことで、特別な扱いがされることが可笑しい、、、
世の中、、「平等」とか、、言うけれど、、そんなことはない。。。この世の中「不平等」「矛盾」「非情」ばかりである。。。
常に、公平にするとか言いながら、、、
見てみろよ、、、今回のオリンピックに絡んだ、、各種の入札事業での不始末を見てみろ、、、
なんでだ、、と、、、判決の出た事件なので、別事件で扱い、その実態を調べてやると、太一警部は部下たちを動かした。
時間をかけて、捜査して、、起訴したが、、、最終的には「執行猶予」という判決での解決だ、、、可笑しい、、
そして、犯罪課題によって、「高い保釈金を払って、判決前に娑婆に出る者もいる」その保釈金は「2億円とか。。」ふざけている、、
それらの犯罪者の保釈や、執行猶予の取り消しが出来ないものか、、と、、
太一警部は考えた、、、
何か、ある筈だと、、それらの犯罪者、「執行猶予」達にも、弱点も欠る点もある筈だと、、調べることにした。
国家権力を駆使して、、やってやろうと常に考えていた。


11)執行猶予が3年とか、5年とかの期間何も法律違反しないということは難しい、

脱税とか、、、贈収賄事件で逮捕され、、判決が執行されてから、、何もせずにいることは、なかなか大変である、、、権力者であればあるほど、、形を変え、何らかの違反はしてるようだ、、それを、自分がしたようにせず、、替え玉を使って、誤魔化していることが多い、、、
一度判決が出た「脱税」や「贈収賄事件」での告訴したり、判決を覆すことは、日本の法治国家では困難ではあるが、、時間をかけて、「再審請求」を起こして、判決をひっくり返すことも有るが、、極稀であるようだ、、、
そんなことも有って、太一警部の特捜班では、「不起訴」や「執行猶予」の判決を受けた者の、個人的な素行調査を始めたのである。
不起訴になった脱税者は「勝ち誇ったように」娑婆で大手を振って、歩き廻っているから不思議だ、、、そして、、「金」や「権力」を振り回して、、各行政の責任者を「顎」で使っているのも現実であった。
高級官僚の高級な地位は、大にして政治家、特に関係閣僚とか、官房長官が握っている、、、
その為に、ある地位までは行き付くが、、「長」の付く官職は、一部の権力者に左右されているのも、事実であるために、、、どうしても「出世欲」に駈られた官僚も人間であり、、やってはいけない「法律規制」を歪めざる結果に繋がっていく。。。。
考えてみると、、、「バカげた、、阿呆らしい、、国家仕組みだ、、」
そんなこともあって、高級官僚の天下り制度が罷り通り、、結局は「金儲け主義」が横行してしまう、、
出世道から外れた高級官僚たちは、、日本に存在する、「訳の分からない、、財団や、組合組織の長を、いくつか歴任して、、退職金稼ぎをしているから、、」まったく、:不思議であり、、弱い国民の税金を食い物にしている、、、
国の中央官庁で、ある程度、務め上げた後に、、その中央にも余るほどの「長」の官職がある訳ではない、、、そのための「退職金稼ぎ」の官職を用意して、、たらい回しにしているのが現実であり、、いくつかの「訳の分からぬ組織」から、、「退職金名目で受け取って,至福を肥やしている」
例えば。いくつかの組織から、、数年で「2000万程度の退職金を3か所から4か所の退職金をせ占めると、、6000万や8000万になる、、場合よっては1億円からの泡銭が、合法的に入るのであるから、、官僚の地位を利用して、、大部分の者が順番に、悪行を働いているから、、立派な口を並べても「ちゃんちゃら可笑しい、、紳士面した下に悪行仮面を被っているではないか、、、ふざけるなよ、、、弱い国民の税金をなんだと思っている、、」と、、言いい。。
まともに、務めている高級官僚でもそうなのだから、、悪行権力者の政治家悪との企みや、企業人たちの金儲け主義者たちとの悪だくみでは、、何をするか分からないのが現実である。。
まともに働く人間たちが怒るのは無理もない。。
それらを正して、、弱い国民を守るのが「警察」なのだ、、、しかし、、其の警察官僚にも「魔の手」が伸びており、、太一警部を自分の特捜班では非力ではあるが、、世の中の「矛盾」や「非情さ」に立ち向かっていこうとしていた。


12)悪行な官僚は警察の中にも、、、

官僚で始末悪いのは、、警察官僚である、、、早い話が「悪人」を執り閉まる奴が悪いことをしているのだから、、どうすると言いたい、、、
太一警部も何度も泣かされてきた、、、悪人を捕まえるつもりで、、権力者の言いなりで、動く悪徳官僚警察官がいて、捕まえることが出来ずに、放置されるから可笑しい。。
それを無理やり、、言うことを聞かずに、「逮捕して」「起訴して」法律に従って罰したら、、警視庁特捜班から、、遠くの沖縄に飛ばされ、地位も格下げされて、あわや首になる様に追い込まれるのであるから、、変な国だ、、、
それを経験してきた太一警部であるから、、ちょとやそっとではヘコタレナイのであった。
そんな悪徳官僚警察官は叩きだしてやるという、、意気込みで事件の捜査に当たっていた。
太一の贈収賄、脱税特捜班は過去の、執行猶予事件や不起訴事件を、洗い直して、、悪の根源になるような不始末を見つけていた。。。
そして、:事件そのものが、権力者たちの横槍で、お蔵入りした事件を許したくなかつたのである。。
調べているうちに、ふざけた事件が有り過ぎる、、、有耶無耶にされた事件の大半が「贈収賄事件や、脱税事件」であった。
金に絡んだ事件は醜い、、そして、汚い、、金の有る奴らが最後は甘い汁を吸っていた。
なんて国だ、、、許せない。。。
太一警部はそれらを調て思った。。。覚悟を持って、、調べ直して、、誰が何と云おうと、蒸し返してやると決めたのである。
世の中の聖人君子を振りかざして、悪事を働く奴らを潰してやると、、、、


13)太一警部の苦い経験、、、

太一警部は警視庁特捜班に配属になったころは、正義感に燃え、捜査に昼も夜もないくらい、事件に食らいついていた、、、そして、贈収賄、脱銭事件を捜査して、、関係した政治家までの検挙したのだった。当時、自民党の幹事長であった、実父とも対決して、全ての関係者を法律の元に罰したのであった。
その挙句が左遷、階級降格までの処分を受けたが、退職することなく、警察官を全うしていた。
日本の南端の沖縄警察交番勤務までして、、警察官としての誇りを捨てずに頑張り、、事件の内容により、、というより、警察の都合で、北海道警察署に配属となった。
まったく、ばかげている人事であり、、更に警視庁までもどったのである。
彼を左遷したり、、邪魔者扱いした警察官僚も、、権力者の力の及ばぬ警視庁総監「大前田総一郎」体制になり、、警視庁内部の改革を進める、警視庁副総監「大前田多三郎」により、その実行隊長として、太一警部が選ばれ、腐った警察内部の刷新が動き出した、、
警視総監「大前田総一郎」と副総監の「大前田多三郎」は兄弟であった。
そんなことにより、、太一警部を左遷した、、蛭田重蔵刑事部長や公安局長安本武夫が、して来た横暴な不起訴事件や執行猶予に絡んだ事件を洗い直した、、
更に検事局内部の噂の有る、偽善者たちも調べ直した、、、恩恵を被り、世の中を大手を振って歩いている悪徳商人たち、、権力の笠の下で「法を捻じ曲げている奴ら」を、、ふんじばってやろうと、、着を始めた太一警部たちであった。
警察官僚、特に権力を傘に来ている連中や、、法律を捻じ曲げた奴ら、、、資金力で物を言わせて、悪行を重ねる経済人、企業人の仮面を剝いでやろうと、している太一警部たちにも、見えない敵、、黒い組織が動いているので、、それらの戦いでもあり、、自分の警察官として誇りを掛けて、挑んでいく覚悟はできていた。


14)悪徳警察官僚への戒め、、太一警部が容赦なく動く、、、


今も続く、警察官僚の無謀なごり押し、、捜査打ち切りであった。
国民の安全を守る、、「本来であれば正義の味方」である、、国家警察が、歪んだ取り締まりをしてい
るのだから可笑しい国なのだ。。。
いつの世にも「悪代官」はいるものだ、、、まったく、人の世の七不思議でもあるようだ、、、
太一警部は少なくても警察官としての「誇り」を持っているのだった。
警察官は特権を与えられた「誇り高き男たち」でなくてはならないのだ、、、
人が人を調て、、悪行をすれば「逮捕」出来る、、勇逸の職業なのだから、、国家の番人でなければならない筈なだ、、、
その「法の番人」が、、自分たちで決めた「定め」というか「規律」を「法」を歪めたり、犯したりするのだから、、太一警部は許せなかった。
そして、身近の警視庁上層部の、「刑事部長の蛭田重蔵」の傲慢な、勝手な横暴を、権力者の陰に隠れてしてきた、、数々の歪んだ命令を,覆してやろうと、、機会を伺っていた、太一警部であった。
そして、「公安局長安本武夫」である、、、
蛭田刑事部長の横槍で、、「嫌疑不十分」と「証拠不十分」などの一言で、、お蔵入りした事件が多かったのである、、、
今回は「疑わしき事件」は全て、再捜査して行く方針であった。
前回のオリンピック疑惑での、、「賄賂疑惑」や「贈収賄疑惑」などで、検察庁に逮捕されながら、、その拘留期間は長かったりしたが、、最終的には「保釈金2億円」とかを預けて、娑婆に復帰している経営者もいるから、可笑しい、、、
「保釈金2億円」だよ、、、普通では考えられない、、、その「保釈金も脱税」しているのではと思いたい。。。商いで使うのではないのだから、、不思議だ。
そんな奴らの資金関係を調べろと言いたい、、、どれだけ、、儲かっているのだとも言いたい、、
そんな資金が会ったら、、社員の「賃金」を挙げろと叫びたい。。
国税の官僚諸氏、、本当に調べろと、、、なんか、、官僚と経済人の間には癒着があるようだ、、、
疑われても仕方がないのでは、、、、
そして、、、太一警部はその資金経路を追った、、、保釈金は正当な金の出所から、出てはいるだろうが、、その裏の「闇献金」がちらほらするのだった。
その証拠を捕まえようと、、、太一警部は潜入捜査を始めた。
裏金の「闇献金」の流れを、解明してやろうと、あらゆる隠密捜査も辞さない覚悟であった。
堂々と行う「悪徳商人」たちを燻り出してやろうと作戦を煉って,煉って考えた。
どんなことが合っても、罰してやろうと、、太一警部は心で誓い、念じたのである、、、自分の警察官生命をかけて、、、、、























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