公爵夫人は国王陛下の愛妾を目指す
カルサティ侯爵令嬢ベルティーユ・ガスタルディは、ラルジュ王国の若き国王アントワーヌ五世の王妃候補として有力視されていた。
ところが、アントワーヌ五世はロザージュ王国の王女と政略結婚することになる。
王妃になる道を閉ざされたベルは、王の愛妾を目指すことを決意を固めた。
ラルジュ王国では王の愛妾は既婚者であることが暗黙の了解となっているため、兄の親友であるダンビエール公爵オリヴィエール・デュフィの求婚に応え、公爵夫人になって王宮に上がる計画を立てる。
一方、以前からベルに執心していたオリヴィエールは半年の婚約期間を経て無事結婚すると、将来愛妾になるための稽古だと言いくるめて夫婦の親密さを深めようとして――。
国王の愛妾を目指すために公爵と結婚した令嬢と、彼女を溺愛する公爵の微妙にちぐはぐな新婚生活の物語。
ところが、アントワーヌ五世はロザージュ王国の王女と政略結婚することになる。
王妃になる道を閉ざされたベルは、王の愛妾を目指すことを決意を固めた。
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国王の愛妾を目指すために公爵と結婚した令嬢と、彼女を溺愛する公爵の微妙にちぐはぐな新婚生活の物語。
序章
第一章 公爵の求婚
第二章 婚約
第三章 ダンビエール公爵邸
断章
第四章 公爵と侯爵令嬢の結婚
第五章 新婚旅行
第六章 公爵夫妻の蜜月
第七章 王太后の計画
第八章 公爵夫人の計画
第九章 宮廷の陰謀と公爵夫人の計謀
第十章 公爵夫妻のゆくさき
番外編1 ある伯爵令嬢の恋愛事情
番外編2 大使公邸の日常
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