アナザー・リバース ~未来への逆襲~

峪房四季

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Scene10 被告:綴真弥

scene10-7 最高の答えと最悪の地雷 後編

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 綴真弥は困惑していた。

「何よ、あの顔……」

 凪梨美紗都の異様な気配を感じたとはいえ、自分を前にして司が見せたあまりの迂闊。
 あの一瞬は決定的だった。
 一対一の戦いの最中、完全にこちらを視野外にした呆れるほど隙。
 普段の真弥であれば間違いなく一刀両断に切り伏せれていたと思う。

 しかし、爆発的に膨らんだ美紗都の気配……恐らくあの感じは能力を上手く制御出来ていない時特有のモノだったが、司の顔はその気配で一気に青褪めさせて目の前の自分のことなどもう気にも留めず振り返っていた。

「どうして、あんな……」

 本心から美紗都の身を案じていた様に見えた。
 何よりも優先して彼女を助けに向かおうとする必死な姿。
 そのあまりに真っすぐな好感すら感じられる司の行動に動揺してしまった真弥は、踏み出した足へ加速の能力を乗せるどころか蹴ることも出来ず結果的に司の逃走を許してしまった。

「……何、よ」

 司が去り際に放った攻撃は問題無かった。
 そもそも大して狙いも付けていないただの牽制。
 回避して地面を滑り止まった真弥の身体には掠り傷一つ無い。
 しかし、真弥は立ち上がれず膝を付いたまましばらく呆然と地面を見つめていた。

「う、嘘よ……あいつは、悪の権化で……」

 何とか立ち上がるも胸に手を当て俯いてしまう真弥。
 心臓が気持ちの悪い動悸を起こす。
 揺らぐはずがないという自分の中の常識に、受け入れ難い新たな可能性が顔を覗かせて来る。


 御縁司――あいつはひょっとして血の通った他人を思う心を持っているのではないか?


「ち、違うッ! そんな訳ない! 今はちょっと環境の変化で雰囲気が定まってないだけで……どの道最後には、絶対……外道に、進む……はずで……」

 情けなく語尾が萎む。
 自分の中にあるこれまでの常識が信用出来ない。
 原因はただ一つ……『絶対に信じられる』と思っていた者が、つい最近信じられなくなっているから。
 嫌な前例を目の当たりにしたばかりなせいで疑心暗鬼への扉が異様に軽い。

「ダメだ! ブレんな私! 七緒もいない……奏と千紗も動けない。私がしっかりしないと……」

 頬を叩き頭を振り真弥は気を引き締め直して司を追跡しようとした。
 だが……。


 ――ドォォォンッッ!!


「うぐッ!? ――えッ! な、何ッ!?」

 頭上から突如のしかかって来た強烈な圧。
 思わず仰ぎ見た空には艦砲をも凌ぐ極大のエネルギーが光の天井の様に広がっていた。
 ただ、それだけでも十分に見る者を圧倒するのだが、真弥はそのエネルギーから伝わる気配にあまりにも馴染みを感じた。

「ちょ、待って……なんで? なんであのエネルギーに千紗を感じるのよ?」

 生意気だが可愛い妹分である千紗。
 彼女の能力は元々遠隔操作型の炸裂弾であり、あんな高出力のレーザー砲を生み出す能力ではない。
 だが、小さな身体にはハズレクジだったその能力でも【修正者】として戦果を上げるべく、千紗は懸命に努力していたのをずっと傍で見て来たし、実際に狙いを付けるための的役になってやったこともある真弥がその気配を見間違える訳はなかった。

「ひょっとして、千紗の〝D・E〟の強化を手に入れたの? で、でも……あの子、まだ治療を受けていたはずなのにッ!!」

 真弥の出撃中に目が覚めた可能性はあるが、ならばなおのことそんな病み上がりで最早別系統の能力を使っている意味が分からない。
 胸騒ぎが止まらず、真弥は踵を返して自陣へと駆け出していた…………。







「お、おい! ルー! どうした!?」

 〝ルシファー〟に居るルーツィアとの通信を取り持ってくれていたルーが、司の掌の上で突然ピクリとも動かなくなり、そのままサラサラと光の粉になって消えていく。
 慌て驚く司、それに対してルーが消える前までルーツィアと話していた内容からおおよその流れを掴んだ紗々羅が話の流れを繋いでくれた。

「司様……どういう訳か、首領と良善さんが戦う気になったみたい。はっきり言ってかなりヤバい。あの二人が本気になったとは考えにくいけど、それでも傍で軽くウォーミングアップされるだけでも私達には生死に関わる。この子達を連れて〝ルシファー〟へ戻ろう」

 冗談抜きの真剣な紗々羅の顔に、司も本当に危険な事態が起きつつあることを察する。

(元々あの二人が普通じゃないのは想像出来てた。こいつらもいるし……ここは素直に下がった方が無難か?)

 気を失っている美紗都、重症の曉燕と七緒。
 万全でも危うそうなのに、その上この三人を守りながらなど自殺行為。
 司は胸の奥に僅かばかり燻る気持ちを押し殺し、紗々羅と共に三人を連れて撤収をしようとした。
 しかし……。


 ――ドンッッ!!


「うぅッ!?」

「き、来た……」

 重力が増した? 空気が重くなった?
 どういう理由かは定かでなくとも、立ち上がった司は頭上からのしかかる謎の力に思わず片膝を付かされてしまう。

「な、なんだよ……この圧ッ!? ――くッ!」

 全身に鳥肌が立つ。
 出来れば見ない方がいいのかもしれないが、司は意を決して頭上へ視線を向けた。

「あ……」

 もはや驚くことも出来ない空を飛ぶ人影が二つ。
 達真と良善……〝Answers,Twelve〟の首領・副首領が揃い踏み。
 これはもう自分の出る幕は無く、このまま〝ルシファー〟に戻って三人を手当てしている傍らコーヒーの一杯でも啜っていれば、きっとすぐに敵を殲滅した無傷の二人が帰って来ることだろう。

「………………それで、いいのか?」

 自問する司。
 自分はここで上役に戦場を譲る様な立ち位置に甘んじていいのか?
 違う……そんなはずはない。
 自分はこの〝ロータス〟との戦いの最前線に居なくてはいけない。
 そうでなくては自分の復讐にならない。

「他人が打ち負かす姿で納得なんて、出来る訳ねぇだろ……」

「え? 何、司様? ごめんだけど、私じゃあ美紗都一人が限界だよ。そっちの二人は司様が抱え――――」

「悪い、紗々羅……三人のこと頼む。俺、ちょっと行って来るわ」

「え? ……えッ!? ちょッ、司様ぁッッ!?」

 地面を蹴り、そのまま空中を駆け上がって行く司。
 足が空間を蹴り段々と高度が上がっていくが、いささかバタバタとせわしなく強引さが否めない。
 それに何より、このままでは全く二人に追い付けそうになかった。

「くそッ! もっとだ! もっとをイメージをッ!」

 〝ルシファー〟の操縦で掴んだ外骨格の展開。
 それを応用して周囲に自分の意志を干渉させる。

「飛ぶイメージ! 飛ぶイメージ! くッ! こ、のぉッ!!」

 水泳の授業でプールの壁を蹴る様な、とにかく足裏から推進力を得て空中を進む自分をイメージする。

「おッ!? こ、これだ! これを何度も何度連続する感じにッ!」

 頬横を過ぎる風の速度が増す。
 自分の身体がどんどん加速して行く感覚が掴めて来た。

「お、おぉ……飛んでる! 俺……飛べてる!」

 やはり、一度コツを掴めたのは大きい。
 前は曉燕に犬猫でも抱える様な感じに運ばれていたが、ようやくまた一つ自力で人の枠を越えれた。
 そして……。

「お? 本当に来たぜ」

「だから言っただろ? 彼は必ず関わろうとするとね。よく来た司……飛行も少しコツは掴んだ様だね」

 大分加速が付いてもうじき二人に声が届きそうな距離まで近付いた所で、こちらを振り返り背中でエアブレーキを掛ける様にして司の元までやって来た達真と良善。
 こちらは前を向いて極力手足も広げず抵抗の無い様に飛ぶのが精一杯だったが、二人はまるでバック走の様に後ろ向きのまま急制動からの再加速で欠伸でもしそうなほど余裕で並走して来る。
 恐らく今の司が同じことをしたら、多分真っ逆さまに地表へ落ちてしまうだろう。

「り、良善さん! 首領! どうしたんですか!? なんでいきなり二人が!?」

 吹き付ける風に目を細めて声を張る司。
 だが、傍観者に甘んじなかった司を好意的に迎えてくれたはずの良善は、その理由を尋ねた瞬間酷く機嫌の悪そうな顔になる。

「…………」

「え? あ、あの……良善……さん?」

「ひひッ! おい、やめとけやめとけ! 今の先生は超絶ブチ切れモードだ。下手に癇に障る様なこと言うと、生きたまま解剖されてホルマリン漬けの標本にされちまうぜ?」

「心外だ。疑問を投げ掛けて来る教え子にそんなことをするものか。しかも過去一の金の林檎を実らせる若木……丁寧に扱うさ」

 そう言うと良善は、自分が出ることにした詳細を司に話す。
 謎の高出力砲……そして、その放出者が司の死を願うあの四人の一人である千紗であること。
 司も七緒から聞いた話を擦り合わせて認識を共有する。
 ただ……。

「あんたが出て来る理由あったか、首領?」

「あぁん!? てめぇ……飛ぶだけでも精一杯の下っ端の分際で調子乗りやがって!」

 生意気な司の物言いに眉を跳ねさせた達真が司の肩を足で蹴る。

「うわぁッ!? 馬鹿やめろッ! マジで落ちるってッ!?」

「お、落ちろ落ちろ! 殺虫剤喰らった蚊みたいにヘロヘロ地面に落ちやがれッ!」

「てめぇッ! この野郎ッ!!」

「だぁッ! 足掴んでんじゃねぇよッ! このッ!」

「うるさいぞ、お前達。ほら……本当の蚊共が見えて来たぞ」

 ブンブンと足を振る達真にしがみ付いて落とし合いをしていた司と達真に良善がピシャリと言い放つ。
 前を向き直った司の視線の先には、地平線に黒煙を上げる一帯と白く荘厳な城とそれに合わせるには少々不自然な巨大戦艦が見えて来た。

「あれが〝ロータス〟の拠点……なんか、すでに結構ボロボロですね? 城も一部壊れてるし……」

「最初の内はルーツィアの狙撃が上手く当たっていた様だからね。それなりにダメージは……――んッ!?」

 城の横に沿う形で着陸している戦艦――【アクエケス】の上面に光の珠が浮かび上がる。
 それは徐々に徐々に大きくなってゆき、段々と隣の城に匹敵する大球へと膨張して行く。

「あ、あれッ! もしかしてさっきのレーザー砲!? ヤ、ヤバいですよ良善さん!!」

 地上から見た空を覆い隠すほどの砲撃。
 こちらに気付いてか単なる次弾なのかは不明だが、またあれが来るとなれば巻き込まれる訳にはいかない。
 しかし、慌てているのは司一人で、良善も達真もいつ発射されるかのタイミングも分からないその光球に全く動じていなかった。

「喚くなっての……司。あの程度なんてことねぇよ。まぁ、怖いなら下がっててもいいぞ?」

「くッ!? な、舐めんなよッ!!」

 達真にせせら笑われて反射的に突っぱねてしまう。
 だが、おかげで回避するつもりも無く直進する二人に並走を続けなくてはならなくなった司の額に冷や汗が滲み始めた。

「…………」

「う、くぅ……ッ!」

「まだまだぁ~~」

 勝手に始まるチキンレース。
 顔が強張る司はニヤける達真ではなく、無表情に真っ直ぐ光球を睨む良善の反応を待つ。
 だが、頼みの師が何か行動を起こすよりも先に、視線の先の光球が水滴の様に前方へ歪み……。


 ――キィィィィンッッ!!!


「あッ!!」

 一瞬光輪が広がったかと思った次の瞬間には、完全に司達に照準を合わせたいた様子の極大レーザー砲が発射される。
 まだ数kmはあろうかという距離がコンマ一秒と経たずに詰まり、司の視界が完全に光で覆われる。
 しかし、次の瞬間……。


「フンッ、単なる寄せ集めの収束砲でいい気になりよって……見苦しい」


 ――ギィィンッッッ!!!


 ようやく良善が対応した。
 だが、それはただ単に急停止して片腕を突き出しただけ。
 しかも、あまりに一瞬で完全に速度をゼロにする超制動であり、危うく良善の腕より前に出かかった司を掴み止める余裕まで見せるほど。

 そして、その突き出された手は、敵が放つレーザー砲をまるでチーズでも裂くかの様に放射状に散らして空の彼方や地表の森へと叩き付けさせて行った。

「うぅッッ!? な、なんだこれぇッ!?」

 一mmたりとも後ろへ押し下げられず、寄り合わせた縄を元来の細い糸へ解いて行く様な良善の防御。
 ただ、その大出力が生み出す余波はまさに暴風、司は本能的にちょっとでも腕を横へ伸ばしたらその腕が捩じれ切れてしまうだろうと思ってしまった。

「ひひッ! なんだ、司? お前、先生の能力を見たことがなかったのか? 先生は〝万物理解〟の力を持ってる。この程度の攻撃を防ぐなんて訳ねぇよ」

 司が自分の腕がねじ切れるだろうと思う線より外側で悠々と宙に浮かんでいる達真がしたり顔を向けていた。

「ば、万物……理解?」

「首領……説明出来ない癖に偉そうに言うものじゃない。そうだな、君には初めて見せるな……司。これが私の能力だ。私はこの世に存在する物質・事象・現象……それら全てをことが出来る。この砲撃も……おおよその放出能力であると。だから今、それを五千分の一ずつに分解しているのさ。一つ一つなら全く持って大したことはない。君でも防御し切れるくらいだろう」

 極大のレーザー砲を分割。
 確かに言われてみれば余波は凄いが、地上に目を向けてみると一本の弾かれたレーザーは、木々を数本焼き尽くして直径数mほどのクレーターを作る程度だった。

「た、確かに……あれくらいなら、まぁ何とか……」

「全く持って嘆かわしい……せめて完全に同調させて本当に一筋の純粋なエネルギーに統一出来ていればもう少し腰を落として受け止めていたがこの程度では欠伸が出る」

 それは虚勢でも何でもなく、結局最後まで良善は悠々と砲撃を受け切り、放出が終わると火傷一つ無い手から立ち込める白煙をパッパッと振り払い、良善は心底呆れた半眼をしていた。

「下らん……実に下らん……私の作品を流用しておいて、よくもこんなお粗末なモノをこれ見よがしに放ってくれたモノだ」

「ひひッ! 無茶言うなよ、先生。これでもよく頑張った方だろう。俺は感心したね。少なくとも昔よりは俺達を殺そうって言う意気込みが感じられた。だから……ちょっとあげて来るわ♪」

 心底不機嫌な良善に対し、どうも達真としては〝ロータス〟の試みにそれなりの評価を与えているらしく、どことなく機嫌が良さそうだ。
 そして、そんな首領をキョトンとした顔で見ていた司の視線の中で、スッと敵艦の方へ向いた達真が……突然消えた。

「え? あ、あれ!?」

 目を擦りもう一度周囲を見回す司。
 だが、達真の姿はもうどこにもない。

「き、消え……た? 一体どこに?」

「司……〝アルクビエレドライブ理論〟というモノを知っているかい?」

 呆然とする司を掴んでいた手を放し、良善が唐突に小難しい言葉で尋ねて来た。

「え? ア、アルクビ……え? なんですか……それ? 全然知らないです」

「フフッ……素直でよろしい。細かく説明すると物理学の論文が一つ出来上がってしまうので、物凄く直感的に言うが……要するに〝ワープ〟だ」

「ワ、ワープ? ワープって……瞬間移動的な?」

 聞き馴染みのある単語だ。
 しかし、その馴染みというのも、所詮は漫画やアニメの中の話。
 現実で口にするとどうにもチープさが否めなかった。

「うむ、想像通りの反応だね。でも、君の時代では既に形は存在していた理論だよ? もちろんまだ空想の域を出るほど完成されてはいなかった様だがね。今、達真はその能力を使いながらあそこにある【アクエケス】に向かっている……周囲を無秩序に飛び回りを付けながらね」

「え? し、周囲を無秩序に飛び回って? どういう意味ですか? え? 助走? 真っ直ぐ一直線に向かっているという訳では無く?」

「あぁ、彼の能力を使うにはこの数km程度の距離では全く力が使えないほどに。今彼の前後には特殊な力場が展開されて時空に歪みを生じさせられているんだ。前方にはブラックホール時空のへこみ、後方にはホワイトホール時空のふくらみ……二つの力場に挟まれた彼は。そして、その能力発現状態で移動を続けると前方にエネルギーが溜まり移動を止めた瞬間、その溜まったエネルギーは一気に前方へ放出され…………」


 ――ドゴォオオオォォォォォォォオォォォンッッッ!!!!!


「なッ!?」

 とても現実とは思えなかった。
 これほどまでに非常識に囲まれ、もう殆どかつての常識など忘れかけていた司ですら突然視線の先で起きた現象が理解出来なかった。

「せ……戦艦が…………?」

 自分の口で言ってみてもまだ理解し難い。
 だが、間違いなく、司の視線の先で巨大戦艦【アクエケス】は艦首をまるで交通事故を起こした車のフロント部の様に蛇腹に潰し、軽く見上げてしまうほど高々に放物線を描きながら、さらに数km先の森へ轟音を響かせて墜落した。

「ふむ……達真も多少は力加減というモノを身に付けた様だね。あの中に常人がいれば即死だろうが、デーヴァなら……まぁ、辛うじて生きているだろう」

「す、凄げぇ……〝D・E〟って、極めて行けばこんなにも凄い力になるんだ……」

 戦艦を単騎で吹き飛ばす力。
 これほどの力を見せ付けられては流石に馬鹿には出来ない。
 あのふざけた物言いとは裏腹に、まさになるべくして首領になっているのだということを司は思い知らされた。
 だが、そんな司の感嘆の呟きに対して良善は……。

「ん? 極めれば? 何を言っているんだい、司。あれは達真の〝第三階層固有強化〟……今の君と同格の力だよ?」

「………………は?」

 思考がピタッと止まってしまう。
 良善が言っている言葉が、司にはしばし本気で理解出来なかった…………。
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