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Scene10 被告:綴真弥
scene10-3 血塗れの産声 前編
しおりを挟む司対真弥。
ディグニティ・ナイツの第二陣部隊対紗々羅。
主だった戦闘はこの二つに分けられたが、その中で美紗都はただ一人紛れも無く当事者でありながら、まるで部外者の様に扱われていた。
「くッ! 皆さん! あの幼女からは距離を取って戦って下さいまし! 近距離は分が悪いですわ!」
真弥に随伴する形で出陣した第二部隊の指揮を執るカリメラは、手にしたレイピアに火炎を纏わせる牙法を用い、紗々羅と真正面からある程度戦えていた。
無論、その理由は紗々羅がまるで本気を出していないだけであり、司が戻って来るかその身に何か危険が迫る気配がするまでのんびり時間潰しでもしてようという腹積もり。
「くふふ♪ あぁ~~なんだかあんたの炎見てたらマシュマロが食べたくなるわ。ちょっと焦がし気味のトロトロなヤツ。美味しいのよね~~♪」
「くッ! 腹立たしい小娘ですわね!」
なびく着物の袖すら火炎に触れさせずせせら笑う紗々羅に、詳細は分からないが間違いなく馬鹿にされているということは察したカリメラは口惜しく顔をしかめながらもヤケにならず、部下達に細かく指示を飛ばし、部隊の内の一小隊を真弥の援護に回すなど確かな統率力を見せている。
そして、日頃からの信頼も厚いのか、カリメラからの指示を忠実に受ける部下達も肌で感じる紗々羅の驚異的な強さに気圧され気味ではあるものの、臆することなく果敢に立ち向かっている。
ただ、その中で……。
「カリメラ様! 綴卿が仰っていた通りもう一人は大したことありません! まずはそちらを仕留めましょう!」
「いえ、待って! あれは逃げているだけのただのお荷物だわ。寧ろ、あの格下を上手く使って隙を作り出しましょう!」
大したことない……お荷物……格下……。
紗々羅からまともに敵とさえ認識されていない雑魚のくせに、そんな相手からさらに見下され吐き捨てられる美紗都は、今にも爆発してしまいそうだった。
「何、よ……何なのよ……わ、わた……私はッ!!」
紗々羅と息を合わせ、一対多で戦う彼女の動きを極力邪魔しない様に立ち回っている美紗都。
ただ、その動きは十分に人並外れている。
紗々羅がかなり動きを抑えめにしているとはいえ、リズム良く立ち位置を入れ替えてその動きに合わせる感覚力はなかなかの物で、本来一人で暴れ回るのが本領な紗々羅もさほど美紗都を邪魔そうにはしていなかった。
だが、それでも傍から見れば確かにお荷物。
美紗都を孤立させないために紗々羅の行動範囲は狭められており、その圧倒的な戦闘力差がありながらも『距離さえとれば大丈夫』という状況が出来上がっていた。
「ぐッ! ふ、ふざ……ふざけんじゃ――」
「こぉ~ら、あんな雑魚共の挑発に乗るんじゃないわ」
歯を食い縛り拳を握る美紗都。
その頭に手を置き、倒立をする様に飛び越えた紗々羅が美紗都の背後に着地してトンッと尻を突き当てたしなめる。
「何? あんた意外と短気? もう少し落ち着いた性格だと思ってたんだけど?」
ウリウリと肘で美紗都の背中を突き、程々にユルウザい感じで美紗都の気持ちを解す紗々羅。
わざわざ口にはしないが、思いの外いい動きをしてくれて息が合う心地良さがあり、紗々羅は大分美紗都のことを気に入り始めていて、一人で戦うよりは窮屈ではあるものの決して負担には感じていなかった。
でも、そんな先輩の気遣いも徐々に美紗都の心には響かなくなりつつあった。
「わ、私だって……普段ならこんなイラ付くタイプじゃない。でも……でもなんで、こんな!」
元は神に仕える身として、人並み以上に背筋を伸ばして生きて来たつもりだ。
それが勝手に未来の行いで罪人として扱われて命を狙われた。
そこから〝Answers,Twelve〟の庇護を得て再び生きて行く道を見出したが、またしても当然の様に命を狙われている……死ぬべき存在と勝手に位置付けられている。
(何なのよ……どうしてここまでゴミみたいに扱われないといけないのよ!?)
心の中に膿が溜まる。
ジリジリと溜まって行くそれは、司や他のメンバーと共に居る間は緩やかに抜けていた。
今だって紗々羅の気遣いはしっかりと感じている。
しかし、次第にその膿が溜まる量と抜けていく量のバランスが釣り合わなくなって来ていた。
「ハァ……ハァ……ハァ……ハァ、ハァ、ハァ、ハァッ、ハァッ! ハァッ!」
疲れていないのに息が上がる。
呼吸が浅くなり、肺に全く酸素が足りていない気がする。
今まで感じたことの無い領域にまで苛立ちが募り、頭が割れそうな頭痛と脳が煮えてる様な熱を感じる。
苦しい……辛い……。
周りで女騎士達が声高に自分達の品格を叫び攻めて来るが、もはや気にしている余裕もない。
「ハァッ! ハァッ! ハァッ! ハァッ!」
「大丈夫、美紗都? 安心なさい。あんたには切り傷一つ負わせないからさ」
全方位から必死に攻め立てて来る女騎士達を飛び回る様にして返り討ちにしていく紗々羅は、俯き息を荒げている美紗都を見て怖がっているのだろうと声を掛けるが、美紗都の内心はもうすでにこの現状とは別の場所に立っていた。
(私が何したって言うのよ……私が何したって言うのよ……私が何したって言うのよッ!? そんなに私を悪党に仕立てて殺したい訳? 何よ……じゃあいっそ殺されるべき事でもするッ!? それがあんた達の望みな訳ッ!?)
胸に過る一線。
追い詰められた美紗都の最後の良心が『このままではマズい』と思い留まり、自分に優しくしてくれて気にかけてくれている司の顔を思い浮かべて平静へ軌道修正を試みるが、そこにそんな優しい司のことを貶し散らす真弥の顔が重なり、美紗都の心に空いた亀裂の隙間に血色の眼が開いてしまった。
「……――い」
「ん? どうしたの、美紗…………あ、ヤバぁ……」
背中が触れ合うくらいの距離にいても聞き取り切れない微かな囁きに顔を向けた紗々羅は、頭を抱え項垂れている美紗都を見てようやくある兆候に気付いた。
両手で前髪を掻き握り震えている美紗都。
その髪と手で隠れた表情は定かではなかったが、髪の隙間から見える両頬には細い血の筋が垂れていた。
「ウザい……ウザいウザいウザいウザいぃッッ!! 何なのよ!? みんな寄ってたかって『お前は死ね』とか『あいつは簡単に殺せそう』とか! いい加減にしろぉッ!! 意味分かんないってばぁッッ!!」
両親の裏の顔に始まり、見ず知らずの〝ロータス〟達から吐き捨てられた死刑宣告と、そこに幼馴染だった和成まで同調してもうすでに美紗都の人生観は崩壊していた。
辛うじて〝Answers,Twelve〟が、いや……自分と同じ境遇である司が理解を示してくれたから今こうして自分はどうにか理性を保っている。
本当にギリギリだった。
司と、他にも周りに曉燕や紗々羅、七緒といった自分を肯定してくれる者がいるから何とか持ちこたえている。
そこに『自分は足手纏いになっている』という焦りが加わり、極め付けはまたしても初対面であるはずの今周りにいる女騎士達から当然の様な生存否定。
「ふ、ふざ……ふざけ――あああああああああああああああああああああああぁぁぁぁぁぁッッ!!!」
項垂れた体勢から身体を仰け反らせて空に向かい血の慟哭を上げる美紗都。
本来無実でありながら、止むを得ず状況に甘んじるしかなかった彼女の中で、いよいよ精神の均衡が崩れてついに線が切れたことで正式な〝D・E〟の覚醒へと到達した。
「うっそぉ……ここで?」
「な、なんですの? あれは……」
爆発的に膨れ上がる存在圧。
一人の一般人から一人の人外者への膨張。
それが何なのかを知る紗々羅はまだしも、それまで取るに足らぬ雑魚と見ていた少女から突然身が竦む様な圧が溢れ出て女騎士達は目を見開いて呆然と立ち尽くす。
しかし、そこで同じく虚を突かれながらもすぐに思考を再開させたカリメラが指示を飛ばす。
「前衛隊下がりなさい! 後衛隊! 狙いをあの少女に! 何かしらの敵の策と思われますわ! 何か手を打たれる前に出鼻を――」
敵が何かしようとしているのを悠長に待ってやる義理は無い。
カリメラの指示で遠距離攻撃手段を持つ女騎士達が構え、接近戦を試みていた前衛の女騎士達が下がるのを待つ。
しかし、何故か何時まで経ってもその射角にいる前衛の女騎士達がこちらへ下がって来ない。
「あなた達、何をしていますのッ!? 早く退きなさい!!」
動きの悪い部下にカリメラの怒声が届く。
だが、それでも女騎士達は下がらず、そこで初めてカリメラは女騎士達が足も上げずに美紗都へ近付いて行っていることに気付いた。
「な、何これッ!? 身体が……身体が引き寄せられてるッ!?」
「こ、このぉッ! うぐッ! どうなってるのよッ!? ――あッ!」
両足を必死に地面へ踏ん張り耐えているのに、ズルズルと引き寄せられて地面に擦り跡を残してしまう女騎士達。
得体の知れぬ謎の引力に困惑している仲、一人の女騎士がその引力から逃れようと不用意に足を上げた瞬間、身体はバランスを崩して転倒してしまい、一気に地面を転がり引き摺り込まれていく。
「あぐッ! がッ!? う、うぐぅぅッ!! ――がはぁッ!?」
必死に手足を掻いて止まろうとするも、結局美紗都の足下まで来てしまった女騎士。
そして、そんな彼女を迎え撃つ様に血涙を流してフラつく美紗都は片手でその女騎士の顔面を鷲掴みにして一息に自分の頭よりも高く持ち上げてから……。
「だぁああああああああああああぁぁぁぁッッッ!!!」
技量も何もない……技と呼べる代物でもない。
ただ単純に掴んだ女騎士を地面に向けて叩き落す美紗都。
しかし、そんなただの力任せな一撃とはいえ、鎧を身に纏う自分と同じ背丈の人一人を片手で持ち上げる姿はどうにもこれまでの美紗都に馴染まない姿。
さらに地面へ振り下ろしたその一撃で地面が爆ぜ抉られてクレーターが出来、周囲にも放射状に地割れが走るその威力はどう見てもただ事では無かった。
「あ、あがッ……あ、ぐ……がはッ!」
両手をダランと下げたままフラフラと立ち上がる美紗都。
その足下で倒れた女騎士は、完全に白目を剥いて仰向けに痙攣していた。
絶命してはいない様だが、泡すら吹くその姿は紛れもなく殺意の籠った一撃だったと思わせる。
「ハァ……ハァ……――くひぃ♪ きゃははッ! これがあんた達が望む私なんでしょ? いい……いいよ? お望み通りに……ううん、お望み以上にしてあげるわよ! 知らない! もう知らなぁ~~いッ!! 好き勝手やっちゃうもんッ!! 〝Answers,Twelve〟のメンバーらしくやりたい放題しちゃう! だってそれがお望みなんでしょッ!? ……あはッ! あ、ははッ……きゃはッ! あはははははははははははははははははははッッッ!!!」
「あちゃ~~」
血涙で顔を染め高笑う美紗都に額を抑えて天を仰ぐ紗々羅。
多分、司が望む美紗都の姿ではないかもしれない。
しかし、紗々羅個人として同類感が増した今の方が好みなのか、手を退かしたその顔にはワクワクとした笑みが張り付いていた。
「いいじゃん、いいじゃん! ようこそ、美紗都。今改めて……あんたを歓迎するわ♪」
太刀を仕舞い、美紗都の後ろへ下がりこの戦場を譲ってやる紗々羅。
きっとあのマッドサイエンティストも今頃気配を感じてコーヒーを片手にこの状況をモニタリングしているだろう。
「あはははははッッ!!! あはッ! あはははッ!! ――ぐはッ!? ゲホッ! ゲホッ!! きゃははッ! 意味分かんないッ♪ 全身痛いのにすっごく楽しい気分ッ! 何これッ!? あははははははははははははッッッ!!!!」
司の時はイレギュラー中のイレギュラーだった。
全身血だるまでそのまま放置していれば死んでいた様な突貫の覚醒。
それに対して今回の美紗都の覚醒は、まさに製作者が意図した本来の形。
両眼や口端から溢れる血は常人から見れば十分に深刻な事態を想像させるが、勝手知ったる者達からすれば何ら慌てる話ではなく、身体の内から溢れ出る新たな力がちょっと溢れ出してしまっているだけだ。
しかし……。
「な、なんですの……あの、力?」
その勝手を知らないカリメラ達は明らかに動揺している。
気の毒だなぁと内心苦笑する紗々羅だが、わざわざ教えてあげる程仲良くはない。
(司様の前例で第二階層への扉は大分軽くなったっぽいわね。さぁて……どんな力かしら?)
ほくそ笑みつつ美紗都を観察する紗々羅。
そして、一頻り笑い散らした美紗都は一度肩から力を抜きカリメラ達を見る。
ビクリと身を竦ませ足が後ろへ下がる女騎士達。
その無様な様に血濡れた美紗都の笑みがさらに邪悪に染まる。
「さっきまでの威勢はどうしたのよッッッ!!!!」
狂気の笑みと共に、美紗都の三つ編みを留めていたヘアゴムが千切れて髪が広がる。
すると、その瞬間に美紗都を軸にして前方の地面が扇状に爆散して吹き飛び、女騎士達が悲鳴を上げて土煙や砕け散った木々と共に吹き飛ばされてしまった。
「あっははははははッッ!!! 気ッッ持ちいいぃぃッッ!!! なんかスカッとするぅッ!!!」
完全にハイになって自分が起こした土煙に爆笑する美紗都。
そして、その煙に向かい片手を突き出して腕を引くと……。
「――ぐぇあッ!? か、ひぃ……ひぃ、あぁ……」
鎧が砕け、全身ズタボロで、きっといつも気にかけて手入れしているであろう綺麗なロール髪も乱れたカリメラが白目を剥いた失神寸前の有様で美紗都の手に顔面を掴まれ、全身から力が抜けてプラプラと揺れていた。
「はぁ~~い、お帰り♪ じゃあ続きしよっかぁッ♡」
満面の笑みで白目を剥くカリメラに笑い掛ける美紗都は、そのまま地面を蹴って土煙の中へと飛び込んでいく。
そして、すぐに聞こえて来る悲鳴と狂笑い。
「ま、待って! 許し――ぎゃあああああああああああああぁぁぁぁッッ!!」
「こ、降参! 降参します! お願いですやめ――いやあああああああああああぁぁぁッッ!!!」
「あははははははははははははははッッッ!!!! ない! ないないッ!! 許すとかありえなぁ~いッ!! でも、命乞いはして? 泣きながら必死に懇願してぇ♪ それ聞いてるとすっごくゾクゾクするッ!! ほら言って! 言えッ!! 無様に泣けッッ!!!」
「…………は?」
物見遊山を決め込んでいた紗々羅。
覚醒した美紗都の能力……一体如何程のモノなのか、好奇心と期待に胸が高鳴っていたが、そのあまりにも想像を超えた力と変貌っぷりは、紗々羅の肝すら冷やすとてつもないモノだった…………。
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