俺の義兄弟が凄いんだが

引っ越し

緑鳥君が来て自己紹介が終わり、時間が時間なのでそろそろ家に帰ることになった。

さむっ、まだ2月だから夜は寒いな。

母さんがタクシーを拾い家に帰る頃には
12時近い時間になっていた。

さすがに疲れたな。明日学校休みだし風呂は明日入ろう。

そう思い自分の部屋に戻ろうとすると、母さんから「あぁ、来週には利彦さんの家に引っ越すから荷物準備しときなさいよ。」と言われ眠気が吹き飛んだ。

「はぁ！？引っ越し！？」

「当たり前でしょ。これから結婚するんだから。まさか向こうをこっちに引っ越させるわけにはいかないでしょ。」

だからなんでそんな大事なことこんなギリギリで言うんだよ！

「学校とかはどうすんだよ！」

「あぁ、毎朝車で送ってくれるって言ってたわ。」

ありがたいわね。と言ってる母さんはほんと肝が座ってると思う。

「なんかもう今日色々あってすごい疲れたからもう寝るわ。多分この感じだと明日も休みでしょ？」

母さんが休みを取るときは、大体まとめて取るからな。

「そうね。明日も休みだけど明日しか休みがないから何か必要なことがあったら明日中に言っといてね。おやすみ。」

明日しか休みがないのか。明日は忙しくなりそうだな。さっさと寝るか。

「オッケー。じゃあ、おやすみ。」





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