57 / 57
エピローグ〜青と、夏と、負けヒロインに花束を〜
しおりを挟む
「私は、人生ドラクエ説じゃなくて、人生ポケモン説を推したいね!」
と、彼女は言った。
「いまの世の中、ヒトの一生は、ひとつのストーリーをなぞって、外れないように進めていく『ドラクエ』のようなモノから、好きなポケモンを集めて育てるようなモノに変わってきた、ってこと。ポケモン的な人生は自由度が高いから、何をゴールに設定するのか……それは、プレーヤーの数だけ答えがあるってこと」
これが、ワカ姉の見解だ。
この人生論が、どこまで的を射ているモノなのか、まだ、16年しか生きていない自分には、良くわからない。
ただ、そんな人の一生に関する大きな命題について、正解がわからないのも、無理はない。
なにせ、オレは、つい先ほど、性格最悪なクラスメートから、大きな謎を提示されたばかりなのだ。
・『ナマガミ』の志穂子ルートを攻略する気になれないのは、上坂部葉月の存在が関係しているのか?
・幼なじみに片想いをしている異性に肩入れするのは、危険なことなのか?
・白草四葉ちゃんには、裏アカウントだけで見せる素顔があるのか?
・なぜ名和立夏は、オレの小学生時代の同級生の名前を知っていたのか?
目の前に立ちはだかるミステリアスな問題の数々に、脳内では、今週二度目の『なぜ?の嵐』が吹き荒れる。
オレを悩ませる『恋はくえすちょん』(作詞担当・秋元康)な疑問・難問を提示したそのクラスメートは、言いたいことを言い終えると、
「いま、私が言ったこと、良く考えてみて」
という言葉を残して、食堂を去って行った。
(そんなこと、わざわざ言い残さなくても、もう疑問だらけで頭がいっぱいだよ……)
彼女の言葉を思い出し、考えれば考えるほど、ただでさえ、気温と暑さ指数(WBGT)が上昇中の真夏の午後にあっては、立ちくらみを起こすのではないかというくらい、頭がクラクラしてくる。
「人生は、ドラクエではなく、ポケモンだ」
と、ワカ姉は言うが、いまのオレは、自分に難題を突きつけてきた、名和立夏という大魔王に立ち向かわなければならない――――――。
ただ、難題だらけで、頭がオーバーヒートしそうになる中でも、そのことだけは、自分にも理解できる。
なんとか、ここまで考えをまとめたオレは、脳内の不調が、体調にも影響を与えそうな状況の中、食堂の椅子から立ち上がり、下校することにした。
(とりあえず、頭の中の整理は、家に帰ってからだな……)
テストも終わり、プレッシャーから開放された夏休み前の貴重な時間を自宅で過ごすことにもったいなさを感じたりもするが、これだけ考えるべきことが多いと、自室でガンガンに冷房を掛けて、頭を冷やしながらでないと、到底、思考がまとまらない。
そう考えながら、食堂から校舎に移動し、なんとか生徒昇降口までたどりついたときだった――――――。
ドンッ!
と、左半身に衝撃を感じ、ヨロヨロと、よろけそうになるのをなんとかこらえると、
「キャッ!」
という声とともに、尻もちをつく女子生徒の姿が確認することができ、ぶつかって来た相手が、クラスメートの女子生徒だということがわかった。
「おっ、大島! 大丈夫か!?」
自分の中では、相手にぶつかられたという認識ではあるのだが、床についたまま立ち上がれないでいる大島睦月に目を向けると、彼女を立たせようと手を差し伸べる。
よく見ると、彼女の瞳には涙が浮かんでいた。オレのような、スポーツをしていないヒョロガリな体型でも、女子にとっては、涙が出るほどの衝撃だったのか、と感じて、
「すまない……ちょっと、考え事をしていて、ボサッとしてたから……」
と、申し開きをしながら、彼女の手を取って、立たせようとするのだが、彼女はフルフルと首をヨコに振り、床から立ち上がろうとしない。
「どうしたんだ? 保健室に行くか?」
そうたずねても、なおも、大島は首をヨコに振るばかりだ。そして、彼女は生徒昇降口前の廊下に座り込んだまま、大粒の涙を流して、オレにこう言い放った。
「立花、どうしよう……私、北先生にフラれちゃった!」
衝撃の発言に、思わずオレは大声を上げる。
「ナ、ナニ~~~~~~!」
その声は、コンクリート造りの昇降口に、キ~ンと響き渡ったのだが……。
幸運なことに、一般生徒の下校時間を大きく過ぎ、放課後のクラブ活動が始まったばかりの時間帯のため、周りに生徒や教師の姿は見えなかった。
その状況を確認して、オレは心の底から安堵する。オレ自身の声が校舎に響いてしまったこと以上に、学年でも三本の指に入る容姿を持ち、隠れファンも多い大島睦月の失恋話となれば、アッという間にウワサが広まってしまうのは、火を見るよりも明らかだ。
しかも、その相手が、教師とあっては、そのウワサに、どんな尾ヒレが付くか、わかったモノではない。
「大声を上げて、すまなかった……幸い、近くに他の生徒は居ないし、いったん、落ち着こう」
大島に、そう話しかけると、彼女は、だまってコクリ、とうなずく。
もう一度、彼女に手を差し伸ばし、大島が立ち上がったところで、遠くの方から、パタパタという足音が聞こえてきた。
「あっ! 睦月に、立花くん! 良かった、校内で見つかって……」
そう言って、息せき切りながら走ってきたのは、我がクラスのクラス委員・上坂部葉月だった。彼女の顔を見るなり、大島は、ふたたび、ウワ~ンと泣き声をあげる。
「大丈夫だよ、睦月……小春ちゃんから、大体の話しは聞かせてもらったから」
クラスメートに寄り添い、そっとハグをしたクラス委員は、大島の背中をさすりながら、彼女の友人である浜小春の名前を告げて、穏やかな声で相手を落ち着かせる。
「私も、これから話しを聞かせてもらうから……今日は、クラブを早退しよう?」
上坂部の言葉に、コクリとうなずいた大島は、「ありがとう、葉月……」と、礼を述べ、
「帰る準備をしてくる……」
と言って、下校する準備をしに荷物を取りに行く。
「せっかくだから、立花くんも付き合ってよ」
微笑みながら、オレの同席をうながすクラス委員に、
「大島の許可が出たらな」
と、一言、申し立てをしてからうなずく。
(話を聞く場所は……あそこにするか……)
先日、路上ライブで、名曲を披露してくれたローカル・アイドルの顔を思い浮かべながら、
(武甲之荘のコメダ珈琲って、予約は出来たっけ?)
と、スマホで検索を始める。
こうして、オレは、三人目の負けヒロインの失恋トークに立ち会うことになった……。
ここから語られるのは、「最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラ」的な立ち位置の男子生徒の物語ではない。
一度は、負けヒロインの烙印を押された少女たちが、鹿の子たんたん、虎視眈々(←小学生まで歌い出す、この言い回しはいつまで流行っているだろう?)と機会を狙い、相手との関係を進展させる、そんな物語だ。
クラスメートの涙で、夏が始まった合図がした――――――。
オレには、そんな予感があった。
「傷つき、疲れる」それも良いのかも知れない。
倒すべき大魔王の存在が明確になり、ともに戦うパーティの人選は固まり始めた。
今年の夏は、熱くなりそうだ――――――。
と、彼女は言った。
「いまの世の中、ヒトの一生は、ひとつのストーリーをなぞって、外れないように進めていく『ドラクエ』のようなモノから、好きなポケモンを集めて育てるようなモノに変わってきた、ってこと。ポケモン的な人生は自由度が高いから、何をゴールに設定するのか……それは、プレーヤーの数だけ答えがあるってこと」
これが、ワカ姉の見解だ。
この人生論が、どこまで的を射ているモノなのか、まだ、16年しか生きていない自分には、良くわからない。
ただ、そんな人の一生に関する大きな命題について、正解がわからないのも、無理はない。
なにせ、オレは、つい先ほど、性格最悪なクラスメートから、大きな謎を提示されたばかりなのだ。
・『ナマガミ』の志穂子ルートを攻略する気になれないのは、上坂部葉月の存在が関係しているのか?
・幼なじみに片想いをしている異性に肩入れするのは、危険なことなのか?
・白草四葉ちゃんには、裏アカウントだけで見せる素顔があるのか?
・なぜ名和立夏は、オレの小学生時代の同級生の名前を知っていたのか?
目の前に立ちはだかるミステリアスな問題の数々に、脳内では、今週二度目の『なぜ?の嵐』が吹き荒れる。
オレを悩ませる『恋はくえすちょん』(作詞担当・秋元康)な疑問・難問を提示したそのクラスメートは、言いたいことを言い終えると、
「いま、私が言ったこと、良く考えてみて」
という言葉を残して、食堂を去って行った。
(そんなこと、わざわざ言い残さなくても、もう疑問だらけで頭がいっぱいだよ……)
彼女の言葉を思い出し、考えれば考えるほど、ただでさえ、気温と暑さ指数(WBGT)が上昇中の真夏の午後にあっては、立ちくらみを起こすのではないかというくらい、頭がクラクラしてくる。
「人生は、ドラクエではなく、ポケモンだ」
と、ワカ姉は言うが、いまのオレは、自分に難題を突きつけてきた、名和立夏という大魔王に立ち向かわなければならない――――――。
ただ、難題だらけで、頭がオーバーヒートしそうになる中でも、そのことだけは、自分にも理解できる。
なんとか、ここまで考えをまとめたオレは、脳内の不調が、体調にも影響を与えそうな状況の中、食堂の椅子から立ち上がり、下校することにした。
(とりあえず、頭の中の整理は、家に帰ってからだな……)
テストも終わり、プレッシャーから開放された夏休み前の貴重な時間を自宅で過ごすことにもったいなさを感じたりもするが、これだけ考えるべきことが多いと、自室でガンガンに冷房を掛けて、頭を冷やしながらでないと、到底、思考がまとまらない。
そう考えながら、食堂から校舎に移動し、なんとか生徒昇降口までたどりついたときだった――――――。
ドンッ!
と、左半身に衝撃を感じ、ヨロヨロと、よろけそうになるのをなんとかこらえると、
「キャッ!」
という声とともに、尻もちをつく女子生徒の姿が確認することができ、ぶつかって来た相手が、クラスメートの女子生徒だということがわかった。
「おっ、大島! 大丈夫か!?」
自分の中では、相手にぶつかられたという認識ではあるのだが、床についたまま立ち上がれないでいる大島睦月に目を向けると、彼女を立たせようと手を差し伸べる。
よく見ると、彼女の瞳には涙が浮かんでいた。オレのような、スポーツをしていないヒョロガリな体型でも、女子にとっては、涙が出るほどの衝撃だったのか、と感じて、
「すまない……ちょっと、考え事をしていて、ボサッとしてたから……」
と、申し開きをしながら、彼女の手を取って、立たせようとするのだが、彼女はフルフルと首をヨコに振り、床から立ち上がろうとしない。
「どうしたんだ? 保健室に行くか?」
そうたずねても、なおも、大島は首をヨコに振るばかりだ。そして、彼女は生徒昇降口前の廊下に座り込んだまま、大粒の涙を流して、オレにこう言い放った。
「立花、どうしよう……私、北先生にフラれちゃった!」
衝撃の発言に、思わずオレは大声を上げる。
「ナ、ナニ~~~~~~!」
その声は、コンクリート造りの昇降口に、キ~ンと響き渡ったのだが……。
幸運なことに、一般生徒の下校時間を大きく過ぎ、放課後のクラブ活動が始まったばかりの時間帯のため、周りに生徒や教師の姿は見えなかった。
その状況を確認して、オレは心の底から安堵する。オレ自身の声が校舎に響いてしまったこと以上に、学年でも三本の指に入る容姿を持ち、隠れファンも多い大島睦月の失恋話となれば、アッという間にウワサが広まってしまうのは、火を見るよりも明らかだ。
しかも、その相手が、教師とあっては、そのウワサに、どんな尾ヒレが付くか、わかったモノではない。
「大声を上げて、すまなかった……幸い、近くに他の生徒は居ないし、いったん、落ち着こう」
大島に、そう話しかけると、彼女は、だまってコクリ、とうなずく。
もう一度、彼女に手を差し伸ばし、大島が立ち上がったところで、遠くの方から、パタパタという足音が聞こえてきた。
「あっ! 睦月に、立花くん! 良かった、校内で見つかって……」
そう言って、息せき切りながら走ってきたのは、我がクラスのクラス委員・上坂部葉月だった。彼女の顔を見るなり、大島は、ふたたび、ウワ~ンと泣き声をあげる。
「大丈夫だよ、睦月……小春ちゃんから、大体の話しは聞かせてもらったから」
クラスメートに寄り添い、そっとハグをしたクラス委員は、大島の背中をさすりながら、彼女の友人である浜小春の名前を告げて、穏やかな声で相手を落ち着かせる。
「私も、これから話しを聞かせてもらうから……今日は、クラブを早退しよう?」
上坂部の言葉に、コクリとうなずいた大島は、「ありがとう、葉月……」と、礼を述べ、
「帰る準備をしてくる……」
と言って、下校する準備をしに荷物を取りに行く。
「せっかくだから、立花くんも付き合ってよ」
微笑みながら、オレの同席をうながすクラス委員に、
「大島の許可が出たらな」
と、一言、申し立てをしてからうなずく。
(話を聞く場所は……あそこにするか……)
先日、路上ライブで、名曲を披露してくれたローカル・アイドルの顔を思い浮かべながら、
(武甲之荘のコメダ珈琲って、予約は出来たっけ?)
と、スマホで検索を始める。
こうして、オレは、三人目の負けヒロインの失恋トークに立ち会うことになった……。
ここから語られるのは、「最終話で負けヒロインの横にいるポッと出のモブキャラ」的な立ち位置の男子生徒の物語ではない。
一度は、負けヒロインの烙印を押された少女たちが、鹿の子たんたん、虎視眈々(←小学生まで歌い出す、この言い回しはいつまで流行っているだろう?)と機会を狙い、相手との関係を進展させる、そんな物語だ。
クラスメートの涙で、夏が始まった合図がした――――――。
オレには、そんな予感があった。
「傷つき、疲れる」それも良いのかも知れない。
倒すべき大魔王の存在が明確になり、ともに戦うパーティの人選は固まり始めた。
今年の夏は、熱くなりそうだ――――――。
0
お気に入りに追加
7
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(1件)
あなたにおすすめの小説
AV研は今日もハレンチ
楠富 つかさ
キャラ文芸
あなたが好きなAVはAudioVisual? それともAdultVideo?
AV研はオーディオヴィジュアル研究会の略称で、音楽や動画などメディア媒体の歴史を研究する集まり……というのは建前で、実はとんでもないものを研究していて――
薄暗い過去をちょっとショッキングなピンクで塗りつぶしていくネジの足りない群像劇、ここに開演!!
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
僕のペナントライフ
遊馬友仁
キャラ文芸
〜僕はいかにして心配することを止めてタイガースを愛するようになったか?〜
「なんでやねん!? タイガース……」
頭を抱え続けて15年余り。熱病にとりつかれたファンの人生はかくも辛い。
すべてのスケジュールは試合日程と結果次第。
頭のなかでは、常に自分の精神状態とチームの状態が、こんがらがっている。
ライフプランなんて、とてもじゃないが、立てられたもんじゃない。
このチームを応援し続けるのは、至高の「推し活」か?
それとも、究極の「愚行」なのか?
2023年のペナント・レースを通じて、僕には、その答えが見えてきた――――――。
天才たちとお嬢様
釧路太郎
キャラ文芸
綾乃お嬢様には不思議な力があるのです。
なぜだかわかりませんが、綾乃お嬢様のもとには特別な才能を持った天才が集まってしまうのです。
最初は神山邦弘さんの料理の才能惚れ込んだ綾乃お嬢様でしたが、邦宏さんの息子の将浩さんに秘められた才能に気付いてからは邦宏さんよりも将浩さんに注目しているようです。
様々なタイプの天才の中でもとりわけ気づきにくい才能を持っていた将浩さんと綾乃お嬢様の身の回りで起こる楽しくも不思議な現象はゆっくりと二人の気持ちを変化させていくのでした。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」に投稿しております
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
春から一緒に暮らすことになったいとこたちは露出癖があるせいで僕に色々と見せてくる
釧路太郎
キャラ文芸
僕には露出狂のいとこが三人いる。
他の人にはわからないように僕だけに下着をチラ見せしてくるのだが、他の人はその秘密を誰も知らない。
そんな三人のいとこたちとの共同生活が始まるのだが、僕は何事もなく生活していくことが出来るのか。
三姉妹の長女前田沙緒莉は大学一年生。次女の前田陽香は高校一年生。三女の前田真弓は中学一年生。
新生活に向けたスタートは始まったばかりなのだ。
この作品は「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアッププラス」にも投稿しています。
高校生なのに娘ができちゃった!?
まったりさん
キャラ文芸
不思議な桜が咲く島に住む主人公のもとに、主人公の娘と名乗る妙な女が現われた。その女のせいで主人公の生活はめちゃくちゃ、最初は最悪だったが、段々と主人公の気持ちが変わっていって…!?
そうして、紅葉が桜に変わる頃、物語の幕は閉じる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
良い作品なのでお気に入り登録しました!
お互い頑張りましょう!
コメントをいただき、ありがとうございます!
お気に入り登録もいただき、とても嬉しいです!!
これからも、がんばって行きたいと思いますm(__)m