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切ない恋の大集合 その7
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「二人は魔法使いなわけなんだし、無事だって知らせるんだとしたらそんな物騒なものをプレゼントしないでテレパシーとか手紙とか、伝書鳩とか、他にも平和的な連絡方法ってもんがあるんじゃないの?」
私はもっともな意見を言ってみた。
「そうなんだよな。でもあの二人、天才すぎるて何考えてるかさっぱりわからないんだよ、形式上別れてるとはいえ一時は夫婦だったんだぜ、たしか娘がいたって言ってたけどなんでだか、今だに子供みたいな恋愛をしてるんだよな」
「確かに・・・師匠は離婚しててもアルカナのこと愛してるって言い張ってたしな」
大人の事情で偽装離婚したって言ってたけど、なにせ国が絡んでたからな。
「そうなんだ」
「天才イコール天災になるいい例だろ、本当は俺はあいつらが国を滅ぼすんじゃないかって思うぐらいさ、しかも滅ぼすつもりじゃなくて遊びのつもりでな。本当、二人そろうと厄介だし・・・」
イザベラがぶつぶつ言う。
「そんなに天才ならたとえ国が絡んでても、何とかできそうだけど?」
「確かに俺もそう思ったんだがそれが不思議なんだよな、何か理由があるらしいんだけどあの二人を見てるとろくなことじゃなさそうだけどな・・・」
「うん・・・」
リンが答える。
「そうなの?」
「でも、一応、オラクルは師匠だしな・・・」
リンが諦めたようにつぶやいた。
「ああ、俺も上司になる予定だからな、うーん、塔に就職決めたの早すぎたかな?」
どうやら食べ終わってこっちにきたアリスも会話を聞いて呆然としているところを見るとリンと違って知らなかったみたい。
レオンはと言うと真剣に何か考え込んでいるけど。
「そういえばイザベラはオラクルにいつの間に会ってたの?」
「えっと、オラクルは例の魔法の塔の責任者だろ。俺、既に就職面接したんだ、まあ青田買いだな、それに今回の闇魔法、いや黒魔法もアルカナとオラクルが俺に教えてくれたんだ、でもあいつらスパルタすぎて死ぬかと思った」
「そうなんだ」
ふと気になることが・・・
「そういえばイザベラが見たオラクルって美人なの?」
私はどう見ても上品なおばあさんに見えたけど、魔法使いだから年齢をかえれるんだよね。
美少女っていうのは本当かな?そういえば、アルカナも少年ぽかったしな。
「そうだな面接のときは老婆だったな。あれが本来の年齢かもしれないけど、まあどっちかといったらドジっこ属性が強めの可憐な女の子のはずなんだけど、俺には見せてくれなかったな」
「はあ?何その人物像?見ていないのにはっきり言いきってるのはどうして???」
そういえば、本当の姿を滅多に見せないって言ってたからイザベラが詳しく知ってるの不思議なんだけど・・・
「そうだよな、俺も実際には見てないからな、ただ設定を知ってるだけだしな」
設定・・・あっ、そっか・・・イザベラは先まで話が分かってるんだもんね。
とにかく、これからどうするのか話をちゃんと整理したいのに気が付いたらもう消灯の時間になっていた。
なので話し足りなかったけど、この日は解散になった。
私はもっともな意見を言ってみた。
「そうなんだよな。でもあの二人、天才すぎるて何考えてるかさっぱりわからないんだよ、形式上別れてるとはいえ一時は夫婦だったんだぜ、たしか娘がいたって言ってたけどなんでだか、今だに子供みたいな恋愛をしてるんだよな」
「確かに・・・師匠は離婚しててもアルカナのこと愛してるって言い張ってたしな」
大人の事情で偽装離婚したって言ってたけど、なにせ国が絡んでたからな。
「そうなんだ」
「天才イコール天災になるいい例だろ、本当は俺はあいつらが国を滅ぼすんじゃないかって思うぐらいさ、しかも滅ぼすつもりじゃなくて遊びのつもりでな。本当、二人そろうと厄介だし・・・」
イザベラがぶつぶつ言う。
「そんなに天才ならたとえ国が絡んでても、何とかできそうだけど?」
「確かに俺もそう思ったんだがそれが不思議なんだよな、何か理由があるらしいんだけどあの二人を見てるとろくなことじゃなさそうだけどな・・・」
「うん・・・」
リンが答える。
「そうなの?」
「でも、一応、オラクルは師匠だしな・・・」
リンが諦めたようにつぶやいた。
「ああ、俺も上司になる予定だからな、うーん、塔に就職決めたの早すぎたかな?」
どうやら食べ終わってこっちにきたアリスも会話を聞いて呆然としているところを見るとリンと違って知らなかったみたい。
レオンはと言うと真剣に何か考え込んでいるけど。
「そういえばイザベラはオラクルにいつの間に会ってたの?」
「えっと、オラクルは例の魔法の塔の責任者だろ。俺、既に就職面接したんだ、まあ青田買いだな、それに今回の闇魔法、いや黒魔法もアルカナとオラクルが俺に教えてくれたんだ、でもあいつらスパルタすぎて死ぬかと思った」
「そうなんだ」
ふと気になることが・・・
「そういえばイザベラが見たオラクルって美人なの?」
私はどう見ても上品なおばあさんに見えたけど、魔法使いだから年齢をかえれるんだよね。
美少女っていうのは本当かな?そういえば、アルカナも少年ぽかったしな。
「そうだな面接のときは老婆だったな。あれが本来の年齢かもしれないけど、まあどっちかといったらドジっこ属性が強めの可憐な女の子のはずなんだけど、俺には見せてくれなかったな」
「はあ?何その人物像?見ていないのにはっきり言いきってるのはどうして???」
そういえば、本当の姿を滅多に見せないって言ってたからイザベラが詳しく知ってるの不思議なんだけど・・・
「そうだよな、俺も実際には見てないからな、ただ設定を知ってるだけだしな」
設定・・・あっ、そっか・・・イザベラは先まで話が分かってるんだもんね。
とにかく、これからどうするのか話をちゃんと整理したいのに気が付いたらもう消灯の時間になっていた。
なので話し足りなかったけど、この日は解散になった。
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