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ままならないストーリーその3
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「ねえ、国全部浄化ってものすごくない?あの亮だよ?素直に浄化するかわからないし、聖女の役割なんて絶対にしないと思うんだけど・・・」
「まあ、厄介だな・・・亮の場合は元々聖女のポテンシャルもってるだろ、あいつ、いつの間にかユニコーンとも契約してるし」
「はあ?ユニコーンって確か、乙女しか契約しないんじゃなかったっけ?」
こんな知識だけは持ってるけど、ユニコーンってやっぱり異世界っぽいなと思う。
「偏見かもしれないけど・・・エルフとか処女好きそうだしな」
それ、確かに偏見・・・???
そういえば、そうだった。
「まあ、亮の場合、マジで攻略対象以外にヤバイ奴らにも好かれているけどな」
「それって極楽鳥やエルフの事でしょ?」
思わず突っ込む。
「まあ、そうだよ、本来ならトルマリンの王子からだろ?ちょっとおかしんだよな・・・まあエルフは攻略対象の一人だけどさ、エルフの攻略はゲームの後半だったし・・・」
「ふーん、そういえば、トルマリン王国の王子は何で亮に興味なかったの?」
「まあ、原因はあいつ学校さぼってというか影武者を立てて冒険三昧だったしな。でも亮だって王子と一回も会ってないとは考えにくいしな、まさかと思うが案外極楽鳥が徹底的にじゃましてたりして・・・」
それ、絶対当たりだと思う。
「それに亮とは王子イベントも起きてないから、実際に交流してみないとからないかもな。エリザベスがイベントとったりしたからかなあ?だいたいマリーごときの魅了に亮が負けるわけないからな、ただ問題は亮が王子を認識しているかは謎だしな」
うんうん、そういうとこあるよね、亮って・・・王子って言われてもスルーしてるんじゃないかな・・・興味ないものは見えないっていうのが亮だもん。
「でも、極楽鳥にはものすごくなついているよ」
師匠って呼んでるし。
「うん、亮は極楽鳥のこと師匠って呼んでるな、そういえば、滅多に甘えない亮でも極楽鳥には心を許してるな、兄としては複雑・・・いやどうでもいいわ」
負け惜しみ?でもわかる。
「うん、それが不思議、私だって負けるもん」
親よりも尊敬してるって言ってて、もうとっくに親としての役割は終えてるもん。
「ねえ、そういえばエルフの留学生も私じゃなくて亮を誘っていたけど大丈夫かな?」
イザベラがぎょっとした顔をした。
「ええっ、亮を誘っただって・・・なんて命知らずなって極楽鳥はいたのか?」
「いたよ、でも、うーん、黙ってはなかったけど、亮ってば空気読まないから・・・可愛くエメラルド王国に行きたいって言ってたよ、本人は旅行気分だったと思うけど・・・」
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それ、確かに偏見・・・???
そういえば、そうだった。
「まあ、亮の場合、マジで攻略対象以外にヤバイ奴らにも好かれているけどな」
「それって極楽鳥やエルフの事でしょ?」
思わず突っ込む。
「まあ、そうだよ、本来ならトルマリンの王子からだろ?ちょっとおかしんだよな・・・まあエルフは攻略対象の一人だけどさ、エルフの攻略はゲームの後半だったし・・・」
「ふーん、そういえば、トルマリン王国の王子は何で亮に興味なかったの?」
「まあ、原因はあいつ学校さぼってというか影武者を立てて冒険三昧だったしな。でも亮だって王子と一回も会ってないとは考えにくいしな、まさかと思うが案外極楽鳥が徹底的にじゃましてたりして・・・」
それ、絶対当たりだと思う。
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うんうん、そういうとこあるよね、亮って・・・王子って言われてもスルーしてるんじゃないかな・・・興味ないものは見えないっていうのが亮だもん。
「でも、極楽鳥にはものすごくなついているよ」
師匠って呼んでるし。
「うん、亮は極楽鳥のこと師匠って呼んでるな、そういえば、滅多に甘えない亮でも極楽鳥には心を許してるな、兄としては複雑・・・いやどうでもいいわ」
負け惜しみ?でもわかる。
「うん、それが不思議、私だって負けるもん」
親よりも尊敬してるって言ってて、もうとっくに親としての役割は終えてるもん。
「ねえ、そういえばエルフの留学生も私じゃなくて亮を誘っていたけど大丈夫かな?」
イザベラがぎょっとした顔をした。
「ええっ、亮を誘っただって・・・なんて命知らずなって極楽鳥はいたのか?」
「いたよ、でも、うーん、黙ってはなかったけど、亮ってば空気読まないから・・・可愛くエメラルド王国に行きたいって言ってたよ、本人は旅行気分だったと思うけど・・・」
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