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ストーリーの行方 その5
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「まあ、俺もちょっと引くけど、ゲームだとそんなもんかなって・・・乙女ゲームの割には魔物のグロさや、戦っている攻略対象達のシーンや聖女がみんなを癒すシーンなど凝ってたよ」
そんなところを凝るのってなんか嫌だな・・・って・・・ん?
「ねえ、イザベラはトルマリン王国を滅ぼす魔物見たことがあるの?」
「私の考えにレオンと極楽鳥がぎょっとした顔をしている」
レオンはいたの知ってるけどいつの間に極楽鳥までいたんだろう?
どうせ二人して勝手に私の心を覗いていたんだろうけど、やっぱりそんな強い魔物存在していたんだと思った。
だとしたら、アルカナの娘さんもその魔物に・・・
「確かに俺は魔物を知っている。俺もゲームコンプリートしてたしな、記憶はあいまいだけど三段階に分かれていて、段々と変化するんだよ」
「へえ・・・」
「だから、正直言うと最終形態は結構覚えてるんだけど、最初と次の形態はあんまり覚えてない」
「そうなんだ・・・」
「俺、絵心もない」
「まあそうだよね、でも、心をのぞけば見えるらしいから大丈夫じゃない?」
「俺も一応似たような魔物はこの国には存在していなかったもんだからサファイヤ王国に行った時も参考になる本や、俺たちと同じような時にきた人物たちと接触したりして聞いたんだけど、そいつらのうち、神に近い絵師さんがいてな」
「えしさん???」
「一応頼んでみたけど残念なことに、そいつ可愛いキャラ専門絵師だから、魔物は書いてくれなかった」
「いや、だから心をのぞかせればいいんじゃないの?」
「俺はいいんだけど、俺の中のイザベラがレオンを毛嫌いしているからレオンには見えないかもな、中でストップかけてるからどうにもできないよ、でももしかしたら極楽鳥なら見えるんじゃないか?」
極楽鳥の方を見ても平然とした顔をしているので心当たりなかったのだろうと思った。
「とにかくもう少し粘れば魔物を書いてくれるやつに出会えたかもしれないが、途中からアルカナに邪魔されたからな」
そういえば極楽鳥がイザベラがアルカナと一緒にいるって言ってたな。
「アルカナは何でイザベラのところに来たのよ?」
「それは、魔法の伝授だよ」
「えっ?」
一応大魔法使いなんだよね、アルカナって、イザベラったら一体どんな魔法を伝授したの?
「俺、闇の魔法を習うの向いてないからやらないでおこうと思っていたんだけれど、やっぱり、習得しなくちゃいけなかったらしい、言われてみれば悪役令嬢なのに、白魔法だけにたけてたら、聖女候補になっちゃうもんな」
「えっ?そんな理由?」
「うん、だから今回白黒バランスが取れて実はほっとしたよ」
そういうものなの???
そんなところを凝るのってなんか嫌だな・・・って・・・ん?
「ねえ、イザベラはトルマリン王国を滅ぼす魔物見たことがあるの?」
「私の考えにレオンと極楽鳥がぎょっとした顔をしている」
レオンはいたの知ってるけどいつの間に極楽鳥までいたんだろう?
どうせ二人して勝手に私の心を覗いていたんだろうけど、やっぱりそんな強い魔物存在していたんだと思った。
だとしたら、アルカナの娘さんもその魔物に・・・
「確かに俺は魔物を知っている。俺もゲームコンプリートしてたしな、記憶はあいまいだけど三段階に分かれていて、段々と変化するんだよ」
「へえ・・・」
「だから、正直言うと最終形態は結構覚えてるんだけど、最初と次の形態はあんまり覚えてない」
「そうなんだ・・・」
「俺、絵心もない」
「まあそうだよね、でも、心をのぞけば見えるらしいから大丈夫じゃない?」
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「えしさん???」
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「いや、だから心をのぞかせればいいんじゃないの?」
「俺はいいんだけど、俺の中のイザベラがレオンを毛嫌いしているからレオンには見えないかもな、中でストップかけてるからどうにもできないよ、でももしかしたら極楽鳥なら見えるんじゃないか?」
極楽鳥の方を見ても平然とした顔をしているので心当たりなかったのだろうと思った。
「とにかくもう少し粘れば魔物を書いてくれるやつに出会えたかもしれないが、途中からアルカナに邪魔されたからな」
そういえば極楽鳥がイザベラがアルカナと一緒にいるって言ってたな。
「アルカナは何でイザベラのところに来たのよ?」
「それは、魔法の伝授だよ」
「えっ?」
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「俺、闇の魔法を習うの向いてないからやらないでおこうと思っていたんだけれど、やっぱり、習得しなくちゃいけなかったらしい、言われてみれば悪役令嬢なのに、白魔法だけにたけてたら、聖女候補になっちゃうもんな」
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「うん、だから今回白黒バランスが取れて実はほっとしたよ」
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