息子が悪役令嬢だった件

小説の世界 再び 匠 その3

　
　俺は、彼女を、ぎゅっと抱きしめて、ゆっくりと押し倒す。

　彼女が、緊張してガチガチになっている様子が本当に、可愛いくて、可愛い、可愛い、可愛いと思わず、可愛いを連発しながら、彼女の胸に顔を埋める。

　柔らかいし、大きいし、胸の谷間から、ホテルのボディーソープの匂いがする。

　俺は、背中に手をまわしながら、せっかく見せてくれた赤い下着を取る。

　白く浮き出た胸を見た途端、我慢できず、思わず吸ってしまったが、案の定、びっくりさせたみたいで叫ばれた。

　でも、すかさずに、沢山のキスを胸に降らせた。

　彼女は、たどたどしく、声をだしたが、やっぱり感じてないんだな、と思った。

　慣らさないと駄目だな。

　でも、正直に言うと、俺が、もちそうにないんだが・・・

　それでも一応、確認の為、彼女の大事なところを指で優しく触ってみるが、やっぱり、全然、濡れてない。

　紐パンの紐を口でほどいて、そのまま舐めようとしたが、全力で拒否される。

　うーん、仕方がない。

　俺は、肩から順番に、念入りにマッサージをした。

　その手を、だんだん下の方に手を移動させる。

　身体がリラックスしたのか、少しだけ濡れてきたが、多分これ、指一本すら、はいんないよ・・・な。

　今日は、あきらめて、ただ、気持ち良くさせようと思っていたら、彼女が、　

「さあ、遠慮しないで、一気に挿れちゃってください」

　と言った。

　思わず、笑いそうになった。

　ええっと・・・こら、

　ちょっと濡れただけじゃ、挿れらないよと心の中ではつっこんだが、本人は涙目で必死に訴えかける。

　ずるいなあ、もう。

　ちなみに、指をちょっといれたら、悲鳴上げた。

　それでも、彼女は、果敢にチャレンジしようとしてた。

　だけど、本当に、痛かったのか、最後にはギブアップした。

　彼女は、ちょっと泣き出したが、それも、俺にとっては、ひたすら可愛かった。

　慰めながらも俺は、彼女の柔らかい身体を堪能した。

　挿れられなかったけど・・・

　彼女は、気持ちよさそうにしていたが、疲れたのか、裸のまま眠ってしまった。

　俺は、結局、自分で処理をした。

　次の日、平謝りされたけど、俺が、

「次は白でお願いします」

　というと、彼女は、笑って

「はい」

　と返事をしたのだった。