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トラブル発生の理由 1
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極楽鳥については、どうせ亮のいるところにしかついて行かないのだから、利用はさせてもらう。
亮がトルマリン王国にいないとなると、極楽鳥をトルマリン王国に引き留めることはできないだろう。
もっとも、俺だってすぐにサファイア王国のお世話になるかもしれないから、この留学はうまく立ち回らなければいけないのだが、果たしてどうなることやら。
とりあえず、留学までまだ日にちがあるので、俺はもう一度、図書館でめぼしい文献を探すことにした。
流石の俺でも、見落としってやつがあるかもしれないしな。
それにしても、攻略対象のどれかのルートに乗らないとトラブルが永遠に続きそうで、ゾッとする。
そういえば、俺の中にいるイザベラについては、やみにも相談してみた。
イザベラが俺の中にいるってことについては、むしろ精霊の方が詳しいかと思ったからだ。
だが、やみにはそんなことはありえないとガチで怒られた。
どうやら、精霊との契約上ではあり得ない話らしく、あまりにも機嫌が悪くなったので、それ以来話題にしてない。
まあ、俺としては、隠すつもりは全くなかったから、極楽鳥にも話したし、エリザベスにも話したが、エリザベスも奇妙な目をしたまま俺を見て、顔色を変えてたしな。
エリザベスに関しては、俺のことおかしいと思われたのか、この話を信じてないのか、よくわからない反応だったから、ちょっと不安になった。
元々、エリザベスは変わっているから、普通の反応はしないとは思っていた。
だが、基本エリザベスは単純だからすぐに信じると思ったんだけどな。
とりあえず図書館に行った俺だが、この図書館で最大のトラブルが待っているとは思わずに、いつものようにエリザベスと待ち合わせをしつつ、ちょうどいい機会だから、ついでにエリザベスにサファイア王国に留学する件を話そうと思っていたのだが、そんなことはこのトラブルですべて吹っ飛んでしまった。
何故なら、図書館に王子一行とマリーと、なぜか、攻略対象の一人であるエルフの留学生まできやがった。
後から考えると、この日に限って運の悪い偶然が続いた。
この日はまず、いつもいる司書の先生が居なかった。
この図書館は、図書館司書の先生が俺のことを気に入ってくれていて、俺が図書館にいる間は魔力の低い生徒や教師をを入れないようにしていた。
学園も貴族優遇措置の一つで、いわゆるお金持ち枠でエリザベスがこの学園に入れたように、魔力は低いが権力があるという人物が教師になってたりする。
権力を持っているお方はなかなか面倒なので、堂々と俺が禁書を読むので、流石に周囲に目を付けられないように配慮をしてくれてたらしい。
亮がトルマリン王国にいないとなると、極楽鳥をトルマリン王国に引き留めることはできないだろう。
もっとも、俺だってすぐにサファイア王国のお世話になるかもしれないから、この留学はうまく立ち回らなければいけないのだが、果たしてどうなることやら。
とりあえず、留学までまだ日にちがあるので、俺はもう一度、図書館でめぼしい文献を探すことにした。
流石の俺でも、見落としってやつがあるかもしれないしな。
それにしても、攻略対象のどれかのルートに乗らないとトラブルが永遠に続きそうで、ゾッとする。
そういえば、俺の中にいるイザベラについては、やみにも相談してみた。
イザベラが俺の中にいるってことについては、むしろ精霊の方が詳しいかと思ったからだ。
だが、やみにはそんなことはありえないとガチで怒られた。
どうやら、精霊との契約上ではあり得ない話らしく、あまりにも機嫌が悪くなったので、それ以来話題にしてない。
まあ、俺としては、隠すつもりは全くなかったから、極楽鳥にも話したし、エリザベスにも話したが、エリザベスも奇妙な目をしたまま俺を見て、顔色を変えてたしな。
エリザベスに関しては、俺のことおかしいと思われたのか、この話を信じてないのか、よくわからない反応だったから、ちょっと不安になった。
元々、エリザベスは変わっているから、普通の反応はしないとは思っていた。
だが、基本エリザベスは単純だからすぐに信じると思ったんだけどな。
とりあえず図書館に行った俺だが、この図書館で最大のトラブルが待っているとは思わずに、いつものようにエリザベスと待ち合わせをしつつ、ちょうどいい機会だから、ついでにエリザベスにサファイア王国に留学する件を話そうと思っていたのだが、そんなことはこのトラブルですべて吹っ飛んでしまった。
何故なら、図書館に王子一行とマリーと、なぜか、攻略対象の一人であるエルフの留学生まできやがった。
後から考えると、この日に限って運の悪い偶然が続いた。
この日はまず、いつもいる司書の先生が居なかった。
この図書館は、図書館司書の先生が俺のことを気に入ってくれていて、俺が図書館にいる間は魔力の低い生徒や教師をを入れないようにしていた。
学園も貴族優遇措置の一つで、いわゆるお金持ち枠でエリザベスがこの学園に入れたように、魔力は低いが権力があるという人物が教師になってたりする。
権力を持っているお方はなかなか面倒なので、堂々と俺が禁書を読むので、流石に周囲に目を付けられないように配慮をしてくれてたらしい。
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