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case2/平凡な人生に恋というスパイスを
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セックスはまあまあ気持ちいいし相手は満足、こっちも満足。
懐は温まるし短時間労働。
俺の仕事はそういうやつだ。
指名がなければ休みで、呼ばれれば最高一晩五人相手にした。
3Pもあったからこその人数だけど。
好きな人とするよりよっぽど楽だと俺が言ったって祐ちゃんから聞いたけど、我ながら納得する。
店でダラダラしながら呼ばれるのを待って、連絡が入ったら指定されたところまで行く。
結構リピーターが多いからだいたい知った顔だ。
この前はホテルのレストランでディナーを食べた。
ただでうまいもの食べさせてもらえるのは嬉しい。
でも久々のドレスコードが窮屈でなんか落ち着かなかった。
中にローター3つ入れられてたからブンブン鳴ってるのが骨まで響いてて、バレたらどうするんだろうなって思ってた。
前の日にパドルで嫌ってほど尻打たれてたからジンジンして座ってると落ち着かなかった。
もぞもぞしてたらお客さんはなんだか嬉しそうに俺を見てた。
ローターが振動してるのは分かるんだけど、最初しか感じなかったしもう慣れてちょっと痺れてきてるからうんざりしてた。
ディナーは文句なく美味しくてワインも進んだし満足した。
お客さんは食べてる俺を眺めて楽しそうにしてたけど、そういう性癖なのかもしれない。
人が食べてる姿にエクスタシーを感じるって人はそう珍しくもない気がする。
それも仕事の一環だから俺は別に気にせずに食べた。
肉なんか柔らかくってナイフ入れるとすうっと切れてとろとろで、すごくおいしかった。
ワイン飲み過ぎてちょっとふらつきながらスイートルームに連れてかれて抱かれた。
酔ってて眠かったけど買われてるんだからちゃんと仕事しなきゃって、いつもみたいにあんあん言った。
ローター引き抜かれたって痺れて感じないんだけど、演技でも声は出す。
気持ちよくなってるんだって見せるのは大事なサービスだ。
突っ込まれて揺すぶられても勝手に声が出るほど気持ちよくはならないから、俺は自分で声を出すようにしている。
ずっと喘いでるのは難しくて、喉も痛くなるし口は疲れるしだんだん声も弱くなってくる。
気持ちいい?って訊かれるから気持ちいい気持ちいいっていちいち大きい声出さなきゃいけない。
AV女優って大変だろうな。
自分で動かせてくれるならまだしも、その時は後ろから突き上げられた。
打ちつけられると腫れた尻が痛くって変な声が出そうだった。
せめてバラ鞭使って欲しかった。
パドルは音の通りの強さで芯まで痛みがくる。
多分お客さんも赤くなってるのに気づいてたと思う。
この前会った時は確か全身に麻縄の痕があっても気にしてなかったからいいけど。
俺たちの体は商品だからあんまり痕とか残るとうちのオーナーさんに怒られる。
もちろんそれなりの料金はもらってる。
特殊プレイ分だけじゃなく、傷をつけたり痕をつけたりした場合の慰謝料みたいなもの。
俺はそういう客に当たることが多いらしくて、ちょっと心配されてる。
気絶することはあっても体の痕は三日もあれば消えるし怪我なんてほとんどしないし別に気にしてないけど。
だから普通にセックスしてくれるお客さんは助かる。
さすがに一晩二回のSMは体力がもたない。
別に毎日毎日お客さんがいるわけじゃないから、時には店で夜が明けるまで待機ってこともある。
よくオーナー室で煙草吸いながらぼんやりしてるんだけど、気づくと結構時間が経ってる。
その後仕事が入って出てったら雑誌読んでた祐ちゃんがお疲れ様ですって言ったから今から疲れることするんだけどなって不思議だった。
俺もお疲れ様って返したら変な顔されたけど何だったんだろう。
祐ちゃんは俺が教育係として仕込んだ子の一人だ。
結構長くて、顔を合わせることも多いから店の子の中では一番仲がいいと思う。
祐ちゃんはこの頃初めての教育係に苦戦してるみたいだ。
新人の子は指突っ込んだら吐いたらしくて、向いてないなって思った。
祐ちゃんが下手だってわけじゃないだろうし。
祐ちゃんは優秀な子だった。
なんでこの店に来たのかはわからないけど、初めて会った時男相手の経験はなかった。
女の子みたいにかわいい顔してたけどなんかとっつきにくそうで、じっと俺を見た目は品定めするみたいだった。
今ならあの時は緊張してたんだなって分かるけど。
準備の仕方を教えればそつなくこなしたし、初めて指入れた時も力の抜き方がうまかった。
やっぱり慣れるまでにそれなりの時間は欲しかったけど、前と一緒にいじってやれば狭い穴ぎゅうぎゅうに締め付けて、快感だって覚えるの早かった。
運動神経がいいんだろうなと思う。
道つけてあげれば自分でいじって慣らしてるみたいだったし。
俺の見てる前でさせたけど、なかなか扇情的で自分の見せ方うまい子だなって思った。
初めて突っ込んだ時はもうすっかり開発されてて、すごい声あげてしがみついてきたっけ。
こんなに感じやすくて大丈夫かなって思った。
泣きながら高い声だしてるのがかわいくて、多分この店の重鎮になるんじゃないかなって。
俺の名前いっぱい呼びながらイって、体ガクガク震えてたなあ。
薄くて細い体だけどしなやかで、結構やらしかった。
この子がもっと慣れたらお客さん取られちゃいそうだなって思ってたけど、まあうまくいってる。
新人の子だけど、なんか騙されて借金押し付けられたみたいで大変そうだ。
こういう仕事じゃないと返せないくらいなんだからよっぽどなんだろう。
うちは裏で危ないところと手結んでるらしいからそっちから流れてきたのかもしれないけど。
いくらかそっちに稼ぎを流すことで安全は保証されてるんだから、保険みたいなものなんだろう。
みかじめ料っていうやつかもしれない。
そういうのは俺の仕事の領域じゃないからよく知らないけど。
怖い人に会ったこともないし、危ないとこと繋がってるっていうのもあくまで従業員内の噂だ。
前にオーナー室でくつろいでたら派手なスーツの人達が来て接待させられたけど、関係あるんだろうか。
でも普通のセックスだったしそういう生業の人たちにしてはぬるかったから違う気もする。
懐は温まるし短時間労働。
俺の仕事はそういうやつだ。
指名がなければ休みで、呼ばれれば最高一晩五人相手にした。
3Pもあったからこその人数だけど。
好きな人とするよりよっぽど楽だと俺が言ったって祐ちゃんから聞いたけど、我ながら納得する。
店でダラダラしながら呼ばれるのを待って、連絡が入ったら指定されたところまで行く。
結構リピーターが多いからだいたい知った顔だ。
この前はホテルのレストランでディナーを食べた。
ただでうまいもの食べさせてもらえるのは嬉しい。
でも久々のドレスコードが窮屈でなんか落ち着かなかった。
中にローター3つ入れられてたからブンブン鳴ってるのが骨まで響いてて、バレたらどうするんだろうなって思ってた。
前の日にパドルで嫌ってほど尻打たれてたからジンジンして座ってると落ち着かなかった。
もぞもぞしてたらお客さんはなんだか嬉しそうに俺を見てた。
ローターが振動してるのは分かるんだけど、最初しか感じなかったしもう慣れてちょっと痺れてきてるからうんざりしてた。
ディナーは文句なく美味しくてワインも進んだし満足した。
お客さんは食べてる俺を眺めて楽しそうにしてたけど、そういう性癖なのかもしれない。
人が食べてる姿にエクスタシーを感じるって人はそう珍しくもない気がする。
それも仕事の一環だから俺は別に気にせずに食べた。
肉なんか柔らかくってナイフ入れるとすうっと切れてとろとろで、すごくおいしかった。
ワイン飲み過ぎてちょっとふらつきながらスイートルームに連れてかれて抱かれた。
酔ってて眠かったけど買われてるんだからちゃんと仕事しなきゃって、いつもみたいにあんあん言った。
ローター引き抜かれたって痺れて感じないんだけど、演技でも声は出す。
気持ちよくなってるんだって見せるのは大事なサービスだ。
突っ込まれて揺すぶられても勝手に声が出るほど気持ちよくはならないから、俺は自分で声を出すようにしている。
ずっと喘いでるのは難しくて、喉も痛くなるし口は疲れるしだんだん声も弱くなってくる。
気持ちいい?って訊かれるから気持ちいい気持ちいいっていちいち大きい声出さなきゃいけない。
AV女優って大変だろうな。
自分で動かせてくれるならまだしも、その時は後ろから突き上げられた。
打ちつけられると腫れた尻が痛くって変な声が出そうだった。
せめてバラ鞭使って欲しかった。
パドルは音の通りの強さで芯まで痛みがくる。
多分お客さんも赤くなってるのに気づいてたと思う。
この前会った時は確か全身に麻縄の痕があっても気にしてなかったからいいけど。
俺たちの体は商品だからあんまり痕とか残るとうちのオーナーさんに怒られる。
もちろんそれなりの料金はもらってる。
特殊プレイ分だけじゃなく、傷をつけたり痕をつけたりした場合の慰謝料みたいなもの。
俺はそういう客に当たることが多いらしくて、ちょっと心配されてる。
気絶することはあっても体の痕は三日もあれば消えるし怪我なんてほとんどしないし別に気にしてないけど。
だから普通にセックスしてくれるお客さんは助かる。
さすがに一晩二回のSMは体力がもたない。
別に毎日毎日お客さんがいるわけじゃないから、時には店で夜が明けるまで待機ってこともある。
よくオーナー室で煙草吸いながらぼんやりしてるんだけど、気づくと結構時間が経ってる。
その後仕事が入って出てったら雑誌読んでた祐ちゃんがお疲れ様ですって言ったから今から疲れることするんだけどなって不思議だった。
俺もお疲れ様って返したら変な顔されたけど何だったんだろう。
祐ちゃんは俺が教育係として仕込んだ子の一人だ。
結構長くて、顔を合わせることも多いから店の子の中では一番仲がいいと思う。
祐ちゃんはこの頃初めての教育係に苦戦してるみたいだ。
新人の子は指突っ込んだら吐いたらしくて、向いてないなって思った。
祐ちゃんが下手だってわけじゃないだろうし。
祐ちゃんは優秀な子だった。
なんでこの店に来たのかはわからないけど、初めて会った時男相手の経験はなかった。
女の子みたいにかわいい顔してたけどなんかとっつきにくそうで、じっと俺を見た目は品定めするみたいだった。
今ならあの時は緊張してたんだなって分かるけど。
準備の仕方を教えればそつなくこなしたし、初めて指入れた時も力の抜き方がうまかった。
やっぱり慣れるまでにそれなりの時間は欲しかったけど、前と一緒にいじってやれば狭い穴ぎゅうぎゅうに締め付けて、快感だって覚えるの早かった。
運動神経がいいんだろうなと思う。
道つけてあげれば自分でいじって慣らしてるみたいだったし。
俺の見てる前でさせたけど、なかなか扇情的で自分の見せ方うまい子だなって思った。
初めて突っ込んだ時はもうすっかり開発されてて、すごい声あげてしがみついてきたっけ。
こんなに感じやすくて大丈夫かなって思った。
泣きながら高い声だしてるのがかわいくて、多分この店の重鎮になるんじゃないかなって。
俺の名前いっぱい呼びながらイって、体ガクガク震えてたなあ。
薄くて細い体だけどしなやかで、結構やらしかった。
この子がもっと慣れたらお客さん取られちゃいそうだなって思ってたけど、まあうまくいってる。
新人の子だけど、なんか騙されて借金押し付けられたみたいで大変そうだ。
こういう仕事じゃないと返せないくらいなんだからよっぽどなんだろう。
うちは裏で危ないところと手結んでるらしいからそっちから流れてきたのかもしれないけど。
いくらかそっちに稼ぎを流すことで安全は保証されてるんだから、保険みたいなものなんだろう。
みかじめ料っていうやつかもしれない。
そういうのは俺の仕事の領域じゃないからよく知らないけど。
怖い人に会ったこともないし、危ないとこと繋がってるっていうのもあくまで従業員内の噂だ。
前にオーナー室でくつろいでたら派手なスーツの人達が来て接待させられたけど、関係あるんだろうか。
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