幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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エピローグ
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「どうしたの? カズ君の番だよ?」
聞き覚えのある声を聞いた俺はハッと気がついた。
「結美...」
俺が制服姿の彼女を見ると、周りにいた佐藤が笑い出した。
「おいおい、どうしたんだよ和希。ゲーム中に居眠りするなんてお前らしくもない」
続いて石川もため息を吐いた。
「居眠りなんてよしてくれよ。僕はゲームで君と遊ぶためにここにいるんだからさ」
「佐藤...石川...」
俺が彼らの名前を呼ぶと、黒髪の少女が声を出した。
「もう! 高坂さん! ゲームに集中してください!」
「...誰だ?」
俺の言葉に彼女は驚いたような声をあげる。
「まっ! まさか私のことを忘れたんですか!? いくら幼馴染で美人な愛川さんが隣にいるとはいえそれはあんまりですよ! 黒木、黒木蜜香です!」
ショートカットのサイドテール女子は黒木蜜香と言うらしい。
少し幼げのある顔で声も子供っぽい。
まあ、高校1年生なので当然か。
と言うかここにいる奴は全員高校1年生で新入生だったな...。
そしてここはボードゲーム部の部室で部長は俺だ。
「そうだな、悪かった蜜香。じゃあサイコロを振るぞ」
俺は自分の駒を進めるためにサイコロを振るのだ。
今日も、そしてこれからも。
~終わり~
聞き覚えのある声を聞いた俺はハッと気がついた。
「結美...」
俺が制服姿の彼女を見ると、周りにいた佐藤が笑い出した。
「おいおい、どうしたんだよ和希。ゲーム中に居眠りするなんてお前らしくもない」
続いて石川もため息を吐いた。
「居眠りなんてよしてくれよ。僕はゲームで君と遊ぶためにここにいるんだからさ」
「佐藤...石川...」
俺が彼らの名前を呼ぶと、黒髪の少女が声を出した。
「もう! 高坂さん! ゲームに集中してください!」
「...誰だ?」
俺の言葉に彼女は驚いたような声をあげる。
「まっ! まさか私のことを忘れたんですか!? いくら幼馴染で美人な愛川さんが隣にいるとはいえそれはあんまりですよ! 黒木、黒木蜜香です!」
ショートカットのサイドテール女子は黒木蜜香と言うらしい。
少し幼げのある顔で声も子供っぽい。
まあ、高校1年生なので当然か。
と言うかここにいる奴は全員高校1年生で新入生だったな...。
そしてここはボードゲーム部の部室で部長は俺だ。
「そうだな、悪かった蜜香。じゃあサイコロを振るぞ」
俺は自分の駒を進めるためにサイコロを振るのだ。
今日も、そしてこれからも。
~終わり~
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