幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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+値限界解放?
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俺が速攻で+値を上げまくっていると、ラカラの奴が俺の所にやってきた。
「よっ! 兄ちゃんは今日も+値上げかい?」
「ラカラ、ああ。お前のいう通り俺は今+値を上げていたんだ」
「ふ~ん...、確か昨日は+9程度だったっけ?」
「ああ、俺は【デバフ】魔法を一切使わなかったからな」
「嘘つけ、兄ちゃんはずっと使ってたぞ。と言うかそれしかできなかったし」
「...お前のいう俺の像がどんな物か大体イメージはできるが、惨めになるから言うな」
「惨めって...、私はそういう兄ちゃんの戦い方が嫌いじゃなかったよ?」
なんか慰められているようで褒められている気がしないな...。
「はいはい、そう言うのは良いから」
「それでさ、どのくらい+値あげれたんだ?」
そう言われたので俺はこう返した。
「そうだな、+200程度だな」
「+200!?」
驚くラカラの唾が俺にかかった。
「おいおい、そんなに驚くなよ。と言うか唾が飛んだぞ」
「いやいや! 驚くよ!! たった数日で+9から200まで上がるわけないじゃないか! 私だって半年以上かけてようやく130以上にしたんだぞ!? そんなすぐに+値って上がるもんじゃないだろ!」
息を切らしながらそう言ってくる彼女に俺は言ってやった。
「そりゃお前、自分の最大限界値のプラス値が130なんだったらそこまで上げるのにはすごく苦労するが、俺があげられるのは500以上だぞ? だったら200なんてすぐに到達できてもおかしくないだろ?」
「そうなの!? そういえば【勇者】の兄ちゃんは+500の技を使っていたな...」
「そうだろ? ちなみに今はお前達とパーティを組んでいるからな。俺の補正が入って直ぐに+値を上げられるはずだ」
「...最近成長が早くなったと思ったら、やっぱり兄ちゃんのおかげか。兄ちゃんと一緒にいるだけで強くなるのは早くなると思っていたけれど、やっぱりあれは気のせいじゃなかったんだな」
そう言いながら俺の顔を見てくる彼女の表情は、どことなく憧れる者を見る目のようなのでした。
「よっ! 兄ちゃんは今日も+値上げかい?」
「ラカラ、ああ。お前のいう通り俺は今+値を上げていたんだ」
「ふ~ん...、確か昨日は+9程度だったっけ?」
「ああ、俺は【デバフ】魔法を一切使わなかったからな」
「嘘つけ、兄ちゃんはずっと使ってたぞ。と言うかそれしかできなかったし」
「...お前のいう俺の像がどんな物か大体イメージはできるが、惨めになるから言うな」
「惨めって...、私はそういう兄ちゃんの戦い方が嫌いじゃなかったよ?」
なんか慰められているようで褒められている気がしないな...。
「はいはい、そう言うのは良いから」
「それでさ、どのくらい+値あげれたんだ?」
そう言われたので俺はこう返した。
「そうだな、+200程度だな」
「+200!?」
驚くラカラの唾が俺にかかった。
「おいおい、そんなに驚くなよ。と言うか唾が飛んだぞ」
「いやいや! 驚くよ!! たった数日で+9から200まで上がるわけないじゃないか! 私だって半年以上かけてようやく130以上にしたんだぞ!? そんなすぐに+値って上がるもんじゃないだろ!」
息を切らしながらそう言ってくる彼女に俺は言ってやった。
「そりゃお前、自分の最大限界値のプラス値が130なんだったらそこまで上げるのにはすごく苦労するが、俺があげられるのは500以上だぞ? だったら200なんてすぐに到達できてもおかしくないだろ?」
「そうなの!? そういえば【勇者】の兄ちゃんは+500の技を使っていたな...」
「そうだろ? ちなみに今はお前達とパーティを組んでいるからな。俺の補正が入って直ぐに+値を上げられるはずだ」
「...最近成長が早くなったと思ったら、やっぱり兄ちゃんのおかげか。兄ちゃんと一緒にいるだけで強くなるのは早くなると思っていたけれど、やっぱりあれは気のせいじゃなかったんだな」
そう言いながら俺の顔を見てくる彼女の表情は、どことなく憧れる者を見る目のようなのでした。
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