幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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吸血鬼と白青鳥②
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「以前戦った時よりも格段に強くなっていますね」
「お褒めに預かり光栄だ」
フワンの言葉に俺は思わず嬉しくなっていた。
こんなに強い人物であるフワンが俺たちを強くなったと言ってくれているのだ。
嬉しくないわけがないだろう。
「このっ! 鬱陶しいぞ!」
鎌を振り上げてまとわりつくシュナを吹き飛ばすリィカ。
「ぐっ!」
空中で受け身を取り地上に落ちてくるシュナ。
「やはりやりますね」
「前にあった時とは別人だね。シュナちゃんだっけ?」
「...僕は男です」
「あっ? そうなの? でも可愛いよね? う~ん...シュガーちゃんなんていらないから貴方を眷属にしようかな」
早速佐藤がいらない宣言されてて草。
まあ、可愛くなったとはいえども中身が佐藤だろ? そりゃ要らないよな。
どう考えてもシュナの方が(男だけど)可愛げがあるし命令を忠実に聞いてくれそうだ。
俺たちは最初の位置に立ちお互いに目を光らせる。
一瞬でも隙があれば一瞬のうちにやられてしまうので、お互いに敵から目が離せないのだ。
いや、それはこちらだけかもしれないが...。
こちらには余裕がないが、あちらにはまだ余裕があるように思える。
一触即発の状態で睨み合う俺たちだったが...。
『ヒノックス、ギガントキマイラ、クラーケンの討伐を確認しました。これより3分後に此度の戦争は終結します」
そう今回の戦争も終結が近いのだとメニューで分かった。
「どうやら今回も決着がつかなそうだな」
俺の言葉にリィカとフワンは笑う。
「確かに私たち2人では拮抗勝負となってしまうでしょうね」
「でもね...、リィカ達にはもう1人いるんだよ」
その言葉に全身の毛が逆立つ俺たち。
「な...んだと!」
そしてその宣言通り空にもう1人、奴らの仲間らしき影が現れるのでした!
「お褒めに預かり光栄だ」
フワンの言葉に俺は思わず嬉しくなっていた。
こんなに強い人物であるフワンが俺たちを強くなったと言ってくれているのだ。
嬉しくないわけがないだろう。
「このっ! 鬱陶しいぞ!」
鎌を振り上げてまとわりつくシュナを吹き飛ばすリィカ。
「ぐっ!」
空中で受け身を取り地上に落ちてくるシュナ。
「やはりやりますね」
「前にあった時とは別人だね。シュナちゃんだっけ?」
「...僕は男です」
「あっ? そうなの? でも可愛いよね? う~ん...シュガーちゃんなんていらないから貴方を眷属にしようかな」
早速佐藤がいらない宣言されてて草。
まあ、可愛くなったとはいえども中身が佐藤だろ? そりゃ要らないよな。
どう考えてもシュナの方が(男だけど)可愛げがあるし命令を忠実に聞いてくれそうだ。
俺たちは最初の位置に立ちお互いに目を光らせる。
一瞬でも隙があれば一瞬のうちにやられてしまうので、お互いに敵から目が離せないのだ。
いや、それはこちらだけかもしれないが...。
こちらには余裕がないが、あちらにはまだ余裕があるように思える。
一触即発の状態で睨み合う俺たちだったが...。
『ヒノックス、ギガントキマイラ、クラーケンの討伐を確認しました。これより3分後に此度の戦争は終結します」
そう今回の戦争も終結が近いのだとメニューで分かった。
「どうやら今回も決着がつかなそうだな」
俺の言葉にリィカとフワンは笑う。
「確かに私たち2人では拮抗勝負となってしまうでしょうね」
「でもね...、リィカ達にはもう1人いるんだよ」
その言葉に全身の毛が逆立つ俺たち。
「な...んだと!」
そしてその宣言通り空にもう1人、奴らの仲間らしき影が現れるのでした!
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