幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
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弱体術師VS騎士団長②
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「デバフ!」
「相変わらずデバフか!? 芸がないな【弱体術師】! 【アンチデバフ】! 【自身強化】! 【聖騎士団の盾】!」
俺のデバフは奴の強力な補助スキルの前に無効化されてしまうが...。
「今回はちゃんとバフをかけれたよ! 和希!」
その間に優樹が全員に強化バフをかける。
優樹の魔法に仲間の攻撃力を上げる物がないのは少々残念だが、それでも防具力と素早さが上がると言うことはそれだけ生存率を高めれると言うことだ。
それに、シュナは素早さが上がれば攻撃力が高まる!
素早い動きで騎士団長に【キャットクロー】を入れるシュナ!
「ぐっ!? 以前よりもパワーが上がっている!? だが貴様はマタタビで終わりだ!」
そう言いながらポケットからマタタビを出した瞬間を狙っていたラカラがブーメランで奴のマタタビを奪った!
「何っ!?」
「よしっ! 2度も同じ手は食らわないよ!」
奴のマタタビを奪った事でこちらの勝率がグンと上がった。
「よしっ! ラカラはそのまま遠距離攻撃! 俺はデバフをかけ続ける! 優樹はシュナのHPが減る度に回復を怠るな!」
そう俺が支持を出すと全員が一斉に動き出した。
「...すげぇチームワークだな」
そう呟いたのは佐藤だ。
「お前は何をしている? 俺はお前と奴の戦いに横槍を入れただけだぞ?」
俺の言葉に佐藤はこう叫んだ。
「わ...分かってるよ!!!」
怒声を上げながら騎士団長に向けて剣を振る佐藤。
5対1なので相当有利だな。
シュナの攻撃に気を取られている奴にラカラのブーメランと佐藤の剣撃が入る!
「ガハッ!?」
「よしっ! 入った!」
「ハハッ! ざまあみやがれ!」
奴が怯んだ瞬間に俺は各種デバフを入れる!
「デバフ!!」
「ぐっ!?」
奴のステータスが下がる音がした。
どのくらい下がったのかは分からないが、確実に弱体化は効いている筈だ。
明らかに動きが鈍くなっている奴に3人の同時攻撃が決まる!
「グハァ!!」
大きな声を上げながら自身に【回復魔法】を使う騎士団長。
「もう終わりだ。諦めて自分の悪事を吐け」
俺の言葉に彼は笑う。
「ふっふっふっ...。まさか私がこの程度で終わると思っているのか?」
「なに?」
「舐めるなよ【弱体術師】。私はエトランゼ騎士団の騎士団長グレイス=アーランドである!」
そう叫んだ彼は何やらぶつぶつと呪文を唱え始めるのでした。
「相変わらずデバフか!? 芸がないな【弱体術師】! 【アンチデバフ】! 【自身強化】! 【聖騎士団の盾】!」
俺のデバフは奴の強力な補助スキルの前に無効化されてしまうが...。
「今回はちゃんとバフをかけれたよ! 和希!」
その間に優樹が全員に強化バフをかける。
優樹の魔法に仲間の攻撃力を上げる物がないのは少々残念だが、それでも防具力と素早さが上がると言うことはそれだけ生存率を高めれると言うことだ。
それに、シュナは素早さが上がれば攻撃力が高まる!
素早い動きで騎士団長に【キャットクロー】を入れるシュナ!
「ぐっ!? 以前よりもパワーが上がっている!? だが貴様はマタタビで終わりだ!」
そう言いながらポケットからマタタビを出した瞬間を狙っていたラカラがブーメランで奴のマタタビを奪った!
「何っ!?」
「よしっ! 2度も同じ手は食らわないよ!」
奴のマタタビを奪った事でこちらの勝率がグンと上がった。
「よしっ! ラカラはそのまま遠距離攻撃! 俺はデバフをかけ続ける! 優樹はシュナのHPが減る度に回復を怠るな!」
そう俺が支持を出すと全員が一斉に動き出した。
「...すげぇチームワークだな」
そう呟いたのは佐藤だ。
「お前は何をしている? 俺はお前と奴の戦いに横槍を入れただけだぞ?」
俺の言葉に佐藤はこう叫んだ。
「わ...分かってるよ!!!」
怒声を上げながら騎士団長に向けて剣を振る佐藤。
5対1なので相当有利だな。
シュナの攻撃に気を取られている奴にラカラのブーメランと佐藤の剣撃が入る!
「ガハッ!?」
「よしっ! 入った!」
「ハハッ! ざまあみやがれ!」
奴が怯んだ瞬間に俺は各種デバフを入れる!
「デバフ!!」
「ぐっ!?」
奴のステータスが下がる音がした。
どのくらい下がったのかは分からないが、確実に弱体化は効いている筈だ。
明らかに動きが鈍くなっている奴に3人の同時攻撃が決まる!
「グハァ!!」
大きな声を上げながら自身に【回復魔法】を使う騎士団長。
「もう終わりだ。諦めて自分の悪事を吐け」
俺の言葉に彼は笑う。
「ふっふっふっ...。まさか私がこの程度で終わると思っているのか?」
「なに?」
「舐めるなよ【弱体術師】。私はエトランゼ騎士団の騎士団長グレイス=アーランドである!」
そう叫んだ彼は何やらぶつぶつと呪文を唱え始めるのでした。
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