幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
文字の大きさ
大中小
134 / 574
そういえば②
しおりを挟む
待てよ...、優樹のレベルっていくつだ?
俺はそれが気になったので3サイズの項目だけ見えないようにメニュー画面を開く。
小鳥遊優樹【回復術師】レベル52
HP ・321
MP・557
力・10+92
守り・108+103+5
素早さ・167
知力・268
器用さ・32
攻撃魔力・0
回復魔力・854+130+50+110
妨害魔力・0
耐性『【全属性攻撃耐性・小】【全異常耐性・小】【魅了耐性・小】【魔封じ耐性・大】』
EXスキル『【知力UP】【経験値UP】【回復の心得】【慈愛の少女】【装備補正・回復術師】【幸運】【元気っ娘】【回復魔法効果UP】【守り系補助魔法の心得】【回復魔法拡大・小】【回復魔法拡大・中】【回復魔法拡大・大】【聖女】』
マイナススキル『【回復術師の呪い】【弱体術師の隷属スキル】』
魔法『【回復魔法・小】【回復魔法・中】【回復魔法・大】【状態異常回復・小】【状態異常回復・中】【状態異常回復・大】【補助魔法・小】【補助魔法・中】【補助魔法・大】』
装備品
【ヒーリングスタッフ】
攻撃力+92
回復魔力+130
『【回復魔法】の効果を高める癒しの杖。持っているだけで生命活動を促進し、ごく僅かだがHPを自動で回復する』
【回復術師の修道服】
守り+103
回復魔力+50
『歴代の【回復術師】が一度は身につけると言う歴史の長い修道服。身につけているだけでブレス系と攻撃魔法の威力を10%カットする』
【回復術師の指輪】
守り+5
『歴代の【回復術師】が指にはめていたとされる小さくて綺麗なサファイアの装飾が施された指輪。指にはめているだけで状態異常回復の効果が高まる』
彼女のステータス画面を見ていて思った事がある。
(...なんか装備品弱くないか?)
ここよりも先にある町の装備品とか言ってた割には弱い気がするのだ。
最初はチートだと思っていた彼女の装備品がなんとなく物足りない性能だと思い始めるようになってきた。
「優樹、お前この装備品ちょっと性能が低くないか?」
「いや、そんな事ないと思うけど...、確かに最近手に入る和希が合成した装備品って性能高いよね」
確かに合成でできた装備品は店売りの物と比べてもランクが高い物が多い気がする。
「じゃあ優樹のも合成してやるよ」
と俺が提案したのだが...。
「いや、まだ良い」
そう断られてしまった。
「どうしてだ?」
「最近倒した魔物の素材で作り直すつもりでしょ? ドラゴンゾンビとかアンデットの素材で作られた【回復術師】の装備品ってイメージ的に...」
「ああ...そう言う事か」
「100歩譲って幻影龍の素材を使ったとしても、黒い修道服になるでしょ? それもちょっとこの服を作って貰った人たちに悪い気がして...」
「まあ、つまり祝福されているような装備品で身を包みたいと言うことか」
「そう言う事。【回復術師】が邪悪な装備を身につけるとステータスが下がるって大司教様から聞いたしね」
「大司教様?」
「うん! 和希が追われた後に私の部屋に大司教様がきてそう言っていたんだよ」
「ふ~ん、そんな奴もいるんだな」
聖職者って言うと碌な印象がないな。
まあ、だいたいあのクソ神父のせいだが。
大司教って奴はまだまともなのか? ...あまり期待しないでおこう。
俺はこの国の人物達にはあまり期待していない。
優樹の話を聞いて人柄は良さそうな人だと判断はできたが、それでも【弱体術師】である俺を前にしたらあの神父見たいに豹変するだろう。
そう思っていた方が賢明だ。
俺はため息を吐きながらも祝福された装備品が売っていないか一応馬宿にある装備品コーナーも見ておくのでした。
俺はそれが気になったので3サイズの項目だけ見えないようにメニュー画面を開く。
小鳥遊優樹【回復術師】レベル52
HP ・321
MP・557
力・10+92
守り・108+103+5
素早さ・167
知力・268
器用さ・32
攻撃魔力・0
回復魔力・854+130+50+110
妨害魔力・0
耐性『【全属性攻撃耐性・小】【全異常耐性・小】【魅了耐性・小】【魔封じ耐性・大】』
EXスキル『【知力UP】【経験値UP】【回復の心得】【慈愛の少女】【装備補正・回復術師】【幸運】【元気っ娘】【回復魔法効果UP】【守り系補助魔法の心得】【回復魔法拡大・小】【回復魔法拡大・中】【回復魔法拡大・大】【聖女】』
マイナススキル『【回復術師の呪い】【弱体術師の隷属スキル】』
魔法『【回復魔法・小】【回復魔法・中】【回復魔法・大】【状態異常回復・小】【状態異常回復・中】【状態異常回復・大】【補助魔法・小】【補助魔法・中】【補助魔法・大】』
装備品
【ヒーリングスタッフ】
攻撃力+92
回復魔力+130
『【回復魔法】の効果を高める癒しの杖。持っているだけで生命活動を促進し、ごく僅かだがHPを自動で回復する』
【回復術師の修道服】
守り+103
回復魔力+50
『歴代の【回復術師】が一度は身につけると言う歴史の長い修道服。身につけているだけでブレス系と攻撃魔法の威力を10%カットする』
【回復術師の指輪】
守り+5
『歴代の【回復術師】が指にはめていたとされる小さくて綺麗なサファイアの装飾が施された指輪。指にはめているだけで状態異常回復の効果が高まる』
彼女のステータス画面を見ていて思った事がある。
(...なんか装備品弱くないか?)
ここよりも先にある町の装備品とか言ってた割には弱い気がするのだ。
最初はチートだと思っていた彼女の装備品がなんとなく物足りない性能だと思い始めるようになってきた。
「優樹、お前この装備品ちょっと性能が低くないか?」
「いや、そんな事ないと思うけど...、確かに最近手に入る和希が合成した装備品って性能高いよね」
確かに合成でできた装備品は店売りの物と比べてもランクが高い物が多い気がする。
「じゃあ優樹のも合成してやるよ」
と俺が提案したのだが...。
「いや、まだ良い」
そう断られてしまった。
「どうしてだ?」
「最近倒した魔物の素材で作り直すつもりでしょ? ドラゴンゾンビとかアンデットの素材で作られた【回復術師】の装備品ってイメージ的に...」
「ああ...そう言う事か」
「100歩譲って幻影龍の素材を使ったとしても、黒い修道服になるでしょ? それもちょっとこの服を作って貰った人たちに悪い気がして...」
「まあ、つまり祝福されているような装備品で身を包みたいと言うことか」
「そう言う事。【回復術師】が邪悪な装備を身につけるとステータスが下がるって大司教様から聞いたしね」
「大司教様?」
「うん! 和希が追われた後に私の部屋に大司教様がきてそう言っていたんだよ」
「ふ~ん、そんな奴もいるんだな」
聖職者って言うと碌な印象がないな。
まあ、だいたいあのクソ神父のせいだが。
大司教って奴はまだまともなのか? ...あまり期待しないでおこう。
俺はこの国の人物達にはあまり期待していない。
優樹の話を聞いて人柄は良さそうな人だと判断はできたが、それでも【弱体術師】である俺を前にしたらあの神父見たいに豹変するだろう。
そう思っていた方が賢明だ。
俺はため息を吐きながらも祝福された装備品が売っていないか一応馬宿にある装備品コーナーも見ておくのでした。
0
お気に入りに追加
520
あなたにおすすめの小説
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
異世界転移「スキル無!」~授かったユニークスキルは「なし」ではなく触れたモノを「無」に帰す最強スキルだったようです~
夢・風魔
ファンタジー
林間学校の最中に召喚(誘拐?)された鈴村翔は「スキルが無い役立たずはいらない」と金髪縦ロール女に言われ、その場に取り残された。
しかしそのスキル鑑定は間違っていた。スキルが無いのではなく、転移特典で授かったのは『無』というスキルだったのだ。
とにかく生き残るために行動を起こした翔は、モンスターに襲われていた双子のエルフ姉妹を助ける。
エルフの里へと案内された翔は、林間学校で用意したキャンプ用品一式を使って彼らの食生活を改革することに。
スキル『無』で時々無双。双子の美少女エルフや木に宿る幼女精霊に囲まれ、翔の異世界生活冒険譚は始まった。
*小説家になろう・カクヨムでも投稿しております(完結済み
クラス転移から逃げ出したイジメられっ子、女神に頼まれ渋々異世界転移するが職業[逃亡者]が無能だと処刑される
こたろう文庫
ファンタジー
日頃からいじめにあっていた影宮 灰人は授業中に突如現れた転移陣によってクラスごと転移されそうになるが、咄嗟の機転により転移を一人だけ回避することに成功する。しかし女神の説得?により結局異世界転移するが、転移先の国王から職業[逃亡者]が無能という理由にて処刑されることになる
初執筆作品になりますので日本語などおかしい部分があるかと思いますが、温かい目で読んで頂き、少しでも面白いと思って頂ければ幸いです。
なろう・カクヨム・アルファポリスにて公開しています
こちらの作品も宜しければお願いします
[イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で学園最強に・・・]
器用さんと頑張り屋さんは異世界へ 〜魔剣の正しい作り方〜
白銀六花
ファンタジー
理科室に描かれた魔法陣。
光を放つ床に目を瞑る器用さんと頑張り屋さん。
目を開いてみればそこは異世界だった!
魔法のある世界で赤ちゃん並みの魔力を持つ二人は武器を作る。
あれ?武器作りって楽しいんじゃない?
武器を作って素手で戦う器用さんと、武器を振るって無双する頑張り屋さんの異世界生活。
なろうでも掲載中です。
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
異世界で快適な生活するのに自重なんかしてられないだろ?
お子様
ファンタジー
机の引き出しから過去未来ではなく異世界へ。
飛ばされた世界で日本のような快適な生活を過ごすにはどうしたらいい?
自重して目立たないようにする?
無理無理。快適な生活を送るにはお金が必要なんだよ!
お金を稼ぎ目立っても、問題無く暮らす方法は?
主人公の考えた手段は、ドン引きされるような内容だった。
(実践出来るかどうかは別だけど)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる