幼馴染と一緒に勇者召喚されたのに【弱体術師】となってしまった俺は弱いと言う理由だけで幼馴染と引き裂かれ王国から迫害を受けたのでもう知りません
ルシェ(Twitter名はカイトGT)
文字の大きさ
大中小
32 / 574
【勇者】VS【弱体術師】③
しおりを挟む
「おらおらおら! お前の攻撃なんて効かねぇんだよ!!!」
奴は俺の攻撃を何度も平然と受けきってくる。
ガードすらせずに攻撃を通してくれるのはありがたいが、なかなか【毒】状態にならない。
さっき【防御弱体化】を当てて攻撃しているのに【弱体術師】の元々の攻撃力が低いせいでダメージがあまり入らないのだ。
さらに時々【猛毒付与】の魔法をかけているのにもかかわらず【毒】状態にすらならない。
(こいつ...! 【毒】に対する抵抗値が高いのか!?)
もしくはそれに対する耐性を持った防具を着込んでいるのだと自覚した。
しかし、俺にはこの【毒】意外で奴のHPを削る手段がない。
なのでこの攻撃を続けるしかないのだ。
MPがどんどん減って行き、残り40程度になる。
(まずいな...、奴は剣を振っているだけだからまだまだMPも潤沢にあるんだろうが、俺はMPが無くなれば戦う手段がない)
なので残りMPは【猛毒付与】に全て費やす。
(奴の【毒】耐性を大きく上回る【毒】を使えば流石に【毒】状態になるだろ!)
俺は残り魔力を込めて【猛毒付与】を唱えた。
「くらえ!!!」
「なんか知らないがそんな物が俺に効くか!!!」
そう言いながら思いっきり俺の腹に剣を突き刺してきた。
ザシュッ...。
俺の腹に風穴が開き血が滴る。
「決まったな...」
勝ち誇る奴に俺は言ってやった。
「ああ...。お前の...負けだ!」
「なにっ!?」
そう俺が叫んだ瞬間から奴の足取りが悪くなるのでした。
奴は俺の攻撃を何度も平然と受けきってくる。
ガードすらせずに攻撃を通してくれるのはありがたいが、なかなか【毒】状態にならない。
さっき【防御弱体化】を当てて攻撃しているのに【弱体術師】の元々の攻撃力が低いせいでダメージがあまり入らないのだ。
さらに時々【猛毒付与】の魔法をかけているのにもかかわらず【毒】状態にすらならない。
(こいつ...! 【毒】に対する抵抗値が高いのか!?)
もしくはそれに対する耐性を持った防具を着込んでいるのだと自覚した。
しかし、俺にはこの【毒】意外で奴のHPを削る手段がない。
なのでこの攻撃を続けるしかないのだ。
MPがどんどん減って行き、残り40程度になる。
(まずいな...、奴は剣を振っているだけだからまだまだMPも潤沢にあるんだろうが、俺はMPが無くなれば戦う手段がない)
なので残りMPは【猛毒付与】に全て費やす。
(奴の【毒】耐性を大きく上回る【毒】を使えば流石に【毒】状態になるだろ!)
俺は残り魔力を込めて【猛毒付与】を唱えた。
「くらえ!!!」
「なんか知らないがそんな物が俺に効くか!!!」
そう言いながら思いっきり俺の腹に剣を突き刺してきた。
ザシュッ...。
俺の腹に風穴が開き血が滴る。
「決まったな...」
勝ち誇る奴に俺は言ってやった。
「ああ...。お前の...負けだ!」
「なにっ!?」
そう俺が叫んだ瞬間から奴の足取りが悪くなるのでした。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
515
1 / 4
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる