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お母さんに聞くから良いもん!!
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私は急いで家に帰り母さんに聞きます。
「母さん!、悠久の魔女のお話して!」
私はあくまで気楽に聞いたつもりだったのですが、母さんの表情が一瞬だけ絶望に溢れた様なきがしたのですが、瞬きを一回するうちに元の優しい笑顔に戻っていました。
「...、ああ、魔女のお話しね...、カリンちゃん他の話題にしない?、お母さんその話あんまり好きじゃない...」
なんだか気まずくなった私は必死に謝ります。
「いやいいよ、私も急にこんなこと言ってごめんなさい...」
「カリンちゃんが悪いわけじゃないのよ、でもね、お母さんその話をするとちょっと昔を思い出して...」
いつも笑顔の母さんが、その話題を出しただけでポロポロと涙を流している事に気がついた。
流石にこれ以上この話をする気にはなれなかったので、私は話題を変えた。
「あっそうそう、明日エルシーさんとクティル王国のギルドでダンスショー行うんだけど、母さんも見にくる?」
「もちろん行くわ!!」
いきなり元気な声をあげて喋りはじめ、さっきまでの涙はなんだったのかと思うくらいには心配して損した気分にになる。
(本当母さんって何考えてるかわかんないな...、いきなり泣き出したかと思えば、今度は笑う、ちょっと情緒不安定過ぎない?)
ちらっと母さんの表情を見るのだが、もうそこには泣きそうな表情の彼女は存在せず、代わりにいつもの彼女がいた。
それを見て少し和んだ私はくるっと背を向けて自分の部屋にむかうのだった。
「なんか今日は疲れちゃったからもう休むね、晩御飯の時に起こしてくれたらいいから」
「は~い、わかりました、今日はカリンちゃんの好きなハンバーク作るつもりだから明日は頑張ってね!」
「うん!」
(ハンバーグか...、割と大好き!!)
そう思いながら自室に入り込み休息していると、急にアアルの奴が喋り出した。
「カリンちょっといいかな?」
「何?」
重苦しい口調の彼はこう呟いた。
「あんまり言いたくはないんだけど...、あのエリサって子とはもう合わない方がいいと思う」
「なんで?」
何故そんな事を言い出すのか理解できない私だったが、彼は率直な感想を述べ始めた。
「実は...、僕が彼女を見ていると何だか苦しくなってたんだ...、理由はわからないけど息苦しいような感覚がずっと続いてたんだよ...」
それを聴くとまるでエリサが邪悪なものかと言われているようで少し腹が立った。
「アアル?、そういう事は言わないで、私は彼女が悪い子だとは思えなかったし、それに教会で余ったお菓子とか景品を渡してたのを貴方も見てたでしょ?」
「それは...、そうなんだけど...」
口ごもる彼を見て追撃を行う。
「邪悪な子がそんなことすると思う?、まるでボランティア活動のように物を寄付する姿はどちらかと言えば善意と言えると思うんだけど」
そこまで言うと完全に黙り込んでしまう彼。
聖鳥と言ってもアアルはまだ子供だ、邪悪な感じの感知が出来ると言えども、所詮はそんな物だと思うことにした。
「アアルは疲れてるんだよ、最近よくわかんない剣士とも戦ったし、気が立ってるのもわかるけど、私の友達を悪く言うのはやめてよね」
「...、わかった...」
「わかればよろしい!」
彼を言いくるめた私はベッドにインする。
(明日の為に今日はもう休もう、大丈夫、エルシーさんも疲れてただけさ...)
無理やりにでもそう思い、どうにかして2人を仲直りさせれないかな~と考えながら眠りにつく私だった。
「母さん!、悠久の魔女のお話して!」
私はあくまで気楽に聞いたつもりだったのですが、母さんの表情が一瞬だけ絶望に溢れた様なきがしたのですが、瞬きを一回するうちに元の優しい笑顔に戻っていました。
「...、ああ、魔女のお話しね...、カリンちゃん他の話題にしない?、お母さんその話あんまり好きじゃない...」
なんだか気まずくなった私は必死に謝ります。
「いやいいよ、私も急にこんなこと言ってごめんなさい...」
「カリンちゃんが悪いわけじゃないのよ、でもね、お母さんその話をするとちょっと昔を思い出して...」
いつも笑顔の母さんが、その話題を出しただけでポロポロと涙を流している事に気がついた。
流石にこれ以上この話をする気にはなれなかったので、私は話題を変えた。
「あっそうそう、明日エルシーさんとクティル王国のギルドでダンスショー行うんだけど、母さんも見にくる?」
「もちろん行くわ!!」
いきなり元気な声をあげて喋りはじめ、さっきまでの涙はなんだったのかと思うくらいには心配して損した気分にになる。
(本当母さんって何考えてるかわかんないな...、いきなり泣き出したかと思えば、今度は笑う、ちょっと情緒不安定過ぎない?)
ちらっと母さんの表情を見るのだが、もうそこには泣きそうな表情の彼女は存在せず、代わりにいつもの彼女がいた。
それを見て少し和んだ私はくるっと背を向けて自分の部屋にむかうのだった。
「なんか今日は疲れちゃったからもう休むね、晩御飯の時に起こしてくれたらいいから」
「は~い、わかりました、今日はカリンちゃんの好きなハンバーク作るつもりだから明日は頑張ってね!」
「うん!」
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そう思いながら自室に入り込み休息していると、急にアアルの奴が喋り出した。
「カリンちょっといいかな?」
「何?」
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「あんまり言いたくはないんだけど...、あのエリサって子とはもう合わない方がいいと思う」
「なんで?」
何故そんな事を言い出すのか理解できない私だったが、彼は率直な感想を述べ始めた。
「実は...、僕が彼女を見ていると何だか苦しくなってたんだ...、理由はわからないけど息苦しいような感覚がずっと続いてたんだよ...」
それを聴くとまるでエリサが邪悪なものかと言われているようで少し腹が立った。
「アアル?、そういう事は言わないで、私は彼女が悪い子だとは思えなかったし、それに教会で余ったお菓子とか景品を渡してたのを貴方も見てたでしょ?」
「それは...、そうなんだけど...」
口ごもる彼を見て追撃を行う。
「邪悪な子がそんなことすると思う?、まるでボランティア活動のように物を寄付する姿はどちらかと言えば善意と言えると思うんだけど」
そこまで言うと完全に黙り込んでしまう彼。
聖鳥と言ってもアアルはまだ子供だ、邪悪な感じの感知が出来ると言えども、所詮はそんな物だと思うことにした。
「アアルは疲れてるんだよ、最近よくわかんない剣士とも戦ったし、気が立ってるのもわかるけど、私の友達を悪く言うのはやめてよね」
「...、わかった...」
「わかればよろしい!」
彼を言いくるめた私はベッドにインする。
(明日の為に今日はもう休もう、大丈夫、エルシーさんも疲れてただけさ...)
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