102 / 361
娘が粗相を...申し訳ない
しおりを挟む
「ごめんなさいねアルエッタ...、カリンちゃんが粗相をしてしまって...」
私はアルエッタに謝りの言葉をかけると、彼女は笑顔を返してくれた。
「いえ...、別にそこまで怒っていませんし、それに...、あんなに激しくされたのは初めてでしたから、少しドキドキしてしまいました...」
さりげばく頰を赤くしていたので、もしかしてこの娘、そっちの気があるのではないかと疑がいをかけてみる。
わざとらしく咳をこんで彼女を見下ろす。
「コホン...、ところでアルエッタさん、あなたはカリンちゃんの事をどう思いますか?」
「どう思うか...ですか?、そうですね...カリン様はエルカ様の娘であらせられるお方でありますので、私にとってとても大切な客人ですね」
...、違う、そういうことを聞きたいのではない。
「先程からあなたの顔が赤くなっているのが気になってね...」
私がそう言うと、彼女はハッとしたように手で口を押さえた。
「もしかして、顔に出ていました?」
「うん、アルエッタさんの表情はとてもわかりやすいから」
彼女とは幼少の時からの付き合いなので、だいたい表情を見ると何を考えているか手に取るように分かるのだが、今回のような表情はまずいと思うので今のうちに手を打っておく。
一呼吸を置くと彼女は口を動かし始める。
「ええ...、実は先程からカリン様を見ていると体の奥底から沸き起こる感情がありまして...」
ほらきた!。
絶対に辞めさせるぞ...、私にとってはアルエッタも娘のような物なので、流石にとめなくてはと考えていると。
「カリン様のプニプニしてそうな頬っぺたを摘んで見たいのです!」
「はい?...」
以外!。
ただ頬っぺたを摘みたいだけだったとは不覚を取らされた。
真剣に考えていた私は急におかしくなり大いに笑った。
私が笑うと、彼女は動揺し「何かおかしいですか?」とキョトンとした顔を見せた。
「いえ...、私の心が汚れていただけだから気にしないでね...」
「は...はぁ...」
頭に手を置いて私を見上げる彼女の素顔を見て安心する。
彼女は純粋に我が娘の頬っぺたを触りたいだけなのだろう。
その純枠さに免じ、私はある提案をする。
「じゃあ、今から子供部屋に行ってカリンちゃんの頬っぺを一緒に触りましょう」
「えっ!?、今からですか!?、もう夜も遅いですし子供たちも寝ていると思うのですが...」
たしかに彼女の言う通りではある。
もう10時も過ぎているので、きっとカリンちゃんは眠ってしまっているだろう。
だが、眠っているからと言って頬っぺたをさわれないわけではない。
それに、私も最近か娘に触れていないので少し寂しかったのだ。
「さあ!話が決まったからには行くわよ!アルエッタ!」
私は元気の良い子供のように駆け出すと、彼女も慌てながら私の後についてきた。
私はアルエッタに謝りの言葉をかけると、彼女は笑顔を返してくれた。
「いえ...、別にそこまで怒っていませんし、それに...、あんなに激しくされたのは初めてでしたから、少しドキドキしてしまいました...」
さりげばく頰を赤くしていたので、もしかしてこの娘、そっちの気があるのではないかと疑がいをかけてみる。
わざとらしく咳をこんで彼女を見下ろす。
「コホン...、ところでアルエッタさん、あなたはカリンちゃんの事をどう思いますか?」
「どう思うか...ですか?、そうですね...カリン様はエルカ様の娘であらせられるお方でありますので、私にとってとても大切な客人ですね」
...、違う、そういうことを聞きたいのではない。
「先程からあなたの顔が赤くなっているのが気になってね...」
私がそう言うと、彼女はハッとしたように手で口を押さえた。
「もしかして、顔に出ていました?」
「うん、アルエッタさんの表情はとてもわかりやすいから」
彼女とは幼少の時からの付き合いなので、だいたい表情を見ると何を考えているか手に取るように分かるのだが、今回のような表情はまずいと思うので今のうちに手を打っておく。
一呼吸を置くと彼女は口を動かし始める。
「ええ...、実は先程からカリン様を見ていると体の奥底から沸き起こる感情がありまして...」
ほらきた!。
絶対に辞めさせるぞ...、私にとってはアルエッタも娘のような物なので、流石にとめなくてはと考えていると。
「カリン様のプニプニしてそうな頬っぺたを摘んで見たいのです!」
「はい?...」
以外!。
ただ頬っぺたを摘みたいだけだったとは不覚を取らされた。
真剣に考えていた私は急におかしくなり大いに笑った。
私が笑うと、彼女は動揺し「何かおかしいですか?」とキョトンとした顔を見せた。
「いえ...、私の心が汚れていただけだから気にしないでね...」
「は...はぁ...」
頭に手を置いて私を見上げる彼女の素顔を見て安心する。
彼女は純粋に我が娘の頬っぺたを触りたいだけなのだろう。
その純枠さに免じ、私はある提案をする。
「じゃあ、今から子供部屋に行ってカリンちゃんの頬っぺを一緒に触りましょう」
「えっ!?、今からですか!?、もう夜も遅いですし子供たちも寝ていると思うのですが...」
たしかに彼女の言う通りではある。
もう10時も過ぎているので、きっとカリンちゃんは眠ってしまっているだろう。
だが、眠っているからと言って頬っぺたをさわれないわけではない。
それに、私も最近か娘に触れていないので少し寂しかったのだ。
「さあ!話が決まったからには行くわよ!アルエッタ!」
私は元気の良い子供のように駆け出すと、彼女も慌てながら私の後についてきた。
0
お気に入りに追加
230
あなたにおすすめの小説

ハイエルフの幼女に転生しました。
レイ♪♪
ファンタジー
ネグレクトで、死んでしまったレイカは
神様に転生させてもらって新しい世界で
たくさんの人や植物や精霊や獣に愛されていく
死んで、ハイエルフに転生した幼女の話し。
ゆっくり書いて行きます。
感想も待っています。
はげみになります。

精霊に転生した少女は周りに溺愛される
紅葉
恋愛
ある日親の喧嘩に巻き込まれてしまい、刺されて人生を終わらせてしまった少女がいた 。
それを見た神様は新たな人生を与える
親のことで嫌気を指していた少女は人以外で転生させてくれるようにお願いした。神様はそれを了承して精霊に転生させることにした。
果たしてその少女は新たな精霊としての人生の中で幸せをつかめることができるのか‼️
初めて書いてみました。気に入ってくれると嬉しいです!!ぜひ気楽に感想書いてください!

転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!

私はモブのはず
シュミー
恋愛
私はよくある乙女ゲーのモブに転生をした。
けど
モブなのに公爵家。そしてチート。さらには家族は美丈夫で、自慢じゃないけど、私もその内に入る。
モブじゃなかったっけ?しかも私のいる公爵家はちょっと特殊ときている。もう一度言おう。
私はモブじゃなかったっけ?
R-15は保険です。
ちょっと逆ハー気味かもしれない?の、かな?見る人によっては変わると思う。
注意:作者も注意しておりますが、誤字脱字が限りなく多い作品となっております。

転生幼女は幸せを得る。
泡沫 呉羽
ファンタジー
私は死んだはずだった。だけど何故か赤ちゃんに!?
今度こそ、幸せになろうと誓ったはずなのに、求められてたのは魔法の素質がある跡取りの男の子だった。私は4歳で家を出され、森に捨てられた!?幸せなんてきっと無いんだ。そんな私に幸せをくれたのは王太子だった−−

形成級メイクで異世界転生してしまった〜まじか最高!〜
ななこ
ファンタジー
ぱっちり二重、艶やかな唇、薄く色付いた頬、乳白色の肌、細身すぎないプロポーション。
全部努力の賜物だけどほんとの姿じゃない。
神様は勘違いしていたらしい。
形成級ナチュラルメイクのこの顔面が、素の顔だと!!
……ラッキーサイコー!!!
すっぴんが地味系女子だった主人公OL(二十代後半)が、全身形成級の姿が素の姿となった美少女冒険者(16歳)になり異世界を謳歌する話。


このやってられない世界で
みなせ
ファンタジー
筋肉馬鹿にビンタをくらって、前世を思い出した。
悪役令嬢・キーラになったらしいけど、
そのフラグは初っ端に折れてしまった。
主人公のヒロインをそっちのけの、
よく分からなくなった乙女ゲームの世界で、
王子様に捕まってしまったキーラは
楽しく生き残ることができるのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる