10 / 361
破邪召喚
しおりを挟む
「クピピィ~」
眩い光が落ち着くと同時に小鳥の鳴き声のような声が聞こえてきた。
ゆっくりと目を開くと、小さな白い小鳥のような生命体が立っているのが見えた。
わたあめのような色で、青い瞳が美しく輝いている。
黄色い触覚のような物が頭に生えており、手のひらサイズの大きさだった。
「か...可愛い!!」
私は思わず強めに抱きしめたので、小鳥は嫌がるような声を上げた。
「ピィィィィ!!」
「ご...ごめんなさい...」
すぐに力を緩めて、今度は優しくそっと抱きしめる。
そうしてあげたら、小鳥は気持ち良さそうな声を上げてくれたので安心する。
「ピィ...」
(やっぱり可愛いな...)
優しい眼差しで小鳥を見つめていると、周りが急に大きい声を出した。
「カリンちゃんが生き物を呼び出した!!」
周りの子供達がはしゃぎ回っている。
「えっ!?、なになに!?」
皆が私の周りに集まって来て珍しそうに小鳥を見つめている。
なにやらすごいことをやったようだが、私にはなにがすごいのかわからない。
あたふたしていると、先生が小鳥のことを説明し始めた。
「今カリンさんが召喚したのは、聖鳥ですね...、破邪召喚に成功した結果、この小鳥が召喚されたようです...、それにこれは.........
先生の説明など子どもたちは聞いていない、皆が小鳥に触れようと手を伸ばしてくるので、私はそれを制止した。
「ごめん皆...、この子怖がってるみたいだから後でね...」
なぜ止めたかというと、小鳥が怯えているように見えたからだ。
そりゃいきなり知らない場所に召喚されて、知らない奴らにベタベタ触れられたら誰だって怖い。
召喚したからには私にも責任がある。
(う~ん...、うちって生き物飼ってもいいのかな?、帰ったら母さんに聞いてみよう...)
眩い光が落ち着くと同時に小鳥の鳴き声のような声が聞こえてきた。
ゆっくりと目を開くと、小さな白い小鳥のような生命体が立っているのが見えた。
わたあめのような色で、青い瞳が美しく輝いている。
黄色い触覚のような物が頭に生えており、手のひらサイズの大きさだった。
「か...可愛い!!」
私は思わず強めに抱きしめたので、小鳥は嫌がるような声を上げた。
「ピィィィィ!!」
「ご...ごめんなさい...」
すぐに力を緩めて、今度は優しくそっと抱きしめる。
そうしてあげたら、小鳥は気持ち良さそうな声を上げてくれたので安心する。
「ピィ...」
(やっぱり可愛いな...)
優しい眼差しで小鳥を見つめていると、周りが急に大きい声を出した。
「カリンちゃんが生き物を呼び出した!!」
周りの子供達がはしゃぎ回っている。
「えっ!?、なになに!?」
皆が私の周りに集まって来て珍しそうに小鳥を見つめている。
なにやらすごいことをやったようだが、私にはなにがすごいのかわからない。
あたふたしていると、先生が小鳥のことを説明し始めた。
「今カリンさんが召喚したのは、聖鳥ですね...、破邪召喚に成功した結果、この小鳥が召喚されたようです...、それにこれは.........
先生の説明など子どもたちは聞いていない、皆が小鳥に触れようと手を伸ばしてくるので、私はそれを制止した。
「ごめん皆...、この子怖がってるみたいだから後でね...」
なぜ止めたかというと、小鳥が怯えているように見えたからだ。
そりゃいきなり知らない場所に召喚されて、知らない奴らにベタベタ触れられたら誰だって怖い。
召喚したからには私にも責任がある。
(う~ん...、うちって生き物飼ってもいいのかな?、帰ったら母さんに聞いてみよう...)
0
お気に入りに追加
230
あなたにおすすめの小説

ハイエルフの幼女に転生しました。
レイ♪♪
ファンタジー
ネグレクトで、死んでしまったレイカは
神様に転生させてもらって新しい世界で
たくさんの人や植物や精霊や獣に愛されていく
死んで、ハイエルフに転生した幼女の話し。
ゆっくり書いて行きます。
感想も待っています。
はげみになります。

精霊に転生した少女は周りに溺愛される
紅葉
恋愛
ある日親の喧嘩に巻き込まれてしまい、刺されて人生を終わらせてしまった少女がいた 。
それを見た神様は新たな人生を与える
親のことで嫌気を指していた少女は人以外で転生させてくれるようにお願いした。神様はそれを了承して精霊に転生させることにした。
果たしてその少女は新たな精霊としての人生の中で幸せをつかめることができるのか‼️
初めて書いてみました。気に入ってくれると嬉しいです!!ぜひ気楽に感想書いてください!

転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!

私はモブのはず
シュミー
恋愛
私はよくある乙女ゲーのモブに転生をした。
けど
モブなのに公爵家。そしてチート。さらには家族は美丈夫で、自慢じゃないけど、私もその内に入る。
モブじゃなかったっけ?しかも私のいる公爵家はちょっと特殊ときている。もう一度言おう。
私はモブじゃなかったっけ?
R-15は保険です。
ちょっと逆ハー気味かもしれない?の、かな?見る人によっては変わると思う。
注意:作者も注意しておりますが、誤字脱字が限りなく多い作品となっております。

転生幼女は幸せを得る。
泡沫 呉羽
ファンタジー
私は死んだはずだった。だけど何故か赤ちゃんに!?
今度こそ、幸せになろうと誓ったはずなのに、求められてたのは魔法の素質がある跡取りの男の子だった。私は4歳で家を出され、森に捨てられた!?幸せなんてきっと無いんだ。そんな私に幸せをくれたのは王太子だった−−

形成級メイクで異世界転生してしまった〜まじか最高!〜
ななこ
ファンタジー
ぱっちり二重、艶やかな唇、薄く色付いた頬、乳白色の肌、細身すぎないプロポーション。
全部努力の賜物だけどほんとの姿じゃない。
神様は勘違いしていたらしい。
形成級ナチュラルメイクのこの顔面が、素の顔だと!!
……ラッキーサイコー!!!
すっぴんが地味系女子だった主人公OL(二十代後半)が、全身形成級の姿が素の姿となった美少女冒険者(16歳)になり異世界を謳歌する話。


このやってられない世界で
みなせ
ファンタジー
筋肉馬鹿にビンタをくらって、前世を思い出した。
悪役令嬢・キーラになったらしいけど、
そのフラグは初っ端に折れてしまった。
主人公のヒロインをそっちのけの、
よく分からなくなった乙女ゲームの世界で、
王子様に捕まってしまったキーラは
楽しく生き残ることができるのか。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる