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嫌な朝

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 ちゅんちゅん...。

 小鳥の歌声で目覚めたのに全く晴れやかではありません。

 なぜなら...。

 ガチャリ...。

「結美ちゃんおはよう!」

「...麗美姉様おはようございます」

 そう、麗美お姉様がいるからです。

 私はそれだけではあっとため息を吐いてしまうのです。

(早く死んでくれないかな? 麗美お姉様)

 正直に言うとこうして話しているだけでしんどいです。

 なんというか私と麗美お姉様は水と油...いえ、違いますね。

 私が一方的に嫌ってるだけで麗美お姉様は私のことを本当の意味で嫌いにはなっていないと思います。

 一応彼女の妹ではありますし、私に悪い虫がつかないように付き合う男性はある程度決めてくれているのかもしれません。

 しかし、それは私にとってありがた迷惑でしかないのです。

「朝食を作ったら私は学校に行きますので、姉様は好きにしてください。でも私の部屋には入らないでくださいね」

「へっ? 何言ってるの? 今日から私も結美と同じ学校に通うんだよ」

「...えっ?」

 いきなり意味不明な事を呟くお姉様に私は思わず冷や汗が噴き出るのを感じるのでした。
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